通常内視鏡観察による
早期胃癌の拾い上げと診断
筆者が,がん研有明病院にレジデントとして入局したときに,これまで見たことのない胃炎類似型胃癌,微小胃癌,IIb病変が次々と発見されることに大変驚いた.胃癌を発見するコツを質問すると,“病変が光ってみえる”と教わった.多くの病変を経験することにより“目が慣れてくる”と,病変が自然に目に入るようになってきた.これが“病変が光ってみえる”ということだとわかった.
医道の日本 Vol.76 No.5
2017年5月号
今の臨床に加えたい頭部への鍼マッサージ
今の臨床に加えたい頭部への鍼マッサージ 人体の司令塔である頭部。
今月号では頭部への施術を実践する臨床家に、頭部への治療法とその魅力を聞いた。
巻頭では、頭皮鍼療法の本場中国で考案された焦氏頭鍼療法や朱氏頭皮針、
アメリカ由来のクレニオセイクラルセラピー、江戸時代から日本に伝わる吉田流あん摩術、
現代人に多い愁訴に適応した頭部への指圧などを紹介。
また、特集では「YNSA(山元式新頭鍼療法)」に焦点を当てた。
頭部への鍼マッサージが、今の臨床の一助になるかもしれない
Oncologic Emergency A to Z
―腫瘍緊急を知る―
がん診療に携わるすべての医療者たちに捧ぐ本邦初の“腫瘍緊急”本
がんとその治療にかかわる症状と病態――“腫瘍緊急(oncologic emergency)”に焦点を当てた、本邦初の“腫瘍緊急”本がついに完成。分野を横断した医療者たちの知見が集約され、これまで分野別に切り離されて示されることの多かった腫瘍緊急が、初めてその全体像を表す。「2人に1人ががんに罹患する」といわれている本邦において、腫瘍緊急対応は喫緊の課題である。がん診療に携わるすべての医療者の皆様の役に立つ、今まさに必要な一冊。
新訂版 写真でわかる整形外科看護 アドバンス
受傷期のケアから社会復帰への支援まで、写真と動画で体験!
豊富な写真と鮮明な動画で、整形外科看護特有の技術を習得し、安全に実践するプロセスやポイントを丁寧に解説。
「疾患編」では、代表的な整形疾患である大腿骨頚部骨折のケアの流れを実践的に紹介しています。
整形外科看護の技術書として、新人看護師だけでなく、整形外科病棟に配属になった看護師にもご活用いただけます。
≪シリーズ ケアをひらく≫
在宅無限大
訪問看護師がみた生と死
病院によって大きく変えられた「死」は、いま再びその姿を変えている。現在の在宅死は、かつてあった看取りの文化を復活させたものではない。先端医療が組み込まれた「家」という未曾有の環境のなかで、訪問看護師たちが地道に「再発明」したものである。著者は並外れた知的肺活量で、訪問看護師の語りを生け捕りにし、看護が本来持っているポテンシャルを言語化する。「看護がここにある」と確かに思える1冊。
*「ケアをひらく」は株式会社医学書院の登録商標です。
ICU看護クイックノート
・時間に追われることが多いICU(集中治療室)ナースが、頭に入れておきたい、本当に大事なことをコンパクトにまとめました。
・多岐にわたる診療科の重篤な患者さんをケアする、新人からベテランまで、幅広いナースに役立ちます。
看護職としての社会人基礎力の育て方 第2版
専門性の発揮を支える3つの能力・12の能力要素
2年目以降の看護職、特に「中堅看護師」に期待される役割と社会人基礎力の発揮について新たに解説。看護基礎教育では、年次別評価ツールを用いた学習・学生生活全般での育成例、初年次教育での授業の工夫例を新たに紹介。看護教員の教育力向上の評価・育成指標に社会人基礎力を取り入れた試みも新規収載しました。
エビデンスから学ぶ!
ルーティン上部消化管内視鏡実践ガイド
本書は,内視鏡初学者が上部消化管内視鏡ルーティン検査の基本を効率的に学ぶことができるよう,20項目のClinical questionに対して科学的根拠に基づく推奨文と実践のポイントを,さらにビギナーの疑問に指導医が答える形での「Q&A」をまとめた,日本医科大学消化器・肝臓内科オリジナルの内視鏡トレーニングブック.中堅・ベテラン内視鏡医が知識・エビデンスを再確認するときや,内視鏡指導を行うときのテキストとしても最適な1冊.
図説人体寄生虫学 第10版
初版刊行から40年以上にわたり最新情報を提供し続ける寄生虫学分野を代表する成書.顧みられない熱帯病(NTDs)としての寄生虫疾患も国際的に重要視されているなか,日本寄生虫学会の編集委員会により,新たな知見を取り込み全面改訂された.主に医学生,医師,臨床検査技師の方々に向け,多くの寄生虫・衛生動物,それらに起因・関連する疾患の情報を網羅,簡潔な文章と豊富な図表で解説した「見る寄生虫学書」.
CRAFTがわかる!使える!
