
LiSA Vol.30 No.6 2023
2023年6月号
徹底分析シリーズ:臨床研究論文を味わう:系統的レビュー・メタ解析とビッグデータ解析のお作法/症例ライブラリー:術後の覚醒遅延/エコー解剖のひろば:筋内腱を狙え!構造物を見失わないためのテクニック/小児心臓麻酔 事始め:されどファロー/ぶらり研究室探訪記 ざ・リアル:〈前編〉東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座/こどものことをもっと知ろう:熱性けいれん
徹底分析シリーズ:臨床研究論文を味わう:系統的レビュー・メタ解析とビッグデータ解析のお作法/症例ライブラリー:術後の覚醒遅延/エコー解剖のひろば:筋内腱を狙え!構造物を見失わないためのテクニック/小児心臓麻酔 事始め:されどファロー/ぶらり研究室探訪記 ざ・リアル:〈前編〉東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座/こどものことをもっと知ろう:熱性けいれん

ICUから始める早期リハビリテーション
病態にあわせて安全に進めるための考え方と現場のコツ
早期リハに取り組みたい集中治療医は必携!「いつから・どこまで・どのように」進めるか,最新のGLやエビデンスを踏まえ解説!更にプログラムや中止基準など実例も多数.効果的な早期リハを実践する力が身につく!

在宅ケアスタンダード
在宅ケアは、ケアを必要とするすべての人たちの「生活の場」で、療養者・家族の自立を目指して行われる援助です。
在宅ケアの主な担い手は訪問看護師ですが、それだけでなく在宅医療・ケアに携わる医療・保健・福祉関係者がチームでかかわる必要があります。
在宅での生活支援の技術として、「食べること」「眠ること」「薬を飲むこと」「体を動かすこと」を取り上げ、エビデンスに基づいた在宅ケア技術と経験に基づく実践のスタンダードを示しました。
「地域・在宅看護論」の授業、実習の副教材としても活用できます。

プライマリ・ケアの理論と実践
週刊「日本医事新報」の人気連載が単行本化!
各現場で活躍する著者達の実践的な考えとリアルな思いを、見開きフルカラーに凝縮!
日々活用できる知識や技能はもちろんのこと、プライマリ・ケアを特色づける理論的な枠組みまで、プライマリ・ケア領域で押さえておきたい重要な話題を網羅的に取り上げました。
プライマリ・ケアに真摯に向き合い、日々診療に励む多くの医師に送る渾身の1冊です。

コンパス顔面骨骨折の治療ベーシック編
全編が編著者自身のイラストによる手術アトラス。形成外科医なら誰でも行う顔面骨骨折の手術を、見えない部分を見えるように描いたのが画期的。ロールプレインゲームの攻略本を模したようなデザインも明るい。楽しく、若い読者を学習にいざなうよう工夫されている。

肺癌薬物療法レジメン Expert’s Choice
「Expert’s Choice」編では,複数ある第一選択薬からどれを投与すべきか,エキスパートが選ぶレジメンをずばり挙げ,その理由もコンパクトに明記。「Expert’s Regimen」編では,関西医科大学で実際に投与している投与スケジュールを,支持療法薬も含めて詳細に解説。基礎疾患があるときの薬物療法の考え方もコンパクトにまとめ,さらに遺伝子診断やリキッドバイオプシーなど最近の話題も紹介。
もう迷わない! 肺癌薬物療法の強い味方が登場。

手外科手術ノートpart2:代表的な骨折・外傷編
・手外科手術ノートシリーズ「part2:代表的な骨折・外傷編」では,特に遭遇頻度の高い20の骨折・外傷を取り上げました。
・各疾患のエキスパートが,現在行っている治療法について丁寧に紹介。豊富な画像やイラストで解剖・手技に関する理解を深めながら,有力な治療法を習得し,選択肢を増やすことができます。
・part1と同様,手技をシーンで切り分けたコンパクトな動画も多く掲載。達人の技と工夫を動画で何度でも見直し,自分のペースで習得できます。
・本書でしか学ぶことのできない,エキスパート独自のアプローチが満載の1冊。手外科を学びたいと考えるすべての医師におすすめの一冊です。

