
画像診断 Vol.40 No.13(2020年11月号)
【特集】診断を決める!婦人科画像診断のルールブック
【特集】診断を決める!婦人科画像診断のルールブック 本特集では,婦人科画像診断における「画像所見のルール」について,分類,規約,ガイドラインをもとに解説.「所見のとり方」まで掘り下げ,画像診断のエキスパートが解説.日常の読影に直結する有益な情報を紹介する.

目でみる妊娠と出産
妊娠と出産に関するあらゆる疑問に絵解きで応える一冊.「胎児・新生児」,「母体」,「分娩」の3部構成で産科領域の必要事項を網羅し,わかりやすいイラストと臨床で使えるデータをふんだんに盛り込んだ.また,詳細にルビを施すことで,一般の方にも産科や新生児のことが容易に理解できる構成とした産科の教科書.学生は勿論,産科臨床現場で働く産婦人科医,初期研修医,助産師,看護師にとっても役に立つ内容となっている.

臨床画像 Vol.39 No.13
2023年4月増刊号
【特集】臨床MRIを基礎から知る さまざまな角度からMRIの魅力に迫る
【特集】臨床MRIを基礎から知る さまざまな角度からMRIの魅力に迫る

ケースに学ぶ 患者トラブル対応の心得
20年以上にわたって患者トラブル解決に携わってきた医療界随一の超エキスパート、「なにわのトラブルバスター」の最新刊。検索エンジンの口コミに書き込まれた悪評、新型コロナ陽性者からのクレームなど、令和のトラブルへの対応事例も解説します。

小児消化管感染症診療ガイドライン2024
小児消化管感染症の治療法に関する9つのCQと,専門家による解説で構成.
CQはMinds 2020診療ガイドラインに準拠し,小児の感染性胃腸炎に対する非抗菌薬,抗菌薬の治療法について,特に抗菌薬では適正使用の観点も反映させ作成している.
解説では,疫学,診断,治療,予後,特殊な状況での感染症や予防,また臨床現場で役立つよう,小児用量についても可能な限り記載.小児の消化管感染症にかかわるすべての医師に必携の書.

Medical Practice 2024年1月号
気管支喘息~古くて新しい疾患
気管支喘息~古くて新しい疾患 特集テーマは「気管支喘息~古くて新しい疾患」.記事として,[座談会]エキスパートに聞く喘息診療のコツとピットフォール,[総説]喘息病態Up-To-Date─気道炎症制御の重要性─,[セミナー]喘息診療のポイントと考え方,[治療]気管支拡張薬の選択と使い方.連載として,[One Point Advice]外国人患者のeGFRに注意!,[今月の話題]HPVワクチン,[知っておきたいこと ア・ラ・カルト]もやもや病の臨床像と遺伝的背景他を掲載.

はじめての減酒治療
近年、アルコール依存症治療に対する新しいアプローチとして減酒治療が注目されています。2019年には減酒治療薬ナルメフェンが使用可能となり、減酒治療を始める医療機関が広まってきました。
本書では、わが国で初めて減酒外来を開設した久里浜医療センターの、アルコール依存症診療の国際的第一人者である編者を中心に、減酒治療の実際、減酒外来のポイント、総合病院・職域指導やクリニックにおける減酒治療の実践について、症例を交えながら解説しました。
また、減酒治療薬として使用されているナルメフェンについても1章を設け、エビデンスを挙げながら、ナルメフェンの作用機序・有効性・副作用を解説しています。巻末には、「断酒にすべきか減酒にすべきか」など、実際的に判断に迷うケースを想定したQ&Aを設けました。
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序文
最近、一部のアルコール依存症者に減酒の可能性が示唆され、減酒治療を行っている医療機関が増えてきた。また、2019年から減酒を目的とする治療薬であるナルメフェンが使用可能となり、減酒治療に拍車がかかっている。筆者の知る限り、最初の減酒外来は久里浜医療センターで開設された。本書の分担執筆者である湯本洋介先生が、減酒外来の先駆者として、臨床経験を積み重ねてきている。内科の分野で減酒外来を早期に始めたのは吉本尚先生である。一般病院での実践が大学から理解とサポートを得て、現在、先生は筑波大学附属病院で減酒外来を展開している。一方、クリニックでの減酒治療の先駆者は、さくらの木クリニック秋葉原の倉持穣先生である。先生は依存症の減酒の可能性に早くから着目し、東京のオフィス街で減酒治療を行ってきている。本書は、これら各分野の先駆者に減酒外来について執筆していただいた。内容は、依存症も含めたアルコール使用障害の概要、減酒の方法、ナルメフェンの作用機序・有効性・副作用、減酒で注意すべき疾患、専門医療機関やクリニックでの減酒外来の実際などである。また、依存症のみならず多量飲酒者の減酒に関して職域は重要である。田中完先生には、職域と減酒外来の連携について執筆いただいた。先生は産業医として長きにわたり、職員の飲酒問題に積極的に取り組んでこられている。
減酒治療はある意味で魅力的である。患者の受診のハードルを下げ、いわゆる治療ギャップを埋める効果があるだろう。しかし、アルコール依存症治療の大原則は断酒の達成とその維持であることを忘れてはならない。断酒が最も安全かつ安定的な治療目標である。減酒治療を患者のアルコール依存度や関連問題の程度を考慮せずに実施するのは危険である。本書は、そのような点についても、実践に基づく情報を提供している。減酒治療に関しては、未だエビデンスの蓄積が非常に乏しい。本書がこの部分を補い、減酒治療や指導を始める、または疑問を抱えながら既に実践している医療者の道標として使用されることを願う。

