臨床婦人科産科 Vol.72 No.10
2018年10月号
今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント 成因から管理法,母児の予後まで
今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント 成因から管理法,母児の予後まで -
図解 看護・医学事典 第8版
教科書のあちこちに出てくる医学・看護用語を簡潔に解説した看護学生必携の小事典。今回の改訂では本文970ページに図表873枚を挿入。見て分かる事典を目指すとともに2色化によりさらに使いやすく引きやすい事典を心がけた。巻頭のカラー図譜では、覚えておくべき解剖学的知識を整理。冒頭の略号一覧は、略語辞典としても有用。
≪アスレティックトレーナー専門基礎科目テキスト 2≫
スポーツ科学概論
スポーツ科学に関する基礎的知識を解説した上で,その応用について,①競技に必要なアスレティックパフォーマンスと測定評価&向上の取り組み例,②外傷・障害予防への知識の応用,③健康管理(疲労回復、トレーニング負荷管理など),以上のような項目例を参考にスポーツ科学の知識を活かした実践的な応用例を解説,習得を目指した1冊.
重症喘息診療マニュアル
吸入療法のみではコントロール困難な重症喘息を,炎症機序と臨床特性の視点から体系的に整理.診断の進め方,フェノタイプを踏まえた生物学的製剤の選択フロー,治療導入後の評価と継続判断までを具体的に解説.さらに助成制度の実務的な活用法も網羅した,内科医・実地医家の重症喘息診療を力強く支える実践書.
在宅Dr.ワンの呼吸器べんきょう日誌
在宅医療と病院医療の大きな違いは,患者や家族の「病気」だけでなく,「人生そのもの」に触れる機会が多いことです.病院では「医学的な正解=最適な選択」とされることが,在宅医療の現場では「介護」や「感情」の側面を考慮しながら,最終的な方針を決定する必要があります.例えば,タバコを吸うことは肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスクを高め,医学的には「間違い」とされますが,それでも「死ぬまでタバコを吸いたい」と望む患者さんもいます.「医学」だけでなく,患者さん本人やご家族の「価値観」や「感情」を尊重することが,在宅医療の本質と言えます. 呼吸器疾患を診療する際,病院ではX線写真を撮影し,その結果をもとに診断や経過の評価を行います.呼吸器内科医にとって「X線写真画像」は非常に重要であり,診療方針の決定や病状説明の際にも欠かせません.しかし,多くの在宅医療の現場ではX線写真を撮ることができず,これまで当たり前にあった「武器」がない状況で診療を行う必要があります.その中で,どのように患者さんの「人生」と向き合い,適切な診療を提供できるのか――. その答えを見つけるには,まず「医学」を正しく理解することが不可欠です.しかし,在宅医療の視点から呼吸器疾患を体系的に解説した書籍は,これまでほとんどありませんでした. 本書では,こうした課題に対応するため,在宅医療の現場で役立つ呼吸器疾患の診療ポイントをわかりやすく解説します.X線写真なしでの診断の工夫,在宅酸素導入の手順に加え,病状説明の方法,食事指導のポイント,さらには病状に応じた施設選択の考え方についても,実践的な視点で解説.これにより,在宅医師や訪問看護師,ケアマネージャーなど,在宅医療・介護に携わるすべての方々へおすすめです.
はじめましてのPET/CT
現在の主流であるFDG PET/CTをこれから学ぶ初学者のために,基礎・原理・機材から読影の手順までをじっくり解説。
1章では実際の検査の流れとプロトコール,ピットフォールを,2章では部位ごとに頻度の高い疾患の撮像法と画像診断のコツを解説。撮像・読影の要点を解説する「Hot Point」,初学者には難しいので読み飛ばしてもいいが知っておくと理解が深まる「ちょっとだけ深いPETの世界」などのコラムでPET初学者にもわかりやすい紙面としている。さらに3章では読影クイズを掲載し,実臨床に近い実力試しができる。
巻末付録として,FDG集積の特徴から疾患を探せる早見表も掲載。
エッセンシャル脊椎・脊髄の画像診断
スタンダードテキスト『関節のMRI』『脳のMRI』からのスピンオフ
待望の「脊椎・脊髄 編」出来!
