抗アミロイドβ抗体薬治療を見据えたアルツハイマー病診療
実臨床からみたレカネマブ・ドナネマブ治療の実際
アルツハイマー病の新規治療薬「抗アミロイドβ抗体薬」をまとめた待望の一冊!実臨床で認知症診療に関わる臨床医が,どのように軽度アルツハイマー病を診断したうえで抗アミロイドβ抗体薬を使用していったらよいのか,困ったときにどう対応したらよいのか,抗アミロイドβ抗体薬を有効に使用するためにどうすればよいのかを,長年にわたり認知症診療に携わってきた著者の考え方を紹介する.
臨床心理学 第25巻第2号
通巻146号
性暴力
性暴力 性暴力の起きた後、起きる前に支援者は何ができるか?
口腔の発生と組織 第5版
筆者オリジナルの「板書の絵」風の簡潔なイラストを多用し,組織写真を極力使わない斬新なアプローチ.読みやすく,わかりやすい内容で,口腔組織の世界に自然と引き込まれる.まるで「コロンブスのタマゴ」のような発見が詰まった一冊.この教科書は,座学の復習にも最適.やさしい文章ながら高度な内容もカバーし,最新の国試対策や臨床家のニーズにも応えます.前版で好評だった章末コラムもさらに充実し,読み応え抜群.
現代の母性看護 各論
若年や高年の妊産婦、ハイリスク新生児など、多様なニーズを抱える周産期医療の現場で、適切なケアを実践するために、最新かつ必要な知識を提供。妊娠期・分娩期・新生児期・産褥期と段階を踏みながら学べ、看護学生のテキストとしてだけでなく、看護師の学び直しの書としても最適。
援助者必携 心理カウンセリングのための精神病理学入門
共感と了解、症状と診断、気分障害・統合失調症・発達障害(ASD+ADHD)の理解と臨床ポイントを巡る、練達の臨床家のクロストーク。
新訂増補 心身症と心身医学
人間に運命があるように本にも運命があるような気がする。それは著者の思いや願いを超えた、そして出版社の意図や計算を超えたものであるらしい。本書は幸運に恵まれた本なのだろう。
もう一つ感慨深く思うのは、本書執筆も後半にさしかかったころに急逝した母のことである。本書に多少パセティックな調子があるのは母の死が影響していると思う。私が高校生のころに父が亡くなって以来、女手ひとつで私と妹二人を大学まで出してくれた。私は母の亡くなった年令をとっくに超えてしまったが、年令を重ねるにつれて母への感謝の気持が強くなる。母も本書の完成を心待ちにしてくれていた。本書が幸運な本になったことを母も喜んでいてくれると信じたい。
1986年に岩波書店より刊行した『心身症と心身医学』の復刻版。
浮雲驚竜はそのままに2024年に収録した木村宏之氏との対談を新たに掲載。
精神療法 第51巻第1号
通巻266号
はたらく人たちのウェルビーイング
はたらく人たちのウェルビーイング 企業のウェルビーイング、産業精神保健の現状と課題を論考。
社会保険旬報 №2957
2025年3月11日
《論評》 『医師1人当たり財務指標への医療法人属性の影響―医療法人財務データベースを活用した『病院経営管理指標』の充実に向けて』荒井耕 古井健太郎
《論評》 『医師1人当たり財務指標への医療法人属性の影響―医療法人財務データベースを活用した『病院経営管理指標』の充実に向けて』荒井耕 古井健太郎
病院における医療サービス提供の内容・量を決定づけるのは医師であり、病院経営において医師はいわばエンジンとして期待されている。そのため、いかに各医師に収益や利益を生み出してもらうかは、病院経営層にとって大きな関心事であり、病院によっては、医師1人当たり事業(医業)収益や医師1人当たり事業(医業)利益を経営管理指標としている。筆者が2024年9月に実施した質問票調査によれば、回答した病院経営医療法人のうち67%及び60%において医師1人当たり事業収益及び利益が算出されており、また両指標を「全く重視せず」とする法人は共に18%に止まっていた。さらに医師1人当たり事業利益は、事業計画策定や設備機器投資、情報システム投資、採用・研修活動に際して、過半の法人で考慮されていた(荒井、2025)。
従来、厚生労働省が毎年公表してきた『病院経営管理指標』では多様な属性をもつ病院群別に収益及び利益を分析してきたが、その際、医師1人当たり事業収益及び利益についての分析はなされていない。上述の調査( 荒井、2025)によれば、医師当たり医業収益及び利益の経年比較管理は、これら指標を算出している場合には63%及び59%とよく実践されているなか、他院比較管理の実践は25%及び18%と特に低いことが判明している。こうした実態は、厚生労働省などによる比較参照(ベンチマーク)値提供の重要性を示唆している。
