
臨床眼科 Vol.75 No.4
2021年4月発行
第74回 日本臨床眼科学会講演集[2]
第74回 日本臨床眼科学会講演集[2] -

臨床外科 Vol.76 No.4
2021年4月発行
特集 肥満外科A to Z
特集 肥満外科A to Z 肥満症は糖尿病や高血圧,高脂血症といった代謝異常に加えて,心不全や冠動脈疾患,睡眠時無呼吸症候群,腎臓病,精神疾患を合併して臓器機能障害を引き起こす疾患です.肥満症は欧米では一般的な疾患で,手術治療も広く行われており,その有用性が確立されています. わが国においても,BMI 25 kg/m2 以上の肥満者の割合は男性32.2%,女性21.9%(平成30年度 厚生労働省の国民健康・栄養調査)と,決して稀ではありません.肥満症に対する外科治療は,単に手術や術後急性期の合併症に対する管理を施行して終わるのではなく,多職種と力を合わせて術前後の栄養療法・心理サポート・併存疾患の管理を行うことではじめて十分な効果を発揮します.本特集号では,肥満症に対する手術治療および,外科医が知っておくべき併存疾患,栄養管理,術後フォローアップにもスポットライトを当てました.手術のみならず肥満症外科治療全体について理解を深めていただけたら幸いです.編集室より:本号では関連する動画を配信しています。ぜひご覧ください。※ 配信・閲覧期限:発行後3年間※ ファイルは予告なしに変更・修正,または配信を停止する場合もございます。あらかじめご了承ください。

脳神経外科 Vol.49 No.2
2021年3月発行
脳神経画像Critical Findings おさえておきたい症状とCT/MRI画像所見
脳神経画像Critical Findings おさえておきたい症状とCT/MRI画像所見 -

medicina Vol.58 No.5
2021年4月発行
その考えはもう古い! 最新・感染症診療
その考えはもう古い! 最新・感染症診療 -

公衆衛生 Vol.85 No.4
2021年4月発行
-

医学のあゆみ277巻1号
第1土曜特集
脳・神経系の感染症――診断と治療の最前線
脳・神経系の感染症――診断と治療の最前線
企画:山田正仁(金沢大学大学院脳老化・神経病態学(脳神経内科学))
・脳・神経系の感染症は医師の診療能力が最も発揮される領域である.早期に的確な診断と治療がなされないと,脳・神経系に不可逆的なダメージを負い,予後不良の転帰をとることになるからである.
・神経感染症の診断と治療の基本的な知識・技能を有し,最新情報を得て,迅速に適切な診断と治療を行うことが必須である.本特集では総論として診断や治療の進歩を概説し,各論として疾患ごとの最新情報を解説した.
・本特集が示すように,神経感染症の領域は拡大し続けている.本特集が神経感染症に悩む方々の診療のお役にたつことができればまことに幸いである.

医道の日本 Vol.76 No.9
2017年9月号
888号発刊記念特集 88人による「ツボのとらえ方」
888号発刊記念特集 88人による「ツボのとらえ方」 1938 年に創刊した「月刊医道の日本」は、今月号をもって通巻888号となる。
今回はこの“888”にちなみ、斯界で活躍する治療家ら“88”人を巻き込んで、一つの問いに挑戦した。
それがこの特集、「ツボのとらえ方」だ。
ツボという存在は人によって、または時代によっていかようにも変化する。
ツボとはまさに、“∞(無限)”であるといえるだろう。
巻頭では、超ベテランの治療家が持つツボの世界について話を聞いたほか、
本特集に寄せられたツボのイメージ図を敷きつめて紹介。
また、85人の治療家らによる「ツボのとらえ方」を、100 ページ超の大ボリュームでお届けする。
各人が持つツボ論に触れ、自身のツボ探求をより極めていただきたい。

医道の日本 Vol.76 No.8
2017年8月号
鍼灸と緩和ケアのリアル
鍼灸と緩和ケアのリアル 医療は日々進歩し、今日治せなかった病気も、明日には治せるようになるかもしれない。
しかし、その明日を待つことができない人もいる。
「緩和ケア」の現場では、そんな死に向かう患者のために何ができるのかが求められている。
巻頭座談会では、立場こそ違うものの、同じ「緩和ケア」の現場を知る鍼灸師に、
思い通りにいかず挫折したこと、そこから得た新たな観点などを語ってもらう。
そのほか、緩和ケアを推進する政策である「第3 期がん対策推進基本計画」や、
6月に開催された第22回日本緩和医療学会学術大会の模様を取り上げた。
「鍼灸」「政策」「他職種」から緩和ケアに触れる内容となっている。

医道の日本 Vol.76 No.7
2017年7月号
鍼灸×ヨガ
鍼灸×ヨガ ヨガというと、女性に人気の習い事、美容目的というイメージがあるかもしれない。
しかし、ヨガの背景には「身体を流れるエネルギーの状態を整える」という
鍼灸を始めとする東洋療法にも通ずるインドの伝統的な身体観があるのをご存じだろうか。
巻頭インタビューでは、自らもヨガの実践者である総合診療医の伊藤京子氏に、
ヨガの医学的な効用に関する海外の研究事例と、鍼灸やヨガを含むさまざまな療法の
専門家をコーディネートする先進的な統合医療の取り組みについて聞いた。
さらに、「ヨガインストラクターからみた東洋医学の世界」について、
日本のヨガ業界を牽引してきたヨーガ瞑想協会会長の綿本彰氏に語ってもらった。
ヨガとのコラボレーションを実践している治療院のレポート、コラムや解説に加えて、
特集も連動して「ヨガと鍼灸マッサージ」に関する研究事例や治療法を紹介する。

医道の日本 Vol.76 No.6
2017年6月号
臨床に直結する 鍼灸の国際問題最新動向
臨床に直結する 鍼灸の国際問題最新動向 鍼灸の臨床に、なぜ国際標準化や諸国の利権競争がかかわってくるのか。
今月の巻頭ではまず漫画とイラストで解説し、さらに法律や知的財産の専門家を招いた座談会で掘り下げていく。
もぐさ用ヨモギの研究の現場では、灸機器の国際標準化について聞いた。
用語の分類化、規格化にも言及する。
これを読めば、日本の鍼灸がいかに深刻な国際問題に直面しているかが見えてくるだろう。