保健師ジャーナル Vol.76 No.2
2020年02月発行
特集 地域で取り組む「依存症対策」アルコール・薬物・ギャンブル・ゲーム依存への対応
特集 地域で取り組む「依存症対策」アルコール・薬物・ギャンブル・ゲーム依存への対応 「依存」の問題は,これまでアルコール依存や薬物依存への対応が主であったが,最近ではギャンブル等依存症対策基本法の施行や,ICD-11においてゲーム依存症が追加されるなど,新たな課題への対応も必要となってきている。本特集では,そうした依存に関する法整備や疾患としての特徴を理解した上で,保健師が地域で求められる対応とアプローチについて考える。

ハームリダクションアプローチ やめさせようとしない依存症治療の実践
やめさせることを目的とせず,患者の苦しいこと,困っていることを一緒に考えること.使っている薬物が違法で
あろうがあるまいが患者を支援すること.これこそが「ハームリダクションアプローチ」である.依存症は病気で
ある.懲らしめてよくなる病気は無い.人権を尊重したハームリダクションの考え方こそ,依存症治療の基本とす
べきである.

いまどきの依存とアディクション
プライマリ・ケア/救急における関わりかた入門
泥酔患者,アルコール性肝炎,処方薬・市販薬の乱用,ストレス性胃潰瘍の背後にある配偶者の暴力…地域医療の現場には多くのアディクション問題がありますが,アディクションは,先生方が毎日診ている糖尿病や高血圧と同じ生活習慣病でもあります.本書を読んで,関わり方の基本を身につけ,次の社会資源に上手につなげるようになりましょう.

消化器ナーシング2025年3月号
2025年3月号
特集:解剖&病態生理の冒険へ!消化器臓器の歩きかた
特集:解剖&病態生理の冒険へ!消化器臓器の歩きかた 外科・内科・内視鏡 ケアがひろがる・好きになる
『消化器ナーシング』は、消化器外科・消化器内科・内視鏡領域を対象とした、消化器にかかわるすべての病棟看護師のための専門誌です。
他では見られない消化器外科・消化器内科看護の最新情報と専門知識を「ひと目でわかる」&「整理して理解できる」ように、徹底的にわかりやすく解説します。
手術・内視鏡治療・カテーテル治療・化学療法など、消化器領域の多岐にわたる治療に関する知識や技術が日々進歩を遂げるなか、最新の治療にマッチした看護展開を可能にする情報が満載の一冊です。
「難しいことこそ、わかりやすく」をモットーに、消化器ナースの「困った」「わからない」に応えます。

消化器ナーシング2025年2月号
2025年2月号
特集:消化器患者さんの周術期ケア
特集:消化器患者さんの周術期ケア 外科・内科・内視鏡 ケアがひろがる・好きになる
『消化器ナーシング』は、消化器外科・消化器内科・内視鏡領域を対象とした、消化器にかかわるすべての病棟看護師のための専門誌です。
他では見られない消化器外科・消化器内科看護の最新情報と専門知識を「ひと目でわかる」&「整理して理解できる」ように、徹底的にわかりやすく解説します。
手術・内視鏡治療・カテーテル治療・化学療法など、消化器領域の多岐にわたる治療に関する知識や技術が日々進歩を遂げるなか、最新の治療にマッチした看護展開を可能にする情報が満載の一冊です。
「難しいことこそ、わかりやすく」をモットーに、消化器ナースの「困った」「わからない」に応えます。

