全日本病院出版会
- 発行年月:
- 2024/10
- 電子版発売日:
- 2026/04/03
¥
5,390
【特集】 第一線のエキスパートが教える耳科・鼻科における術前プランニングと手術テクニック
【編集企画】 田中康広
第一線で手術をしているエキスパートは、どのような手術法を選択しプランニングするのか? 手術テクニックなど豊富な写真・図を交えコツやポイントなど余すところなく披露!
全日本病院出版会
- 発行年月:
- 2024/07
- 電子版発売日:
- 2026/04/03
¥
2,860
【特集】 知っておきたい耳鼻咽喉科の遺伝性疾患-診断と対応-
【編集企画】 野口佳裕
遺伝医学と結びつきの多い耳鼻咽喉科疾患を取り上げ、正確な診断や他の随伴症状の予測を行うためにも重要な遺伝学的検査においての有用性・必要性について具体的な症例を交えエキスパートによりまとめられた1冊です!
全日本病院出版会
- 発行年月:
- 2023/11
- 電子版発売日:
- 2026/04/03
¥
2,860
【特集】 大人と子どもの首の腫れ
【編集企画】 山下 勝
日常診療で遭遇する大人と子どもの首の腫れでは、考慮すべき疾患が異なるため鑑別診断も重要となる。
症例を交えながら診断・治療のポイントをエキスパートにより解説。頸部腫脹についての知識のアップデートにご活用ください。
全日本病院出版会
- 発行年月:
- 2023/09
- 電子版発売日:
- 2026/04/03
¥
2,860
【特集】 めまい検査を活用しよう-適応と評価-
【編集企画】 堀井 新
多岐にわたるめまいの原因を特定するために欠かせない検査を、各領域のエキスパートにより詳述!
すぐに活用できる内容がギュッとつまっています。
満田 年宏(訳・著)
ヴァンメディカル
- 発行年月:
- 2010/02
- 電子版発売日:
- 2019/12/30
¥
2,530
世界中の感染対策の指針となるCDCガイドライン。感染対策に精通する訳者が,独自の注釈を加え,ポイントをわかりやすく紹介! 感染対策必携の1冊!
櫻本 秀明(著)
南江堂
- 発行年月:
- 2022/04
- 電子版発売日:
- 2022/05/02
¥
2,200
心電図が苦手なナースの皆さまに朗報です.心電図は恋愛にたとえるとすんなり理解できることがわかりました.ライオンくん(心房)の思い(電気信号)はウサギさん(心室)に無事届くのか……本書で繰り広げられる2匹の恋愛模様を楽しく読み解いて,臨床現場を乗り切るために本当に必要な“20%の知識”のマスターを目指しましょう.巻末に便利な「略語&波形早見表」付き.
かげ(著)
南江堂
- 発行年月:
- 2021/02
- 電子版発売日:
- 2021/02/15
¥
1,980
SNSで大人気!現役看護師のかげさんが心電図と不整脈でおさえておきたい「大事なポイント」だけをまとめ、イラストでわかりやすく解説。異常な心電図のとき心臓がどうなっているのか、Aくん(心房)とVくん(心室)の世界を通じて見えてくる。「何から勉強したらいいのかわからない」「心電図は苦手」と悩むすべての医療者に向けた最高にユルい心電図の入門書。これを読めば、大事な異常に気づけるようになれる!