医道の日本 Vol.76 No.5
2017年5月号
今の臨床に加えたい頭部への鍼マッサージ
今の臨床に加えたい頭部への鍼マッサージ 人体の司令塔である頭部。
今月号では頭部への施術を実践する臨床家に、頭部への治療法とその魅力を聞いた。
巻頭では、頭皮鍼療法の本場中国で考案された焦氏頭鍼療法や朱氏頭皮針、
アメリカ由来のクレニオセイクラルセラピー、江戸時代から日本に伝わる吉田流あん摩術、
現代人に多い愁訴に適応した頭部への指圧などを紹介。
また、特集では「YNSA(山元式新頭鍼療法)」に焦点を当てた。
頭部への鍼マッサージが、今の臨床の一助になるかもしれない

医道の日本 Vol.76 No.3
2017年3月号
今、あえて、灸にこだわる
今、あえて、灸にこだわる 台座灸によるセルフケアが普及し、灸自体が一般に広く知れわたることは喜ばしい。
一方で、鍼灸師が臨床を通してそのパワーを実感しているはずの灸がある。
硬さや大きさを工夫してもぐさをひねり、肌に置く際の接着も、
着火も温度調節も消火のタイミングも、その一つひとつのプロセスに意義がある。
もっと脚光を浴びてもよいし、鍼灸師自身が忘れるべきではない、本来の灸。
今月の巻頭では座談会、インタビュー、治療院レポートを通して、鍼灸師にとっての灸の在り方を問いたい。
巻頭連動企画として灸メーカーへのアンケート調査報告を掲載、特集も「灸の臨床」を組んでいる。

医道の日本 Vol.76 No.2
2017年2月号
オフィスワーカーの身体を治す! 企業と鍼灸マッサージ
オフィスワーカーの身体を治す! 企業と鍼灸マッサージ 鍼灸院の門を叩く患者のうち、オフィスワーカーの割合は相当数に上るだろう。
だからこそ、オフィスワーカーが集まる企業にも、鍼灸マッサージのニーズが生まれている。
実際に、企業では鍼灸マッサージがどのように導入されているのか、企業で行われたセミナー、および企業へ往療する術者に取材を行った。
また、巻頭インタビューでは、世界で今取り沙汰されている、「座り続けること」が心身にもたらす、さまざまなリスクを聞いた。
加えて、デスクワーク中の姿勢を解剖学的に解析し、効果的なセルフケアの方法も紹介。
特集では、巻頭と連動してオフィスワークにかかわる症状への治療を掲載している。

医道の日本 Vol.76 No.12
2017年12月号
耳の疾患に対する鍼灸
耳の疾患に対する鍼灸 難聴、めまい、耳鳴といった耳の症状の治療に、鍼灸師はどのようにかかわっていくべきだろうか。
耳鼻咽喉科高度専門病院の聴覚診療科医長である林賢氏と、同病院で耳鼻咽喉科専門の鍼治療を行う鍼灸師らに話を聞いた。
大学医学部の研究者で鍼灸臨床家でもある鳥海春樹氏による耳管開放症への治療の一例も紹介する。
また、耳に関する古医書の記述について、天野陽介氏に寄稿いただいた。
特集では、突発性難聴などの症例を取り上げる。

医道の日本 Vol.76 No.10
2017年10月号
認知症の予防とケア
認知症の予防とケア 内閣府の「平成28年版高齢社会白書」によると、2025年には日本の人口の3人に1人が65歳以上の高齢者、そしてその5人に1人が認知症になるとされている。
認知機能が低下した高齢者と信頼関係を築き、施術を受け入れてもらうためには特別な配慮が必要となる。
日頃から認知症を専門に扱っているわけではない開業鍼灸マッサージ師であっても、認知症の徴候を早期に発見し、適切な予防や治療に導く役割を果たすことが期待される。
巻頭インタビューでは国立病院機構東京医療センター総合内科医長の本田美和子氏に、フランス発の認知症ケア技法「ユマニチュード」について語ってもらった。
また、認知症の人やその家族を支える制度の活用事例、現場の声などを紹介。
さらに、認知症治療に携わる医師および、認知症の予防とケアに取り組む鍼灸マッサージ師による特集記事を掲載する。

医道の日本 Vol.76 No.1
2017年1月号
患者から見た鍼灸
患者から見た鍼灸 心身のケアやキュアに鍼灸を取り入れて、ライフスタイルの一環とする患者がいる一方で、
まだまだ世間一般での鍼灸の認知度は低く、受療率は伸び悩んでいる。
鍼灸院の敷居を低くするにはどうすればよいのか。
鍼灸治療を継続して受けてもらうには、どんな工夫が必要なのだろうか。
今月の巻頭では、鍼灸を受療する患者の声に耳を傾けた。
術者と患者の対談では、当事者ではない立場だからこその気づきがあるだろう。
また、現在鍼灸を受けている患者(84人)へのアンケート結果を紹介。
普段は表に出てくることのない、リアルな「患者から見た鍼灸」を浮き彫りにしたい。

糖尿病性腎臓病の病態と治療
近年,糖尿病性腎臓病という疾患概念が定着してきた.治療法においても,薬物療法から腎代替療法,生活指導まで,幅広い範囲で著しい進歩がみられる.本書は,そのような現状を踏まえ,同疾患の病態生理と治療を最新のエビデンスを反映して包括的に解説した.実現場で問題に直面した時にはポイントを絞って,全体を総体的に学びたい時には通読してほしい.基礎,臨床,ケアの実践的な知識を身につけられる,最適な1冊だ.

ポケット版 2020年改訂版不整脈薬物治療ガイドライン
「2020 年改訂版不整脈薬物治療ガイドライン」のエッセンスを抽出し、コンパクトにまとめたポケット版。
多忙な日常診療の合間に手軽に活用できるように図表を中心にわかりやすく編集されている。

がん看護 Vol.26. No.3
2021年3-4月号
進行・再発がん患者へのケア
進行・再発がん患者へのケア がんの医学・医療的知識から経過別看護、症状別看護、検査・治療・処置別看護、さらにはサイコオンコロジーにいたるまで、臨床に役立つさまざまなテーマをわかりやすく解説し、最新の知見を提供。施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説。告知、インフォームド・コンセント、生命倫理、グリーフワークといった、患者・家族をとりまく今日の諸課題についても積極的にアプローチし、問題の深化をはかるべく、意見交流の場としての役割も果たす。

透析患者 体液異常のメカニズム-尿素/ 尿酸法による解明と治療
透析低血圧,難治性高血圧,肺水腫などの体液量異常は,透析医療従事者が頻繁に遭遇する合併症である.それにもかかわらず,これらの合併症のメカニズムは必ずしも明らかではなく,またその発生を予知することも困難である.
臨床の場で,透析患者の細胞外液量や細胞内液量などの体液量を知ることができるようになったのであるから,次のステップは透析患者の溢水や脱水などの体液量異常の是正,適正なドライウエイトの設定にこれらのパラメータを活用することである.そのためには,透析低血圧,難治性高血圧,そして肺水腫などの体液量異常のメカニズムを理解しておくことが必要である.

