≪ニュースタンダード整形外科の臨床 3≫
整形外科の薬物療法・保存療法
整形外科の実臨床に真に役立つテキストシリーズ.整形外科の外来において日常的に診察する痛み,しびれ,関節リウマチ,外傷に対する薬物療法,保存療法を実診療に即して解説.従来の薬剤,注射法,ギプス,包帯固定,副子,装具,理学療法,作業療法に加え,新しく登場した鎮痛薬や抗RA薬,近年注目されているハイドロリリース,多血小板血漿(PRP)療法,脂肪由来幹細胞(ASC)療法.運動器カテーテル治療・動注治療なども詳述.臨床に役立つ動画多数収載.
日ごろの“?”をまとめて解決
心電図に関するナースのギモン
心電図に関わる看護師が臨床で抱くギモンに対して、医師、看護師、臨床検査技師、臨床工学技士の多職種チームが回答。
波形の見かたと考えかた、医師を呼ぶタイミングなど、実践に役立つ90のQ&Aで、迷う場面を解決します。
骨学実習アトラス
・骨格標本を各方向から撮影し、部位の名称を付け、解説を加えました。
・すべての構造を実物の写真で見ることができますので、わかりやすさ抜群です。
・関節の内部構造など写真だけではわかりにくいところは、イラストを併用して解説。
・解剖学用語にはフリガナを添え、英語を併記しました。
ケースで学び病態を理解する 頭部外傷の診かた
頭部外傷に出合うことのある救急専門医・脳外科専門医・研修医らに捧げる一冊! 頭部外傷治療をどうとらえ、どう対応すればよいのか、実際にあった症例をあげながら、解説しました。頭部外傷への苦手意識を本書で克服しませんか?
「頭部外傷の病態は、複雑であり不安定である」というフレーズがある。これは急性期の損傷脳が相対的虚血状態にあり、興奮性神経伝達物質やフリーラジカル、炎症性サイトカインなどの放出や、細胞内カルシウムの増加などが誘導され二次性脳損傷が生じることから謳われるようになった。また、経時的に変化するため、先読みの対応も求められる。そのような頭部外傷の治療は煩雑なうえに予後が悪いため、これまで治療に関わった先生方の中には、治療意義を感じられないという方もいらっしゃるのではないだろうか。
頭部外傷の形態は時代と共に変化し、以前は脳神経外科診療の多くを占めていた重症頭部外傷は減少し、軽症・中等症頭部外傷の割合が増加している。これは高齢者の転倒、スポーツやレクリエーション活動における頭部外傷が主となっている。これらは時に日常生活に支障をきたす高次脳機能障害が後遺し、復職が妨げられ、結果的に社会的孤立者を生み出す。
近年、治療ガイドラインなどマニュアル本が溢れ、ある症候に対して無為に対応することが増えている。実臨床において単純作業的な治療では、逆に病態悪化へ移行することがあり得る。これは前述のような病態を理解していないことが原因である。
頭部外傷の治療は頭蓋内圧管理をすることではなく、病態を踏まえた脳循環代謝の安定化が目標である。と同時に二次性脳損傷の予防も重要である。つまり我々は多くの因子が関与した原因と病態を正確に理解し、未然に二次性脳損傷を防ぐ治療戦略を練る必要がある。
このテキストはまさに現役世代のエキスパートの先生方が、実に複雑な頭部外傷の病態をわかりやすく説いている。この解説を読めば私と同様に“頭部外傷の治療は面白い!!”と興味を持ち、治療ガイドラインやマニュアル本の真意が理解できるのではないだろうか?