社会保険研究所
- 発行年月:
- 2026/11
- 電子版発売日:
- 2026/11/02
¥
1,265
《論評》「2040年の地域医療構想 ―『何床必要か』から『誰が何を担うか』へ 第1回:急性期拠点病院をどう選ぶか ―全身麻酔・救急車受入・常勤医師数からみた全国6877病院―」国際医療福祉大学 高橋 泰・小堀 仁
2040年に向けた地域医療構想では、病床数を何床にするかだけでなく、どの病院が地域の急性期医療を担うのかを具体的に議論する必要がある。本稿では、公開情報を病院単位で統合した全国6877病院について、全身麻酔件数、救急車受入件数、常勤医師数の3指標から急性期拠点としての「実績Level」を4段階に分類した。Level1は205病院、Level2は296病院、Level3は456病院であった。Level1・2は病院数では7.3%にすぎないが、確認できた常勤医師の57.2%を占める。制度上の急性期A、三次救急、大学病院本院との対応も高い。本連載では、この物差しを二次医療圏の人口、患者流動、地理条件と重ね、地域ごとに「誰が何を担うか」を考える。
地域医療構想で、まず「拠点病院」をどう見つけるか
地域医療構想の議論では、病床数がしばしば出発点になる。将来の人口や医療需要から必要病床数を推計し、現在の病床数との差をみる。その作業は必要である。しかし、地域の医療提供体制を実際に組み替える段階になると、「何床必要か」だけでは議論は前に進まない。救急を誰が受けるのか、手術をどこに集めるのか、大学病院は一般急性期をどこまで担うのか、人口の少ない地域の中心病院をどう維持するのか。最終的に問われるのは、「どの病院が、何を担うのか」である。
この問題を考えるためには、その前段階として、全国の病院を同じ物差しでみる必要がある。病床数が大きい病院をそのまま拠点病院と呼ぶのか。三次救急や大学病院といった制度上の肩書を拠点性の代理とするのか。それとも、実際にどれだけの手術と救急を担い、それを支える医師集団を持っているかをみるのか。私たちは、まず病院単体の実績から急性期拠点性をみることにした。
若林 秀隆(著)
医歯薬出版
- 発行年月:
- 2026/11
- 電子版発売日:
- 2026/11/02
¥
3,850
「リハビリテーション栄養」の決定版,6年ぶりに改訂!
●これからリハビリテーション栄養を始めるあなたにピッタリの決定版が全面改訂!
●最新の研究データや診断基準の内容を基に誌面のアップデートを行い,初学者に向けた質の高いリハビリテーション栄養を実践するための基礎がまとめられている.
●第4版では,リハ栄養口腔連携体制についても加筆され,今求められるPT・OT・STの役割を示した.
名郷 直樹(著)
丸善出版
- 発行年月:
- 2023/05
- 電子版発売日:
- 2023/05/31
¥
3,850
医師が行う「お看取り」を題材にし,これまでの死亡時のみの関わりではなく,死は罹患や老衰からはじまるプロセス(死後も続く家族のケアも含めて)と捉え,医師や医療職がみんなで人生の下り坂を支援(終末期を看取る)することの大切さを力説.日本におけるACP(人生会議)の在り方や安楽死などの議論も展開.著者の看取り事例も紹介している.
医学書院
- 発行年月:
- 2026/10
- 電子版発売日:
- 2026/11/02
¥
3,190
全国から寄せられる原著論文を、カラー写真を豊富に用いて掲載。「症例報告」のほか「原著」「治療」「臨床統計」欄を設けている。注目の論文は「今月の症例」として、典型的な症例は「コンサイスレポート」として掲載。 また毎号、皮膚科医に必要な最新情報を「Update講座」欄で紹介している。 増刊号「最近のトピックス」は、診断から治療まで幅広い内容を網羅して好評を得ている。 (ISSN 0021-4973)
月刊、増刊号を含む年13冊
A.I. Kapandji(訳) 原著,塩田 悦仁(訳)
医歯薬出版
- 発行年月:
- 2019/05
- 電子版発売日:
- 2021/05/31
¥
9,240
●世界的名著の原著第7版が待望の完訳!お求めやすい「全3巻セット」も同時発売!
●豊富なイラストを用いた図解,わかりやすい解説によりまとめられた,世界的名著の原著第7版の完訳版.機能解剖学の名著として高い評価を得てきたシリーズ全3巻について,待望の完訳版を同時刊行!
●骨・関節・筋の機能解剖学,生体力学,運動学について,簡明で理解しやすいイラストと明解な文章でわかりやすく解説した,機能解剖学の集大成!
●「I 上肢」では,「進化」に関する新項目が追加されたほか,各巻に「解剖学用語一覧」を掲載.
●リハビリテーション科医,整形外科医,理学療法士,作業療法士,柔道整復師など,臨床の現場で活躍する医療職に役立つのはもちろんのこと,機能解剖学・運動学のテキストとして養成校の学生にも活用いただける内容.
●セット価格でご提供する「全3巻セット」も同時発売! 3巻セットで本体価格4,700円分がお得になり,大変お求めやすくなっています!
