医道の日本 Vol.76 No.9
2017年9月号
888号発刊記念特集 88人による「ツボのとらえ方」
888号発刊記念特集 88人による「ツボのとらえ方」 1938 年に創刊した「月刊医道の日本」は、今月号をもって通巻888号となる。
今回はこの“888”にちなみ、斯界で活躍する治療家ら“88”人を巻き込んで、一つの問いに挑戦した。
それがこの特集、「ツボのとらえ方」だ。
ツボという存在は人によって、または時代によっていかようにも変化する。
ツボとはまさに、“∞(無限)”であるといえるだろう。
巻頭では、超ベテランの治療家が持つツボの世界について話を聞いたほか、
本特集に寄せられたツボのイメージ図を敷きつめて紹介。
また、85人の治療家らによる「ツボのとらえ方」を、100 ページ超の大ボリュームでお届けする。
各人が持つツボ論に触れ、自身のツボ探求をより極めていただきたい。
医道の日本 Vol.79 No.6
2020年6月号
「ツボの選び方」の向こう側
「ツボの選び方」の向こう側 小誌2020年1月号、2月号の連動企画「ツボの選び方」では計42の研究会が一つの症例に挑み、手の内をさらした。
しかし、それぞれの理論や手法を総覧することだけが、この企画の意図ではない。浮き彫りになった課題に向き合い、考え、深めてこそ、今後の成長がある。そんな「続き」を内包していたことを、ここに明かしたい。
まずは経絡治療において袂を分かっていた2つの会が「ツボの選び方」を題材に座談会を行い、検証をスタートさせた。その様子を次号と2回に分け、お届けする。
そして24の研究会が、ほかの研究会の「ツボの選び方」を読んでの意見・感想、改善点を挙げてくれた。読者のご意見も参考になる。
さらに、1月号、2 月号に登場しなかった3つの研究会の「ツボの選び方」も掲載している。
「ツボの選び方」の向こう側。その景色を見ながら、託す準備を整えよう。
医道の日本 Vol.79 No.2
2020年2月号
ツボの選び方2
ツボの選び方2 前号の2020年1月号と連動でお届けする「ツボの選び方」。2月号には24の研究会が参加する。
小誌が提示した症例「45歳、男性、中肉中背、腰痛」に対して、各研究会は「問診診察・証立て」「依拠する選穴理論」「選んだツボへの施術方法」を回答。あわせて、「日常の臨床で用いる治療道具とワゴンの写真」と「研究会の発足の目的、背景、会費、特徴などの最新情報」を提出した。
回答は、各研究会の代表者と学術担当の中堅会員による連名を条件としているが、今号に登場する研究会は代表者ではなく、あえて若手会員を起用しているところもある。日本の鍼灸業界において、今や最大規模の研究会の一つとなった経絡治療学会がその筆頭である。現代医学的な病態把握を行ったうえで鍼灸治療を行う研究会は、提示症例の情報の不備を指摘する。
今号は鍼灸だけでなく、あん摩、指圧を治療法の中心とする研究会も参戦。多彩な顔触れとなった。今号も各研究会の手の内が、ここにさらされる。
医道の日本 Vol.79 No.1
2020年1月号
ツボの選び方1
ツボの選び方1 2020年、新しい年の幕開けは、1月号、2月号の連動企画をお届けする。テーマは、あはき師の命題「ツボの選び方」である。
小誌は、あはき業界の約60の研究会に「45歳、男性、中肉中背、腰痛」の症例を、主訴以外の情報も含めて提示し、その研究会が行う「問診診察・証立て」「依拠する選穴理論」「選んだツボへの施術方法」について、4000字程度で回答を求めた。
そして、各研究会の代表者と学術担当の中堅会員による連名を回答者の条件とした。あわせて、「日常の臨床で用いる治療道具とワゴンの写真」と「研究会の発足の目的、背景、会費、特徴などの最新情報」の提出を依頼した。
その結果、42の研究会が本連動企画に参加を表明。1月号は、そのうち18の研究会から寄せられた渾身の回答を掲載する。
「日本鍼灸」は多種多様といわれるが、この連動企画によって、「日本鍼灸」の全貌が明らかになるかもしれない。
経穴主治症総覧
治療家必携のバイブル!