物質使用症・ひきこもり・発達障がいのある人の家族支援
物質使用症、ひきこもり、発達障がいといった幅広い分野の支援で使われるCRAFTについてわかりやすく解説したスタートブック。
医学のあゆみ269巻10号
胎盤学と胎児学の新たな国際展開
胎盤学と胎児学の新たな国際展開
企画:佐村 修,岡本愛光(東京慈恵会医科大学産婦人科学講座)
・胎盤と胎児は同じ受精卵から発生し,同一の遺伝情報を持つはずであるが,実際はその働きはまったく異なる.本特集では胎盤と胎児に関して,各分野における国際展開について概説いただく.
・まずは,ヒトの胎盤・胎児の発生を理解するうえで重要な分子遺伝学について解説し,さらに,胎盤のエピジェネティックな機構と妊娠母体合併症の関連について説明する.
・また,胎盤とバイオマーカーの関連,胎盤由来のcell-free DNAの臨床応用,妊娠高血圧症候群(HDP)の発症,胎児・胎盤の超音波やMRI検査についても,最先端の情報を紹介解説いただく.
理学療法42巻1号
2025年1月号
骨関節疾患患者の理学療法におけるフィジカルアセスメントのポイント
骨関節疾患患者の理学療法におけるフィジカルアセスメントのポイント 本誌37巻1号で好評を博した「疾患別理学療法におけるフィジカルアセスメントのポイント」では、理学療法の対象となる主な疾患を網羅しました。そこで本号では、骨関節疾患に絞り主な疾患の患者のフィジカルアセスメントのポイントを述べていただきます。
理学療法におけるフィジカルアセスメントは、医師による診断や看護師による看護診断とは異なり、問診とフィジカルイグザミネーションによるフィジカルアセスメントとその他の評価を組み合わせた、いわば理学療法診断の一過程と言え、適切な医療やケアを提供する上で重要な臨床技能とも言えます。
したがって、適切なフィジカルアセスメントの過程を経ることにより、次のステップとなるその他の理学療法評価(検査・測定・動作分析等)、治療計画立案やリスク管理計画立案が可能となります。本特集により、骨関節疾患患者の理学療法において、臨床推論がさらに効率的に展開されるようになることを期待します。
皮膚外用剤の教科書
皮膚外用剤は,薬剤ごとに基剤・添加物などが異なります.これらは使用感・相互作用・混合可否などに直結し,患者のアドヒアランス維持のために重要です.つまり,製剤学的特徴を捉えて処方・指導することが,疾患の早期治癒へとつながるのです.本書は,皮膚外用剤の製剤学的知識を基礎から応用までを1冊にまとめました.ある製剤的な特徴が臨床ではどのような意味をもつかなど,臨床を意識したQ&Aに沿って解説しており,読んですぐ役立つ内容となっています.皮膚外用剤を処方する者,調剤する者,関わる全ての医療スタッフ必携の書籍です.
Hospitalist Vol.10 No.1 2022
2022年1号
特集:身体診察
特集:身体診察
Hospitalist Vol.7 No.1 2019
2019年1号
特集:外来マネジメント
特集:外来マネジメント 特集:外来マネジメント
Hospitalist Vol.7 No.4 2019
2019年4号
特集:内科エマージェンシー
特集:内科エマージェンシー 特集:内科エマージェンシー
VisualDermatology Vol.22 No.3(2023年3月号)
【特集】JAK阻害薬を上手に使おう
【特集】JAK阻害薬を上手に使おう JAK阻害薬は外用薬と内服薬の両方でアトピー性皮膚炎に対して使われるなど高い有効性が示されている一方、長期的な安全性への懸念も存在するJAK阻害内服薬について、JAK阻害薬を上手に使うための情報をお示しする。
がん免疫ペディア
腫瘍免疫学・がん免疫療法の全てをまるごと理解!
複雑な分子・細胞の名称から臨床現場レベルまで,腫瘍免疫学・がん免疫療法の幅広い領域を1冊でカバー!多忙な臨床医,研究者でも思い立ったらすぐ引ける,豊富なイラストですぐわかる,「見えるキーワード事典」.
カラーイラスト図解
手軽にとれる小児神経所見 第2版
あなたも明日からすぐ実践できる!小児の神経所見のとりかたについて,豊富なイラストとともに分かりやすく解説し好評を博した『手軽にとれる小児神経所見』が,ADHD,ASDなどの発達障害や小児てんかん分類の最新知見を加えてアップデート.初学者からベテランの小児科医,小児も診る内科医まで,小児診察に関わる全ての医師が身につけておきたい小児神経診察のエッセンスが凝縮され,診察室にあると頼りになる一冊.
理学療法ジャーナル Vol.56 No.12
2022年12月発行
特集 脊椎圧迫骨折に対する理学療法の工夫
特集 脊椎圧迫骨折に対する理学療法の工夫 理学療法の歴史とともに歩む本誌は、『PTジャーナル』として幅広い世代に親しまれている。特集では日々の臨床に生きるテーマを取り上げ、わかりやすく解説する。「Close-up」欄では実践的内容から最新トピックスまでをコンパクトにお届けし、その他各種連載も充実。ブラッシュアップにもステップアップにも役立つ総合誌。 (ISSN 0915-0552)月刊、年12冊