希少感染症のエビデンスと臨床
~伝染病予防法から現行感染症法まで 駒込病院44年間の記録~
わが国の代表的な感染症専門病院である、がん・感染症センター都立駒込病院で診療した疾患のうち、旧法定伝染病では、細菌性赤痢、コレラ、腸チフス、パラチフス、髄膜炎菌感染症を、輸入感染症では、デング熱、マラリア、アフリカトリパノソーマ症、ブルセラ症、発疹熱の一例、高熱を伴うA型肝炎、肝蛭症、赤痢アメーバ感染症、ジアルジア症、クリプトスポリジウム症、サイクロスポーラ症、シストイソスポーラ症、ビルハルツ住血吸虫症を、そしてHIV/AIDSでは、全体像や死因の変化など、ニューモシスチス肺炎、カポジ肉腫、特殊なAIDS関連悪性リンパ腫合併例、HIV感染者におけるインフルエンザワクチンの効果、HIV感染生体に発症した淋菌性髄膜炎など、約30疾患について、その臨床像、検査成績、薬剤感受性の変化等、44年間の集積データを時系列で掲載。疾患に特徴的な臨床検体はカラーの口絵ページでも確認可能。
また、症例の診断・治療等は駒込病院内だけでなく、多くの関連医療機関、とくに基礎系機関の協力を得て行い、資料の数値等は診療録等から出来る限り忠実に抽出。各疾患のデータブックとして医療関係者、研究者に利用して頂きたい。

新訂版 解剖生理をおもしろく学ぶ 第1版
おもしろく! たのしく! ナスカと一緒に、からだをめぐる旅に出よう! 暗記の知識を捨てよう、そして想像力を生かし、旅の先に広がる体内の景色を眺望のよい場所から眺めてみよう。本書は、今までになかった、解剖生理を楽しく読む解説書。

検査値ガイドブック 第2版
『新訂版 検査値早わかりガイド』のハンディ版。ポケットに忍ばせておけば、現場でいつでも確認することができる。

新母性看護学テキスト 女性の健康と看護 第1版
女性の「生命と人権」および「性と生殖に関する健康と権利」を尊重した看護を実践できる人材の育成を目的とした新しい母性看護学テキスト。ライフステージ各期の健康課題に対して、女性生涯の健康を支えるための知識を提供する。

小児外科52巻9号
【特集】小児外科領域における感染症―抗菌薬の選択と意義
【特集】小児外科領域における感染症―抗菌薬の選択と意義

小児内科52巻9号
【特集】小児の炎症性腸疾患
【特集】小児の炎症性腸疾患

周産期医学50巻9号
【特集】周産期と悪性腫瘍
【特集】周産期と悪性腫瘍

腎と透析89巻3号
【特集】腎臓の構成細胞から再考する:基礎と臨床
【特集】腎臓の構成細胞から再考する:基礎と臨床

消化器内視鏡32巻9号
【特集】ESD アフターケアが一番大事!
【特集】ESD アフターケアが一番大事!

デキる研修医は実践してる プレゼン・学会発表・論文執筆のコツ、教えます
若手医師を研修指導する立場から、他科コンサルト、症例報告、学会発表、論文執筆の心構えとノウハウを現場目線で伝授!

運動器の傷害と機能障害
その病態とメカニズム
リハビリテーション医療における適切な介入戦略を選択・実践するうえで不可欠な“傷害の治癒”と“機能障害の発生”にかかわるメカニズムを整理
本書は、15章の構成としている。1章(総論)では、リハビリテーション医療の対象となる運動器の傷害ならびに機能障害の発生状況の実態を紹介し、傷害と機能障害の因果関係について解説している。続いて2章(炎症)と3・4章(疼痛)では、どのような組織が傷害を受けても共通して発生する症候をまとめており、これらの章は以後の10章までの内容を理解するうえでの基礎となる部分でもある。ただし、疼痛に関しては症候として発生するのみならず(急性痛)、それ自体が機能障害あるいは疾病に発展する(慢性疼痛)ことも解説しており、運動器の機能障害としての位置付けにもなっている。そして、5章~10章(創傷、靱帯損傷、腱損傷、骨損傷、末梢神経損傷、筋損傷)では、組織区分に基づき傷害の病態とメカニズムを解説している。なお、創傷は運動器の傷害には含まれないものの、熱傷と褥瘡といった創傷はリハビリテーション医療の対象であり、しかもその治癒過程のメカニズムは靱帯や腱、骨など、結合組織で構成される組織にも汎用・応用できることから、本書では取り扱っている。続いて11・12章(筋力低下)、13・14章(関節可動域制限)では、典型的な運動器の機能障害を取り上げ、その病態とメカニズムを解説している。そして、最後の15章(フレイル)では、高齢社会の到来によってリハビリテーション医療の対象患者の多くが高齢者であることを踏まえ、高齢者の健康問題の基盤にあるフレイルを取り上げ、これが運動器の傷害ならびに機能障害の発生に深く関与していることを解説している。加えて、学生の自己学修にも活用できるよう多くの章に共通する基礎的事項やメカニズムに関する最新知見などはコラムとしてまとめている。
本書は、未だに臨床で目にする旧態依然の対症療法的な介入戦略からの脱却を図り,“メカニズムを基盤としたリハビリテーション医療(Mechanism-Based Rehabilitation)”の実現に必要な知識を集約した一冊である。

リフレクションを可視化する
ティーチング・ポートフォリオ・チャート作成講座【Web解説動画付】
ティーチング・ポートフォリオ・チャートは、1枚のワークシートに、「責任」「改善・努力」「成果・評価」「方法」「方針」「理念」「目標」といった項目を、行ってきた教育についてリフレクションしながら作成するものです。作成過程や出来上がったものを他者と共有することで、自らの教育に対する姿勢や行動の原理が明らかになります。本書を通じて、その具体的な作成方法とチャートを通して成長を得る方法を身につけましょう。

