
家族計画指導の理論と実際 第3版
超少子社会における新しい家族のあり方を求めて
超少子社会における性教育と家族計画指導を考える
家族計画指導や性教育に際して必要な知識として人口動態や社会の変化、避妊に関する情報、男女の身体的機能や命の誕生など網羅した書。今回の改訂では、妊娠できる身体づくりを目指したプレコンセプションケアを充実させた。また、著者の家族計画指導外来での実践や中学校・高校での性教育をもとにした教育プログラムを提示している。

関節外科 基礎と臨床 Vol.42 No.6
2023年6月号
【特集】上肢変形治癒骨折に対する矯正手術
【特集】上肢変形治癒骨折に対する矯正手術

初期研修医のための外来研修マニュアル
令和2年度から必修化された「初期研修医の一般外来研修」のためのマニュアル.外来でよく遭遇する症候についての診断推論を網羅しており,「Do not miss/Commonの鑑別診断」「病歴聴取のポイント」「緊急性の判断」「他科コンサルすべき状況」「NG」「鉄則」などが一目でわかる内容となっている.令和時代の初期研修医必携の一冊であることはもちろん,指導医側にとっても重要な一冊である.

産婦人科研修ポケットガイド
2020年度より初期研修期間において産婦人科が必修となりました。この流れを踏まえて、本書は必修化された研修期間中に活用しやすいよう、必要な知識と手技を集約したポケットサイズの1冊として誕生しました。
本書では、産婦人科研修のイロハや女性診療に必要なポイント解説に加えて、豊富な参考文献や関連資料が整理されており、特に産婦人科特有の臨床現場で戸惑う研修医や教え方に悩む指導医にとって役立つ作りになっています。また、女性の診かたについて一通り網羅されていますので、研修期間中はもとより研修後に読み返すことで使える内容が随所にまとめられたお得な1冊でもあります。もちろん臨床実習から使っていただいてもOKです。
「産婦人科」で迷ったら、まずは本書を手に取ってみてください。

LiSA Vol.29 No.12 2022
2022年12月号
徹底分析シリーズ:声⾨上器具さいこう/症例カンファレンス:食道癌手術前に判明した冠動脈閉塞と腹部大動脈瘤/快人快説:令和4年度診療報酬改定からみる日本の医療/小児心臓麻酔事始め 番外編:海外の小児心臓麻酔を経験して(1)
徹底分析シリーズ:声⾨上器具さいこう/症例カンファレンス:食道癌手術前に判明した冠動脈閉塞と腹部大動脈瘤/快人快説:令和4年度診療報酬改定からみる日本の医療/小児心臓麻酔事始め 番外編:海外の小児心臓麻酔を経験して(1)

基礎から学ぶ遺伝子工学 第3版
カラーイラストで遺伝子工学のしくみを解説した定番テキスト.使用頻度が減った実験手法は簡略化し,代わりにゲノム編集やNGS,医療応用面を強化.実験で手を動かす前に押さえておきたい知識が無理なく身につく.

小児内科52巻1号
【特集】母子感染症の必修知識―エキスパートに学び予防につなげる
【特集】母子感染症の必修知識―エキスパートに学び予防につなげる

≪新篇眼科プラクティス 4≫
眼科薬物療法リファレンス
「日常臨床にすぐ役立つ」をコンセプトとした直感的に理解できる視る教科書「新篇眼科プラクティス」シリーズの第4弾.本書は,眼に関する薬物療法の最新情報を解説.書斎でじっくり眺めるのではなく,書名のとおり,現場で必要された時にすぐに参照する実用書として,「処方例」「Do`s/Don`ts」などキーとなる情報を一目で分かるように各項目を構成した.巻末付録として市販されている大部分の点眼薬をまとめた点眼薬一覧表も掲載.

症例から学ぼう ぶどう膜炎診療のストラテジー
多岐にわたる病態を紐解き、的確な診断と最適な治療法を導き出すエキスパートの戦略
眼内炎症の総称「ぶどう膜炎」をきたす疾患は多彩であり、適切な治療を施さないと重篤な視力障害に至ることもある。しかし、ぶどう膜炎の見極めや診療には臨床の経験が大きな比重を占める一方で、十分な経験を専門施設以外で積むことは容易ではない。また、ぶどう膜炎の特徴や活動性が数回の診察で把握できることは少なく、診断の決め手となる典型的な所見が一度の診察ですべてみられることはまれである。そして、ぶどう膜炎の原因疾患は3割が不明であり、診療に苦手意識を抱く眼科医も多い。
そこで本書では、実際の経験を積むことができなくても書籍を通じて実臨床での診療を学べるよう、日常で出会うぶどう膜炎症例をエキスパートがどのように考え、どのように対応したか経時的に提示した。様々な原因や所見を紐解きながら、的確な診断を導く重要なポイントを示してエキスパートの思考の流れを詳細に解説し、最適な治療法と具体的な処方例(治療レシピ)を示している。
この1冊で、一例一例が異なるぶどう膜炎への診断と治療方針に通底するエキスパートの戦略が身につく構成である。
●心当たりはありませんか?●
1.原因疾患を十分に検索せず「ステロイドと散瞳薬の点眼をとりあえず処方しておけばよい」と治療を開始することがある
2.炎症が軽度ですぐに良くなるだろうと思ったら急激に悪化、何度も再発を繰り返す、前眼部炎症がなかなか消失しない慢性症例を経験した
3.眼症状が改善せず、続発緑内障、眼底透見障害、長期のステロイド点眼によるステロイド緑内障や併発白内障を合併した
↓
●本書で学べる診療戦略(ストラテジー)●
⇒ 日常臨床におけるぶどう膜炎症例を難易度で基本編、中級編、上級編、番外編(眼以外の症状の把握が診療に必須な疾患・ぶどう膜炎と誤診されやすい非炎症性疾患)に分類
⇒ エキスパートが症状や所見の何に着目し、どのような鑑別疾患を挙げて絞り込んでいくか、思考の流れを詳細に解説
⇒ 診断に重要な所見・見逃しによるピットフォール・治療方針と具体的な処方例がわかり、エキスパートからのアドバイスが身につく

