
クリニカルスタディ Vol.46 No.1
2025年1月号
【特集1】
つまずきやすい点を先に押さえる!
看護過程のポイント
〔執筆〕齋藤 雪絵
適切な看護を提供するためには欠かせない看護過程。はじめはどのように展開すればよいかわからず、つまずきがちです。本特集では、看護過程の基礎をわかりやすく解説し、さらに看護学生が苦手に感じやすい点とその対処法について紹介します!
【特集2】
“あるある”を解決!
行動計画・行動目標
〔執筆〕小早川 明美
実習中は毎日立てる必要がある行動計画・行動目標ですが、書き方のコツがつかめず苦戦する人も多いのではないでしょうか。本特集では、行動計画・行動目標を立てるうえでありがちな悩みを解決します!

消化器外科2024年12月号
若手外科医教育を考えよう
若手外科医教育を考えよう 外科医の減少、働き方改革、ロボット支援手術の普及、ICTやAI技術の進歩…外科医を取り巻く環境が大きく変化するなかで、未来を担う若手外科医をいかに集め・育てるのか。実際の取り組み・挑戦から、いま、若手外科医教育を考えよう。

救急医学2024年12月号
令和6年能登半島地震の現場から
令和6年能登半島地震の現場から 2024年、元日、16時10分。能登半島地震。そのとき、被災地の救護現場で、病院やクリニックで、避難所で、何が起こっていたのか。当事者たちの声を聴こう。いまだ復興の道半ばばからこそ、考えて、そして動こう。

脳腫瘍治療学 腫瘍自然史と治療成績の分析から 第2版
脳腫瘍の増殖・増大様式(腫瘍自然史)を,膨大な数の文献を渉猟し分析.治療目標(戦略)・治療方法(戦術)を考えるにあたり指針となる1冊.WHO脳腫瘍病理分類に沿って,必要な情報を統一した項目で整理し,リファレンスとして使えるようにしている.今改訂では,2021年に5年ぶりに改訂されたWHO脳腫瘍病理分類に対応し,大きく項目立てを変更,新規文献数は800以上.リハビリテーションについての項目も設けた.

ICUとCCU 2024年12月号
2024年12月号
特集:日本版敗血症診療ガイドライン 2024(J-SSCG2024)のポイントと将来展望
特集:日本版敗血症診療ガイドライン 2024(J-SSCG2024)のポイントと将来展望

いぬの肉球診断BOOK
東洋医学的体調チェックとツボマッサージ
毎日の肉球体調チェックで、かわいいワンちゃんの病気予防を!
肉球はぷにゅぷにゅかわいいだけではありません。毛が生えていないので皮膚の状態が分かりやすく、体調による変化をつかみやすいのです。
『犬のツボ押しBOOK』(医道の日本社発行)でもおなじみの石野孝獣医師が、手軽に健康状態をチェックできる方法として発案し、実際の診療でも行っているこの肉球診断法。
診察の際に触った肉球の感触や匂いをデータベース化し、それぞれのワンちゃん体調の情報を分析した結果、ワンちゃんの肉球は、東洋医学的体質による8つのパターンに分類でき、その肉球はワンちゃんの体調によって変わっていくことも導き出しました。
本書では、肉球の東洋医学的肉球診断法と、その診断に対応したツボマッサージ法を紹介しています。その他にもワンちゃんの嗅覚のひみつやシッポ、舌のチェックポイントについても簡単に触れています。
犬の寿命は30年前に比べ、2倍以上に延びてきています。今、ワンちゃんの世界はまさに超高齢社会といっても過言ではありません。ワンちゃんも人間同様、ガンや糖尿病など、生活習慣病を患う子が多くなっています。
かわいいワンちゃんを、毎日の肉球チェックとツボマッサージで体調管理してあげましょう!

