
病理と臨床 2023年臨時増刊号
病理診断クイックリファレンス2023
病理診断クイックリファレンス2023 病理専門医試験の対策本としても好評の,『病理と臨床』2015年(33巻)臨時増刊号「病理診断クイックリファレンス」がついに改訂.疾患概念・病理組織学的特徴・診断クルー・ピットフォールを,典型像とともに1頁に凝縮したコンパクトな誌面構成は踏襲しつつ,最近の試験出題傾向も鑑みて全312疾患をピックアップし,解説内容を刷新した.試験対策にはもちろんのこと,日常診断での疑問もクイックに解決する心強いリファレンスブック.

最新作業療法学講座 地域作業療法学
●本書は,令和6年版理学療法士作業療法士国家試験出題基準の「V 地域作業療法学」(1.基礎,2.評価と支援,3.安全管理)に対応している.
●作業療法士をめざす学生にとって必要な,地域作業療法の理念,作業療法実践の場,各領域での作業療法士の役割,評価・支援アプローチ方法等を示し,演習事例を通して地域作業療法に必要な知識・技術の大枠を学べる構成とした.
●予習復習に最適な「Question」,アクティブラーニングを促す「臨床実習やOSCEにつながるヒント」で学生の能動的学習をサポートするとともに,QRコードから補足資料を参照できるようにしている.

愛知県がんセンター 頸部郭清術
頸部郭清術は甲状腺を含む頭頸部がんの外科治療における基本術式である。画像診断の進歩による進展範囲の診断の精度の向上に伴い、症例の進展度に応じた手術が求められ、選択的頸部郭清術、さらに個別的頸部郭清術へと展開してきていることを踏まえて書き下ろした。
頸部郭清術を行う場合、年齢、全身状態、原発巣・頭頸部転移の進展度や病理組織的悪性度などを考慮して郭清範囲を決定するが、本書ではそれらの知識の解説はなく、頸部郭清術だけに焦点を絞っている。
1章で頸部郭清術の欧米およびわが国の歴史の紹介、2章でリンパ節と筋肉の解剖、続いて3章では術式の分類、4~11章までは愛知県がんセンター方式の手術手技を豊富な画像(術中写真)とカラフルな図解を駆使して解説、最後12章で頸部郭清術の均一化を図った研究班の成果にも触れ、系統的に書かれている。
画像診断の進歩も著しく、郭清範囲が検討されるようになった今日、頸部郭清術の基本はしっかり抑えて、「機能温存」と「低侵襲性」をキーワードとして頸部郭清術の新たな展開に対応した解説書とも言える。
もっとも中核となる「第7章 全頸部郭清術」の一部をサンプルとして公開中!

臨床整形外科 Vol.58 No.12
2023年 12月号
特集 がん時代の整形外科必携! 骨転移診療アップデート
特集 がん時代の整形外科必携! 骨転移診療アップデート よりよい臨床・研究を目指す整形外科医の「うまくなりたい」「学びたい」に応える月刊誌。知らないままでいられないタイムリーなテーマに、トップランナーによる企画と多角的な解説で迫る「特集」。一流査読者による厳正審査を経た原著論文は「論述」「臨床経験」「症例報告」など、充実のラインナップ。2020年からスタートした大好評の増大号は選り抜いたテーマを通常号よりさらに深く掘り下げてお届け。毎号、整形外科医に “響く” 情報を多彩に発信する。 (ISSN 0557-0433)
月刊、増大号を含む年12冊

周産期心筋症診療の手引き
本書は,心疾患を指摘されていなかった妊産婦が突然心不全を発症する「周産期心筋症」をなるべく早期に診断・治
療するため,日本産科婦人科学会、日本新心不全学会の評価,賛同のもと作成された.産期心筋症は本邦では稀な疾患
だが,妊産婦の高齢化などの要因により,今後増加していく可能性がある.産婦の心不全症状の初診医の3/4を占める
産科医・総合医にもその疾患概念を広く周知し,診療の質を向上させる一歩となる一冊.

産学連携ナビゲーション
医学研究者・企業のための特許出願Q&A
手術機器のアイデアや基礎研究の成果など,医学・工学領域の知的財産をどのように創出・確保し,活かしていくかをQ&A形式でやさしく解説.発明者の権利保護,研究者間の守秘義務契約,大学への知財承継,出願に必要なコストなど,特許出願の流れに沿って,発明者(研究者など個人),出願者(大学・施設),実施者(ライセンス契約により事業化する企業)のそれぞれが知っておくべき権利と義務,連携のポイントを詳解.大阪商工会議所推薦.

ストレスマネジメントー実践的セルフケア
これからメンタルヘルスを学ぼうとする学生、社会人のための必読書。ストレスが原因で起こる病気など、ストレスに対する理解を深めるとともに、交流分析を通じて自己理解を深め、アサーションの考え方やリラクセーション法などさまざまな角度から自分に合ったストレス対処法を探っていきます。随所に出てくるセルフチェックもおすすめポイント!

かかりつけ医のための認知症診療テキスト 改訂第2版
認知症1000万人時代の到来に伴い,今や認知症はまずかかりつけ医が診るべき疾患として定着してきている.本書はそうした先生方に向けて企画された入門書である.
認知症診療に関する臨床上のノウハウから社会資源の活用までを一挙網羅し,認知症を学びたい誰にとっても有益な書となっている.日々多忙な先生はまず「実践編」を,より詳しく知りたい事柄については「基礎編」を読むことで理解を深められるよう構成した.