結城 美佳(著)
金芳堂
- 発行年月:
- 2022/09
- 電子版発売日:
- 2022/09/19
¥
9,900
経鼻内視鏡の使い方・活かし方、真のパフォーマンスを本当に理解できていますか?
本書では、経鼻内視鏡を“ハナカメ”と呼んでこよなく愛する著者が、最新のLCI技術を中心に、その活用方法と魅力のすべてを1冊にまとめ上げました。
熱のこもった解説と症例写真を目いっぱい盛り込んだ、経鼻内視鏡の見方が一変すること請け合いの楽しくて使い勝手満載の“マニュアル兼リファレンス”の誕生です。
経鼻内視鏡に関する知識を整理したい、アップデートしたい、その技術をしっかり自分のものとして身につけたいと願う(完全マスターしたいと願う)すべての方におすすめします!
序文
今回、大好きな「ハナカメ」の本を出すことができて本当にうれしいです。しかも大ファンである川田先生とご一緒できるなんてもうこの上ない幸せです。
私が経鼻内視鏡にどっぷりはまったのは、当時勤務していた病院の山本俊院長から「経鼻内視鏡を導入するから、この年末年始の間になにかテーマを考えておきなさい」と冬休みの宿題を言い渡されたことがきっかけです。それまでもバイト先等で経験はありましたが、当時ライトガイドは1個で薄暗く、画像はなんだかぼんやりとしてメルヘンの世界、という印象でした。まあ、ぶっちゃけ好きではなかったのですが、今では受ける患者さんも使う医師もみんながハッピーになるよう“ハナカメのすばらしさ”を広めることが人生の歓びとなりました。
使用開始当時から院内で自然に経鼻内視鏡は「ハナカメ」と違和感なく呼んでいましたが、その呼び方いいじゃん、と川田先生にもご賛同いただき、堂々と「ハナカメ」と呼称させていただいております。
「ハナカメのすばらしさを世界に発信(=全国学会で発表)しよう」と駒澤先生とコンビを組んでから15年ほどになりますが、メーカーさんの努力と技術の進歩により画質はものすごスピードで進化しています。新しい経鼻内視鏡でもCMOSが搭載されたこともあり「経鼻は画質が悪いから」と今でも思っている先生がおられたら、ぜひ実際の画像を見ていただきたいと思います。
LCIの画像はいろいろな可能性を秘めていますが、初めはなんだか画像のギラギラ感が気になる先生もおられるかもしれません。この本を手に取っていただいた先生がLCIの、そして「ハナカメ」の魅力にはまっていただければ幸いです。
結城美佳
この度、同じハナカメ仲間の結城先生にお声がけ頂き、経鼻内視鏡とLCIの本を出すことになりました。
もともと私は外科医で、大学を卒業して1995年に母校である東京医科歯科大学第一外科に入局しました。当時、食道癌手術の名医である遠藤光夫教授が主任教授で、関連病院で研修を積んだのち、2001年に帰学する時にいくつかある専門班の中から食道班を選ぶことになりました。ちょうど専門班を決める前の年に在籍した多摩がん検診センター(現東京都がん検診センター)で半年間診断学の勉強をする機会があり、食道造影や胃透視、早期大腸癌の拡大内視鏡など、deepな消化管診断学を教育してくださる消化器内科の先生方に出会い、内視鏡診断に興味を持ちました。
ある関連病院を回った時に、手術症例が全然なくて、当時の上司の先生に「川田、自分で癌を見つけて、自分で手術する気持ちで内視鏡にも取り組め」とご指導いただき、「内視鏡検査治療にも明るい外科医」の基礎ができました。
食道癌は特に手術と内視鏡治療の侵襲の大きさが違います。外科手術後の患者さんの大変さを考えると、癌の早期発見が大事で、そのためにはどうしたらいいのか。医科歯科大では現日本消化器内視鏡学会理事長の井上晴洋教授、直接研究指導をいただいた河野辰幸教授、永井鑑先生、熊谷洋一先生ら、手術にも内視鏡にも明るい諸先輩がいらして熱心に食道癌診療に取り組んでおりました。さらに転機となったのは2002~2005年まで都立駒込病院でお世話になった門馬久美子先生です。門馬先生を知らない方はいないと思いますが、食道癌・頭頸部表在癌の内視鏡診療に関わるたくさんの事を教えて頂きました。門馬先生に出会えていなければ、今の私はないと心から感謝しています。
当時NBIや超拡大内視鏡など最新の技術を学んだ後に出会ったのが、性能が非常に悪かった経鼻内視鏡です。私はそのギャップに愕然としながら、経鼻内視鏡に取り組みましたが、ふとしたことで咽喉頭観察でのメリットに気づき、機器の性能向上、FICEからLCI/BLIの導入等、時代と共に経鼻内視鏡が進化していくのを肌で感じつつ、結城先生、駒澤先生を始め多くのハナカメ仲間に出会い、この本の執筆に至りました。経鼻内視鏡を握るのが「嫌々」だった私が、「検査をもう2度と受けたくないと思った方へおススメする」ようになるまでの過程がギュッと詰まった本に仕上がりました。