短編小説で綴る論文探訪【形成外科】たんろんたん
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形成外科領域の1つの論文を取り上げて時代の変わり目を紹介する。小説と漫画による読み物。24の手術手技が取り上げられた。その手技の歴史的転換点、あるいは変遷を、時代の前後左右にあるほかの論文も取り交ぜながら説明する。一つの論文からだとわからない、大きな変遷を知らず知らずのうちに知ることができる。楽しく読めて勉強にもなる…極上の暇つぶし書。雑誌『形成外科』大人気連載の単行本化にあたり、大幅に加筆された。

日本消化器病学会専門医資格認定試験問題・解答と解説 第7集
日本消化器病学会の専門医試験問題とその解説を90問収載。同学会の専門医受験を目指す医師の受験勉強をサポートします。本書は1998年に『日本消化器病学会認定医資格認定試験問題・解答と解説 第1集』として刊行されて以来、2003年から『日本消化器病学会専門医資格認定試験問題・解答と解説 第3集』と改称し、今回『第7集』が刊行されました。さらに問題演習を積み重ねたい方には、バックナンバーでの勉強もお薦めです。

画像診断に絶対強くなるツボをおさえる!
診断力に差がつくとっておきの知識を集めました
著者が選び抜いた,画像を読むために「必要な知識」を解説!pseudo-SAHの見分け方,注意すべきイレウス,骨の正常変異など,知っているだけで周りと差がつく28個の“ツボ”で,一歩上の診断を進めよう!

ハート先生の心電図レクチャー 基礎編
心電図と聞くだけで、「難しい」「わからない」「できれば避けて通りたい」と思っている人にこそ読んでほしい
循環器系の病棟に限らず、ほぼすべての診療科に心電図モニターがあります。看護師のみなさんも、波形を眺めて異常がないかどうかの判断をしなくてはならない場面に遭遇します。ところが学生時代に限らず、看護師が心電図を学ぶ機会は少なく、いきなり波形をみる現実に直面するのです。
心電図は見えない心臓の現象を波形にしたものですから、まずは心臓について学ぶことが大事です。本書では心臓の動きと心電図波形の出現が連動したハート先生オリジナルのイラストを中心に、目で見えない現象をできるだけ目で見て理解できるよう工夫しています。「病棟でモニター波形を見てみようかな」。読んだ後にそう思ってもらえたら、心電図学習の壁は1つクリアです。
【こんな本です】
■病棟を舞台に物語を読み進めながら、心電図を基礎から学べます。
■ハート先生オリジナルの図解で、心臓の動きと心電図波形の成り立ちをイメージできます。
■「基礎編」としていますが、臨床に活かせるレベルです。モニター心電図と12誘導心電図に加え、ペースメーカの心電図まで入っています。

こういうときにはこうする! 感染症クリスタルエビデンス 診断編
好評を博している感染症クリスタルエビデンスシリーズの第3弾,「治療編」,「感染対策・予防編」に続いての診断編.本書は鑑別診断の一助となる書籍を目指し,感染症診療における診断に特化した内容となっており,病歴,症候,検査,画像検査,微生物検査など,日常診察においてプロブレムリストに挙がる項目を意識した構成とし,感染症の診断についてのエビデンスとエキスパートオピニオンをまとめました.

最新理学療法学講座 内部障害理学療法学
●授業づくりをアシスト!新テキストシリーズ始動
●大好評テキスト「ビジュアルレクチャー 内部障害理学療法学」の増補・新装版!
●学生目線を意識した丁寧な記述は編者の講義ノートそのものの臨場感!
●目に見えない身体内部の機能を正確に把握する重要性と,その本質を学べる一冊.
【シリーズコンセプト】
●4色カラー刷りのテキストで必要知識を視覚的に理解できる
●基本解説では理学療法士国家試験の出題内容をカバー
●実習や臨床に役立つ要素も充実
●15コマの授業で講義しやすい構成
●能動的に学べる課題を複数掲載

入門 ケースから学ぶ循環器集中治療ドリル
明日の診療に役立つキホンと実践
心臓血管系の集中治療・管理を最前線で行っている日本集中治療医学会(CCU)委員会メンバーが中心となり,「重症心不全管理」「補助循環装置」「体温管理療法」「他科との連携」に関する実症例からクイズを出題し,循環器集中治療のキホンと実践を考えながらたのしく学べるよう解説した入門書.コラムでは「新規の心不全治療薬」「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とECMO」等を取り上げ,いまの循環器集中治療を学びたい若手医師に役立つ一冊.