内科医の私と患者さんの物語
医者は日々多くの生身の患者さんに出会うが、それは「医者」対「患者」としてだけでなく、「一人の人間」対「一人の人間」としても出会うのである。本書は血液内科医である著者の40年以上にわたる臨床経験を、サイエンスとアート両者の視点からまとめたもの。医療者は、患者さんとの物語に学ぶことで、医療者として、一人の人間として生きていく力が与えられる。あなたにもきっと「あなたを支える患者さんとの物語」がある。

≪Crosslink 理学療法学テキスト≫
運動器障害理学療法学
理学療法学専門科目に対応したテキストシリーズ。
第1章「総論」では,運動器に対する理学療法の全体像から,運動器を構成する各組織の構造と,損傷からの修復・治癒過程などについてまとめ,第2章「各論」では,理学療法士が臨床で多く遭遇する身体各部位の運動器疾患である「上肢・下肢の骨折」,「股関節・膝関節の変形性関節症」,「肩関節,脊椎・腰部,膝関節,足部・足関節の各疾患」,「関節リウマチ,ロコモ」について深く学べる構成で,運動学や機能解剖学に基づき,各疾患について概要から理学療法プログラムまで多数の図版を用いて詳しく解説している。

臨床検査 Vol.65 No.4
2021年4月発行(増刊号)
特集 よくある質問にパッと答えられる 見開き! 検査相談室
特集 よくある質問にパッと答えられる 見開き! 検査相談室 -

臨床泌尿器科 Vol.75 No.3
2021年3月発行
特集 斜に構えて尿路結石を切る! 必ず遭遇するイレギュラーケースにどう対処するか?
特集 斜に構えて尿路結石を切る! 必ず遭遇するイレギュラーケースにどう対処するか? -

臨床婦人科産科 Vol.75 No.2
2021年3月発行
今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療 最新の使い方は? 留意点は?
今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療 最新の使い方は? 留意点は? -

循環器ジャーナル Vol.69 No.2
2021年3月発行
特集 エキスパートに学ぶ 知っておきたい心電図診断のコツと落とし穴
特集 エキスパートに学ぶ 知っておきたい心電図診断のコツと落とし穴 -

medicina Vol.58 No.4
2021年4月発行(増刊号)
特集 救急診療 好手と悪手
特集 救急診療 好手と悪手 -

医学のあゆみ276巻13号
特定行為看護師,医師事務作業補助者の現状――養成と配置
特定行為看護師,医師事務作業補助者の現状――養成と配置
企画:國土典宏(国立国際医療研究センター理事長)
・“特定行為に係る看護師の研修制度”は,医師の判断を待たずに一定の診療補助行為を行うことができる看護師を養成することを目的として2015年から施行された制度で,タスクシフティングの切り札となる可能性がある.
・一方,医師事務作業補助者は医師が行う業務のうち事務的な業務をサポートする職種で,診療報酬制度ではこの配置人数によって診療報酬加算が認められており,急速に普及しつつある.
・これら2つの職種は医師の業務を肩代わりするという意味だけでなく,それぞれの人材のキャリアパスとしても重要な制度である.本特集では2つの職種の現状,とくに養成課程や配置について専門家に解説いただく.

新臨床内科学 第10版
今回の改訂第10版では、症状・疾患の理解のツボを存分に盛り込んだ構成にリニューアル。試験で出ることの多い各疾患の特徴や臨床実習での注意点など、特に重要なポイントを囲みとして強調。章の冒頭には「理解するためのポイント」を新設し、各症状・疾患の全体像や学習のコツをまとめた。もちろん、定評のあった病態生理や診断、治療などの解説も充実。試験対策や実習、そして臨床と幅広い場面で役に立つ内容となっている。

医道の日本 Vol.77 No.12
2018年12月号
灸愛 灸の臨床・灸の研究
灸愛 灸の臨床・灸の研究 近年は台座灸が一般に普及し、「灸」が広く認識されていると感じるかもしれない。
しかし、鍼灸界では「学校で艾を捻ることを教えていないらしい」「艾を捻ることができない鍼灸師が増えた」「煙を敬遠して臨床で灸を使わなくなった」といった声が聞こえる。
灸の研究においては、原志免太郎氏の功績がよく引かれるが、その後目立った報告は多くないように見える。
実際に、日本における灸研究の文献数は減り続けている。そんな現状をご存じだろうか。
今号では灸の未来をもっと明るいものにすべく、臨床と研究の両面から「灸愛」を深めたい。
巻頭企画ではまず、中国の灸に関する新しい動きを報告してもらう。
そして、透熱灸による押灸、ネパール棒灸を愛用する治療院など編集部が取材し、各治療院から症例を寄稿してもらった。
灸どころ愛媛からは「重松の灸」の臨床と症例を提示してもらった。
特集では、日本の灸研究の歴史と背景、煙の研究、モグサとヨモギの品種改良、基礎研究・臨床研究の進捗を取り上げる。
灸を愛する読者、これから灸を愛用したい読者、まだ本当の灸のよさを知らない読者に、本企画をご愛読いただきたい。

医道の日本 Vol.77 No.11
2018年11月号
その肩こりの原因かも!? 歯科口腔領域と鍼灸
その肩こりの原因かも!? 歯科口腔領域と鍼灸 肩こりを主訴として来院した患者、その症状の原因が実は歯に――。
歯科口腔領域における疾患は、その領域にとどまらず、全身的な不調をきたすことが、近年分かってきた。
その不調に対し、歯科医師と鍼灸師、それぞれが専門とする知識と技術を掛け合わせることで、大きな治療効果を生み出す。そんな可能性を秘めている。
今回、東洋医学を取り入れた歯科治療の実際を見ながら、鍼灸師としてどう取り組むべきか、そのヒントを探る。

医道の日本 Vol.77 No.10
2018年10月号
この先の治療に活かす 技の原点 学びの原点
この先の治療に活かす 技の原点 学びの原点 現在、臨床や教育や研究で用いている技術や学びは、どこから来ているのか――。
その原点を探ることは、自分が何を受け継ぎ、これからどんな治療を行い、何を伝えていくべきなのかを知ることでもある。
創刊80周年号にあたる今号では、過去をふまえ、未来に伝えていくための「技の原点学びの原点」をテーマにお送りしたい。
巻頭の鼎談では、今年で60周年を迎える鍼灸経絡治療夏期大学に関係の深い先生方にお集まりいただいた。
師匠と弟子の間で、どのような修行が行われ、何が受け継がれているのか。
独特の緊張感がある雰囲気のなかで、経絡治療への思いを語ってもらった。
また、寄稿集「技の原点 学びの原点」では、900号での寄稿集「私の学び方 伝え方」と連動して、
26人のベテランあはき師らの方々に原稿を寄せてもらい、さらなる原点回帰を図る。
続く特集では、吉田流あん摩術や積聚治療、手の柔らかさなどが、どのように伝えられているのか、
技術と学びの根底にある核となるものを探った。