サイエンスに基づいた教育を得てこそ応用が可能である。応用力を要する頭部外傷治療の質の向上に、少しでも貢献できれば本望である。
頭部外傷と聞くと、重篤な状態を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、重症頭部外傷だけでなく、軽症から中等症まで様々です。実際、救急外来では軽症・中等症頭部外傷に頻繁に遭遇するでしょう。その患者さんも近年では、小児から高齢者まで年齢層が幅広くなってきています。後遺症をのこすことなく回復させられるか、できないなら何がベストかなども頭部外傷診療の重要なポイントです。何を最優先にしてみるべきか、頭部CTは必要か、頭部MRIも撮ったほうがいいのか、日々の診療での悩みは尽きません。
本書では初期対応から長期的な対応も含め、第一線で活躍している著者たちが経験した症例をもとに、丁寧に、そして徹底的に解説します。
本書は、人工呼吸管理に苦手意識をもっている医師や医療従事者向けに、日本呼吸ケア教育研究会が行っている好評な人工呼吸管理のワークショップを書籍化しました。人工呼吸管理を基礎からしっかりと体系的に伝えた内容で、また、そのワークショップで伝えている内容もWEB動画で学べるようにしました。本書を読み、WEB動画をあわせて見ると、独学で、人工呼吸管理がしっかり学べる1冊になっています。
≪カラーイラストで学ぶ 集中講義≫
薬理学 改訂2版
コア・カリキュラム,医師国家試験出題基準に準拠した必要十分な内容を,理解を助けるやさしい文章表現とカラーイラスト・図表をふんだんに取り入れたビジュアルで理解するというコンセプトはそのままに,さらにわかりやすく,充実した『薬理学』改訂2版。初版刊行以降の新薬などの最新情報もプラスし,解説もさらに充実させボリュームアップ!吹き出しなどで,欲しい情報がすぐに目に飛び込んでくるような紙面構成で,学ぶべき知識がよくわかる学生必携の1冊。
≪カラーイラストで学ぶ 集中講義≫
生化学 改訂2版
最新の『医学教育モデル・コア・カリキュラム』に準拠し,学生にとって真に必要な知識を,イラストを使ってビジュアルで理解する,基礎科目の教科書シリーズ。初版を全面的に見直し,学生が苦手としがちな生化学の基礎をさらにかみ砕いてわかりやすく解説。豊富なカラーイラストと構造式で本文の理解を助け,各項目や章末に問題を新たに掲載し,CBTなどの試験対策にも,将来の臨床,研究にも,より一層役立つようになった『生化学』改訂2版。生化学で学ぶべき知識がひととおり身につく,あらゆる医療系学部の学生必携の1冊。
ハート先生の心電図レクチャー 基礎編
心電図と聞くだけで、「難しい」「わからない」「できれば避けて通りたい」と思っている人にこそ読んでほしい
循環器系の病棟に限らず、ほぼすべての診療科に心電図モニターがあります。看護師のみなさんも、波形を眺めて異常がないかどうかの判断をしなくてはならない場面に遭遇します。ところが学生時代に限らず、看護師が心電図を学ぶ機会は少なく、いきなり波形をみる現実に直面するのです。
心電図は見えない心臓の現象を波形にしたものですから、まずは心臓について学ぶことが大事です。本書では心臓の動きと心電図波形の出現が連動したハート先生オリジナルのイラストを中心に、目で見えない現象をできるだけ目で見て理解できるよう工夫しています。「病棟でモニター波形を見てみようかな」。読んだ後にそう思ってもらえたら、心電図学習の壁は1つクリアです。
【こんな本です】
■病棟を舞台に物語を読み進めながら、心電図を基礎から学べます。
■ハート先生オリジナルの図解で、心臓の動きと心電図波形の成り立ちをイメージできます。
■「基礎編」としていますが、臨床に活かせるレベルです。モニター心電図と12誘導心電図に加え、ペースメーカの心電図まで入っています。
腎と透析97巻2号
腎移植:知っておくべき最新の話題
腎移植:知っておくべき最新の話題
整形・災害外科 Vol.63 No.5
2020年4月臨時増刊号
【特集】半月板―Save the Meniscus
【特集】半月板―Save the Meniscus 半月板の基礎から損傷半月板の診断・治療,最先端の治療法を網羅。明日からの診療に役立つ!
≪認知症plusシリーズ 21≫
認知症plus身体拘束予防 第2版
抑制に頼らない組織の実現へ
待望の改訂版! 「身体拘束は本当に患者さんの安全のため?」
人の尊厳に対する意識や感性を鈍麻させてしまう身体拘束。
転倒・転落、チューブ抜去などの“困った行動”→“拘束”を選ぶのではなく、行動の理由にアプローチし、安心できる代替案を見つけるプロセスを提示します。
看護管理者、病棟・外来、医療安全、認知症ケアチームなど様々な視点から「多職種・部門間連携」「せん妄の悪化予防」「環境調整」「薬剤の適正使用」のほか、認知症ケアをみつめ直した実践を、第2版ではさらに具体的に紹介しています!
≪本書は第2版第1刷の電子版です≫
腎と透析98巻3号
「糸球体上皮細胞学」の最新知見
「糸球体上皮細胞学」の最新知見
医療者のためのExcel入門 第2版
超・基礎から医療データ分析まで
Excelへの入力といった"超・基礎"から、便利な集計機能「ピボットテーブル」を駆使したデータの集計・分析、グラフ作成のポイントまで、豊富な画面例でやさしく伝授。医療現場を想定したサンプルデータを用いているので、身近な業務データの整理にも即役立ちます! 「スライド原稿を作る便利ワザ」など、医療者がより便利にExcelを使いこなすための有益な情報も満載。Excel2019対応。
Medical Technology 53巻11号
一般検査におけるギムザ染色標本の細胞鑑別ポイント
一般検査におけるギムザ染色標本の細胞鑑別ポイント
●「穿刺液の形態学検査,特に,CAPD 液やBALF のギムザ染色標本の見方について知りたい」との読者のご要望をいただきました.一般検査部門が独立している施設は限られており,各種検体を日常的に取り扱う機会が少ないと,細胞の基本的な鑑別に悩まれることもあるのではないかと思います.