そこで本稿では、救急機能などの医療機能や病院以外の併営状況、法人の経営規模などが、医師1人当たり事業収益及び利益にどのような影響を及ぼしているのかを分析する。そのことを通じて、データベース化されるようになった医療法人の既存の『事業報告書等』や新たに創設された『経営情報』を有効活用して、病院経営において比較参照値としうる他病院群の財務指標を提供してきた『病院経営管理指標』を今後どのように充実させるべきかの示唆を得る。具体的には、どのような属性に基づく病院(法人)群区分から医師1人当たり事業収益及び利益の比較参照値を提示していくことが有用であるかを示したい。
胆と膵 2025年2月号
2025年2月号
特集:低侵襲胆膵手術のprecision anatomy
特集:低侵襲胆膵手術のprecision anatomy
手術 Vol.79 No.3
2025年3月号
巨大後腹膜腫瘍に対する治療戦略と手術
巨大後腹膜腫瘍に対する治療戦略と手術
手術がうまくなりたい消化器・一般外科医のための専門誌。マニアックなほど深堀りした特集内容やビジュアルでわかりやすい手術手技の解説を特長とする。今回の特集テーマは後腹膜腫瘍。従来,希少疾患ゆえのエビデンス不足や領域横断的アプローチが必要になることから,治療戦略が確立していなかった疾患であるが,近年,情勢が変化してきた。その最新の治療戦略につき,画像診断や薬物療法も含め,手術を中心に取り上げた。
Rp.+レシピプラス特別編集
速解! 調剤報酬2024-25
調剤報酬改定と関連する通知をまとめ,分析した「速解! 調剤報酬」の最新版(令和6年度改定に対応).調剤報酬を読み解くことで,レセプト業務に止まらず,薬剤師に求められている業務をより深く理解することができる.10月改定内容,令和7年1月までの通知や中間改定の答申に対応.今回は,マイナ保険証をはじめとした医療DX関連の解説も充実させた.保険薬局に必携の一冊.
看護学生 Vol.73 No.1
2025年4月号
【特集1】
准看護学校 学校生活ガイダンス
春に進学や進級を控える学生さんに向けて,学校生活に関するガイダンスを掲載します。学校のスケジュールはもちろん,准看護学校に通っていた先輩たちに ご協力いただいた学校生活に役立つアンケー トの結果についても掲載しています。
【特集2】
医療用語言いかえドリル
難しく感じる人の多い一般用語と医療用語の言いかえについて事例を用いながら解説します。報告や実習記録作成などの場面ごとに紹介しています。
クリニカルスタディ Vol.46 No.4
2025年4月号
※特別付録は電子版には付きません
【特集1】
新入生のための
基本がわかる解剖生理
〔執筆〕増田 敦子
解剖生理学は、はじめは難しく感じるかもしれませんが、理解するとおもしろく、よい看護を提供する基本になります。本特集では、解剖生理学の全体像をつかみながら、身体のしくみやはたらきをわかりやすく解説します。基礎をしっかり学びましょう!
【特集2】
はじめに知っておきたい!
学生生活の過ごし方
〔執筆〕『Clinical Study』編集室
〔協力〕SBC東京医療大学
新入生の皆さんに知っておいてほしい看護学生で経験するイベントや、履修する授業科目について紹介し、さらに先輩看護学生から聞いた充実した学生生活を過ごすポイントをお伝えします!
消化器内視鏡37巻1号
基礎から学ぶ 咽頭・食道内視鏡診断
基礎から学ぶ 咽頭・食道内視鏡診断
腎と透析98巻1号
透析療法の課題,展望
透析療法の課題,展望
小児外科57巻1号
極・超低出生体重児の治療戦略
極・超低出生体重児の治療戦略
救急医学2025年3月号
復刻!救急施設めぐり
復刻!救急施設めぐり 1978~1985年、本誌に掲載されていた伝説的(?)連載コーナー「救急施設めぐり」。その時代のリアルな報告と豊富な写真で彩られた当時の記事を、“そっくりそのまま”復刻掲載!現代につながる「あのころの救急医療」をのぞき見しよう。
周産期医学55巻1号
ローリスク妊婦ローリスク新生児のケア2025
ローリスク妊婦ローリスク新生児のケア2025
JOHNS41巻1号
伝音難聴の最新の診断と治療
伝音難聴の最新の診断と治療
消化器外科2025年3月号
手術手技Basic & Standard 消化管外科編
手術手技Basic & Standard 消化管外科編 外科医なら絶対必須の“Basic & Standard”な手術手技。3月号はとくに消化管手術を対象に、開腹/閉腹、縫合/吻合、剝離、止血、助手としての動きなどをエキスパートが丁寧に解説。予習・復習、知識の整理に役立てよう。