医道の日本 Vol.77 No.7
2018年7月号
「妊鍼」治療の最前線 ―不妊症への鍼灸マッサージ―
「妊鍼」治療の最前線 ―不妊症への鍼灸マッサージ― 無資格者の参入も増えて、開拓から競争の段階に入った「不妊専門治療院」。改めて、鍼灸マッサージ師だからこそできる不妊治療が問われている。
体外受精など高度生殖医療の成功率を上げるための鍼灸治療や、医療機関との連携の仕方、鍼灸院での生活指導などについて紹介する。

医道の日本 Vol.77 No.5
2018年5月号
言えない悩みにアプローチする 下部尿路鍼灸
言えない悩みにアプローチする 下部尿路鍼灸 過活動膀胱や間質性膀胱炎といった下部尿路症状、これらの名称に聞き覚えがある治療家は少なくないだろう。
では実際、日々の臨床でこれらの症状を訴える患者はどれほどいるだろうか。
本巻頭企画に登場する本城久司氏らの調査では、下部尿路症状を有していながらも、それを主訴に来院した患者はほとんどいなかったという。
羞恥や緊急度の低さなどから潜在化するこの症状に、治療家はどう切り込むべきか。
巻頭インタビューでは泌尿器科医の藤原敦子氏に、「下部尿路症状がなぜ起こるのか」から、鍼治療との連携、患者への生活指導の方法を教えてもらった。
また、本城氏は長年本症状を研究・治療してきたからこそ見える鍼治療の可能性を提言する。
さらに臨床と研究を両立する「泌尿器科疾患専門」の鍼灸院を取り上げる。
特集「下部尿路症状と鍼灸」では、これまでの研究結果や臨床例を紹介した。
本巻頭・特集が、明日からの「気づき」に役立てば幸いである。

医道の日本 Vol.77 No.4
2018年4月号
介護保険制度改正 私たちの新たな役割
介護保険制度改正 私たちの新たな役割 4月1日から新たな介護保険制度が施行された。高齢者の暮らしと、それを支える医療・介護はどう変わるのか。
巻頭インタビューではリハビリテーション医学の専門家に、地域住民と医療・介護に携わる多職種が主体的につくり上げていく、これからの地域包括ケアシステムのあり方を聞いた。
高齢者医療の最前線ともいえる訪問マッサージ現場からの声に加えて、この4月からはり師・きゅう師が携われることになった機能訓練指導員の業務に関する話題も掲載。
特集では、主に高齢者のQOLに大きくかかわる嚥下について、さまざまな分野の専門家による解説と症例を紹介する。

医道の日本 Vol.77 No.3
2018年3月号
知っておきたいIT眼症とスマホ老眼
知っておきたいIT眼症とスマホ老眼 朝起きてまずテレビを観る。通勤、通学の途中、何気なくスマートフォンを見る。仕事中はずっとパソコンの画面を見つめている。家に帰ったらテレビゲームに熱中する。
では、現代人の生活において、IT 機器を見ない時間がどれだけあるだろうか。酷使され続けた眼の疲れや渇きといった異常、これら眼が発する警告をIT 眼症と呼ぶ。
さらに、最近多いのはスマホ老眼だ。古典にはない現代人特有のこの症状に、治療家はどう対応していくべきか。
IT 眼症とは何か、そして身を守るにはどうしたらよいのかについて、巻頭インタビューでは大学とクリニック、違う立場の2人の眼科医に話を聞いた。
特集では、実際に眼の異常を訴える患者に施術した治療家に、その臨床経験や知見を紹介してもらった。

医道の日本 Vol.77 No.2
2018年2月号
これからの「心療鍼灸」うつ患者に鍼灸ができること
これからの「心療鍼灸」うつ患者に鍼灸ができること 「うつ症状の患者さんが増えてきた」「心の不調を抱えた患者さんが来院したときの対応に苦慮している」
そんな治療家の声を、最近よく聞く。
美容鍼灸、スポーツ鍼灸、音楽家鍼灸が、それぞれの分野で患者に寄り添っているのであれば、心の不調を呈する患者に寄り添う「心療鍼灸」は、何ができ、何ができないのか。あるいは、何をしてはいけないのだろうか。まずはそのことを知り、考えるのが今回のテーマである。
そのために栄養精神医学のドクターや認知行動療法の第一人者に話を聞き、うつ症状の原因、対応について知識をアップデートしていく。
特集では、メンタルヘルス分野に特化した形態で鍼灸と統合・折衷する治療家、鍼灸と心理療法を分けた形態をとる治療家のそれぞれの臨床についても掲載する。

医道の日本 Vol.77 No.1
2018年1月号
治療家の学びになる本、映画、音楽のすゝめ
治療家の学びになる本、映画、音楽のすゝめ 年末年始の恒例となった、本に関する巻頭企画。2016 年12月号に引き続き、本だけでなく映画、音楽についても取り上げる。
昨年話題になった本の著者3人と、業界内外で活躍する12人に治療家へおすすめしたい本、映画、音楽と、その作品への思いを語ってもらった。
新たな年の始まりを彩る学びに満ちた一品との出会いに、p.236からのBOOK&DVDガイドとあわせてご活用いただきたい。
特集もこのテーマに関連して、音楽家に多い症状への治療を紹介する。

輸液グリーンノート
輸液開始が必要な状況と輸液終了の目安を明確に解説し,不要な輸液や合併症を防ぐための現場の実践的知識がコンパクトにまとまった,病棟や救急などあらゆる現場で役立つ待望の1冊! 病態ごとの輸液が必要な状況,ピットフォール,モニターすべき項目がひと目でわかる,常に携帯したい輸液療法の新しいベストマニュアル.典型処方例付きで参照しやすく役立つこと間違いなし!

ここが知りたい 虚血性心疾患
診断とカテーテル治療のコンテクスト
虚血性心疾患の診療の基本と診断,急性冠症候群,慢性虚血性心疾患のカテーテル治療について書き下ろした渾身の1冊.上手なカテーテル治療を行うにはどうすればよいか,また達人はなぜそのような手技を行うのかについて,カテーテル治療はアートであるという著者が,その思考の流れ(コンテクスト)を理解するため,ロジカルに説明できるテクニックを中心に,豊富な経験と豊富な図表を使ってわかりやすく解説した実践書.

