
脊椎脊髄ジャーナル Vol.37 No.11
2024年11月号
■特集
頸椎神経根症再考

≪認知症plusシリーズ≫
認知症plus予防教育
運動・食事・社会参加など最新知見からの提案
世界的な医学雑誌「Lancet」の掲載論文「認知症予防、介入、ケア」では、認知症罹患の35%は抑制可能だとしています。そして認知症予防のための推奨項目として「運動」「地中海食」「豊富な社会ネットワークとうつ対策」をあげています。本書はこの3つに基づいた学際的研究(医学、薬学、スポーツ学、栄養学、看護学、理工学など)と地域における取組みの最前線を紹介します。
≪本書は第1版第1刷の電子版です≫

子どものあざ どう診て・どう治療するか
一昔前は「治療法がない」と言われていたあざも,今は治療可能なものもある.逆に「何もしない方がよい」とされていたものが,今では積極的に治療した方がよいというものもある.子どものあざ治療をライフワークにしている著者が,あざを色別にまとめ,予測される自然経過や合併症の有無,治療方法や治療時期を多くの写真と共にまとめた一冊.

≪インフェクションコントロール別冊≫
地域連携に役立つ!感染管理認定看護師のための感染対策フォローアップ実践BOOK
【社会福祉施設や療養型病院の指導に使える!】地域連携における感染対策において、感染管理認定看護師による療養型病院や社会福祉施設などへのアプローチが増加しており、急性期病院とは異なる環境での感染対策を施設スタッフに指導する必要があります。本著は、短時間で感染対策における課題をチェックのうえ、フィードバックを行う際に役立つ指導ツールが揃っています。写真やイラストが満載の「平時で使える!事前確認用チェックシート」「一緒に確認!訪問時のラウンド用チェックシート」は、もちろんダウンロード可能!

臨床心理学 第25巻第3号
通巻147号
地域精神保健福祉の歩き方
地域精神保健福祉の歩き方 地域精神保健福祉の現在から、多職種連携、様々な現場で活躍する援助者の苦難や支援の方法を掘り下げて解説する。

医学のあゆみ293巻5号
第1土曜特集
成人先天性心疾患――各国のガイドラインに学ぶ
成人先天性心疾患――各国のガイドラインに学ぶ
企画:石津智子(筑波大学医学医療系循環器内科)
・今後20年のうちに,50代までの人口の約1%が先天性心疾患を抱える時代が来ると予測されている.先天性心疾患の多くは完治が難しく,生涯にわたる医療的サポートが必要となる.
・しかし日本では“フォローアップからの脱落”などが大きな問題となっており,専門医と循環器内科医,さらには一般内科医やかかりつけ医が連携して患者を支える体制の構築が求められる.
・本特集では,循環器内科医だけでなく一般内科医やかかりつけ医の先生方が先天性心疾患の診療により深く関わっていただけるよう,基礎的な知識から最新の診断や治療法まで,2025年日本循環器学会ガイドライン作成メンバーを中心としたエキスパートたちがわかりやすく解説する.

≪ガイドライン≫
サルコペニア・フレイルに関する栄養管理ガイドライン2025
日本臨床栄養学会/日本サルコペニア・フレイル学会の共編による,サルコペニア・フレイルに関する栄養・食事のガイドライン.サルコペニア・フレイルの予防・治療に中心的な役割を果たす栄養・食事に関するエビデンスを国内で初めてガイドラインとしてまとめた.

社会保険旬報 №2962
2025年5月1日
《動向》 『物価・賃金の上昇に各種報酬で対応を 期中改定も視野に―自民党・医療等を守る緊急集会』
《動向》 『物価・賃金の上昇に各種報酬で対応を 期中改定も視野に―自民党・医療等を守る緊急集会』
日本医師会(日医)の松本吉郎会長、全日本病院協会(全日病)の猪口雄二会長など医療関係団体の代表者らは4月18日、自民党が党本部で開いた「医療・介護・福祉の現場を守る緊急集会」で登壇し、賃金や物価の高騰で著しく逼迫している医療機関の経営に対する支援を要望するとともに、社会保障予算を「高齢化の伸びの範囲内に抑制する」との扱いを見直すよう求めた。
同緊急集会に登壇し、代表者が決意表明した団体は、▽日医▽全日病▽全国老人保健施設連盟(老健連盟)▽全国福祉法人政治連盟▽日本歯科医師会(日歯)▽日本薬剤師会(日薬)▽日本看護協会(日看協)▽日本理学療法士協会▽日本製薬団体連合会(日薬連)―で計9団体。
同緊急集会は自民党の医療・介護・福祉の現場を守る参議院議員有志が主催。同日は、国会会期中のわずかな間隙を縫って議員のほか医療関係団体などの関係者らも集まり、左記の4点を決議した。
○診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス報酬等について、物価・賃金の上昇に応じて適切にスライドする仕組みを導入すること。特に今年から来年にかけては、著しく逼迫した経営状況に鑑み、期中改定も視野に入れること。
○社会保障予算の目安対応について、歳入の十分な見える化を図りつつ財政フレームの見直しを行い、「高齢化の伸びの範囲内に抑制する」との取扱いを改め、物価・賃金の上昇を踏まえた仕組みへと見直すこと。
○上記を確実に行いつつ、薬価中間年における機会的な薬価引き下げの廃止を含め、薬価改定のあり方を見直すこと。
○小児医療・周産期体制については、著しい人口減少により対象者が激減していることから、政策医療として体制整備を維持する為の別の仕組みの検討を開始すること。
決議事項については同緊急集会後に同有志の参院議員が日医・松本会長らと共に石破茂総理大臣と首相官邸で面会し、決議文書を手交した。

皮膚病診療 Vol.47 No.5
【特集】アトピー性皮膚炎と誤診される皮膚疾患
【特集】アトピー性皮膚炎と誤診される皮膚疾患
アトピー性皮膚炎(AD)では,ときどきADとして治療されてきたが実は違う疾患であったという症例に出くわすことがある.小児ADとして紹介されてくる人の中には,減汗性外胚葉異形成症,高IgE症候群,魚鱗癬,疥癬,BCG接種後副反応などであったということも珍しくはない.そこで今回は,ADと誤診されやすい皮膚疾患の症例を集めてみた.
新しい傾向として,AD治療に生物学的製剤やJAK阻害薬が導入されたことによって生じた新たな乾癬や疥癬様皮疹とADの再燃との鑑別に苦慮するケースも複数載せているので,今後の診療の参考にしてほしい.

