人間ドック健診の実際
基礎知識から判定・事後指導までのすべてがわかる
あらゆる検査項目を網羅し,その判定区分やフォローアップの実際を解説するとともに,各種オプションドック健診の実際も解説し,人間ドック健診のすべてにおいて役立つ日本人間ドック学会監修の実践的なガイドブック.また,現在の人間ドックの施設運営およびこれから人間ドックを始める場合,また施設認定を受ける場合,専門医の資格を取る場合などを想定した項目も用意.人間ドック健診にまつわることはこれ一冊で理解できる.
シンプル作業療法学シリーズ
作業療法学概論テキスト[電子版付]
初学者が作業療法・作業療法士の全体像を理解できるよう平易かつ簡潔に解説した教科書.作業療法の成り立ちや役割,対象領域や各種制度,支援方法など,基本となる考え方から実践的な内容まで,学生に必要な知識を幅広く提供する.「作業療法とはなにか」を理解しながら学べるよう,豊富なイラストと具体例を用いながら丁寧に解説した.
作業に焦点を当てた精神科作業療法
さまざまな困難はありながらも、私たちは対象者の作業から目を逸らしてはいけない。
本書では、作業に焦点を当てた実践を可能にする理論・モデルとして、人間作業モデル(MOHO)、作業遂行と結びつきのカナダモデル(CMOP-E)、生活行為向上マネジメント(MTDLP)、作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)、作業に根ざした実践2.0(OBP2.0)を取り上げた。精神科病院や精神科訪問看護などの現場で勤務する方々は、本書に記載された各理論・モデルの概要、そして実践例を読むことによって、どのような視点で対象者の作業に焦点を当てるべきかを理解され、より効果的な臨床実践につなげることができる。
さらには、精神障害領域以外で勤務し、精神科作業療法に関心を持つ作業療法士、作業療法学生、他の専門職にとっても、精神科作業療法士の実践を広く知っていただける良い機会になる。
PT・OT・STのための
これで安心 コミュニケーション実践ガイド 第3版
「この仕事を選んでよかった」と思える医療者を育てるために
好評を博したコミュニケーションテキストの改訂第3版。初版、第2版で読者対象としていたPT・OTに加え、今版から対象にSTを加えている。養成教育で重要とされる「人間関係論」「コミュニケーション論」などの講義に最適のテキストで、臨床実習や卒後の臨床にも役立つ内容である。対人援助者である医療者にとって大切な「人間愛(仁)」「倫理観」「自律性」を基盤にした、コミュニケーション能力を高めるための珠玉の1冊。
PT・OT基礎固めヒント式トレーニング 臨床医学編 改訂第3版
日頃の学習において,知識・用語の記憶を定着させ,“答え”を思い出しやすくするトレーニングができるテキスト.PT・OT共通の臨床医学系科目の重要ポイントおよび国試の出題傾向を踏まえた書き込み式の解説・図表と,一問一答問題の繰り返しで,定期試験対策に加え国試へのスムーズな準備ができる.今版では「一問一答問題でチェック」の〇×問題をwebで解ける!学習の到達度確認に最適で日ごろの学習から国試対策まで,さらに役立つ参考書へとパワーアップ!
理学療法士・作業療法士 PT・OT基礎から学ぶ 精神医学ノート 第2版
国試対策はもちろん講義や日常学習でアクティブラーニングを実践できる,
定評あるPT・OT向け学参書に待望の改訂版!
●PT・OTの精神医学の授業で扱う項目について,「ドリル形式」でまとめた知識の整理ノート.
●基本となる用語を「穴埋め問題」で理解し基礎知識を身につけ,国試から厳選抜粋した「演習問題」でさらに実力を高めるという構成で,段階的に無理なく学力アップ.
●改訂ではDSM-5,ICD-10に準拠して用語を整理.わかりやすく学習できるよう,見やすさを重視し,使いやすさを向上.
●最新の知見に沿って内容を全体的に見直し,最近の国試の傾向に沿って演習問題の入れ替えも実施.