プチナース Vol.33 No.7
2024年6月号
◆異常値から看護ケアがわかる! 検査値の見かた
◆答えにつまる…場面での 患者さんへの言いかたのコツ
◆異常値から看護ケアがわかる! 検査値の見かた
◆答えにつまる…場面での 患者さんへの言いかたのコツ

まるごと図解 消化器の見かた
「まるごと図解シリーズ」は、解剖・病態生理を軸に、疾患や治療、ケアなどの知識を視覚的に理解することができます。1冊全体が図解されているので、どこから読んでもわかりやすく、誌面を眺めるだけでも勉強になります。
シリーズ第11弾のテーマは「消化器」。複数の臓器が複雑に関連する消化器の全体像と診療の流れ、ポイントをまとめました。

医師×看護師×臨床心理士 緩和医療コミュニケーション相談室
正解なき問題を「構造化」.医療コミュニケーションの新しいバイブル.
厳しい状況の患者や患者家族と関わる医療者は,日々「正解なき難題」にぶつかる.本書では実際に寄せられた難題に,緩和ケア専門医,がん看護専門看護師,臨床心理士が会話を重ね,迷いながら答えにたどり着こうとする様子が書かれている.彼らの思考の流れや問題をとらえる視点が,一つとして同じものはない難題を解決するヒントとなるだろう.特に,対人関係を「構造化」した図は必見.コミュニケーションの新バイブルだ.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
腎
「検体数が少ない」「どこを見たらよいかわからない」「疾患が多彩で複雑」などの理由で,腎生検病理を苦手とする人は少なくない.そこで本書は,腎生検病理診断を行ううえで,まずは押さえておきたい病理所見の基本的な取り方を豊富な写真と明瞭な解説で紐解き,「臨床情報からの鑑別」について詳解することで,病理・臨床双方の所見から総合的に病態を理解できるように誌面を構成.腎病理を専門としない病理医や腎臓内科医必携.

胆石症診療ガイドライン2021 改訂第3版
日本消化器病学会編集による診療ガイドライン.Mindsの作成マニュアルに準拠し,臨床上の疑問をCQ(clinical question),BQ(background question),FRQ(future research question)に分けて記載.CQではエビデンスレベルと推奨の強さを提示.胆石症 (胆のう結石,総胆管結石,肝内結石) 診療における,疫学・病態,診断,治療,予後・合併症等について,エビデンスに基づき現時点の標準的な指針を示す.

2026年版 診療放射線技師国家試験 完全対策問題集 ―精選問題・出題年別―
「診療放射線技師国家試験」対策問題集の最新2026年版!
定番の診療放射線技師国家試験 受験対策問題集!
過去10年分の国家試験問題を、国試対策の初期に有効な精選問題と、まとめの時期に有効な出題年別の2パターンで掲載しているので、読者の準備段階に合わせた使い方ができます。
各問題には読めばそのまま力になる、詳しくていねいな解説を掲載しています。また、索引も付いているので、受験直前にも活用できます

片麻痺を治療する[Ⅰ]体幹
座位,起立,立位のリハビリテーション
「体幹」の機能回復、「正しい座位」の実現が生活行為向上のキーポイント。
すべての生活行為の基盤となる「体幹の治療」はリハビリの中心であり、「体幹」を捉え返し、「正しい座位」のための体幹の治療の手続きと実施上の技術を詳述。
これからのリハビリテーションを変え、患者さんの生活行為を確実に向上させる大きな可能性を秘めた画期的な内容。

≪教科書にはない敏腕PTのテクニック≫
臨床実践 変形性膝関節症の理学療法
本書は,前半で,理学療法評価と治療アプローチに関する臨床上の工夫を記載し,後半で,クリティカルパス通りに進まない場合のアプローチ,歩行(歩容)の改善など,臨床で遭遇する症例への対応,さらに,対象者を取り巻く心血管疾患を中心とした内科的問題を併発する場合の運動療法の進め方,荷重関節疾患との関連がある肥満に関する考慮のポイント,日常生活を含めた患者教育の実践と工夫などを,豊富な図表とともに詳解する.