チャイルドヘルス Vol.28 No.5
2025年5月号
【特集】子どもの居場所〜安全と笑顔を守るために〜
【特集】子どもの居場所〜安全と笑顔を守るために〜
「居場所とは何か」を改めて確認し,子どもにとっての居場所を様々な角度から捉えました.
子どもが安心できる居場所の手がかりを一緒にみつけましょう.

健康運動指導士試験パーフェクト予想問題集
健康・体力づくり事業財団が認定する「健康運動指導士」の試験対策のための問題集.2024年度版の健康運動指導士養成講習会テキストの改訂内容に対応.試験本番を想定した4択問題を400問と,全科目からなる模擬問題を2つ収載.本書シリーズ『健康運動指導士試験 要点整理と実践問題 第4版』と合わせて使うことでさらなる学習効果が期待できる.

新版 医・生物学系のための 電気・電子回路
大変好評を頂戴している初版発行からの19年間で,医療機器は進歩し,機器の規格変更,JIS電気回路図の改訂,臨床工学技士カリキュラム大綱の変更などが行なわれた。本書では,これらの変更への対応をし,丁寧な記述で解説した。

天然物化学
現代の天然物化学では,生合成遺伝子解析やケミカルバイオロジーの進歩によって従来とは全く異なる発見がされるようになってきた。本書では生合成を基盤に体系化した解説を行うとともに,ケミカルバイオロジーの観点を重視した。

病理と臨床 2025年5月号
膠原病・リウマチ性疾患の病理up to date
膠原病・リウマチ性疾患の病理up to date 特集テーマは「膠原病・リウマチ性疾患の病理up to date」.膠原病・リウマチ性疾患における自己免疫と自己炎症─病態メカニズム,診断,および治療戦略─/皮膚/口腔領域の自己免疫性病変/肺病変/肝臓/腎病理/血管病変─大型血管炎と中型血管炎を中心に─/自己免疫疾患関連リンパ節症の病理 等を取り上げる.連載記事として[マクロクイズ],[鑑別の森],[病理学基礎研究の最前線],[今月の話題] 他を掲載する.

Medical Practice 2025年5月号
認知症~認知症診療の新時代の到来
認知症~認知症診療の新時代の到来 特集テーマは「認知症~認知症診療の新時代の到来」.記事として,[座談会]抗Aβ抗体薬を用いた診療をどう見ているか,どう関わるか,[総説]生社会の実現を推進するための認知症基本法─共生社会の実現へ─,[セミナー]アルツハイマー病の新薬─抗Aβ抗体薬とその適応について─,[トピックス]最新の認知症治療薬の開発動向, 等.連載では,[One Point Advice] [今月の話題][知っておきたいこと ア・ラ・カルト]他を掲載.

臨床スポーツ医学 2025年5月号
超音波診療のピットフォール
超音波診療のピットフォール 「超音波診療のピットフォール」特集として,肉ばなれに対する超音波診療のピットフォール/野球肘検診における超音波診療のピットフォール/理学療法士からみた超音波診療のピットフォール/肘投球障害に対する超音波診療のピットフォール/腰痛・殿部痛に対する超音波診療のピットフォール などを取り上げる.また連載として,「パラリンピックとスポーツ医学」「スポーツ医学の医療連携・地域連携」他を掲載.

心エコー 2025年5月号
最新版!心エコーレポートの基本
最新版!心エコーレポートの基本 特集は「最新版!心エコーレポートの基本」.基本の計測と基準値─慶應義塾大学病院編/基本の計測と基準値─徳島大学病院編/基本の計測と基準値─筑波大学附属病院編/パニック値─東京大学医学部附属病院編/虚血性心疾患の心エコーレポート─小倉記念病院編/施設内での精度管理とその工夫─前橋赤十字病院編/装置設定の基本─徳島大学病院編 等を取り上げる.連載として,症例問題[Web動画連動企画] 等を掲載.

整形・災害外科 Vol.68 No.5
2025年4月臨時増刊号
SSI診療の最新動向を探る!
SSI診療の最新動向を探る!
整形外科の手術部位感染(SSI)の予防と治療について,「The International Consensus Meeting on Infection」の改訂作業メンバーも執筆者に加わり,最新のエビデンスを紹介しながら初学者にもわかりやすく解説している。抗菌薬については整形外科感染症診療で頻用するものに厳選して正しい知識と使い方を紹介した。外科的アプローチについては治療法が確立しつつある骨折関連感染症と股関節の人工関節周囲感染に絞り,治療方針,治療の実際についてまとめた。

発達性トラウマ症の臨床
簡易型トラウマ処理TSプロトコールを用いて、発達性トラウマ症・複雑性PTSDなどの困難事例に向き合うための、最新の実践論集!

強迫症治療マニュアル
エクスポージャーと反応(儀式)防止法: 治療者用ガイドとワークブック
現実エクスポージャー,想像エクスポージャー,反応(儀式)防止法,処理,家庭訪問といった要素で構成されたOCD治療プログラム。