ここが知りたい 血栓症治療の正解,不正解
患者にとっての「正しい治療」とはいったい何であろうか.著者が自らの専門領域である「血栓症」の治療(投薬)をテーマに,「正しい治療とは何か?」という医療の根本的な命題について若手医師に問いかける.EBMとは何か? 診療ガイドラインの在り方やその読み方とは? 臨床試験の意味とは? 製薬会社の思惑とは? 患者を幸せにする「正しい治療」とは何か? について,指導医,専攻医,研修医3名の会話によってわかりやすく解説.

心電図の読み“型”教えます! Season 3
ケアネットの人気web連載「Dr.ヒロのドキドキ心電図マスター」の書籍化第3巻.オリジナルの語呂合わせや新・検脈法,一度読めば忘れないユニークな解説は,心電図に挫折し,それを克服した経験を持つ著者だからこそ書けるもの.第3巻では,「術前心電図の考え方」にも言及し,循環器医へのコンサルが苦手の人は必読だ.型破りながらも系統的な“読み型”で,心電図判読スキルが格段にUPする,お勧めの1冊である.

実験医学 Vol.39 No.6
2021年4月号
【特集】世代を超えるエピゲノム
【特集】世代を超えるエピゲノム 親が後天的に獲得した「獲得形質」は本当に遺伝しないのか?最新技術で視えてきた精子・卵子・受精卵のドラマティックなエピゲノム状態から「経世代」の神秘に迫る/他,いま再注目のエレポ遺伝子導入のコツも

アレルギー診療必携ハンドブック
喘息,アトピー性皮膚炎,花粉症,食物アレルギーなど主要疾患について小児と成人診療で必要となる情報をわかりやすく解説.単一臓器・ひとつの病気を診るだけでは不十分なアレルギー疾患診療について主疾患だけでなく,全身的・包括的に管理する診療のトータルアプローチとエキスパートのノウハウをコンパクトにまとめた,最善の診療をかなえるベストマニュアル.

アプローチと実践がわかる 高齢者の乳がん診療
増加の一途を辿る“高齢者の乳がん”。その診療において、知っておきたい基本知識から高齢乳がん患者の診断・評価の考え方、治療戦略の立て方、治療・ケアの実際までをまとめた医療現場で真に役立つ実際書。生理機能や認知機能が低下している場合、全身状態が不良の場合、同時重複がん患者の場合、社会的・経済的支援が必要な場合といった、患者の状態に応じた診療の考え方(アプローチ)と実践法が学べる充実の内容。実際に悩ましかった症例や示唆に富む症例を取り上げたケーススタディーも収載。

脳神経疾患最新の治療2021-2023
3年ごとの刊行で、年々進歩する脳神経疾患の診療の指針、最新情報を提供する。巻頭トピックスでは、「脳梗塞超急性期血栓回収療法の進歩と展望」、「神経核内封入体病の診断の進歩」、「片頭痛に対する抗カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)抗体」、「筋萎縮性側索硬化症に対する医師主導治験」など、話題の11テーマを取り上げる。各論では、緊急時の症候とその対処法、各治療手技、脳神経疾患のリハビリテーションを解説し、疾患別各論として脳疾患、脊椎・脊髄疾患、末梢神経疾患、筋疾患、内科・精神科関連の神経疾患を網羅。巻末には、進行中の大規模臨床試験、脳神経疾患の医療福祉・介護施策、治療ガイドライン一覧を掲載。

眼科医が絶対に知っておくべき開業戦略と日常診療の心得
開業をめざすすべての眼科医と、開業後にひとり悩む眼科医への処方箋! 2018年に開業後、着実に集患数を伸ばしてきた筆者が、場所選びや資金繰り、スタッフの人選・管理、開業後の集患、専門医に患者を紹介するタイミング、病院連携・診診連携など、開業準備から日々の診療に至るまでの問題・疑問を実体験をもとに掘り下げて解説。患者からの信頼を得るための日常診療のポイントも網羅した。

呼吸器疾患最新の治療2021-2022
最新の治療シリーズの呼吸器版。巻頭トピックスでは、「喀痰の科学と咳嗽・喀痰の診療ガイドライン」「呼吸器ウイルス感染症UPDATE」「iPS細胞由来肺上皮細胞と診断・治療への展開」「肺癌ゲノム診断の現場」など、注目のテーマを14題取り上げた。各論では、主な呼吸器用薬剤・治療手技、各疾患の診断から処方例を含めた標準的治療について最新の知見を紹介し解説。巻末には薬剤一覧も収載。最新の呼吸器診療を網羅した一冊。

事例から学ぶ地域・在宅看護論
初めて地域・在宅看護論を学ぶ看護学生に向けた、1年次から使えるサブテキスト。実習前に学んでおきたいマナーやコミュニケーション、情報収集の方法をコンパクトにまとめた「地域・在宅看護の基本」と「事例」で構成。事例では、学修のポイントを「生活の視点」「看護の視点」としてまとめ、課題と対応を解説。さらに、療養者さんやご家族、多職種との具体的な対話例を通して、実習前の準備や実習後のふりかえりにも活用できる。

家でのこと
雑誌『訪問看護と介護』で大好評の連載まんが「家でのこと」が単行本に!新たに新作3本を収載し、読み応え十分。訪問看護の現場で出会う13の感動の物語を、鮮やかな言葉と絵で描き綴る。綿密な取材と作者の経験から生まれたストーリーは、訪問看護の魅力を伝えるとともに、そこに映し出される倫理問題や社会問題を考えるきっかけになる。看護教育におけるグループワーク教材(地域・在宅看護論)としても最適な1冊!

