賛否両論の病気 こころとからだのはざまで
誰も教えてくれなかった“contested diseases”
「検査所見に異常はみられない」「自覚症状が非常に強い」「心理的な要因の関与が考えられる」といった疾患を目の前にしたとき,一方では「精神疾患であることの証明はない」「患者は身体疾患と考えている」「身体疾患を示唆する診断名も用意されている」とも考えられる余地があるのかもしれない.このように身体疾患と精神疾患のはざまでは,医学界の中で疾患単位やコンセンサスが十分に形成されていないものも少なくない.これらの曖昧な概念に対する解決策は未来に委ねられるが,その議論の萌芽は,我々が賛否両論の病気(contested diseases)を認識することから始まるのかもしれない.
誰も考えようとしなかった癌の医療経済
m3.com連載「Cost, Value and Value trials」を書籍化
医師にとっては「医療経済」という言葉を縁遠いものと感じるかもしれない.実際,薬価がいくら高額になっても医師の給与に影響せず,患者にすら影響は少ない.しかし「命のためなら無限にコストを注ぎ込む」ことは結局のところ次世代の犠牲を強いることになる.m3.comの人気連載「Cost, Value and Value trials」を書籍化した本書では,医療の費用対効果分析やその問題点について詳説する.
病歴聴取でここまでわかる
臨床推論集中講座 胸痛
患者が病院に訴えてくるのは「症状」である。1つの科にこだわって画一的な診断をしようとすると思わぬ落とし穴にはまることがある。また,緊急を要する疾患をすばやくスクリーニングするためにも,「症状」を中心とした鑑別診断を行う能力は必須である。
本書は,外来で最も多い主訴である「胸痛」をテーマにした「臨床推論」を学ぶための1冊である。まず「総論」で,胸痛のメカニズム(病態生理)や検査などの基本事項を解説。さらに「各論」では,多くの症例シナリオをイラストとともに提示し,各疾患の鑑別診断の基準となる8つのポイントを紹介。器質性から心因性まで原因疾患が幅広い『胸痛』を,約300点のイラストと写真でわかりやすく徹底解説。軽症から重症予測まで,胸痛診断のための症状の聞き方パーフェクトマニュアル。本書を読めば教科書的な診断ではない「本当の臨床推論能力」が身につけられる!
「臨床栄養」別冊 静脈栄養・経腸栄養を駆使した栄養管理が身につく!Medical Nutritionist養成講座
静脈栄養,経腸栄養を自在に使いこなす栄養管理のエキスパート“Medical Nutrition”養成のための実践的臨床講座
●静脈経腸栄養の第一人者,井上善文先生による月刊『臨床栄養』の人気誌上講座待望の書籍化.
●Part 1「栄養管理の基本」では,栄養評価法から栄養投与量の決定まで,臨床での栄養管理に必要な基本事項について,その考え方や実際を解説.
●Part 2「経腸栄養法」,Part 3「静脈栄養法」では,栄養剤の種類や適応から,投与経路やその管理方法,合併症対策までを実践に即し具体的に詳述.
●患者さんに,もっとも適正な栄養処方を実施し,もっとも有効な栄養管理を実施するための理論と実践を著者の豊富な経験からわかりやすく整理した至極の臨床講座.
