
軟部腫瘍診療ガイドライン2020 改訂第3版
Mindsのガイドライン作成指針に沿った全面改訂版。「希少がん」の中でも典型的である悪性軟部腫瘍(軟部肉腫)は、発生部位や病理組織も多彩であり、専門医による集学的治療が求められる。軟部腫瘍全般の疫学、組織分類、確立した治療法についてまとめるとともに、臨床における医師・患者双方の意思決定場面で重要な臨床課題(CQ)を設定し、推奨と解説を設けている。

≪栄養科学イラストレイテッド≫
臨床栄養学 疾患別編 第3版
疾患ごとに病態の復習と,栄養補給や栄養指導のポイントをセットで解説.症状や治療に応じた栄養管理がよくわかる!実習や現場でも活きる,管理栄養士に必要な知識が身につくテキスト!国試出題基準改定に対応.

原発性悪性骨腫瘍診療ガイドライン2022
希少がんとされる原発性悪性骨腫瘍(骨肉腫,Ewing肉腫,骨内異型軟骨腫瘍,軟骨肉腫,脊索腫,骨巨細胞腫)および骨肉腫肺転移の治療について,第一線の専門医が集学的治療の観点からまとめた診療ガイドライン.分類・病期,疫学,臨床的特徴,薬物療法の基本的知識を網羅し,重要臨床課題として診断、手術および放射線治療に関する25のQuestionを設け,その概要と推奨を示した.医療従事者および患者・家族の相互理解の基礎かつ指針となる一冊.

褥瘡治療・ケアトータルガイド
エビデンスに基づく確かな技術で「臨床力」アップ! 「褥瘡予防・管理ガイドライン(日本褥瘡学会編集)」に準拠! リスクアセスメントから予防、局所治療、ハイリスク患者への対応、在宅での予防・ケアまで、褥瘡診療に必要なテーマをトータルに解説!

≪新DS NOW 4≫
胆道癌・膵癌に対する標準手術[Web動画付き]
手技習得へのナビゲート
胆道癌,膵癌に対する手術のうち,若手外科医がまず習得すべき7つの術式を取り上げ,エキスパートが初歩から丁寧に解説した。手術全体の流れを示したうえで,特に習得すべき手技は「Focus」として取り上げ,イラストや術中動画を用いて詳しく解説している。また,若手外科医が疑問を抱きやすい点やトラブルへの対応については,Q&A形式で具体的に説明した。若手外科医だけでなく,指導医にとっても教え方の参考となる書である。

≪臨床思考を踏まえる理学療法プラクティス≫
極める変形性股関節症の理学療法
病期別評価とそのアプローチ
変形性股関節症の機能解剖と病態を解説し,前・初期股関節症,進行期股関節症,末期股関節症,THA後の理学療法という病期別,さらに病期ごとに股関節・腰部,足部・膝,肩甲帯・上部体幹からの機能別アプローチを解説している.同じ疾患であっても,病期・機能ごとにその障害構造は全く異なるため,より細分化された理学療法モデルの確立を目指した.表組11点,図版51点,モノクロ写真60点.

すべての研修医・医療従事者が知っておきたい 検査データの読み方とピットフォール
ルーチンの検体検査データを適切に解釈するために!若手医療従事者全員が知っておきたい検査値データの読み方とピットフォールを解説します。

胆道閉鎖症診療ガイドライン<第2版>
大幅ボリュームアップ! 待望の「胆道閉鎖症」の診療ガイドライン第2版!
【ガイドライン作成の目的】
胆道閉鎖症全国登録は本年で35年目を迎え、成人期以降の諸問題が集積されている最中である。本ガイドラインは、利益相反の透明性、患者意向の取り入れ、医療経済的視点の組み入れなど、新たな方針で改訂を行い、2018年に刊行された初版と趣が大きく異なっている。胆道閉鎖症診療の一助として、患者,家族,医療者の助けになることを目的に作成された。
【ポイント】
①スコープ(臨床的特徴、疫学的特徴)、治療、合併症、予後、第2版からは新たに参考資料(公費負担医療の種類と申請方法)をベースに構成。
②初版より大幅に見直しが行われたクリニカルクエスチョン(CQ)を掲げるとともに、エビデンスの強さ、推奨度を提示。
③総論、CQの内容を患者・患者家族へ解説した一般向けサマリーを掲載。

カラーアトラス末梢神経の病理 第2版
神経内科専門医のために,末梢神経の病理のすべてをビジュアル的に解説した好評書,10年目の大改訂.広範な神経系の異常をわずかな標本から診断し,病理写真を読み解くために必要な知識と考え方を多数の写真とイラストを使って丁寧にまとめた.病理像の読み方だけではなく,生検の実際の処理法についても紹介し,的確かつ速やかな診療に役立つ.改訂2版は内容はより濃密に,しかしサイズはコンパクトに,利便性もアップした.

別冊整形外科 No.74 しびれ・痛みに対する整形外科診療の進歩
本号では、日常診療で最も頻度の高い主訴であるしびれ・痛みなどの神経症状に対する診断・治療の進歩をテーマとした。超音波やMRIなどの画像機器や電気生理学的検査の進歩による診断精度の向上、インターベンショナル治療や手術的治療の進歩はもちろん、近年登場した鎮痛薬の実際的なプロトコルや処方のコツ、ブロック療法や理学療法など、多岐にわたって取り上げている。

医学のあゆみ283巻10号
第1土曜特集
遺伝性神経・筋疾患――診療と研究の最前線
遺伝性神経・筋疾患――診療と研究の最前線
企画:西野一三(国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第一部)
・20世紀には遺伝性神経・筋疾患は治療法のない疾患の代表であったが,21世紀に入ってその様相は大きく変わりつつある.
・治療可能な疾患はいずれも治療開始時期が早ければ早いほど予後がよいことが知られており,遺伝性神経・筋疾患の診断は迅速に進めることが必要となっている.
・しかし,いずれもまだ詳細な病態が明らかにされたといえる状況にはない.今後,分子病態が解明されることで,治療法開発への道筋がみえるようになるものと期待される.