ツボの効能と臨床での使い方が分かる
「この経穴(ツボ)は、どんな症状に効くのだろう?」鍼灸マッサージ師のみならず、治療家ならば誰もが知りたい「経穴の主治」。
『素問』『霊枢』『甲乙経』『黄帝内経明堂』などの古典では、どう書かれ、どう解釈すべきなのか。また、明治期以降の名人たちは、どのようにそのツボを治療に生かしてきたのか。
さらに、筆者の池田政一氏が長きにわたる臨床で、それぞれのツボをどう治療してきたのか――。すべてのツボの効果をまとめた治療家のバイブル。
がん薬剤師外来マニュアル
がん薬剤師外来(医師の診察前に行う面談)にフォーカスを絞ったマニュアル
がん薬物療法体制充実加算で注目を集めている「がん薬剤師外来」(医師の診察前に行う面談)にフォーカスを絞ったマニュアル。実際にがん薬剤師外来の立ち上げを経験し、外来業務を行っている薬剤師が患者への丁寧な説明、医師への支持療法薬提案、支持療法薬の使い方の説明といったよりきめ細やかな対応を行うためのエビデンスとコツを余すところなく具体的に解説。実際にがん薬剤師外来を始めたい人たちにベストな1冊。
診断と治療 Vol.113 増刊号
2025年増刊号
【特集】検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
【特集】検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
それぞれの検査項目のはじめに「基準範囲」と「異常値を示す疾患」を示し,どんな病態や症状のときに何の検査が必要なのか,追加で行うべき検査はあるのか? 解釈のポイントや検査の使いかたのTips,ピットフォールをまとめました!
診断と治療 Vol.112 増刊号
2024年増刊号
【特集】よくわかる!精神疾患対応 これ1冊
【特集】よくわかる!精神疾患対応 これ1冊
身体疾患は精神疾患を合併するリスクが高く,また精神疾患患者の多くは,口渇,いびき,頻尿,高血圧などの身体的な問題の解決を望んでいます.
内科と精神科の相互理解を基盤とした連携のために,知っておきたい精神疾患と特に連携が必要な領域,最近のトピックスまで,この1冊にまるっと詰め込みました!
診断と治療 Vol.111 増刊号
2023年増刊号
【特集】ポストコロナ時代の感染症診療
【特集】ポストコロナ時代の感染症診療 一般内科医が臨床現場で遭遇する頻度の高い感染症疾患について1冊にまとめました.
実際の症例も豊富に収録!ぜひご一読ください.
画像診断 Vol.43 No.2(2023年2月号)
【特集】肺だけが胸部ではない! 縦隔・胸膜・胸壁の画像診断
【特集】肺だけが胸部ではない! 縦隔・胸膜・胸壁の画像診断 縦隔・胸膜・胸壁という胸部の肺外病変に焦点を置き、病変の存在診断だけではなく、質的診断を行う上で必要な知識を紹介。読影する上で必要な正常解剖や各発生部位でポピュラーな疾患を中心に画像パターンや臨床像を解説する。日常臨床での読影に役立つ特集。
腎臓内科医のための腎移植の診かた
腎移植を受ける患者数は年々増加し,移植前の評価や移植後の長期フォローなど,その内科的管理の重要性が高まっている.よもや腎移植は泌尿器科医だけのものではなく,腎臓内科医が積極的に関わることが必要だ.本書ではそんな現状を踏まえ,腎臓内科医の視点から腎移植患者を診るために必要な知識とポイントをまとめた初めての書である.平易かつ分かりやすい解説で,医師のみならず腎移植に携わる医療スタッフ全てにお薦めしたい.