Monthly Book Orthopaedics(オルソペディクス) Vol.37 No.8(2024年8月号)
【特集】 高齢者リウマチ性疾患の診かた
【編集企画】 高橋伸典
【特集】 高齢者リウマチ性疾患の診かた
【編集企画】 高橋伸典
患者数が増加している高齢発症関節リウマチの特性をはじめ、リウマチ性多発筋痛症などとの鑑別、身体機能維持のポイント、積極的訓練の重要性など【高齢者】にこそ必要な視点をまとめた。
放射線技術学シリーズ 放射線物理学
国家試験の新出題内容に対応した日本放射線技術学会監修の教科書
本書は、放射線の物理学的な側面について特に医療分野での利用を中心にまとめた。診療放射線技師養成機関での教科書、参考書使用を目的として編纂されている。
内容構成は、診療放射線技師国家試験出題基準のガイドライン項目は全項目を取り上げ、さらにその他の重要事項についてもまとめた。
みんなでできる
医療的ケア児サポートBOOK
2021年の「医療的ケア児支援法」施行により、医療的ケア児の支援にかかわる施設が増えています。
そこで本書は、はじめて医療的ケア児にかかわるときに必要な知識やアドバイスをまとめました。
多職種連携の視点から、医師、病棟看護師、退院調整看護師、訪問看護師、医療ソーシャルワーカー(MSW)、心理士、理学療法士、相談支援専門員などが執筆しています。
この1冊を通して、基本的な姿勢や、医療的ケアの実践、在宅移行支援、在宅生活における工夫など、支援の全体像を学ぶことができます。
新生児病棟・小児病棟のほか、訪問看護、療育施設、教育機関など、さまざまな現場でご活用ください。
小児科診療 Vol.89 No.2
2026年2月号
【特集】アトピー性皮膚炎から理解するスキンケア パーフェクトガイド2026
【特集】アトピー性皮膚炎から理解するスキンケア パーフェクトガイド2026
アトピー性皮膚炎の予防と治療には、年齢や生活に応じた適切なスキンケアの理解が欠かせません。
「とりあえず保湿」では不十分で、新生児皮膚の特徴やバリア機能、保湿剤成分の安全性など最新知見を踏まえた判断が求められます。
本特集では基礎から実践までを体系的に整理し、入浴・保湿の実際、思春期のセルフケア支援、よくある皮膚トラブルへの対応、災害時のケアや将来展望まで幅広く解説し、最適なスキンケアを論理的に説明・共有できる力を養うことを目指しています。
medicina Vol.57 No.2
2020年02月発行
特集 臨床に役立つ解剖・生理学
特集 臨床に役立つ解剖・生理学 「医学生時代に戻って、基礎医学を勉強し直したい…!」と思ったことはないだろうか。日常診療で生じるさまざまな問題は、必ずしも答えが用意されているとは限らない。そのようなとき、解剖学や生理学といった基礎医学はしばしば判断の指針となる。本特集は実臨床とリンクした“臨床医のための”解剖・生理学講義である。
プチナース Vol.34 No.5
2025年5月号
◆第115回 看護師国試対策
◆国試も実習もこわくない くりかえし使える解剖生理②
◆“習慣力”の高めかた
◆第115回 看護師国試対策
◆国試も実習もこわくない くりかえし使える解剖生理②
◆“習慣力”の高めかた
臨床栄養学実習書 第13版
定評ある臨床栄養学実習書の改訂版!
知識と実践力アップをサポート!
●臨床栄養学の基本的概念や基礎的事項を紹介し,実習を通して理解できるよう構成された,ロングセラーの改訂版.
●「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」,「日本人の食事摂取基準(2020年版)」,各種診療ガイドラインに準拠して献立を見直し,治療食の考え方,作り方を提示.栄養アセスメント,ケアプランの実施の流れに沿って簡潔に解説.
●より使いやすく,より学びやすい紙面をめざし,デザインを一新して全面リニューアル!
≪ペリネイタルケア2019年新春増刊≫
周産期のくすり大事典
妊娠期・分娩時・産褥期・新生児の薬剤&ワクチン133大解説
【くすりの正しい知識と適切な使用法が学べる】
周産期で使用される薬剤は用途がさまざまで多岐にわたる。妊娠期・分娩期・産褥期から新生児、母子の予防接種まで含めた薬剤の正しい知識と適切な使用方法がわかる、周産期医療に従事する新人からベテランまで幅広くお役立ていただけること間違いなしの一冊!
臨床スポーツ医学 2019年2月号
肩インピンジメント症候群を考える
肩インピンジメント症候群を考える
「肩インピンジメント症候群を考える」特集として,肩インピンジメント症候群の概要/肩関節複合体の構造/超音波解剖学/正常運動学/解剖学的異常を認めない肩峰下インピンジメント症候群の診断と治療/投球動作における関節内インピンジメントの病態,成因と対応/運動療法/予防的トレーニング などを取り上げる.連載は,【スポーツ外傷・障害の画像診断】,【オリンピック競技のメディカルサポート-2020に向けて-】.
