医療現場のための薬物相互作用リテラシー
近年では,薬物相互作用(DDI)を考える際にその影響の強度によって相互作用薬と被相互作用薬を分類するなど,DDIの考え方は転換期を迎えている.本書は,DDI予測に有用なCR-IR法とPISCSの使い方から,基質薬や阻害薬・誘導薬として重要な薬剤のDDIマネジメントまで,医療現場で必要なDDIリテラシーを身につけるための解説書である.
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.25 No.9
2023年8月号
特集1 看護師に選ばれる訪問看護ステーション
特集1 看護師に選ばれる訪問看護ステーション
2021年度中に開設された訪問看護ステーションは約1800カ所。一方で約730カ所が事業を廃止・休止しており、その要因の1つに「人材確保難」が挙げられています。日本看護協会の「2021年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」でも、訪問看護ステーションの求人倍率は3.22倍を示しており、看護職の就業場所の中で最も高い倍率でした。
このような状況の中、地域で長期的に安定して訪問看護サービスを提供するためには、人材確保を促進する対策が必要となります。
本特集ではまず、選ぶ側の看護学生・看護師などと、選ばれる側の訪問看護ステーション管理者それぞれの立場から見た、選ばれる訪問看護ステーションのあり方を解説しました。次に、4つの訪問看護ステーションの人材確保・定着の実現に向けた取り組みを紹介します。理念を共有するための工夫や働きやすさの追求、採用プロセスの整備、スタッフが生き生き働くための支援、モチベーションアップにつながるミーティングなど、さまざまな対策を示します。
SPECIAL FEATURE:「2024年度診療報酬・介護報酬改定等に向けた訪問看護実態調査」解説
日本看護協会では、2022年9月から10月にかけて「2024年度診療報酬・介護報酬改定等に向けた訪問看護実態調査」を実施しました。本稿では、調査から見えてきた訪問看護事業所の体制の現状や利用者へのサービス提供の状況、労働環境等を解説し、今後の展望を述べます。
心臓血管外科エキスパートが分析する“術中危機的状況”
ピットフォールとリカバリー
本邦の第一人者がピットフォールとリカバリーをまとめた心臓血管外科必修テキスト。日常的に遭遇する「術中危機的状況」から、滅多に経験しないが重要な「術中危機的状況」まで、エキスパートが網羅的に解説。原因、予防、対策、勘所のほかに、普段はなかなか聞けない稀な症例の紹介も。専攻医だけでなく指導医にとっても役に立つ、即臨床につながるcritical case scenarioテキスト。
認知症診療スタートブック―かかりつけ医とチームで進める現場の実践―
専門医でなくても迷わず始められる認知症ケア.多職種連携で支える診療と支援のヒントを詰め込んだ現場必携の一冊.
認知症診療の迷いや不安を,自信に変える一冊.かかりつけ医はもちろん,看護師・薬剤師・ケアマネージャーなど,多職種が連携して患者さんとご家族を支えるための具体策を現場目線で解説しました.専門医でなくてもすぐに実践できる知識と工夫が詰まっています.病状だけでなく「その人らしさ」を守り,地域全体で支える医療のあり方のヒントが満載.専門医でなくても迷わず始められる,即役立つ認知症診療の決定版です.
泌尿器外科 2021年4月号
2021年4月号
特集:本邦のロボット支援前立腺全摘術のこれまでとこれから─標準術式と変法,拡大切除,新規ロボットについて─
特集:本邦のロボット支援前立腺全摘術のこれまでとこれから─標準術式と変法,拡大切除,新規ロボットについて─
そこが知りたい! 入退院支援まるわかりガイド
入院前~入院中~退院後までの一連の患者の流れを描いたこれからの医療のキーワード「PFM(ペーシェント・フロー・マネジメント)」を1冊で学べる!
