精神医学 Vol.66 No.8
2024年 08月号
特集 現代における解離 診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
特集 現代における解離 診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める 精神医学領域のさまざまなテーマを毎号特集形式で取り上げ、第一線の執筆陣による解説をお届けする。5月号は増大号として領域横断的なテーマや、1つのテーマを幅広い視点から掘り下げる充実の内容。日々の臨床から生まれた「研究と報告」「短報」など原著論文も掲載している。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊
身近な事例から倫理的問題を学ぶ
臨床倫理ベーシックレッスン
「臨床倫理」というと難解もの、敬遠したいものと感じる人も多いようですが、医療者は日々、患者へのケアを行う中で倫理的問題に対応しています。本書では、臨床現場で倫理的問題になることの多い具体的な場面を取り上げ、医療者がどのように患者を尊重し、その人らしい生き方ができるようにサポートしていくべきかについて考えていきます。医療現場に長年携わってきた看護師・石垣教授と、哲学者・清水教授の異色コンビによる臨床倫理の本です。日々のケアの中で遭遇する倫理的問題について考える際の道標にしてください!
Phaseで見極める!小児と成人の風邪の診かた&治しかた
withコロナ時代にこそ問われる「風邪診療」
患者さんのその症状…「風邪か否か」を見極める!
・多数のエビデンスと著者の経験を元に、風邪の見極めかたを解説。
・巻末のURLからは著者自身によるレクチャー動画&著者自作の患者さんへの説明リーフレットも見られて、日常診療の役に立つこと間違いなしの一冊です!
膵癌早期診断実践ガイド
膵癌は極めて予後不良な悪性腫瘍で,死亡者数は年々増加しており,予後改善のためには,微小膵癌のうちに早期診断する必要がある.本書では,微小膵癌を発見するための,膵臓の精査を勧めるべき患者を見分けるポイント,画像診断のポイントについて,膵癌早期診断研究会の中心的メンバーが余すところなく解説.実際の早期診断例や各地での早期診断の取り組みも掲載しているので,早期診断の実践に向け,ぜひご活用いただきたい.
画像と病理の対比から学ぶ膵癌診療アトラス
各科を越えた「金沢大学膵癌カンファレンスチーム」が検討を積み重ねてきた多数の膵癌症例から選りすぐった貴重な28症例を掲載.
CT画像と同じスライス面で作成された大型病理切片との対比で,難しい膵癌の進展状況がよくわかります.世界に類をみない1冊.
まれな疾患の麻酔AtoZ
第一線で忙しく働く麻酔科医のために,およそ400の“まれな疾患”を取り上げ解説.脳裏から消えかかっている疾患,よくわからない疾患に遭遇した際に,辞書を引くように検索でき,診療に直結する最新情報をすばやく入手,補充できる一冊.各項目の冒頭には麻酔に際してしてよいことと,してはいけないこと(do or do not)を【注意事項】として掲載しており,リスクマネジメントにも有用.『麻酔科トラブルシューティングAtoZ』の姉妹本.
医学のあゆみ285巻10号
第1土曜特集
抗体医薬の進歩と課題
抗体医薬の進歩と課題
企画:石井明子(国立医薬品食品衛生研究所生物薬品部),
津本浩平(東京大学大学院工学系研究科津本研究室)
・世界ではすでに100品目を超える抗体医薬品が承認され,適応となる疾患領域はがんや自己免疫疾患にとどまらず,喘息,アトピー性皮膚炎,骨粗鬆症,感染症,眼疾患,神経系疾患などにも広がり,さらなる発展が期待される.
・近年の抗体医薬品開発の特徴として,IgG抗体のみならず抗体薬物複合体(ADC),二重特異性抗体,scFvやVHHなどの低分子抗体のように,構造の多様性が広がっていることがあげられる.
・このようななかで本特集では,抗体の特徴を理解し,今後の開発に求められる課題を共有すべく,「抗体医薬の進歩と課題」として,各領域の第一線で活躍する著者の方々に執筆していただく.
ねころんで読める呼吸のすべて
ナース・研修医のためのやさしい呼吸器診療とケア
【100分で読める身につく呼吸のキホン】
「体位ドレナージに根拠はあるの?」。看護ケアの素朴なギモンから、「世界一簡単な胸腔ドレーンの原理」といった研修医必見の知識まで、日常のケア・診療で明日から使える目からウロコのエッセンスが満載! 楽しい4コマ漫画つきで、100分でパッと読めて日々の業務ですぐに「違いを出せる」一冊。
医学生からの診断推論
今日もホームランかっとばそうぜ
学生のうちに学んでおきたい診断推論のイロハをやさしくレクチャー.患者さんとの向き合い方,問診・診察のコツ,臨床力の鍛え方など,医師としての仕事の流儀も学べる!
カラーアトラス末梢神経の病理 第2版
神経内科専門医のために,末梢神経の病理のすべてをビジュアル的に解説した好評書,10年目の大改訂.広範な神経系の異常をわずかな標本から診断し,病理写真を読み解くために必要な知識と考え方を多数の写真とイラストを使って丁寧にまとめた.病理像の読み方だけではなく,生検の実際の処理法についても紹介し,的確かつ速やかな診療に役立つ.改訂2版は内容はより濃密に,しかしサイズはコンパクトに,利便性もアップした.
非専門医による甲状腺疾患・糖尿病外来診療の実際
本書は「非専門医の視点から甲状腺疾患・糖尿病外来診療の到達目標を明らかにする」というコンセプトに基づいた、非専門医による専門領域の本になります。
小児科診療 Vol.87 No.12
2024年12月号
【特集】学校における医療行為と医療的ケア
【特集】学校における医療行為と医療的ケア
医療的ケア児支援法の施行から3年が経ちました.