弊社刊「関節のMRI」「脳のMRI」を補完する内容として、日常診療で遭遇することの多い疾患を中心に厳選、当該領域の画像診断のエッセンスを凝縮した実践テキスト。現場のニーズを踏まえ、MRI診断のみならず、単純X線写真、CT診断の解説も加える。箇条書きスタイルで読みやすく、2色・4色刷で見やすい。放射線科医のみならず整形外科、神経内科・脳神経外科等各科臨床医にも役立つ書。
レシピプラス Vol.23 No.4
2024年秋号
治療の「はじめる・つづける」を支える
骨粗鬆症とくすり
治療の「はじめる・つづける」を支える
骨粗鬆症とくすり 日本人の1590万人,80代女性ではその約半数が罹患していると言われる骨粗鬆症.この病気は自覚症状が乏しく治療継続が難しい一方,骨折につながるとQOLを著しく低下させるリスクがあります.予防と早期診断,継続的治療のためには,多職種が総力戦で食事・運動・薬物療法を継続的にサポートしていくことが有効です. 薬学管理を軸に,栄養療法・運動療法も含めてトータルに学びなおせば,タスクシフト・シェアにもつながります.骨粗鬆症をチーム医療で長くサポートしたい薬剤師・医療スタッフにオススメの1冊です!
初めて握る人のための
気管支鏡入門マニュアル 改訂第2版
杏林大学呼吸器内科編
間質性肺炎の診断や腫瘍性肺病変の確定診断,病原菌の同定など,気管支鏡による呼吸器診断の役割は非常に大きなものです。本書では、気管支鏡をこれから始める若手呼吸器科医,および研修医に向け,イラストと写真を基に手順や操作を丁寧に解説します。第2版の改訂にあたって,鎮痛鎮静,末梢気管支の同定(”枝読み”),鎮痛鎮静,EBUS-TBNAの解説が加わり,さらに各操作に関わるお手本動画が盛り込まれています。本領域で高い医療レベルを誇る杏林大学呼吸器内科の先生方の洗練テクニックとコツがわかる気管支鏡の入門書です。
チャイルドヘルス Vol.29 No.6
2026年6月号
【特集】家で子どもを“みる”~ホームケアのすゝめ,けが・その他編~
【特集】家で子どもを“みる”~ホームケアのすゝめ,けが・その他編~
けがや熱中症,誤飲,虫刺され……子どもの“もしも”にどう対応する?
2月号「病気編」に引き続き,今回は“けが・その他編”!
頭部打撲や骨折,熱傷の初期対応から,受診の目安,救急セットの見直しといった自宅での備えまで,最新知見に基づいて解説します.
家庭はもちろん,保育施設・学校・学童・放課後等デイサービスでも役立つ“ホームケア”特集です!
≪眼科診療エクレール 1巻≫
最新 緑内障診療パーフェクトガイド
患者教育から最新の手術治療まで
我が国の緑内障診療の第一人者の編集によって,緑内障のエキスパートである執筆陣が,診断や薬物治療はもとより,疫学,患者教育,病診連携,疾患管理,そして手術療法に至るまで,最新の緑内障診療のすべて網羅し,詳細かつ分かりやすく解説した決定版.カラーの図版を豊富に用いたビジュアルな構成で,診療上疑問に思ったことを直ちに参照できる臨床に即したハンドブック.
Hepatology Practice 4
難治性肝疾患の診療を極める
基本から最前線まで
難治性肝疾患として自己免疫性肝疾患,薬物性肝障害,急性肝不全,その他の肝疾患(肝内結石症,門脈血行異常症,金属代謝異常による肝疾患)を取り上げ,標準的な診療から最新の治療法,あるいは基礎研究分野における最先端の知見までを網羅したテキスト.難治性肝疾患診療の現在・過去・未来を俯瞰した消化器内科医必携の一冊.