改訂版 看護場面の再構成
学生や看護師が自身の体験した看護場面を振り返り、内省を深める技法「看護場面の再構成」を通して、患者との人間関係やコミュニケーションを学ぶための実践書。患者とのやり取りの間で「何を感じ、何を考えたか」をプロセスレコードに記録することで言語化し、“自分らしさ”を生かしたケアの力を身につける。初版から20年以上も愛読されてきたロングセラーの改訂版。

プライマリ・ケア医のための 認知症診療入門
実際の症例を交え、認知症診療の「いろは」をQ&A形式で解説。
2020年、患者数が325万人に達するといわれる認知症。患者数の増加に伴い、認知症の診療におけるプライマリ・ケア医の役割が大きくなっています。
日経メディカルOnlineでは、認知症診療に携わる川畑氏が遭遇した実際の症例を紹介しながら、認知症診療のイロハを解説する「プライマリケア医の認知症診療講座」が好評連載中です。本書は、プライマリ・ケア医の先生方が日常診療で感じた疑問点をすぐに調べられるように、Q&A方式で解説しています。
「なじみの患者で認知症発症をいち早く見抜くには?」「自院で診療可能な認知症患者を見分けるポイントとは?」「うつとアルツハイマー型認知症の見分け方は?」「抗認知症薬はいつ中止すべきか?」「アリセプト処方の手順とコツは?」「妄想を示すアルツハイマー型への薬物療法のコツとは?」など、日常診療で感じる様々な疑問を川畑氏がわかりやすく解説。
また、成年後見制度や、改正道交法についてもプライマリ・ケア医がどう対応したらよいのかについてもアドバイスしています。
【全部で65のQ&Aを掲載】
Q. 認知症か加齢による物忘れか迷ったらどうする?
Q. 自院で診療可能な認知症患者を見分けるポイントとは?
Q. どういう事例でダットスキャンを使用する?
Q. アリセプト処方の手順とコツは?
Q. アルツハイマー型認知症を上手に説明するコツは?
Q. アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症は鑑別すべき?
Q. レビー小体型認知症と誤診していませんか?
Q. 不眠と夜間の行動障害をどう治療する?
Q. 抑肝散の効果的な処方の仕方とは?
Q. 改正道路交通法で認知症診療はどう変わる? ほか

薬局 Vol.76 No.3
2025年3月号
増悪を防ぐ!
連携のポイントを掴み,実践する,心不全フォローアップ
増悪を防ぐ!
連携のポイントを掴み,実践する,心不全フォローアップ 心不全患者のQOLを保つには急性増悪を起こさせないことが重要であり,そのためには病院薬剤師による入院中の指導・薬剤の調整や,退院時の薬-薬連携,慢性期における薬局薬剤師のフォローアップが欠かせない.しかし,保険薬局では患者の正しい病名を把握できず,心不全の管理に苦戦する場面も見受けられる.そこで本特集では,入院・外来と医療環境が変化する患者に対し,変わらない密度での指導・フォローアップの提供を目指す内容とした.シームレスな医療の提供を学び,慢性心不全患者の急性増悪を防ぐ一助となれば幸いである.

薬局 Vol.75 No.10
2024年9月号
剤形蘊蓄
コツコツ学ぶ,あしたの“剤テク”
剤形蘊蓄
コツコツ学ぶ,あしたの“剤テク” 臨床上,特に調剤の現場では製剤学の知識が役に立つ場面にしばしば遭遇します.そこでは、自分に知識があれば解決できる問題がある一方、医薬品の粉砕などの可否を判断できるハンドブックがあっても、それだけでは問題を解決できない場合も少なくありません。本特集では、問題解決に製剤学の知識が求められる臨床上の問題を30点選出し、それぞれの疑問につき、正確な調剤および服薬指導、服薬支援につながる剤形の取り扱いテクニック「剤テク」を先生方に披露いただきました。明日からの薬剤師業務に活用いただける一冊です。