COPDの教科書
呼吸器専門医が教える診療の鉄則
COPD(慢性閉塞性肺疾患)のすべてがわかる読み物的な要素の詰まったテキスト。COPDは、日本でも500万人以上が罹患していると言われている呼吸器疾患のcommon disease。本書はCOPDに携わる医療従事者向けに、新進気鋭の呼吸器専門医の視点からできる限りわかりやすく、かつ楽しく読み進められるようにまとめられている。また、治療に重きが置かれ、COPD診療はこの1冊で完結できる。
看護学テキストNiCE
病態・治療論[12]精神疾患 改訂第2版
専門基礎分野において疾病の病態・診断・治療を学ぶためのテキストシリーズ(全14冊)の精神疾患編.医師と看護師の共同編集により,看護学生に必要な知識を網羅.さまざまな症状を理解できる,診断の進め方・考え方がわかる,臨床看護に結びつく知識が得られる,の3点を重視して構成している.今改訂では最新情報へのアップデートのほか,各疾患名をDSM-5-TR(日本語版)に合わせて更新した.
リウマチ・膠原病アトラス
リウマチ・膠原病診療の第一線を走り続ける著者が,その長年の診療経験をまとめたアトラス.リウマチ・膠原病領域の24疾患と,関連する変形性膝関節症,リウマチ熱などを「その他」としてまとめ,それぞれの臨床写真・画像検査写真・病理写真を網羅している.リウマチ・膠原病医だけなく,その専門医を目指す読者も必携の1冊.
やさしい生理学 改訂第7版
医療系学生のために生理学の基本的な内容について、文献的考察は極力省略し、一般的に認められていることを分かりやすく、かつ簡単に解説したテキスト。改訂第7版では半分以上の章を全面改訂し、とくに運動療法にかかわる「代謝」「体温」「筋」の章をアップデート。また全ページフルカラーとし、視覚的理解を促進する紙面構成とするとともに、各章冒頭に「Starter Question」を設けて学習内容を俯瞰できるよう工夫している。
もう肺高血圧なんかで悩まない!改訂版
~岡山医療センターの取り組みから~
かつて,肺高血圧症は特効薬のない,死を免れない難病と考えられてきました。しかし,本書の初版出版当時には,適切な治療と正しい在宅自己管理を行うことで,すでに肺高血圧症患者さんの予後は大幅に改善していました。しかし,インターネットを検索すれば悲惨な情報しかヒットせず,「どうせすぐに死んでしまう」と思い込んで,正しいタイミングで治療に進めない患者さんたちも多かったのです。
そこで,「肺高血圧症で死ぬのはもったいない」ということを,全国の肺高血圧症患者さんに理解していただくために,岡山医療センターで行われている治療・管理の実際をお伝えしようと本書を企画しました。多職種なスタッフの協働による肺高血圧症の長期管理が,患者さんの生命を守るためだけでなく,生活の質(QOL)を最大限に高めるために必要だと伝えたかったのです。10年を経て,この度本書の改訂の機会を得ました。過去10年の間にも,当センターの肺高血圧診療はさらに進歩しました。診断後,早期から積極的治療を行うことにより,今や肺動脈性肺高血圧症患者さんの平均余命は20年に達しています。「余命10年」はもはや過去のことで,肺高血圧症のために命を落とすのはかなり稀なことになりました。多くの肺高血圧症患者さんは,仕事や家事,旅行や運動など当たり前の生活を行えるようになっています。本書では,そんな患者さんたちの貴重な体験談も紹介しました。
『もう肺高血圧なんかで悩まない』─本書のメッセージは,タイトルに端的に表れています。いまだに肺高血圧症の根治は達成できていませんが,略治,あるいは寛解と呼んでも差し支えないような状態はすでに多くの患者さんで達成できていますし,新たな治療薬の開発も依然進行中です。きちんと治療を受けさえすれば,もはや糖尿病のような慢性疾患と大差なくなった肺高血圧なんかで悩む必要はありません。全国の肺高血圧症患者さんが希望をもって治療に取り組んでいただくうえで,本書がその一助となれば幸いです。
さいごに,本書の執筆にご協力いただいた,当センター循環器内科,看護部,薬剤部,リハビリテーション科,栄養管理室のメンバーに心から感謝いたします。
(松原 広己「はじめに」より)
Heart View Vol.28 No.4
2024年4月号
【特集】肺高血圧治療 今どこに進んでいるのか
【特集】肺高血圧治療 今どこに進んでいるのか
肺高血圧症診療ハンドブック
Beyond the Guidelines−ハンドブックでありながら、ガイドラインにも書かれていないような最新のトピックスやエキスパートオピニオンまで盛り込まれた一冊.日本が大きな貢献を果たしてきた肺高血圧症診療のすべてがここに!「ポイント」で短時間に診断・治療方針を立てられ,ガイドラインとエキスパートたちの実際の診療アルゴリズムの比較で個別評価と対応が重要な現場で役立つ.研修医,レジデントから専門医まで幅広く一読して頂きたい一冊.