Hepatology Practice 2
NASH・アルコール性肝障害の診療を極める
基本から最前線まで
NASHとアルコール性肝障害は,アルコール性・非アルコール性の違いはあるものの,病態・発症・進展機構には多くの共通基盤があることが明らかにされている.本書は,わが国を代表するエキスパート執筆により,NASH・アルコール性肝障害の診療に役立つ基礎研究分野から臨床エビデンスに至る最先端の知見を網羅したテキストであり,肝臓内科医が知っておくべき内容が網羅されている.図版163点,表組73点,モノクロ写真23点.
BRAIN and NERVE Vol.76 No.2
2024年 02月号
特集 特発性正常圧水頭症の現在
特集 特発性正常圧水頭症の現在 脳・神経を基礎と臨床から追究する、MEDLINE 収載雑誌。『脳と神経』 『神経研究の進歩』 の統合誌として2007年に発刊。時宜をとらえたテーマを深く掘り下げる「特集」、最新の動向をキャッチアップする「総説」や連載で神経学、神経科学の知見をわかりやすく紹介する。投稿論文も英語、日本語の両方で募集中。掲載論文はPubMedで検索が可能。日々の臨床に資するテーマをより深く掘り下げる増大号を年1回発行。 (ISSN 1881-6096)
月刊、増大号1冊を含む年12冊
正常がわかる 胎児超音波検査
超音波による胎児評価における正常範囲を理解するための一冊.本書では,まず,正常胎児の正常な超音波断層像について述べ,そこから微妙に外れるような所見について,正常範囲と判断するか精密検査に紹介したほうが良いかをどう判断するかについて記載する.また,妊婦健診で行う超音波検査中に異常と間違って判断されてしまう危険性のある超音波像についても解説する.スクリーニング現場でのふるい分けの判断に役立つ一冊.
手術 Vol.76 No.10
2022年9月号
癌外科医必読 腹膜播種の治療戦略と手術
癌外科医必読 腹膜播種の治療戦略と手術
手術がうまくなりたい消化器・一般外科医のための専門誌。マニアックなほど深堀りした特集内容やビジュアルでわかりやすい手術手技の解説を特長とする。本号の特集テーマは“腹膜播種”。日本腹膜播種研究会の『腹膜播種診療ガイドライン2021年版』の執筆メンバーを中心とする腹膜播種診療のプロフェッショナルが,がん種・病態ごとの治療戦略などをわかりやすく解説。他に類を見ない癌外科医必読の特集となっている。
総合診療グリーンノート
最高水準の診療をめざし,臨床現場で本当に必要な情報をまとめたレジデントのためのシリーズ「グリーンノート」に総合診療版がついに登場.岡山大学総合内科の先生方を中心に,疾患・病態への医学的アプローチはもちろん,心理社会的側面や幅広い視野で患者を捉える思考プロセスなど,総合診療に必要な要素を凝縮.「一筋縄ではいかないときのアプローチ」「それでもうまくいかないとき」など,リアルな現場で役立つ一冊である.
透析療法グリーンノート
医療の谷間に灯をともす! 生命予後改善に寄与する透析療法の必須マニュアル.血液・腹膜透析療法の基本から合併症対策や,腎性貧血など新規薬剤の使用まで最新のガイドラインに準拠して解説.透析患者高齢化に対応すべくサルコペニアや腎リハビリ関連も網羅.透析療法に関わるスタッフすべてに役立つポケットの相棒.
睡眠障害診療ガイド
不眠症や睡眠時無呼吸症候群など,もはや国民病となりつつある睡眠障害.ところがほとんどの患者は睡眠医療の専門医ではなく,一般臨床医や開業医に受診・相談している.そこで本書は日本睡眠学会認定委員会の監修の下,睡眠障害を専門としない実地医家・コメディカルを対象に睡眠障害診療のスタンダードをポイントのみ厳選,簡潔な記述,フルカラーの見やすい紙面で構成した.一般臨床医・開業医必携の一冊.
