
発熱の診かた・考えかた・向き合いかた
診療の心構えから鑑別のアプローチ,診断エラーにつながるピットフォールまで
発熱を診た際に,どのような疾患を想起し,どう原因を絞り込んでいくのか ― 単に具体的な診断名をつけるためだけの手引きではなく,診断に至るまでの思考プロセスや身に着けておくべき知識を優しく・わかりやすく・温かい語り口で丁寧に解説。また診断エラーにつながりがちな“直感的に診断名をつけたくなってしまう誘惑”の認知心理学的な側面にも着目し,エラー回避のためのtipsを詳解。読み進めるうちに臨床力が身に付く一冊。

肛門疾患診療の教科書[Web動画付]
エキスパートが伝授する診断・治療
豊富な経験とエビデンスに基づく本邦トップランナーの診かたと技法
痔核、痔瘻、裂肛、直腸脱の診かたと技法を本邦のトップランナーが解説するスタンダードテキスト。肛門の解剖から診断、治療・手術、合併症のリカバリーまで、豊富な経験とエビデンスに基づき詳述する。押さえるべきポイントを図、写真、動画を織り交ぜ、明瞭に示す。専門医をめざす初学者はもとより、一般・消化器外科医、ベテラン肛門科医まで、肛門疾患診療に携わるすべての方に有用な頼れる1冊。

medicina Vol.59 No.13
2022年12月発行
特集 令和の頭痛診療 プライマリ・ケア医のためのガイド
特集 令和の頭痛診療 プライマリ・ケア医のためのガイド 「いかに診るか」をコンセプトに、内科診療に不可欠な情報をわかりやすくお届けする総合臨床誌。プラクティカルにまとめた特集に加え、知識のアップデートと技術のブラッシュアップに直結する連載も充実。幅広い診療に活かせる知識・技術が満載の増刊号も発行。 (ISSN 0025-7699)
月刊、増刊号と増大号を含む年13冊

健康格差社会 第2版
何が心と健康を蝕むのか
日本が「健康格差社会」であることを世に示した初版の発行後、社会疫学研究の進展により健康格差の存在は共通認識となり、健康格差の縮小が国の政策目標に掲げられるに至った。第2版では初版の内容を基盤にしつつ、この間に蓄積された多くの科学的知見を追加。「健康の社会的決定要因」などに関する議論の動向も解説する。「健康格差」の基本を知る上で最適な定番書。

≪インフェクションコントロール2024年春季増刊≫
決定版 環境整備ICTマニュアル
【見落としがちな環境整備のポイントを解説!】コロナ禍を経て、環境整備を見直す施設が急増している。本書では、すぐに使えるチェックシートやよく遭遇するスタッフからの質問を中心に、ピットフォールにつながるポイントから指導方法までわかりやすく解説!「施設の清掃を見直したい」「効果的な伝え方が知りたい」と考えるICTメンバーをサポートする。

≪極意を伝授 5≫
スルスルわかる 医療のルール
「診断・治療以外で新人研修医に必要とされる知識」をテーマごとに分類・解説するシリーズ第5巻。通常の医師は,健康保険法で定められた規則に従った「保険診療」を行う。医療行為に関しては様々な法律が関与しているが,それらの知識をしっかり身につけることなくして一人前の医師とはいえない。本書では「医療をとりまく規則,診療報酬のしくみ」を,イラストや具体例を示しながら解説していく。

術式対応“わがまま”術後鎮痛マニュアル
~エビデンスと麻酔科医の本音に基づいた~

救急・ICUの体液管理に強くなる
病態生理から理解する輸液、利尿薬、循環作動薬の考え方、使い方
急性期の体液管理について,各病態ごとに,病態生理をふまえながらしっかり解説!輸液はもちろん,利尿薬や循環作動薬の処方例や使い分けも充実!

カプラン精神科薬物ハンドブック 第5版
エビデンスに基づく向精神薬療法
世界的スタンダード「カプラン」の薬物ガイド、最新版の邦訳
Kaplan&Sadockによる精神科の定本「カプラン臨床精神医学テキスト」の簡便な手引書と対をなす精神科薬物ガイド、最新版。薬物療法の基本をおさえつつ、各薬剤に関し、作用機序ごとに臨床に即した実践的な使用法を解説。特に有害作用や薬物相互作用に関する情報が充実。最新のエビデンスに基づき内容を更新し、新薬を追加収録。精神科医を目指す研修医、専門医や精神保健関連職種はもちろん、向精神薬を処方する一般内科医、プライマリケア医にも有用。

健康・栄養科学シリーズ
社会・環境と健康2024-2025
管理栄養士が活動の根拠として必ず理解しておくべき,人間の健康とそれを規定する社会・環境要因,健康の維持・増進や疾病予防の考え方とその取り組みを学べるテキスト.隔年度版にて、最新の動向,施策を解説し,統計データもアップデート!