小児内科57巻12号
小児科医が診る神経発達症:小児科臨床と発達支援のクロスオーバー
小児科医が診る神経発達症:小児科臨床と発達支援のクロスオーバー
R/Pythonではじめる計算論的精神医学
本書は、RとPythonを活用して、計算論的精神医学による研究を促進するための、数理モデル、数式、プログラミングをわかりやすく解説し、実際にシミュレーションやデータへのモデルフィッティングを行う方法を手引きした入門書です。
計算論的アプローチのハードルの一つは、高度な数式の理解とそれを実際のプログラミングにどう落とし込むことですが、チュートリアル形式で実際に手を動かして可視化しながら、研究に必要なプログラミングについて、順を追って学習でき、計算論的アプローチによる研究手法がわかるようになります。
そのまま動作するRやPythonのコードをGoogle Colaboratory上に公開していますので、本書と併せて、独習でも「生物物理学モデル」「ニューラルネットワークモデル」「強化学習モデル」「ベイズ推論モデル」への理解が深まり、誰でも計算論的精神医学におけるモデリングを体験できる仕組みになっています。
救急医学2025年4月号
外傷死ゼロへの挑戦
外傷死ゼロへの挑戦 外傷死ゼロ。無謀と思われても、目指さなければ何も始まらない。5つの観点―System、Strategy、Tactics、Management、Educationから、日本の外傷診療の現状と展望を語り尽くす。外傷診療のフロントラインは、ここだ。
医道の日本 Vol.78 No.12
2019年12月号
鍼灸と漢方
鍼灸と漢方 「車の両輪」にも例えられる、鍼灸と漢方(湯液)。治療上で連携を行っていなくても、鍼灸院を開業していれば、患者から漢方について聞かれた経験があることだろう。
今月号では、鍼灸や漢方の連携によって総合的なアプローチを行っている、大学病院や開業の治療院をピックアップ。診察から治療までの流れや、どのような症状に相乗効果が認められるかなどを聞いてきた。
また、制度スタートから10年以上が経った、登録販売者制度についても解説。さらに、併用して効果があった実際の症例を4人の執筆者に寄稿してもらった。
鍼灸と漢方についてより一層理解を深めると同時に、連携の可能性を探っていきたい。
がんのリハビリテーション診療ベストプラクティス 第2版
『がんのリハビリテーション診療ガイドライン』で示された最新のエビデンスを、「臨床での最良の実践方法」に落とし込み解説。「誰が、いつ、どこで行うのか」「どのような方法で行うのか」といった具体的な解説は、リハビリテーション専門職をはじめ多くの医療者の助けとなるだろう。患者への説明に重宝するパンフレット例など付録も充実し、診療ガイドラインに基づくリハビリテーション医療を実践するうえで必読の一冊となった。
NAVApedia
新生児NAVAのすべて[Web動画付]
チームでとりくむケアと実践
NICU で管理する新生児の呼吸管理として注目を集めているNAVA(neurally adjusted ventilatory assist,神経調節補助換気)に特化した初めてのテキスト。
医師による管理の基本と匙加減,看護師によるケアの基本と重要項目,臨床工学士によるメンテナンス解説など,新生児の呼吸管理に関わる多職種にむけてNAVAの呼吸器モード,基本をわかりやすく解説。症例集,Q&A,各施設の設定紹介など,臨床に則した具体的な内容を多彩に解説。
マニュアル的なNAVAの使い方/トラブルへの対処法/機器メンテナンスの章は,機械のそばに置いておける別冊仕立てとなっている。
ベッドサイドの小児神経・発達の診かた 第4版
小児科研修医や子どもを診る医師が身に付けておくべき,小児神経の具体的な診察の手順・方法を小児神経専門医らが実践に即してわかりやすく解説.改訂4版では,「診かた」の記載をより一層充実させ,さらに「神経発達症」「機能性神経症状」の診かたなど,新たな項目も追加.明日からの日常診療ですぐに活用できる一冊.
