
がんゲノム病理学 第2版
がんゲノム医療の著しい進捗とともに,ますますその重要性が高まる分子病理学.本改訂では,近年注目を集めているリッキドバイオプシーやロングリードシークエンスはもちろん,全編を通じて分子病理学の知識をアップデートした.また,空間トランスクリプトーム解析の項を新たに設けるなど,先進的な取り組みも解説する.初版にも収録した分子病理専門医試験を想定した「練習問題」(115問),「症例問題」(5題)を刷新して掲載.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
骨関節
病理総論的な本態とその病態プロセスの理解なくして,病理診断は行えない―.非腫瘍性骨関節疾患の組織形態を読み解くためには,病態の時間経過を踏まえ,類推,検証していくプロセスが必須となる.本書では長年,骨関節の病理診断に携わってきた著者が,目の前にある標本の組織形態をいかに読み解くか,その診断思考プロセスを惜しげもなく披瀝する.『非腫瘍性骨関節疾患の病理』(2003年)をベースに,200枚以上の精選写真を追加.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
リンパ組織
リンパ組織の非腫瘍性疾患は日常的によく遭遇するが,所見がオーバーラップする,病変の本質が捉えにくい,そもそも病態が解明されていないなど,診断に苦慮することが多い.本書では,感染症や自己免疫疾患関連,反応性病変に加えて,腫瘍との境界病変,さらには菊池・藤本病や自己免疫疾患関連,IgG4関連疾患など幅広く取り上げ,その病変の捉え方を精選された大きな写真を多数用いて解説.診断の一助となることはもちろん,リンパ系非腫瘍性疾患の病理の世界を概観できる一冊.

臨床整形外科 Vol.60 No.3
2025年 03月号
特集 ロボット支援手術で切り拓く整形外科新時代
特集 ロボット支援手術で切り拓く整形外科新時代 よりよい臨床・研究を目指す整形外科医の「うまくなりたい」「学びたい」に応える月刊誌。知らないままでいられないタイムリーなテーマに、トップランナーによる企画と多角的な解説で迫る「特集」。一流査読者による厳正審査を経た原著論文は「論述」「臨床経験」「症例報告」など、充実のラインナップ。2020年からスタートした大好評の増大号は選り抜いたテーマを通常号よりさらに深く掘り下げてお届け。毎号、整形外科医に “響く” 情報を多彩に発信する。 (ISSN 0557-0433)
月刊、増大号を含む年12冊

Dr.岡の感染症ディスカバリーレクチャー
新型コロナウイルス COVID-19特講 2023
大好評 新型コロナウイルス感染症特講の最新版!
5類にまもなく切り替わるが,現在の臨床像と診療はどのようになっているのか.ワクチン接種歴の有無で全く異なる重症化パターンに対応するために必要な知識,外来で多数みなければいけない軽症者診療で気を付けなければいけないことなど実際の症例を用いた誌上症例検討会で解説!現場で即使える活きた実践的知識がよくわかるCOVID-19診療のバイブル.

Dr.岡の感染症ディスカバリーレクチャー
新型コロナウイルス COVID-19特講 2022
大好評 新型コロナウイルス感染症特講の最新版!
オミクロン株の流行,軽症者に対する治療薬の登場など変化し続ける状況に対応し,的確な診断・治療を行うための1冊.
PCR・抗原検査のポイント,軽症者に対する治療薬の使いかた,これまでの治療方針と同じことと異なること,COVID-19診療で一番気をつけなければならないこと,など今知りたい内容をDr.岡が最新の正しい情報をもとに伝えます!

ねころんで読めるウィズコロナ時代の感染対策
【これだけ押さえる!ウィズコロナの感染対策】「正しい感染対策が知りたい、でも、難しいのは苦手。時間もない」…そんなあなたのために、感染対策の専門家が“誰でもわかる”新しい感染対策のルールを解説。新型コロナウイルス対応に2年間奔走し、「デマやうわさではない、正しい感染対策を知ってほしい」と強く願う矢野邦夫先生が、感染を正しく怖がり、ウィズコロナ時代に必要な感染対策を伝授する一冊!

基礎から学ぶ遺伝看護学
「継承性」と「多様性」の看護学
遺伝学を基礎から学べ,周産期・母性・小児・成人・がん…と様々な領域での看護実践にダイレクトにつながる,卒前・卒後教育用の教科書.遺伝医療・ゲノム医療の普及が進むこれからの時代の看護に必携の一冊.

こういうときにはこうする! 感染症クリスタルエビデンス 診断編
好評を博している感染症クリスタルエビデンスシリーズの第3弾,「治療編」,「感染対策・予防編」に続いての診断編.本書は鑑別診断の一助となる書籍を目指し,感染症診療における診断に特化した内容となっており,病歴,症候,検査,画像検査,微生物検査など,日常診察においてプロブレムリストに挙がる項目を意識した構成とし,感染症の診断についてのエビデンスとエキスパートオピニオンをまとめました.

Heart View Vol.24 No.13
2020年12月号
【特集】超高齢者循環器診療の術 先生のお悩みはなんですか?
【特集】超高齢者循環器診療の術 先生のお悩みはなんですか?

臨牀消化器内科 Vol.34 No.8
2019年7月号
腹膜炎・腹水に対する診療の進歩
腹膜炎・腹水に対する診療の進歩
本号は,腹膜炎・腹水の鑑別診断に始まり,消化器内科,消化器外科,婦人科,腫瘍内科,腫瘍外科など多方面にわたる専門家により,腹膜疾患の診断と最新の治療および将来展望について詳細に記載されている.(巻頭言より抜粋).