まるごとわかる!精神疾患
臨床現場に訪れる患者さんは多様な悩みや困りごとを抱えています.それらの成り立ちを理解し,患者さんに寄り添うためにも,精神医学的知識は欠かせません.本書では,精神疾患のなかでも代表的な,うつ病,統合失調症,睡眠障害,摂食障害,依存症などを取り上げ,読みやすい文章とフルカラーのイラストで親しみやすく解説しました.ナースをはじめとした,実際に精神疾患の支援を行う方々の第一ステップに役立つ一冊です.
精神科実臨床における認知機能リハビリテーションの実践
統合失調症や気分障害などの認知機能障害リハビリテーションがわかる.
統合失調症や気分障害における認知機能リカバリーの意義,重要性,検査法,介入法について初学者にもわかりやすく解説する書.リカバリー概念の解説から始まり,統合失調症,大うつ病,双極性障害,発達障害,摂食障害などの評価法,改善療法の技法,NEARの初期導入法や言語セッションの進め方,VCAT-Jなどの実践例を紹介しながら,わかりやすく解説する認知機能リハビリテーションの実践書.
就労支援の作業療法 基礎から臨床実践まで
作業療法士に必要な就労支援の基礎知識と障害別支援の実践をこの一冊で!
●作業療法士が身に付けるべき普遍的な知識を,基礎から臨床実践まで網羅!
●すべての障害別項目に事例紹介を収載!各疾患で必要となる支援の実際を学べる.
●近年対象が広がってきている,がん,難病,引きこもりや司法領域における支援も収載.
●就労支援に携わる現場の作業療法士の声を14のコラムで紹介.
●近年の国家試験過去問題を丁寧な解説とともに収載!
コモビディティに学ぶ
不安症と双極性障害
「不安症と双極性障害は互いに高い頻度で合併するが,このことは研究テーマのみならず,臨床現場での治療方針を決定するうえでも極めて大きな問題となっている.」
あとがきに記されたこの1文にあるとおり
近年、急速に関心を集めるようになった“コモビディティ”(併存症)のうち、
不安症と双極性障害は、臨床においても深い結びつきが認められているものである。
本書は臨床・研究の第一線にいる執筆陣が
実臨床、臨床薬理、脳画像研究、ゲノム研究、精神病理、ガイドラインなど
多面的なテーマによりこの「併存」について論じたものである。
・コモビディティを抱えた患者の治療、対応をどう進めればよいのか?
・不安症の症状ごとに併存の特徴にはどういったものがあるのか?
・脳画像、ゲノムなどが示す併存研究の最前線とはどのようなものなのか?
主として不安症や気分障害に取り組んでいる医療者はもちろん、
このようなテーマに関心のある方々にとっても、実りある情報に満ちた1冊となるはずである。
臨床作業療法NOVA Vol.17 No.4
2020年冬号
【特集】作業のもつ力を活かす作業療法―作業療法士は作業を使わなくなったのか
【特集】作業のもつ力を活かす作業療法―作業療法士は作業を使わなくなったのか
近年、作業療法士(OT)が現場で作業を使わなくなったという声を聞く。このような時代には、改めて作業を用いる療法が発展してきた歴史を振り返ることが大切である。作業的存在として対象者を見ることの意義を再考する必要がある。作業から人の健康のあり方を捉え直し、対象者の生活への意欲を引き出すうえでも彼らが挑戦する機会を損なうことのないようにしたい。そこでは、OTと対象者の関係性はより重要となる。作業について語り合い、OT仲間で一緒に読み進めて、対象者と作業を実践する際の参考になるMOOK本があるとよいと考え、本書の企画となった。
まず、作業と作業療法の基本的な考え方、知識を多角的に検証している。そして、実践面で、作業のもつ力を作業療法に応用しているさまざまな場面を紹介する。翻って、その土台となる教育はどう教えられているのかを、方法論を含めて振り返る。最後に、当事者が回復するうえで作業がどのように役立ったかについて、インタビューを通して探っていく。
本書は、「作業療法は作業のもつ力を最大限に活かす」という命題を見事に一冊にまとめている。
臨床精神科作業療法入門
精神科作業療法の臨床で必要とされる基礎知識や技術,基本的態度,さらにどのように実践するか,臨床の実際について解説した入門書.初学者や,臨床の基礎を確認したい作業療法士のために,平易な文章と理解の助けになる図表を用いて,わかりやすく記述した.学生の臨床実習にも役立つ記述が満載.平成28年から適応される理学療法士作業療法士国家試験出題基準の「Ⅴ 臨床実習」にほぼ準拠した内容で構成した.