是非明日からの診療にお役立て下さい。
川田研郎
今井 直彦(編著)
中外医学社
- 発行年月:
- 2015/09
- 電子版発売日:
- 2018/09/24
¥
5,280
腎移植を受ける患者数は年々増加し,移植前の評価や移植後の長期フォローなど,その内科的管理の重要性が高まっている.よもや腎移植は泌尿器科医だけのものではなく,腎臓内科医が積極的に関わることが必要だ.本書ではそんな現状を踏まえ,腎臓内科医の視点から腎移植患者を診るために必要な知識とポイントをまとめた初めての書である.平易かつ分かりやすい解説で,医師のみならず腎移植に携わる医療スタッフ全てにお薦めしたい.
箕岡 真子(監修・編著) 日本臨床倫理学会ワーキンググループ(執筆)
へるす出版
- 発行年月:
- 2026/09
- 電子版発売日:
- 2026/10/07
¥
3,520
介護に倫理的問題なんてあるの?
こんなケース、あなたの身近にありませんか? 高齢者を“一人の人”として尊重する「倫理的ケア」は、介護における最も基本で、本質的な要素です。日々のケアには、倫理的に考えなければならない事柄がたくさんあります。これらの「倫理的ジレンマ」に気づくことが、倫理的ケアを実践する第一歩なのです。高齢者介護・認知症介護に一生懸命取り組んでいる、そんなあなたに手に取って欲しい1冊です。
ケアの実践を、思いやりと共感にあふれたものにするために!
木澤 晃代(編集)
照林社
- 発行年月:
- 2023/03
- 電子版発売日:
- 2023/03/28
¥
3,080
【本書の特徴】
☑臨床現場でよく遭遇する24事例について、ベテランナースはどう気づき⇒考え⇒対応しているのかを解説! エキスパートの思考がわかる!
☑現場のあるある事例を取り上げているので、すぐに参考にできる!
☑「最も危険な病態」「次に危険な病態」に絞って解説しているので、急変対応のポイントがおさえられる!
【取り上げる場面】
1 痛みが起こった
2 突然生じた症状や徴候
3 バイタルサイン・検査値の異常が出た
4 ライン・ドレーン類が抜去された
5 治療後に異常が発現した
医学書院
- 発行年月:
- 2021/04
- 電子版発売日:
- 2021/05/03
¥
2,970
側方リンパ節郭清のすべて 開腹からロボット手術まで〔特別付録Web動画付き〕 -
植野 仙経(編)
金芳堂
- 発行年月:
- 2025/04
- 電子版発売日:
- 2025/04/26
¥
4,840
医学分野では、感情は生物学的な実体があるものとされてきました。その見解によって、例えばうつ病(不安障害)の薬物療法などが行われ、一方で同じうつ病でも社会的な影響によって生じているとされる部分は心理療法による治療が行われてきました。ただ、心理学者リサ・フェルドマン・バレットの主張するように、「感情とは根本的に社会的に構成されたものである」とすると、それは従来の見解をどのように変更したらいいのか、さらには実際の治療を変更しないといけないのか、という問いが生じます。これは精神科医に限らず、医療者全般、心理職の関心だけでなく、精神鑑定など社会制度にまで影響が及ぶ可能性があるでしょう。とはいえ、「社会的に構成されている」という言葉が指す内容は理解が難しいものです。そこで、哲学者・心理学者・神経学者によるバレット理論の解説を踏まえ、「感情が社会的に構成されている」という論に対する論説を並べました。
金原出版
- 発行年月:
- 2025/09
- 電子版発売日:
- 2025/09/26
¥
3,960
放射線治療・IVR 基本のおさらいと最近の話題 本号の特集は「放射線治療・IVR 基本のおさらいと最近の話題」です。がん治療に用いることが多い放射線治療の良性疾患への応用や、最近がん治療において存在感と重要性を増しているIVRに関する話題、そして本領域におけるAI活用や費用対効果評価といった頭に入れておきたい関連知識までを、オムニバス形式で総ざらいできる特集となっております。多彩な領域からの症例報告13本、好評連載「今月の症例」ともども、是非ご一読ください。
横堀 將司(編)
金芳堂
- 発行年月:
- 2021/11
- 電子版発売日:
- 2021/11/08
¥
4,840
頭部外傷に出合うことのある救急専門医・脳外科専門医・研修医らに捧げる一冊! 頭部外傷治療をどうとらえ、どう対応すればよいのか、実際にあった症例をあげながら、解説しました。頭部外傷への苦手意識を本書で克服しませんか?