読む順序から対応までわかる
レジデントのためのやさしい心電図
レジデントから寄せられた疑問について,指導医との会話形式によりお手本となる判読法とその根拠や考え方から対応までをわかりやすく解説。
目線と読む順番からの読み解き,20症例による判読トレーニング,知っておきたい抗不整脈薬まで,実臨床に役立つコラムも交えて丁寧にサポート。
完全な初学者にも親しみやすい例えを基にした病態イメージや図解から楽しく正しく学べる“最初の1冊”!

レジデントノート増刊 Vol.23 No.14
【特集】腎疾患の診察・検査 できてますか?
【特集】腎疾患の診察・検査 できてますか? 必ず知っておくべき腎疾患の診察・検査を深掘り解説!診察・検査のポイント,ピットフォール,精度・特性,限界までわかります.正しい知識と根拠を学び,自信をもって腎疾患に適切に対応できるようになります!

レジデントノート増刊 Vol.24 No.11
【特集】救急診療、時間軸で考えて動く!
【特集】救急診療、時間軸で考えて動く! 救急外来での初期評価・対応において,診断・治療・専門医へのコンサルテーションをいつまでに行い,それらを急ぐ状況について解説.救急診療で時間軸を意識すれば,素早く優先順位を判断し,現場で適切に動ける!

マネジメントの極意をつかむ!
PT・OT・STのためのリハビリテーション管理学
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をめざすうえで,「管理学」の学修が求められるようになりました.その基礎的な内容である,法制度の理解,職場の管理・教育に必要な能力,職業倫理の遵守などについて,丁寧にわかりやすく解説しています.
さらに一歩踏み込んで,将来の選択肢を増やすことができるよう,事業経営についても取り上げています.本書に登場するキャラクターたちとともに楽しく学びながら,管理運営(マネジメント)の力を身につけましょう!

ハート先生の心電図レクチャー 基礎編
心電図と聞くだけで、「難しい」「わからない」「できれば避けて通りたい」と思っている人にこそ読んでほしい
循環器系の病棟に限らず、ほぼすべての診療科に心電図モニターがあります。看護師のみなさんも、波形を眺めて異常がないかどうかの判断をしなくてはならない場面に遭遇します。ところが学生時代に限らず、看護師が心電図を学ぶ機会は少なく、いきなり波形をみる現実に直面するのです。
心電図は見えない心臓の現象を波形にしたものですから、まずは心臓について学ぶことが大事です。本書では心臓の動きと心電図波形の出現が連動したハート先生オリジナルのイラストを中心に、目で見えない現象をできるだけ目で見て理解できるよう工夫しています。「病棟でモニター波形を見てみようかな」。読んだ後にそう思ってもらえたら、心電図学習の壁は1つクリアです。
【こんな本です】
■病棟を舞台に物語を読み進めながら、心電図を基礎から学べます。
■ハート先生オリジナルの図解で、心臓の動きと心電図波形の成り立ちをイメージできます。
■「基礎編」としていますが、臨床に活かせるレベルです。モニター心電図と12誘導心電図に加え、ペースメーカの心電図まで入っています。

ハート先生の心電図なんでも質問箱
心電図は奥が深く、表面的な「覚える学習」では身につきません。
セミナーや本でひととおり心電図を学び、わかったつもりでも、実際に波形や患者さんをみると、わからないことばかり。さまざまな疑問に次々遭遇することになります。
かといって、まわりの先輩や医師には聞きづらい…というのが本音です。
そこで、現場の心電図に関する質問や悩みから100項目を厳選し、本にまとめました。
看護師のみなさんにとって、「そうそう、そこが知りたかった」「なるほど、そういうことだったのか」と心電図を改めて理解できる、解決できる知識が盛り込まれています。

一般消化器外科手術のエッセンス
Q&Aでわかる腹腔鏡手術
重要ポイントだけを,豊富なイラストや術中写真とともに簡潔明快に記載した。また,見開き単位のレイアウトでパッと見てわかりやすい紙面構成となっている。さらに,各項目に習得すべきポイントの「セルフチェック」や○×形式での「確認問題」が掲載されており,自身の理解度を簡単に確認することができる。
多忙な若手消化器外科医にこそ手にとっていただきたい1冊。

貧血に出会ったら やさしくわかる貧血の診かた
日常診療で非常に頻度の高い「貧血」の、基礎知識から診断手順、外来・病棟・在宅での対応、マネジメントまでを、イラスト・図表を豊富に用いてわかりやすく解説。

まるごとアトピー
アトピー性皮膚炎の病態から最新薬剤,患者コミュニケーションまで
アトピー性皮膚炎について知りたいことが「まるっと」わかる
新薬も次々に登場し、病態解明も進みつつあるアトピー性皮膚炎。本書では、アトピー治療の基本であるステロイドの正しい使い方をはじめ、新規薬剤への対応、診察テクニック、患者さんや家族とのより良いコミュニケーションの方法など、皮膚科医はもちろん、アトピー性皮膚炎に携わる内科医や小児科医、総合診療医、さらには研修医や薬剤師など医療従事者が知りたいテーマを広くピックアップ。アトピー性皮膚炎診療の第一人者の先生がたがわかりやすく解説。手元に置いて、調べたいときや知りたいときに気軽に手に取れる。