SCIENCE of STRENGTH TRAINING 筋トレの科学
英国ベストセラーシリーズ待望の日本版!
ハイクオリティなCGビジュアルとともに筋力トレーニングの動きや効果を科学的に解説。
怪我の予防やトレーニングプログラムの組み方なども完全網羅。
トレーナーをはじめ、筋力トレーニングに真剣に取り組みたい方必携の一冊。
レジデントノート増刊 Vol.22 No.17
【特集】マルチモビディティ診療の考え方と動き方
【特集】マルチモビディティ診療の考え方と動き方 誰もが出合う「多疾患併存状態の患者」への対応,治療・退院までの動き方を丁寧に解説,全体像の捉え方,治療の優先順位のつけ方がわかります.また,複雑度に分類した症例を多数収録,確かな実践力が身につきます!
臨床画像 Vol.39 No.3
2023年3月号
【特集】特集1:絶対苦手分野にしない 鼻副鼻腔病変の画像診断/特集2:COVID–19ワクチン関連画像所見
【特集】特集1:絶対苦手分野にしない 鼻副鼻腔病変の画像診断/特集2:COVID–19ワクチン関連画像所見
臨床画像 Vol.38 No.9
2022年9月号
【特集】特集1:絶対苦手分野にしない 頭蓋底周辺の画像診断/特集2:若手医師に知ってもらいたい 放射線学的検査の被ばく管理
【特集】特集1:絶対苦手分野にしない 頭蓋底周辺の画像診断/特集2:若手医師に知ってもらいたい 放射線学的検査の被ばく管理
≪オペナーシング2024年秋季増刊≫
オペナースのための麻酔ペディア
【麻酔看護の先読み力向上のための事典】オペナースが常々「知りたい!」と思っている麻酔科医の頭の中を図表で解説! 麻酔科医視点の多彩なコラムで、症例や周辺知識など、いま必要な実践につながる知識が身につく1冊。
教科書にはない敏腕PTのテクニック
臨床実践 スポーツ傷害膝の理学療法
敏腕PTが現場で結果を出すための技術とコツを紹介する,好評シリーズの第5弾.スポーツによる膝の外傷・障害に対する理学療法の技術とコツを12テーマに分けて解説.前半は,触診による機能解剖や機能評価,疾患の特徴や病態,外科的治療について紹介.後半は,外科的治療前後での介入や障害発生のメカニズム,運動連鎖を応用したアプローチを解説.また,競技レベルでの復帰を導く手法,再発予防の取り組みについても掲載.
魁!! 診断塾
東京GIMカンファレンス激闘編
東京GIMカンファレンスで実際に提示された症例を題材に、某名作漫画を愛する5人の医師が繰り広げる熱いclinical problem solving! 『medicina』誌で好評を博した異色連載を書籍化。
≪インフェクションコントロール2025年夏季増刊≫
そのまま使える!感染対策チェックシート集
【ラウンドの工夫と改善事例が満載!】ICNの業務効率化を応援!多忙な現場で役立つ感染対策チェックシートやフィードバックに使える資料を豊富に掲載。ダウンロードしてそのまま使えるから、病院や高齢者施設、診療所など、この一冊でさまざまなシーンに対応!
病理と臨床 2023年12月号
子宮Ⅱ―子宮体部―
子宮Ⅱ―子宮体部― 特集テーマは「子宮Ⅱ―子宮体部―」.最新のWHO分類と取扱い規約/子宮内膜増殖症とEIN/子宮内膜癌と分子遺伝学的分類について/中腎管様形態を示す子宮内膜癌/平滑筋腫瘍/稀な子宮間葉系腫瘍/子宮内膜癌のゲノム異常と治療法/カスタムがん遺伝子パネルを用いた子宮体癌の統合分子病理診断 を取り上げる.連載記事として[マクロクイズ],[鑑別の森]他,また,[速報解説!ここが変わった],[今月の話題],を掲載.