速攻理解 臨床に強いセラピストは知っている常識 運動器編
“当たり前”を疑うことから、真の臨床力が生まれる
“ソレ違うかも!”が、あなたを一歩前へ導く
「その“ソレ”、本当に正しいのか?」―臨床に強いセラピストは、常識を疑う。
本書は、日常臨床の“当たり前”を再点検し、思考力と臨床推論力を鍛える一冊です。
「評価をしない」「考えずにルーティン化してしまう」現場に一石を投じ、学生や若手セラピストが陥りがちな“勘違い”“思い込み”を、SORE(ソレ)先生がユーモラスに解きほぐします。
臨床推論のステップを「知る」「考える」「出す」の3段階で整理し、疾患ごとの実践的なアプローチをイラストと図解で速攻理解。
腰痛・脊柱管狭窄症・関節症・人工関節術後など主要な運動器疾患を網羅し、初学者から臨床家まで“考えるリハビリ”を支援します。
「臨床に強くなるために必要な“思考の筋力”を鍛える」――リハビリ教育の現場から生まれた、次世代セラピスト必携の思考トレーニングブックです。
Hospitalist Vol.11 No.3 2023
2023年3号
特集:ホスピタリストのための栄養療法
特集:ホスピタリストのための栄養療法
医師・PT・柔整・あはき師のための手技療法学
あらゆるセラピストに役立つ一冊
本書は,医師・理学療法士・柔道整復師・あはき師が,臨床現場で手技療法を「考えて使う」ための基本について,豊富な写真を交えながら解説した実践書です.評価編では,問診や触診から状態を見立て,治療へつなげる思考の流れを症例とともに提示し,施術編では,施術者と患者の姿勢,力の使い方,アプローチの選択などを具体的に示します.何から始めればよいかわからない初学者から,日々の施術を見直したい臨床家まで,幅広いレベル・職域の方に役立つ一冊です.
≪インフェクションコントロール2026年春季増刊≫
ICT活動 ステップアップブック
【効率的に成果を出すためのノウハウ満載!】
ICT活動の多忙な現場でもPDCAを着実に回せるよう支援する実践書! 計画から振り返りまでをサポートするシートやアドバイスが満載で、成果につながる工夫を紹介!
プライマリ・ケア医のための 思春期診療への対応
・「子ども」とも違う、「成人」とも違う、「思春期」。実際の治療方針だけでなく、その対応にも悩んだことのある医師は多いのではないでしょうか。
・予防的介入は?家族への説明は?行政との連携は?……治療以外でも考えることが多くあります。
・本書を読めば、日々現場で思春期の患者に接している執筆者による「自分はこのように対応している」という生の声がわかります。
スイスイわかる放射線治療物理学
放射線治療物理学を水中の世界にたとえて,愉快に真面目に解説!
がんをカニ,原子核をウニ,放射線をタコスミ…などにたとえています.
放射線治療に必要な物理の学び始め,学び直しでの理解につながる1冊です.
放射線治療に携わる医療従事者必読!
臨床外科 Vol.75 No.7
2020年07月発行
特集 若手外科医必携!緊急手術の適応と術式
特集 若手外科医必携!緊急手術の適応と術式 非外科的治療が格段に進歩した今日,診療現場では,救急疾患における緊急手術の適応判断に際し苦慮する場面が多いものと思われる.その判断は,施設の能力や,非外科治療を考慮する場合に関わるマンパワーなど総合的にくだされるべきである.また,高齢,妊婦などの患者側要因,さらには麻酔方法なども考慮することが必要であるが,比較的頻度の高い一般的救急疾患における治療の実際は,若手外科医が担当することがほとんどであろう.そこで,本特集では,実際に診療を担当する若手外科医向けに,保存的治療の適応と外科治療の適応の違い,ポイントを解説し,さらに最近施行されている術式についても紹介していただいた.緊急手術を考えたときの参考となるハンドブックとして,診療現場に置いてもらえるような特集を目指した.本特集を役立てていただければ幸いである.
