脳卒中の下肢装具 第4版
病態に対応した装具の選択法
下肢装具のベスト・フィッティングを学ぶ一冊、待望の動画付きで改訂!
脳卒中の下肢装具療法は種類が多く(短下肢装具:約30種類、長下肢装具、股装具、膝装具など)、患者の病態もさまざまなため、フィッティングは容易でない。本書は装具の機能分類だけでなく、片麻痺患者の身体機能を加味し、個々の状態に適した装具の機能および選定方法を紹介する。今版では、装具の特徴や症例の歩行訓練の様子を動画で示し、より実践的に充実した内容に改訂されている。
エビデンスに基づくボツリヌス治療
上肢・下肢痙縮に対するリハビリテーションの最適化のために
ボツリヌス治療+リハビリテーション
適切な痙縮治療とさらなる機能改善を目指すための基礎〜実践的な知識が詰まった一冊!
ボツリヌスによる痙縮治療には、リハビリテーションを併用することが必須である。適切なリハビリテーションを行うには痙縮の病態と臨床症状を知り、ボツリヌスの作用機序等の基礎的な知識を持つことが必要である。
本書はボツリヌス治療とリハビリテーションによる適切な上肢・下肢の痙縮治療と、さらなる機能改善を目指すために欠かせない理論と実践の知識が詰まった手引書である。
変形性膝関節症診療ガイドライン2023
変形性膝関節症(膝OA)は痛みや腫れ,可動域制限などの症状によりQOLを損なう,ロコモティブシンドロームの代表的な疾患の一つである.本ガイドラインは,2010年・2015年に公開された日本語版OARSIガイドラインから内容を刷新し,欧米の最新のガイドラインを踏まえ,Mindsの推奨する作成基準に沿って膝OAの疫学・病態・診断,生活指導や薬物療法から手術療法およびリハビリテーションまで多様な治療法を詳細に分析し推奨度を示した.
母乳育児支援講座 第2版
母乳育児支援に重要な妊娠から出産・退院までの関わりに求められるコアとなる知識を簡潔にまとめ,20日間で理解できるように編集したテキスト.項目ごとにまとめられた確認テスト,巻末の卒業テストを行うことで,理解度を測ることもできる.図表やコラムも満載し,母乳育児支援のポイントが“よくわかる”1冊!
ICUとCCU 2024年2月号
2024年2月号
特集:重症患者の腸内細菌叢は制御できるか?:腸管内治療の現況と展望
特集:重症患者の腸内細菌叢は制御できるか?:腸管内治療の現況と展望
高齢者周術期管理マニュアル
~“術後せん妄”と“術後認知機能障害”の予防をエンドポイントとした~
高齢者の術後高次機能の維持を目的とした介入は、有用性が未確定な分野が多い。本書は、術後せん妄・認知機能障害を予防するための周術期介入の最新のエビデンスを詳解する。
カルニチンのすべて~カルニチン欠乏症を起こさないために~
カルニチンに関わるすべての医療従者必携書!
カルニチンの発見、基礎から臨床までのすべてをこの一冊にまとめた大全。
知っているようで知らなかった、カルニチンとは何なのか、、、。
是非、ご一読ください!
NEWはじめての循環器看護
【要点がパッとつかめる&根拠がわかる】循環器看護の必須知識をビジュアル解説。循環器におけるケアの根拠が明確にわかるだけでなく、先輩ナースの経験に根ざしたコツや注意点などもふんだんに紹介。循環器看護の要点がギュッと詰まっているので、復習・指導用テキストとしてもおすすめ。理解度が確認できるWEBテスト付き。
レジデントノート Vol.25 No.9
2023年9月号
【特集】重要疾患を見落とさない! 心エコー 症候別のFoCUS活用術
【特集】重要疾患を見落とさない! 心エコー 症候別のFoCUS活用術 実践しやすいFoCUS+αのテクニックで重要疾患を見逃さない!ショックや胸痛,呼吸困難など救急や外来でよく出合う症候別に観察・評価のポイントをわかりやすく解説.心エコー習得の秘訣が学べるコラムも必見!
医学のあゆみ272巻6号
ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療の最前線
ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療の最前線
企画:井上治久(京都大学iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門幹細胞医学分野,理化学研究所バイオリソース研究センター/革新知能統合研究センター)
・運動神経細胞の変性に基づき,進行性の筋力低下・筋萎縮によって,全身の運動機能を消失する筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)は,1869年にはじめて報告された.
・その後,現在に至るまで依然としてALS根本的治療法がなく,その治療法を見出すことは医学の最上の命題のひとつともいわれている.
・本特集では,ビッグデータ解析からの新知見,新たな早期診断法開発,遺伝子を標的とする治療モダリティ,ロボットスーツ技術,よりヒトに近い新たなALSモデル,iPS細胞技術などについてを述べる.
看護 形態機能学ワークブック【2刷】
体験して考える からだのいとなみ
体験型ワークでからだのしくみとはたらきを実感し、学びを深める!
名称や用語を書いたり、色を塗るなどの従来のワークに加えて、自分の脈を測ってみる、飲水と排泄を記録する、からだの1つの機能についてじっくり考えたり話し合ってみるなど、体験型のワークでからだのしくみとはたらきを学習することを提案するものです。
「覚える」こととは一味違った学習効果を狙います。
みき先生とゆう子先生の皮膚病理診断ABC ④炎症性病変
系統的な病理標本の見方がわかるシリーズ,好評第4弾!