看護管理 Vol.30 No.11
2020年11月発行
特集 セルフ・コンパッション リーダーが自分を思いやることで組織が豊かになる
特集 セルフ・コンパッション リーダーが自分を思いやることで組織が豊かになる 看護管理者の皆さんは日々,スタッフの人材育成,患者さんへのサービスマネジメント,病棟管理に心を砕き,疲弊しています。看護管理者をはじめとする医療従事者の心の健やかさは,チーム医療の質や患者安全にも影響します。看護管理者のメンタルケアについてはこれまでストレス・マネジメントの視点で語られてきましたが,今回の特集では,その視点を前に進めて,「セルフ・コンパッション」という概念を通じて,「リーダーが自分自身をいたわり,思いやりを持つこと」が,個人やチーム・組織に与えるポジティブな価値・効果を紹介します。本領域に詳しい臨床心理士の岸本早苗氏の監修・執筆により,セルフ・コンパッション,マインドフルネスの概念と実践について,科学的エビデンス,海外の医療機関での実践事例などを交えてお届けします。

パーキンソン病のDBS―術前評価,手術,術後のフォロー,その先へ
運動合併症をはじめとした,パーキンソン病の諸症状に劇的な効果をもたらす脳深部刺激術(DBS).パーキンソン病患者のQOLを向上させるための治療のひとつとして,DBSという選択ができるよう,基礎から実践まで系統的に解説した.パーキンソン病のDBS治療のすべてを網羅した決定版.

≪新OS NEXUS No.10≫
股・膝関節の鏡視下手術[Web動画付]
「専攻医が経験すべき手術」を全20巻でほぼ網羅。メインの特集項目に加えて,手技の理解を深める解剖学的知識を示した「Anatomy Key Point」や,知っておくと有用な基本的手術・治療手技の紹介も毎号掲載し,専攻医として必要なスキルを漏れなくカバーできるシリーズ構成となっている。さらに前シリーズからの特徴である豊富な画像と精密なイラストに加えて今シーズンではストリーミング動画も配信し,静止画では伝わりづらい部分もよくわかる!
No. 10では下肢,特に股関節・膝関節の鏡視下手術にテーマを絞り,マスターしておきたい手術手技を解説するとともに,エコーを用いた股関節疾患に対する注射療法と膝窩嚢胞に対する治療も取り上げる。

精神医学 Vol.62 No.12
2020年 12月発行
特集 身体症状症の病態と治療 器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
特集 身体症状症の病態と治療 器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか? -

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 Vol.89 No.5
2017年4月号 (増刊号)
臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル
臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル -

理学療法36巻8号
2019年8月号
高齢脊髄不全損傷患者への理学療法士の関わり
高齢脊髄不全損傷患者への理学療法士の関わり 高齢化の進行に伴い高齢脊髄不全損傷患者が増加しており,その対応が求められています.
脊髄不全損傷患者は不全麻痺を呈し,運動機能障害・知覚神経麻痺・膀胱直腸障害などが出現することから,整形外科医,リハ医,泌尿器科医,看護師,理学療法士,作業療法士,医療ソーシャルワーカーがチームを組んでの全身管理が必要となります.
このチームの中で理学療法士は,呼吸状態や血圧などの管理を行いながら離床を進め,身体活動を維持し,在宅復帰・社会復帰につなげることが求められます.

総合リハビリテーション Vol.47 No.5
2019年05月発行
特集 脊髄損傷のリハビリテーションup-to-date
特集 脊髄損傷のリハビリテーションup-to-date 国や地域による差はあるものの,脊髄損傷,とくに頸髄損傷の発生数は高齢化に伴い増加傾向にあるということです.脊髄損傷といえば,以前は特定の労災病院やリハビリテーションセンターでのリハビリテーション治療が行われるのが中心的でしたが,現在は回復期リハビリテーション病棟において治療されることも増えていると思います.しかし,脊髄損傷のリハビリテーション治療のスキルが不足している回復期の現場があることや,若年でスポーツ活動や職業面への対応の必要性があるのに自宅へ退院できればよしとされることなどの問題も生じています.一方,再生医療への期待が高まっており,リハビリテーション治療も大きな変化が求められてくるでしょう.本特集は,脊髄損傷のリハビリテーション治療と社会参加の現状と課題について,最新の知識をアップデートしていただくことを目的に,企画しました.

がん患者の運動器疾患の診かた
新たなアプローチ「がんロコモ」
「がんロコモ」とは,「がんに関連した運動器障害によって移動能力が低下した状態」である.
がん治療の進歩に伴い,「がんロコモ」に対応し,患者の運動器という観点からがん診療に取り組むことが望まれている.運動器の機能を維持・改善することは,がん患者が自身の力で動くため,生活するため,治療を受けるために極めて重要であり,本書は,このがん患者の運動器疾患についてまとめた新しいアプローチの書籍となっている.

お茶クリ流! 下肢静脈瘤診療マニュアル
■ 約9万件の静脈エコーを行ってきたお茶の水血管外科クリニックの下肢静脈エコーのテクニックを詳しく解説。プローブの持ち方から静脈奇形の診断まで、他の追随を許さない圧倒的わかりやすさ!
■ 副伏在静脈・穿通枝・ヒラメ筋静脈血栓・血管奇形をいかに診断するか?うっ滞性皮膚炎って何?フォーム硬化療法ってどうやるの?穿通枝って何?動静脈奇形と動静脈瘻の違いって?すべての疑問に答える「お茶クリ流下肢静脈エコーおよび下肢静脈瘤診療」実践の書!
■ どこにも書いていない、お茶クリ流「フォーム硬化療法の実際」「血栓性静脈炎の治療」「うっ滞性潰瘍の治療」を詳しく解説。

細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014
エビデンスに基づいたオフィシャルな診療ガイドライン.疫学,病態,治療,発症予防まで網羅.臨床上重要となるクリニカルクエスチョン(CQ)について,その回答・推奨グレード,背景・目的をエビデンスに基づいて詳述.臨床医の日常診療を支援する必携の一冊.