臨床放射線 Vol.67 No.10
2022年10月号
Ⅲ期非小細胞肺癌に対するIMRT
Ⅲ期非小細胞肺癌に対するIMRT
近年,肺癌のIMRT(intensity modulated radiation therapy)の普及が進んでいます。本特集では,コンツーリングのコツやIMRTのエビデンス,実施する際の物理的注意点,施設毎の治療計画の差について解説しています。肺癌のIMRTの開始を計画している施設だけではなく,すでに開始しているご施設においても役立つ内容となっていますので,ぜひご一読ください。

医師・臨床検査技師・臨床工学士・手術室看護師のための術中神経マッピング・モニタリング実践ケーススタディ
脳神経外科・整形外科の医療者・スタッフ必携!
豊富な32症例。
マッピング・モニタリングを行うのに極めて実践的な書である。著者の多くは一流の脳神経外科医であり、大変参考になる力作である。

手・足・腰診療スキルアップ 第2版
JPTEC、JATECは現在、外傷初期診療のスタンダードであり、2020年にはBLS、ACLSも新たに改訂された。2004年に初版を発行して以来好評を得ている本書の17年ぶりの改訂第2版である。この第2版では、①災害時の医療対処、②最新のBLS、ACLS、JPTEC、JATEC、③日常的整形疾患、の3つを柱とし、外傷に対処する最新知識と、診療所で必須の整形外科的疾患をグレードアップしてまとめた。これらで武装し自信を持って救急、日常診療に対処していただきたい。

診断に上達くなる法
プロフェッショナルたちからの提言
自分の診断に満足していますか?
臨床現場で診断困難事例に出会ったことはありませんか。診断がつかない、診断が遅れた、診断が間違っていた、大多数の医師はこのような経験を繰り返しているのではないでしょうか。
本書は、臨床現場で診断に関連してさまざまな場面でご活躍されている6人の先生をお招きし、「診断の熟達法とその周辺」を余すところなくお聴きしている。総合診療(生坂政臣先生)、放射線(南 学先生)、病理(砂川恵伸先生)、救急(岩田充永先生)、プライマリ・ケア(藤沼康樹先生)、リウマチ膠原病(萩野 昇先生)の6つの領域から、診断の熟達法のみならず、医師としての深い人生哲学についても触れられている。
本書が診断に熟達したいと願う医師たちにとっての道標となることは間違いない。好評既刊書『外科手術に上達くなる法』の姉妹編である。

medicina Vol.60 No.5
2023年 04月号
特集 臨床医からみたPOCT
特集 臨床医からみたPOCT 「いかに診るか」をコンセプトに、内科診療に不可欠な情報をわかりやすくお届けする総合臨床誌。プラクティカルにまとめた特集に加え、知識のアップデートと技術のブラッシュアップに直結する連載も充実。幅広い診療に活かせる知識・技術が満載の増刊号も発行。 (ISSN 0025-7699)
月刊、増刊号と増大号を含む年13冊

臨床光皮膚科学
光皮膚科学の教育・研究を推進する日本フォトダーマトロジー学会の監修により,現在における光線皮膚科学の臨床実践をまとめた成書.皮膚は体表に露出した臓器であるため,太陽光の影響が大きく,光老化,光線による疾患,光発がん,光防御といった,光線にかかわる知識は皮膚科医が実臨床をおこなう上で必須である.光の皮膚への影響から,光を原因とする疾患のメカニズム・診療実践,光による治療(光線治療,レーザー治療)までを正しく理解できる,皮膚科臨床医必読の書.

診断力がアップする!OCT・OCTAパーフェクト読影法
正常・異常所見の読み方と目のつけどころ
OCT・OCTA所見から眼科疾患の診断につなげるスキルが身につく!よく出会う疾患から判断に悩む難しい疾患まで,実際の症例のケーススタディをもとにポイントを解説.専攻医からベテランまで幅広くおすすめ!

もう迷わない!眼内レンズの選び方
患者の満足度を高めるためのコツと方法
「いかにして患者に最適な眼内レンズを選択するか」──これこそ,白内障術後の患者満足度を左右する最重要ポイントといえる.本書は「最適な眼内レンズ選択」に特化した新しい書籍.問診・検査に始まり,得られた情報を分析し,最適な見え方を実現する眼内レンズの理論・テクニック,さらに,Vision Simulatorや現在国内で使用可能なIOLスペック一覧表など最新情報まで余すところなく掲載した.白内障診療に携わるすべての眼科医必携の一冊.

45症例で極める冠動脈疾患の画像診断
最適なモダリティを選び・活かす
冠動脈画像診断の分野は発展が著しく,従来,造影で評価していた虚血部位はMDCTやMRIなど外来で非侵襲的診断が可能となり,負荷心電図や心筋シンチなどの生理機能検査はストレインエコーやFFR,MRIなど簡便で高精度の診断法が普及している.現場では,どのモダリティーを用いれば安全かつ身体的・経済的負担が少なく,有用な情報を得るかが重要となる.本書は,症例編と診断技術編の2部構成で,冠動脈疾患の画像診断をマスターできる.