チーム力Up
脳血管内治療
カテーテルスタッフの必須知識
脳血管内治療には,医師を中心に看護師や放射線技師などの存在が欠かせない。特に脳神経外科では脳梗塞やくも膜下出血に代表される緊急手術が多く,スタッフがそれぞれの役割をきちんと理解し,あらゆる情報を共有し,1人1人が無駄なく行動することが求められる。
本書では,まず解剖や機器など脳血管内治療に必要な基礎知識が得られ,次に術前〜術中〜術後の流れが時系列で把握できる。さらに,実際よく手術が行われる代表的な疾患を取り上げ,各特性を知ったうえで具体的な症例を用いた治療方法を,各種スケールなど検査に必要な情報も盛り込みながら解説。
各項目は医師の行動を軸に,看護師のポイント,放射線技師のポイントを掲載し,手術の流れに沿って各職種の連携がよくわかる1冊。

消化器外科2025年2月号
外科医のための 消化器癌と薬物療法
外科医のための 消化器癌と薬物療法 外科医がその本領を発揮して有効な手術治療を行うために、適切な薬物療法は欠かせない。日々進歩する各領域の薬物療法・化学療法、がんゲノム医療の知識とノウハウを、この1冊でまとめて学ぶ。

医療現場で働く管理職1年目の教科書
おさえるべきマネジメントスキルを紹介
管理職に求められる問題の解決方法やマネジメントスキルを医療現場特有のケースを用いて学べる入門書。対人関係、組織行動、課題達成、病院経営、自己管理におけるスキルに関して、医療現場で想定される問題に当てはめながら、会話文例や経営・経済理論を交えて解説する。ハーバード大学公衆衛生大学院で医療政策・管理学修士号を取得し、現在は臨床・経営・卒後研修管理の第一線で活躍する著者が、管理職として戦う武器を授ける。

絵でひも解く脳と神経
ケアがわかる病態生理のエッセンス
むずかしくて目に見えない脳と神経のメカニズムと病態をわかりやすい絵と画像で丁寧に解説.脳・神経にかかわる症例について,多くのセミナー講師経験で培った著者のわかりやすい語り口(語呂合わせ等)そのままに,新人ナースと先輩ナースの会話形式で楽しく読み解きながら,現場で役立つアセスメントやケアを紹介する.セミナーでよく寄せられる質問に基づき内容を構成.みんなが知りたい脳・神経の疑問に答える1冊.

IBSの診かたでお困りですか? 内科外来診療術
困っている患者さんが多いにもかかわらず、「病因が複雑」「確定診断が難しい」「機能性疾患ってよくわからない」といった理由でついつい避けてしまいがちな過敏性腸症候群(IBS)の診療をやさしく解説。日頃多数のIBS患者を診ている著者が、最新の情報を踏まえた病態生理から、診断の手順、薬剤選択の考え方、IBS患者との向き合い方など、実際の臨床で役立つtipsを読み物風に紹介する一冊。

腰椎分離症のミカタ
腰椎分離症は,治る患者・治らない患者がおり,治療に難渋することも多い.本書は,長年にわたり腰椎分離症に向き合い続けた筆者らが疑問に感じてきたこと,経験したこと,現在までに判っていること,今後取り組むべき課題などを解説.タイトルの “ミカタ” は,本疾患を扱う医療従事者にとっては,“診かた” “視かた” “看かた”であり,未来ある子供(患者さん)たちにとって,“味方”になりたい,そう願って付けられている.