医療行為と医療的ケアが必要な子どもたちが通学し,より充実した学校生活を送れるようになるためには,特に医療関係者,学校関係者の協同が不可欠です.
本特集では小児科医はもちろん,教育,看護,福祉の専門家,当事者,家族の視点もふまえ,ぜひ知っていただきたい実践方法を解説いたします.
Dr.YUKAの5分間ティーチング 1
“型”で覚える研修医必修スキル
CareNeTVでファン急増中の講義が書籍になりました!
「5分間ティーチング」とは、Dr.YUKAこと北野夕佳先生が研修医のために編み出した知識を「型」にして習得していく学習法です。さまざまな疾患・症候・状況に応じた対応をそれぞれの「型」にして覚えておくことで、実際の現場でヌケモレなく対処できるようになります。
書籍では型をひと目でわかる表にし、さらに、それを作り上げるために必要な根拠や思考過程を丁寧に書き綴りました。今回は遭遇頻度の高いテーマとして腎盂腎炎、良くならない肺炎、Hb低下、AKI、DKA・HHS、急性心不全の6つを取り上げます。
さあ、書籍でも「5分間ティーチング」始めましょう!
※本書はCareNeTV「Dr.YUKAの5分間ティーチング1」を基に執筆されたものです。
あたらしい耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
広範な領域をカバーする耳鼻咽喉科・頭頸部外科学の魅力を簡潔な文章で分かりやすく伝えるテキスト.画像所見,臨床写真,シェーマなどを多用して,視覚的な理解を助ける.東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科が総力を上げて編集・執筆.医学教育のエキスパートが編集協力として参画.メディカルイラストは,第一線の耳鼻咽喉科医師による眼を見張るオリジナルイラストを多数掲載.
小児腎疾患の臨床 改訂第7版
小児科医や小児腎臓病を診るすべての専門家必携の定番書籍.小児腎臓病学の正しい知識をわかりやすく解説したほか,国内外の小児腎臓病学における近年の目覚ましい進展の知見や重要情報,また治療手技や臨床のコツまでを網羅した一冊.
看護学テキストNiCE
小児看護学Ⅱ 小児看護支援論 改訂第4版
子どもと家族の主体性を支える
小児看護の代表的な場面を,状況別,疾患別に丁寧に解説した実践的なテキスト.状況別の看護では「外来」「入院」「手術」など13場面の看護を,疾患別の看護では小児に代表的な30疾患への看護を取り上げている.各疾患の一般的な子どもと家族の課題をまとめた経過図や,事例の情報をまとめた情報関連図を用いて看護の全体像をとらえ,看護過程をたどり看護実践について学べる.
脳神経外科 Vol.52 No.1
2024年 01月号
特集 脳神経圧迫症候群のすべて 診断・治療・手術のポイント〔特別付録Web動画〕
特集 脳神経圧迫症候群のすべて 診断・治療・手術のポイント〔特別付録Web動画〕 「教科書の先を行く実践的知識」を切り口に、脳血管障害、脳腫瘍、脊椎脊髄、頭部外傷、機能外科、小児神経外科など各サブスペシャリティはもちろん、その枠を超えた横断テーマも広く特集します。専門分野・教育に精通し第一線で活躍する脳神経外科医を企画者・執筆者に迎え、診断・治療に不可欠な知識、手術に生きる手技や解剖を、豊富な図と写真を用いて解説します。さらに、脳神経外科領域の最新の話題を取り上げる「総説」、手術のトレンドを修得できる「解剖を中心とした脳神経手術手技」も掲載します。 (ISSN 0301-2603)
隔月刊(奇数月)、年6冊
明日の足診療シリーズⅡ
足の腫瘍性病変・小児疾患の診かた
足の外科診療の最新をお送りする本シリーズの第2弾が早くも登場。「腫瘍性病変」と「小児疾患」を大ボリュームでまとめました。「腫瘍性病変」では整形外科だけでなく、放射線科、病理の観点から各疾患についてコンパクトにまとめ、各疾患の特徴的な所見を日常診療の場でもサッと確認できる構成とし、「小児疾患」では診療、検査をはじめ、各疾患を豊富な写真、イラストとともにエキスパート達が解説!豊富な文献サマリーがついて文献reviewとしても役立ちます。
高齢者口腔がん治療ガイドライン 第1版
高齢者の口腔がんについて、患者自身や家族、医療関係者、社会における意思決定の指標を目指すガイドライン。
口腔がんと診断された高齢者を対象に、(1)標準治療は可能か、(2)標準治療の施行基準、(3)標準治療が不可能な場合の治療、(4)予後規定因子について検討している。63個のCQで、手術・口腔再建・放射線療法・薬物療法・支持療法・緩和医療・リハビリテーション・がん救急・栄養治療・医療経済について、検証・考察している。
medicina Vol.55 No.6
2018年5月号
特集 プロブレムから学ぶ感染症診療 すぐに役立つ厳選シナリオ30選
特集 プロブレムから学ぶ感染症診療 すぐに役立つ厳選シナリオ30選 感染症診療の基礎知識が普及した今、次の課題は実臨床でそれらを使いこなせるかではないだろうか。本特集では、日常診療で遭遇しがちな30のシナリオをProblem Solving形式で模擬体験。「これは感染症か?」「行うべき検査は何か?」「初期治療はどうするか?」と考えながら読み進めることで、実臨床での判断力を鍛える。