PPIが効かない!その時にどうする? 胃食道逆流症(GERD)・咽喉頭逆流症(LPRD)の診かた
日本人の約20%が、胃食道逆流症(GERD)や咽喉頭逆流症(LPRD)に悩んでいる。その治療法はPPIの薬物治療が主である。しかし、そのPPIが効かない患者が約40%いると言われる。そのため、患者は各科のたらい回しにあったり、PPIを無駄に長期的に処方されたりしている。
日本では、胃食道逆流症(GERD)や咽喉頭逆流症(LPRD)は、内科的視点で治療が行われることが主であるため、このようなことになっている。一方アメリカでは、内科的治療(薬物治療・食事療法)に加え、外科的治療(逆流防止機能不全を外科的再建することで逆流そのもの止める)を行うため、症状が改善する患者は多い。なおこの外科的視点は、日本では医学生や研修医のときに少し勉強する程度で、専門医となった後は、あまり深く勉強する機会がないので、見落とされがちな視点である。
本書では、このような視点もしっかりと伝え、また「PPIが効かない患者に出会ったら」という切り口で、PPI投与だけでない、胃食道逆流症(GERD)や咽喉頭逆流症(LPRD)の診療を伝える。日常診療で胃食道逆流症(GERD)や咽喉頭逆流症(LPRD)患者を診る医師(内科医、外科医ともに)に役立ち、さらに、総合診療科医、耳鼻科医、呼吸器内科医、アレルギー科医、心療内科医、一般開業医など、消化器関連科以外で日常的に胃食道逆流症(GERD)等を診る可能性のある診療科の医師にも手にとってもらいたい。
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序文
「クスリを飲んでいるのに胸やけが取れない」「原因不明の胸痛で、頻繁に救急室に来る」「喘息もアレルギーもないのに、咳が止まらない」「ずっと喉に何かが張り付いているような違和感や圧迫感がある」……。そんな患者さんに出会ったことがありませんか? 内視鏡にてびらん性食道炎がなかったから、精神的なものとして心療内科に紹介したことがありませんか? それを聞いたあなたは、ドキッとされているかもしれませんね。
近年「胸やけ」「呑酸」「逆流性食道炎」といったキーワードによって、胃食道逆流症(GERD)は新たな国民病として注目されてきています。GERDは、一般的には内科的疾患と認識されており、多くの患者さんはプロトンポンプ阻害薬(PPI)にて良好な症状コントロールが可能です。しかし実は、GERDは非常に多彩な症状を呈し、PPIが奏効せずに消化器症状のみならず耳鼻咽喉頭・呼吸器系の慢性的な不定愁訴に悩まされている患者さん群が存在します。本書を手に取ったあなたは、そういった患者さんの治療に難渋した経験があるのではないでしょうか。
GERDを専門にする外科医(Foregut surgeon)は、「GERDは外科的疾患」と認識して診断治療しています。本書を読み進めていただければ、その意味がわかると思います。そして、内科と外科では見ている部分が異なるということを理解していただけるはずです。本書では、一見単純な病態と思われるGERDを解剖生理学の観点から切り込んで、「PPIがなぜ効かないのか」「そんな時に何を考えて、何ができるのか」「PPIに代わる次の一手はあるのか」について解説しています。良性疾患であるGERD は、食道腺癌になる可能性を除いて、直接生命に関わるわけではありませんが、著しくQOLを低下させます。ひどいGERD症状のために、何年にもわたって「常に胸やけや嘔気があって嘔吐する」「食べられない」「眠れない」「勉強や仕事に集中できない」患者さんが存在します。「手術」という次の一手で、このような患者さんのQOLを劇的に改善できる可能性があるのです。
今回、GERD診療に情熱を燃やす消化器内科医2名、外科医6名(食道外科医、減量外科医、呼吸器外科医)、耳鼻咽喉科医1名で共同執筆しており、これまでに類のない、斬新な切り口の書籍になったと自負しています。本書が各科の垣根を取り払った共同診療への布石になり、今まで精神的なものや原因不明とされて放置されてきたGERD患者さんのQOL改善に繋がると信じています。専門科を問わず、できるだけ多くの方に読んでいただけることを願ってやみません。
最後に、本書の誕生に関わっていただいた全ての方に、心より深く感謝いたします。
2022年6月吉日
北方敏敬