認知症の薬物治療<改訂版> コウノメソッド処方テクニック
認知症ハンドブック2
・アリセプト処方のさじ加減と注意点を国内で最初に説いた解説本、その改訂版がついに上梓。コウノメソッド構築のきっかけともなった歴史的な1冊を大幅に改訂
・介護者・家族の手に負えない認知症患者を落ち着かせ、家族に笑顔をもたらす驚きの処方テクニックの神髄を85の症例とともに紹介

画像診断 Vol.43 No.7(2023年6月号)
【特集】骨軟部画像診断―珠玉の症例集 Part 2
【特集】骨軟部画像診断―珠玉の症例集 Part 2 骨軟部のカンファレンスにて供覧されたうち「稀な腫瘍・ちょっと変わった形態の腫瘍」「一風変わった炎症/感染症」、その他多様な症例をから37症例を厳選。貴重な画像診断の記録として、後世に伝える「珠玉の症例集」Part 2!

画像診断 Vol.39 No.5(2019年4月号)
【特集】肺に淡い陰影が広がっていたらどう診断するか?
【特集】肺に淡い陰影が広がっていたらどう診断するか? 胸部CTで肺に淡い陰影が広がっていたら,どのような病態を考えて診断,対応してくべきか? 淡い陰影の基本定義から,それぞれの病態からみた画像上で注目すべき点,さらにビギナーが陥りがちなピットフォールも含めて解説!

超音波による乳がん検診の手引き 改訂第2版
~精度管理マニュアル~
日本乳癌検診学会編集による,被曝や侵襲のない乳房超音波検査をより安全で確実に実施・普及させるための手引きの改訂版.今改訂では,関連学会の定めた要精検基準を踏まえ実臨床で遭遇する画像所見を豊富に提示して解説.検診に携わる臨床検査技師・超音波検査士ならびに医師に役立つ記載が大きく拡充されている.

疾患別 看護過程セミナー 上巻 第1版
臨床でよく出合う患者例を設定して、アセスメントのポイント、情報収集とアセスメント、関連図、看護上の問題、看護計画まで、一連の看護過程の展開に沿って、具体的で実践的な知識を掲載。

クリニカルファーマコメトリクス
医薬品の有効性・安全性を予測する新規手法として,近年,医薬品開発で注目のファーマコメトリクス.これは実臨床での薬物治療を個別最適化することも可能にする.本書は,初学者でもファーマコメトリクスの基礎,さらに臨床で活用する知識とスキルを身につけられるようにわかりやすく解説した入門書である.

ジェネラリストが知りたい 膠原病のホントのところ
わからないから面白い!議論があるからこそ楽しい!
リウマチ膠原病のみかた・考え方をワクワクしながら学ぼう
ジェネラリストと気鋭の膠原病専門家の熱い対談を通して、診療の本質に迫りつつ、非専門家向けのプラクティスを提示する。症状や検査、コモンな疾患、ステロイドの使い方について、つまづきやすい部分や現場でよくある悩ましいテーマ、議論のあるトピックも収載。対話の合間に臨床知識や手技のポイントをまとめ、知識の整理や振り返りにも役立つ。膠原病領域に苦手意識をもつ初期研修医・内科系専攻医から一般内科医におすすめ。

医療安全ワークブック 第5版
必須の知識にしぼり、根拠からわかりやすく解説! 医療安全の定本
看護教育のなかでは抜け落ちてしまいやすいものの、知らないと患者に重大な結果をまねきかねない必須の医療安全知識を厳選して解説。着実に進む医療安全対策をふまえて記述を見直すとともに、抗がん薬の曝露対策や、胃瘻、人工呼吸器、心電図モニターの管理などを追加し、今日の状況に即した内容にアップデート! 薬剤・機器の写真も最新のものを掲載した。根拠からわかりやすく解説する医療安全の定本第5版。

画像診断 Vol.43 No.11(2023年増刊号)
癌治療後の局所再発と転移の画像診断
癌治療後の局所再発と転移の画像診断 癌治療後の生存期間が長くなった現在,再発や転移の診断に画像診断がどのように対応していくかをまとめた特集です.適切なモダリティ,経過観察と診断,再発に対する正しい知識が身につきます!再発に対する患者の誤解を解くことも重要で,その方法についても紹介します.

臨床画像 Vol.33 No.10
2017年10月号
【特集】薬物治療に起因する諸病態の画像所見
【特集】薬物治療に起因する諸病態の画像所見

画像診断 Vol.36 No.12
2016年10月号
【特集】薬剤と画像-画像所見から薬剤による変化を想起する-
【特集】薬剤と画像-画像所見から薬剤による変化を想起する- 薬剤による生体内の変化は,画像にも反映されることがあり,治療効果はもちろん,薬剤に起因する偽病変や病変も描出されうる.本特集では,このような薬剤による様々な部位の特異的な画像変化や,他の疾患との鑑別が難しい画像変化も熟知できるよう,幅広く解説.あまり取り上げられてこなかったテーマに迫る.実践的な読影法を学べるようcase-base reviewをも掲載した充実した特集!

コンサルテーション・スキル Ver.2
「選択肢」から「必然」のチーム医療へ
臨床雑誌『内科』の連載を書籍化した好評書が約10年ぶりに改訂!初版で好評だった、著者ならではの絶妙な筆さばきと多面的な切り口によるレクチャーはそのままに、アップデートされた知見を随所に書き下ろし。さらにDr.ヤンデルこと市原真先生との対談、看護師イラストレーター・かげさんのイラストや漫画を加え、ビジュアルを大幅に刷新。さらに充実の内容となった。