関節外科 基礎と臨床 Vol.40 No.4
2021年4月号
【特集】骨盤骨折治療Update:基礎から応用まで
【特集】骨盤骨折治療Update:基礎から応用まで

股関節の痛みと向き合うための5章
この本は、股関節の痛みや障害で悩む方 (主に変形性股関節症の女性患者) に、病気と向き合う上で最も大切なことを伝えるための読み物です。10人の患者と、その治療に取り組む11人の医療者への、延べ30時間にわたるインタビューを元に構成されています。
患者の悩みは、大きく2つあげることが出来ます。
ひとつは、どうすれば脚の痛みを和らげ歩行を改善出来るか。もうひとつは、保存療法に取り組むか、手術を決断するかの選択です。
ここでは、次のような内容が展開されます。
○これだけは知っておきたい変形性股関節症の話 〇痛みの正体と和らげ方 〇保存療法はどのような場合に有効か 〇手術はいつ決断すべきか 〇年々進化する人工股関節 〇間違いの多い医療情報 〇リハビリテーションは中味で差がつく 〇医療者をどう選ぶか 〇入手しにくい運動や生活面のアドバイス ほか

臨牀消化器内科 Vol.36 No.4
2021年4月号
消化器診療と感染対策-COVID-19 を中心に
消化器診療と感染対策-COVID-19 を中心に
本号では,COVID-19 感染拡大下における感染対策を考慮した消化器診療,また,消化器医が知っておくべき感染対策について特集している.
ゲストエディター:入澤 篤志

レクリエーション 第3版
活動と参加を促すレクリエーション
豊富なレクリエーション種目を疾患別・障害別・施設別に紹介!
「楽しむ」ことを通じて,心身の回復や生活行為の向上につなげる
第3版では時代の変化に合わせて種目の入れ替えや新規種目を多数追加した。介護予防・障害予防・認知症・生活期リハビリテーション・地域リハビリテーション・地域包括ケアシステムなどを取り上げ、さらにはロボット・AIによる最先端のレクリエーションにも触れている。
疾患・障害別、施設別のレクリエーションプログラムに加え、地域や家族を巻き込むレクリエーションや事例集を掲載した。
単に「歌って踊って楽しむ」イメージのレクリエーションから「専門職が評価・プログラム立案・介入の明確化・再評価・効果判定までを含む行為を行なう治療的行為」を強調し構成した。

ポケット版 OT臨床ハンドブック 第2版
作業療法士必携書 待望の大改訂!
1999年に初版、2007年に増補版が発行された「OT臨床ハンドブック」が10年余の時を経てリニューアル。
本書は、臨床で経験することが多い疾患の病態、診断基準、重症度分類などから、リハビリテーションの流れやポイント、他職種との連携などの基礎知識を押さえ、評価やアプローチを正しく実施するための具体的なノウハウへと導く系統立った構成になっている。
OT臨床の目の付け所・勘所が身に付く、新人教育や臨床実習の手引きにも最適の一冊。
臨床現場で日々奮闘する皆様の力強いパートナーとして、本書を常に携帯して役立てていただきたい。ポケットから溢れるほどの情報量が詰まったポケット版!
日常臨床の生き生きとした場面を切り取ったコラムも必読!
第2版では各疾患に関する医学情報のアップデートはもちろん、これまで1つの項目としては扱ってこなかったリスク管理や大腿骨頸部骨折、認知症などを新たに加えた。また、いくつかの疾患を統合するなど構成を見直し、幅広く、細かなニーズにもしっかりと応えられるものとした。

臨床雑誌内科 Vol.127 No.3
2021年3月号
糖尿病診療2021-日常的に包括的診療を行うために
糖尿病診療2021-日常的に包括的診療を行うために 1958年創刊。日常診療に直結したテーマを、毎号"特集"として掲載。特集の内容は、実地医家にすぐに役立つように構成。座談会では、特集で話題になっているものを取り上げ、かつわかりやすく解説。

胃と腸 Vol.56 No.3
2021年3月発行
主題 内視鏡医も知っておくべき病理診断リファレンス 下部消化管腫瘍
主題 内視鏡医も知っておくべき病理診断リファレンス 下部消化管腫瘍 -

日本内視鏡外科学会雑誌 Vol.26 No.2
2021年3月発行
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精神医学 Vol.63 No.3
2021年3月発行
特集 サイコーシスとは何か 概念,病態生理,診断・治療における意義
特集 サイコーシスとは何か 概念,病態生理,診断・治療における意義 -

臨牀透析 Vol.37 No.3
2021年3月号
透析看護分野の看護師の認定・研修制度と社会から求められるもの
透析看護分野の看護師の認定・研修制度と社会から求められるもの
本特集では,はじめに腎不全看護領域のスペシャリストの考え方,その後にそれぞれの認定・研修制度の現状と展望が論じられています.実践報告では,認定や資格を取得した看護師によって自らの実践での役割について報告されるという構成になっています.(編集後記より)

医学のあゆみ276巻12号
ケトン体による生体制御
ケトン体による生体制御
企画:福原淳範(大阪大学大学院医学系研究科肥満脂肪病態学寄附講座)
下村伊一郎(同内分泌・代謝内科学)
・ケトン体は脂肪酸酸化で生じたアセチルCoAから産生されるアセトン,アセト酢酸,3-ヒドロキシ酪酸の総称である.飢餓状態では脂肪組織から脂肪酸が放出され,肝臓で脂肪酸酸化を受けることでケトン体が産生される.
・近年,ケトン体自体が受容体を活性化してシグナルを伝達することや,ヒストン修飾を介したエピジェネティックな遺伝子発現制御を行うこと,細胞内のシグナル因子を変化させることが報告されている.
・本特集では,エネルギー基質としての側面とシグナル因子としての側面から,ケトン体の生体制御に関する臨床的および基礎的研究の最新の知見を,第一線の先生方に紹介していただく.

ブラック・ジャックの解釈学 内科医の視点
■なんと言おうと医学書である!
不朽の名作『ブラック・ジャック』(1973-1983)は天才的技術をもった外科医を主人公にした漫画であり、顔の形成や臓器移植などの外科技術が強調されがちだが、医師免許をもつ手塚治虫が描いていることもあり、内科疾患の描写や患者描写もまた真に迫っている。そのため、40年間の医学の進歩による疾患概念の深化に基づけば、作中のブラック・ジャックの診断とは異なる診断が可能であるほどである。
そこで本書では23の『ブラック・ジャック』のエピソードをとりあげ、全12章で、
・難病・病態を再検討し、現代医学から再診断する
・難題(難病・悪条件)に取り組むプロフェッショナリズムのお手本としてのブラック・ジャックを拾い上げる
という試みに、不明熱や不定愁訴、仮病など診断困難な領域において医学界に新しい風を吹き込んだ國松淳和先生が挑戦した。
これまでも、ブラック・ジャックの診断をもとに、別の手技や治療法を再提案するファンブックはあったが、本書は手塚の描写を可能限り真であるとして、BJ世界を徹底的に探求した医学書だ。病跡学のように当時の検査水準や疾患分類を検討することで、その結果創作上の架空症例と一般に思われてきたものも、ぎりぎりのところまで踏み込めば現実の疾患との照合ができることに読者は驚くだろう。
僅かな手がかりと症例報告やエビデンスから診断をひきだすという診断学の入門書でもあり、医学生レベルの知識があれば十分に診断の醍醐味を理解できる。
本書ではこうした試みをを臨床病跡学あるいは解釈学的な試みとして実践し、医学書『ブラック・ジャック』を深く掘り下げたものなのだ。