音楽に癒され,音楽で癒す
−音楽療法と精神医学/音楽創造
精神科医・音楽療法士にしてピアニスト・作曲家.そして音大で音楽療法教育に携わる著者が,精神医学と音楽療
法そして音楽創造について書き下ろす.音楽には人間の心に寄り添い,高みへと引き上げる効果が確かに存在す
る.従前の音楽療法理論・技法を踏まえて,多彩な領域で活動を続ける著者ならではの思想と実践が結実した.類
い稀なる1冊.
重症化予防のための足病診療ガイドライン
「足病」とは下肢・足の形態的・機能的障害(循環障害,神経障害)や感染,およびそれらに伴う潰瘍等の足部病変を指し,高齢化や糖尿病患者の増加とともに足病患者も増加している.本書は足病治療の指針となる68のClinical Question(CQ)を提示し,疫学・病態から足部病変の管理と治療,再発・重症化予防や歩行機能の確保,集学的治療や地域連携の実際までを網羅.足病の治療・管理・ケアに携わる医師,看護師・理学療法士などのメディカルスタッフや介護従事者が知識を共有し,緊密に連携するための基礎として必携の一冊.
運動器臨床解剖学―チーム秋田の「メゾ解剖学」基本講座―
運動器解剖のトップランナーである“チーム秋田”が総力を結し臨床に直結する運動器解剖をまとめた待望の書籍!!
髄内釘による骨接合術―全テクニック公開、初心者からエキスパートまで―
本邦屈指のネイラーが伝授する手技やコツ、ピットフォールや合併症の対策まで、豊富なカラー写真やイラストで丁寧に解説!!
さらには、髄内釘の歴史から近年海外で発表された特殊ネイルの紹介まで、とことん「髄内釘による治療」にこだわりました。
ガイドライン+αの高血圧診療Q&A
ガイドラインだけでは対応できない高血圧診療の疑問点を,Q&A形式でわかり易く解説した.執筆陣は第一線で活躍しているエキスパートを揃えた心強い1冊である.
改訂2版 超入門 形成外科・美容外科手術
【形成外科特有の手技のキホンとコツが満載】形成外科特有の手技や、若手医師が日常診療でとくに多く扱う関心度の高い手術、救急外来での対応などを豊富な写真とWEB動画でわかりやすく解説した入門書。「手技のコツ」「ピットフォール」「患者への伝え方」「術後のケアの指示」など、さらに理解が深まるコラムも満載!
改訂2版 血栓回収療法 Technical Tips
【今すぐ脳卒中の臨床現場で使えるワザ満載!】2019年に刊行した好評書の大改訂版。急性期脳梗塞に対する血栓回収療法の実践にあたっては確実なカテーテルテクニックが求められるが、経験豊富な臨床医しか知り得ないTipsも多く存在する。分野の最新トピックスを網羅しつつ、テクニック/ワザに特化した指南書。WEB動画付き。
はじめてのトリガーポイント鍼治療
全身の7割近い筋肉は、実際に痛みの原因である箇所とは違う部位に痛みを引き起こしている!
腰下肢痛、膝痛、頚部痛、肩痛という4大症状について、その原因となっているトリガーポイント(TP)をどう検出し、刺鍼するか、写真や筋の断面図とともに解説。触診すべき部位が一目でわかり、触診の仕方や刺鍼の方向・深度なども具体的に記しているので、臨床の場で即試せる内容になっている。
TP鍼治療の入門書。