脳卒中を診るということ
症候と画像、機序から見た脳卒中診療の手引書。
三大疾病のひとつ脳卒中は重要な疾患であるが、そこに含まれる脳血管の出血(脳出血)、脳血管の閉塞(脳梗塞)の初期対応が最重要である。そこで救急外来や一般外来で出会うさまざまな脳卒中を疑うような症候を手がかりに、すばやく鑑別にたどりつくための書籍。
症候によっては最初から除外できるカテゴリー、発症原因、発症部位があり、脳卒中だからとただ漠然と脳を調べても時間がかかってしまう。そこで症候別病巣と病態に直結する診療の流れを把握するのが初期対応の迅速化に有効なのである。
脳卒中の病態と病巣を示唆する症候をとっかかりにスタートする初期対応から、鑑別までの流れがわかるとともに、その流れのなかで用いられる様々な技術(CTとMRI・MRAの画像診断など)の使い方について記載することで、実際の診療の手引きになることを意図した。無駄な検査をせずに早期鑑別が可能になる。
熟練者にとっても、経験を合理的に把握する契機になるとともに、レジデントや非専門医にとっても脳卒中の全体を把握しやすくなると考えられる。

研修医と指導医のための在宅医療教育マニュアル
研修医にとっても指導医にとっても待望の在宅医療マニュアル!
これから在宅医療を学ぶ研修医はもちろん,これから在宅医療を教える指導医にとっても待望の在宅医療マニュアルが完成しました.在宅医療の基本から,在宅でよく遭遇する症状別・疾患別の対応,多職種連携のコツ,さらには指導・研修方法までを網羅しました.マニュアルでの対処が難しいポイントも,各所に現れる“在宅先輩”が的確なアドバイスをしてくれます.在宅医療のやりがいや面白さを感じられる内容も盛り込み,不安だった在宅医療が“楽しみ”“得意”に変わる一冊です.

医師のための介護・福祉のイロハ
主治医意見書のポイント、制度・サービスの基本から意外と知らない多職種連携のあれこれまで
今さら聞けない介護・福祉の超基本と日常診療で役立つコツを医師向けに解説したありそうでなかった内容.「Gノート」の人気連載に新原稿を多数加えて単行本化した必読書!

こだわる! 神経ブロック 上肢
上肢の超音波ガイド下末梢神経ブロックに関するあらゆる臨床上の疑問について答える1冊!
1.腕神経叢ブロック各アプローチについて,始まりの歴史からここ5年くらいの文献まで
2.整形外科視点での術式ポイント・適応・合併症などについて
3.初心者からベテラン麻酔科医までの,あらゆる臨床上の疑問について
4.局所麻酔薬の広がりを三次元的にイメージできるよう,キャダバーを用いたブロックの結果について
4つの視点から詳細に解説し,上肢神経ブロックをマスター!

手術 Vol.71 No.4
2017年3月臨時増刊号
消化器癌手術に必要な拡大視による局所微細解剖アトラス
消化器癌手術に必要な拡大視による局所微細解剖アトラス 昨今の内視鏡外科の発展は,高精度画像による拡大視効果によって,従来の直視下手術では認識できなかった局所微細解剖という新たな術野を消化器外科領域にもたらした。微細な膜構造や複雑な血管・神経の走行が,手術そのものをガイドするようになり,低侵襲手術や縮小手術,機能温存手術の目覚ましい発展に大きく貢献した。
しかしながら,胸腔鏡,腹腔鏡,ロボットなどの内視鏡外科手術を安全・確実に行うためには,変化し続ける外科解剖の再認識と正しい理解,そして内視鏡外科手術手技のさらなる向上が欠かせない。
今回の臨時増刊号特集は,第66巻6号(2012年5月臨時増刊号)「内視鏡外科医のための微細局所解剖アトラス」の続編となる。5年間の間に蓄積された経験(新たな解剖認識,手技の工夫など)を,当該領域のエキスパートたちが惜しみなく披露した消化器外科医,必読の特集といえる。

キャリアUPをめざす
学会発表と研究スタートアップ
修練医「宇野さらら」が指導医「葛城先生」と繰り広げる医局での日常を描くストーリーの中で,キャリアアップの観点から「初めての学会発表」「初めての研究」を任される過程,そして結婚出産等,医師としての「ライフプラン」の形成の仕方について,それぞれの局面に応じてHOW TOを示した書籍。
スライドの作り方,プレゼンテーションの仕方などの解説にとどまらず,大学院生・修練医にとって,これからのキャリアアップを考えるにおいて,有用なテクニックを手に入れるための実用的な情報を,ストーリー形式でやさしく解説している。

精神科薬物療法マニュアル
精神科専門医および精神科専門薬剤師が中心となり解説した「精神科薬物療法」の入門書.薬剤師に必要な精神疾患の臨床医学的知識,向精神薬の薬理学,また,その使い方および薬学管理の基本を初歩から学ぶことができる一冊.精神科薬物療法認定薬剤師を目指す薬剤師は必読.