皮膚病理診断学の定番書,「みき先生」シリーズがパワーアップして帰ってきた!
今度はみき先生とゆう子先生との強力タッグで,炎症性病変をアルゴリズムと「臨床と病理のリエゾン」ですっきり攻略!
見開き2ページで,すいすい読める体裁は変わらず,気軽に読めてポイントがっちり!
消化器内視鏡33巻9号
【特集】膵疾患に対する内視鏡診療のすべて
【特集】膵疾患に対する内視鏡診療のすべて
医学のあゆみ287巻2号
遠隔医療,オンライン診療の現在と未来
遠隔医療,オンライン診療の現在と未来
企画:近藤博史(日本遠隔医療学会会長,協立記念病院院長)
・日本ではコロナ禍で一挙に施設間のICT利用が盛んになったが,電子カルテから電子健康記録移行時に情報の統合をせず,他院のEMRを“見える”だけにしたが,統合された海外のEHRはパーソナルヘルスレコード(PHR)の時系列表示(PHR表示)が可能である.
・コンピュータが処理するためにはデータ統合が必要で,日本でよく使われる見える化ではできない.セキュリティに注意が必要なデータの統合が日本では遅れており,最近話題のサイバー攻撃の対策の遅れもその意味で同源といえる.
・本特集では,遠隔医療分野で注目を浴びるオンライン診療の現状と課題について,制度や政策上の現状や課題,診療面としてAI利用,遠隔ICUなどの最新の取組みについてについて各分野の専門家に著述いただく.
外来診療レファランス 原著第2版
外来患者を診察する全科の医師たちに贈る
「頼れるコンパス」、5年ぶりの改訂
立ち返るべきスタンダードはここにある
マサチューセッツ総合病院(MGH)の指導医たちが、外来現場で働く医師を力強くサポート。改訂に際し、文字サイズも大きくなって視認性が向上。いつものマニュアルライクな対応でうまくいかない時や、ローカルルールに陥っていないか、良質なエビデンスは踏まえているか…自身の外来を振り返りたい時にも信頼できる。ベストセラー「総合内科病棟マニュアル」と対になる外来のスタンダード!(「プライマリ・ケア ポケットレファランス」を改訂に際し、改題)
浅井塾直伝!できる小児腹部エコー
描出・診断・治療まで「いい塩梅」の活用術
これで小児腹部エコーは完璧!腹痛・嘔吐のよくある原因から尿路・生殖器の疾患,緊急性の高い疾患まで,幅広く描出・診断できるようになる!臨床推論とエコーを融合した新しい「小児臨床超音波」を浅井塾が伝授!
実験医学増刊 Vol.41 No.20
【特集】神経が司る代謝・炎症制御と生体恒常性
【特集】神経が司る代謝・炎症制御と生体恒常性 恒常性の維持には神経系を介した臓器間ネットワークが重要であり,多くの生命現象において必須の調節作用を及ぼしています.本書では,そのメカニズムを理解し,疾患の予防と治療へ繋ぐ研究の最前線をご紹介します.
医学のあゆみ283巻14号
第5土曜特集
循環器病学の未来――基本計画から考える循環器病学のグランドデザイン
循環器病学の未来――基本計画から考える循環器病学のグランドデザイン
企画:小室一成(東京大学大学院医学系研究科循環器内科学)
・世界的にも例を見ない急速な高齢化により,わが国において心不全をはじめとする循環器病の患者が急増している.
・そこで国は2018年に「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中,心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」を成立させ,2020年には循環器病対策推進基本計画を策定した.
・基本計画における3つの全体目標のひとつが研究の推進であり,本特集では,今後推進すべきと考える循環器研究を取り上げた.
医学のあゆみ283巻5号
第5土曜特集
細胞死のすべて――そのメカニズムと,生命現象・疾患との関わり
細胞死のすべて――そのメカニズムと,生命現象・疾患との関わり
企画:清水重臣(東京医科歯科大学難治疾患研究所病態細胞生物学)
・一時代前には,細胞死は生存プロセスの崩壊によってもたらされる受動的な生命現象であると認識されていたが,現在は能動的な現象であり,生体の恒常性維持,ストレス応答などに必要な生命現象であると理解されている.
・細胞死研究はネクローシスとアポトーシスに二極化して考えられていた時期があったが,現在はネクロプトーシスやオートファジー細胞死など,多様な細胞死が存在していることが明らかとなっている.
・細胞死の基礎的研究は細胞死の多様性の発見によって新たなフェーズに入っているが,疾患研究においても,従来のアポトーシスからのアプローチが深化するとともに,多様な細胞死の概念が導入されつつある.
感染症ケースファイル
ここまで活かせるグラム染色・血液培養
本書は以下の5点の特徴がある。①著者自身の経験症例の詳細な情報と豊富な写真、②case conference 方式により、知らぬ間にプレゼン法が身につく、③リアリティのある塗抹標本、④どんな施設でも活用できる「適正使用の5原則」を遵守した抗菌薬の選択、⑤市中病院での抗菌薬の感受性表と、適正使用のDOs & DON'Ts の提示。本書は専門医のいない市中病院で、感染性疾患を当たり前にかつ楽しく診療することを伝えている。