●そこで今回は,一般検査における各種検体のギムザ染色標本の見え方にフォーカスした特集をお届けします.1章ではギムザ染色の特性について,2 章では良好な標本作製のための実践的な方法,3 章では,検体ごとに細胞鑑別のポイントをご解説いただきます.ギムザ染色は一般検査以外にも幅広く使用されていますので,一般検査担当の方に限らず,日々の業務にご活用いただければ幸いです.
medicina Vol.59 No.8
2022年 07月発行
特集 日常診療に潜む臨床検査のピットフォールを回避せよ
特集 日常診療に潜む臨床検査のピットフォールを回避せよ 「いかに診るか」をコンセプトに、内科診療に不可欠な情報をわかりやすくお届けする総合臨床誌。プラクティカルにまとめた特集に加え、知識のアップデートと技術のブラッシュアップに直結する連載も充実。幅広い診療に活かせる知識・技術が満載の増刊号も発行。 (ISSN 0025-7699)
月刊,増刊号と増大号を含む年13冊
レジデントノート Vol.24 No.3
2022年5月号
【特集】輸液ルネサンス
【特集】輸液ルネサンス 輸液療法の考え方を“維持・補正・蘇生”の3つに整理し,体内分布などの基礎から病態ごとの生理動態までエビデンスに基づいて解説.豊富な症例で病態にマッチした輸液の使い方がよくわかる!学び直しにもオススメ.
≪救急・集中治療アドバンス≫
急性循環不全
生命に危機の迫る急性循環不全に対しては,その病態を正確に判断し,適切に対処しなければならない.
本書では,管理に不可欠な各種モニタリング法の目的と限界,循環不全を引き起こすショックと重症心疾患を取り上げて,それぞれの病態と治療について解説した.
IABP,ECMO,補助人工心臓などの導入と管理のポイント,輸液療法や薬物療法などについても詳述.集中治療医,救急医必携の1冊.
新版 新生児内分泌ハンドブック
【新生児内分泌の基礎から応用を臨床に生かす】
新たに、早産児骨減少症、緊急対応が必要な先天代謝異常症、循環作動薬などの項目を追加。新生児疾患に深く関与することが明らかになった内分泌は、呼吸、循環、神経、栄養に続き、新生児の第5のテーマといえる。新生児内分泌の基礎から応用が学べ、新生児管理の臨床で生かせるように、第一人者が最新知識を臨床上の着眼点とともに解説する。
遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)診療ガイドライン 2024年版
多診療科・多職種・当事者がガイドライン作成に加わることで多くの意見を収集し、一人ひとりが納得のいく選択を行えるよう推奨決定に至るまでの議論をわかりやすく記載。
総論・遺伝領域では多遺伝子パネル検査(MGPT)のさらなる普及を踏まえBRCA遺伝子に限定せず解説。
乳癌・卵巣癌領域では領域をまたがるクエスチョン(RRSO、ART等)を統合し推奨を明瞭化。前立腺癌・膵癌・皮膚癌においても最新エビデンスを反映した。
乳癌患者の妊娠・出産と生殖医療に関する診療ガイドライン 2021年版
乳癌患者の妊娠が再発や予後に与える影響、生殖補助医療による妊娠率や出産率への影響、さらには経済的負担やQOLなども加味し、複数のアウトカムの益と害を評価することで、患者の多様な価値観を反映できるよう臨床課題が検証された。妊娠・出産を希望する乳癌患者と医療者の協働意思決定支援に役立つガイドラインである。
触れてわかる腰痛診療<画像でわからない痛みをみつけて治療する>
適切な外科手術が行われても,腰痛が残って苦しんでいる患者や,画像診断では原因が特定できない腰痛に悩む患者が少なからず存在する.本書では,そういった非特異的腰痛について,手で身体に触れる診察法と治療を紹介.身体に触れることで,個々の患者の痛みの本質が見えてくる.どこのポイントをどう押して動かせばいいのか,豊富なイラストを使って解説.専門医ではなくとも分かりやすい,今日から早速使える技術を習得できる.