「頭部外傷の病態は、複雑であり不安定である」というフレーズがある。これは急性期の損傷脳が相対的虚血状態にあり、興奮性神経伝達物質やフリーラジカル、炎症性サイトカインなどの放出や、細胞内カルシウムの増加などが誘導され二次性脳損傷が生じることから謳われるようになった。また、経時的に変化するため、先読みの対応も求められる。そのような頭部外傷の治療は煩雑なうえに予後が悪いため、これまで治療に関わった先生方の中には、治療意義を感じられないという方もいらっしゃるのではないだろうか。
頭部外傷の形態は時代と共に変化し、以前は脳神経外科診療の多くを占めていた重症頭部外傷は減少し、軽症・中等症頭部外傷の割合が増加している。これは高齢者の転倒、スポーツやレクリエーション活動における頭部外傷が主となっている。これらは時に日常生活に支障をきたす高次脳機能障害が後遺し、復職が妨げられ、結果的に社会的孤立者を生み出す。
近年、治療ガイドラインなどマニュアル本が溢れ、ある症候に対して無為に対応することが増えている。実臨床において単純作業的な治療では、逆に病態悪化へ移行することがあり得る。これは前述のような病態を理解していないことが原因である。
頭部外傷の治療は頭蓋内圧管理をすることではなく、病態を踏まえた脳循環代謝の安定化が目標である。と同時に二次性脳損傷の予防も重要である。つまり我々は多くの因子が関与した原因と病態を正確に理解し、未然に二次性脳損傷を防ぐ治療戦略を練る必要がある。
このテキストはまさに現役世代のエキスパートの先生方が、実に複雑な頭部外傷の病態をわかりやすく説いている。この解説を読めば私と同様に“頭部外傷の治療は面白い!!”と興味を持ち、治療ガイドラインやマニュアル本の真意が理解できるのではないだろうか?
サイエンスに基づいた教育を得てこそ応用が可能である。応用力を要する頭部外傷治療の質の向上に、少しでも貢献できれば本望である。
頭部外傷と聞くと、重篤な状態を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、重症頭部外傷だけでなく、軽症から中等症まで様々です。実際、救急外来では軽症・中等症頭部外傷に頻繁に遭遇するでしょう。その患者さんも近年では、小児から高齢者まで年齢層が幅広くなってきています。後遺症をのこすことなく回復させられるか、できないなら何がベストかなども頭部外傷診療の重要なポイントです。何を最優先にしてみるべきか、頭部CTは必要か、頭部MRIも撮ったほうがいいのか、日々の診療での悩みは尽きません。
本書では初期対応から長期的な対応も含め、第一線で活躍している著者たちが経験した症例をもとに、丁寧に、そして徹底的に解説します。
本書は、人工呼吸管理に苦手意識をもっている医師や医療従事者向けに、日本呼吸ケア教育研究会が行っている好評な人工呼吸管理のワークショップを書籍化しました。人工呼吸管理を基礎からしっかりと体系的に伝えた内容で、また、そのワークショップで伝えている内容もWEB動画で学べるようにしました。本書を読み、WEB動画をあわせて見ると、独学で、人工呼吸管理がしっかり学べる1冊になっています。