医道の日本 Vol.78 No.1
2019年1月号
膝痛治療の今、これから
膝痛治療の今、これから 慢性的な膝の痛みを抱える人にとって、特につらい時期といわれるこの季節。
膝痛の原因は、スポーツによる外傷・障害から高齢者の変形性膝関節症まで多岐にわたる。なかには鍼灸マッサージなどの保存治療による回復が見込めないケースもあり、早期に専門医療機関の受診を促すなどの判断が求められる。
巻頭インタビューでは、再生治療やスポーツ研究の分野で幅広く活躍する大阪大学大学院医学系研究科の中田研氏に、膝の治療とケアについて語ってもらった。また、在宅マッサージ事業を全国展開する株式会社フレアスの協力を得て、同社が内外の施術家に向けて開催した変形性膝関節症に関するワークショップの内容と、実際に同社の在宅マッサージを利用している方への施術の模様をお届けする。
膝のトラブルに関する症例を集めた特集とあわせて、臨床に役立てていただきたい。

医道の日本 Vol.78 No.12
2019年12月号
鍼灸と漢方
鍼灸と漢方 「車の両輪」にも例えられる、鍼灸と漢方(湯液)。治療上で連携を行っていなくても、鍼灸院を開業していれば、患者から漢方について聞かれた経験があることだろう。
今月号では、鍼灸や漢方の連携によって総合的なアプローチを行っている、大学病院や開業の治療院をピックアップ。診察から治療までの流れや、どのような症状に相乗効果が認められるかなどを聞いてきた。
また、制度スタートから10年以上が経った、登録販売者制度についても解説。さらに、併用して効果があった実際の症例を4人の執筆者に寄稿してもらった。
鍼灸と漢方についてより一層理解を深めると同時に、連携の可能性を探っていきたい。

医道の日本 Vol.78 No.11
2019年11月号
灸の工夫
灸の工夫 本誌ではこれまで、多様な観点から「灸」を取り上げてきたが、今回は施術家が行っている「灸の工夫」にスポットを当てた。
思いもよらない発想や、地道な努力によってつくり出された機器や治療法、そこから見えてくるのは施術家としての経験や執念、ひらめき、こだわり、そして「理想とする灸治療」を追求する施術家たちの姿である。
巻頭企画「灸の工夫 見せてください!」では、廃材や安価で手に入る材料でつくり上げた温灸器、陶芸家とのコラボによって生み出された温灸器、自宅の窯で焼いた陶器を用いる温灸治療、灸の煙問題を解消するために製作した排煙装置、また大師流に伝わる灸点液や師匠から弟子へ継承される透熱灸などを紹介する。
それぞれの施術家の灸愛の具現化ともいえる工夫の数々から、まだまだ尽きない灸の魅力をぜひ感じてほしい。
また、特集では「灸治療が奏効した症例」と題し、胎児の骨盤位、小児の夜尿症、膝関節症、更年期障害と美容の分野から、灸治療で改善した症例を紹介する。

医道の日本 Vol.78 No.10
2019年10月号
肩関節の可動域を広げる鍼灸マッサージ
肩関節の可動域を広げる鍼灸マッサージ 人体の関節のなかで最も高い可動域を持つ肩関節。個人差のある可動域に応じた鑑別の難しさから、治療家にとっては扱いづらい施術部位の一つではないだろうか。
予防医療の現場では肩関節の可動域を広げる運動療法が推奨されているが、十分な知識を得たうえで実施しないとかえって症状が悪化することもある。
そこで今回は、可動域制限をもたらす代表的な肩関節疾患の病態ととらえ方を踏まえたうえで、判断が困難な肩関節周囲炎と腱板断裂の鑑別方法や、姿勢異常などが原因で肩関節の可動域が狭まる「巻き肩」の最新知見などについて肩関節専門医に聞いた。コラムでは、アメリカで人気の理学療法士であるケリー・スターレット氏による肩の可動域を改善させるセルフケアテクニックを紹介する。
さらに特集は、巻頭と連動して4人の肩関節周囲炎の鍼灸治療を取り上げる。

医道の日本 Vol.78 No.9
2019年9月号
鍼灸∞ヨガ
鍼灸∞ヨガ 2017年7月号では「鍼灸×ヨガ 東洋医学とヨガの親和性を探る」というテーマで巻頭企画を行い、ヨガや鍼灸を含むさまざまな療法を組み合わせる「統合ヘルスケアチーム」についてや、ヨガスタジオ併設治療院のレポートを取り上げた。
今回は、「親和性」をさらに追求するべく、鍼灸師の資格を持つヨガ講師の座談会や、鍼灸学校でのヨガ教育現場の取材を通して、今後の連携の展望や、双方がコラボレーションをする意義をリサーチ。さらに、これからヨガの実践や患者指導を始めやすいよう、治療家からヨガについての疑問も集めた。
特集では、呼吸法やチャクラなどのヨガの要素を取り入れたり、具体的にヨガと治療を融合させた例を紹介している。
今号をきっかけに、これまでヨガには携わっていない治療家にも、ヨガによって広がる新たな可能性を感じてもらえれば幸いである。

医道の日本 Vol.78 No.8
2019年8月号
旅×養生×鍼灸 ヘルスツーリズム
旅×養生×鍼灸 ヘルスツーリズム 観光庁によると、ヘルスツーリズムは「自然豊かな地域を訪れ、そこにある自然、温泉や身体に優しい料理を味わい、心身ともに癒され、健康を回復・増進・保持する新しい観光形態」を指す。「医療に近いものからレジャーに近いものまで様々なものが含まれる」そうだ。
実際、山や森林を歩いたり、ヨガをやったり、農作業を体験したり、そのプログラムは地域資源に応じて多種多様だ。そして、なかには鍼灸治療を取り入れている施設も少なくない。
今号の巻頭では、鍼灸と統合医療を切り口にヘルスツーリズムを取り上げる。東洋医学の思想が息づくヘルスツーリズムの実例は、市井で臨床に従事する治療家にも参考になるはずだ。
もちろん、この夏の旅行ガイドとして活用していただいてもかまわない。