ねこの肉球診断BOOK
東洋医学的体調チェックとツボマッサージ
肉球の東洋医学的診断で猫ちゃんの健康を手軽にチェック!
人間と違い、猫や犬は顔色を診たり、脈を正しく測ることが難しく、健康状態を把握しにくいといわれています。そこで、『犬のツボ押しBOOK』や『ペットのための鍼灸マッサージマニュアル』でおなじみの石野孝獣医師が、手軽に健康状態をチェックできる方法として発案したのが、肉球を使っての診断方法。
肉球は毛が生えていないので皮膚の状態が分かりやすく、体調による変化をつかみやすいからです。
病院に訪れる猫ちゃんたちの肉球専用カルテを作り、その日その日の猫ちゃんの肉球の状態等の情報を収集し、写真を撮影。データベース化し分析した結果、猫ちゃんの肉球は、東洋医学的体質によって8つのパターンに分類でき、その肉球は猫ちゃんの体調によって変わっていくことも導き出しました。
治療により体の調子が変化すると、肉球の状態も変化します。猫ちゃんの肉球は猫好きにとっては究極の癒しです。その肉球には東洋医学的に、猫ちゃんの体調を反映する情報がたくさん詰まっているのです。
本書ではその肉球の東洋医学的診断に基づき、どのツボを押せば猫の症状が改善していくかまでを紹介しています。その他にも、ツボ指圧マッサージや顔つき、爪、毛並からのチェック方法などにも簡単に触れています。
猫ちゃんの体調を東洋医学的に把握して、大事な家族である猫ちゃんの健康管理に役立てることができる1冊です。

≪眼科診療エクレール 6巻≫
最新 網膜循環疾患コンプリートガイド
所見・検査,疾患と診断・治療のすべて
網膜循環疾患の診療は,近年,急速に進歩した眼底画像検査―とくにOCTの普及やOCTAの導入と,新規薬剤―抗VEGF薬の登場により,大きく様変わりした.本書では,経験豊富なエキスパートが,最新のエビデンスに基づいて,網膜循環疾患の所見・検査,疾患と診断・治療を網羅して詳しく解説.眼科のなかで最も“hot”な領域である網膜循環疾患の診療のすべてがここにある.

LiSA Vol.31 No.12 2024
2024年12月号
徹底分析シリーズ:ECPR:麻酔科医も積極的にかかわっていこう!/症例カンファレンス:術中の緊急コンバージョン:方針転換に対する迅速な対応/医学教育お悩み相談室:最近の研修医は出来が悪い!?/2024のシェヘラザードたち:筋弛緩モニターを使おう/こどものことをもっと知ろう:こどもの肺炎/ちょっと拝見 となりのDAMカート:河北総合病院 の巻/diary:栃木県下野市/みんなのプロフィール帳:自分のアブノーマル度もまだまだ/夕ご飯 何にする?:あったかトマトグラタン
徹底分析シリーズ:ECPR:麻酔科医も積極的にかかわっていこう!/症例カンファレンス:術中の緊急コンバージョン:方針転換に対する迅速な対応/医学教育お悩み相談室:最近の研修医は出来が悪い!?/2024のシェヘラザードたち:筋弛緩モニターを使おう/こどものことをもっと知ろう:こどもの肺炎/ちょっと拝見 となりのDAMカート:河北総合病院 の巻/diary:栃木県下野市/みんなのプロフィール帳:自分のアブノーマル度もまだまだ/夕ご飯 何にする?:あったかトマトグラタン

最新理学療法学講座 地域理学療法学 第2版
●令和6年版理学療法士国家試験出題基準に沿って全面改訂!
●地域リハビリテーションの理論を充実させるとともに,令和6年度介護報酬改定をふまえて最新知識を解説.
●介護予防,認知症,呼吸器疾患を新設したほか,国試の頻出内容や重要ポイントがわかる工夫をこらしている.
●地域で求められる知識は何か,理学療法士として何ができるかを考えながら,理解を深められるテキスト.

COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第6版
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は長期間の喫煙に起因する生活習慣病で、本邦には500 万人を超える患者がいると見積もられております。故に本疾患は呼吸器内科のみならず、多くの非専門医がかかりつけ医として診療することになる疾患です。2013 年には「健康日本21(第2次)」において、本疾患が対策を講じるべき生活習慣病として取り上げられ、まずはその認知度の向上を目的とされました。日本呼吸器学会としても本疾患の啓発に力を入れて取り組んでいるところですが、認知度は依然として低く、何らかの対策が求められるところです。今後、人口の高齢化が進むにあたり、多くの高齢者が罹患している本疾患が大きなインパクトをもたらすことが危惧されております。喫煙によって壊された肺は現在の医学では元に戻すことはできません。故にCOPD 患者に禁煙を早期に達成させて少しでも将来リスクを低減して、さらに最善の治療を施すことで現時点の症状を改善することが、呼吸器内科専門医のみならずかかりつけ医の重要な課題であると言えるのではないでしょうか。
この度、『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン 第6版』が、多くの編集委員、システマティックレビュー委員、査読委員や協力者のもとに作成され、上梓されることになりました。本ガイドラインは、これまでのガイドラインの流れを引き継ぎ、疾患概念、病態、診断、治療について参考となる事項や手順を、新しい知見を加え最新版としたものです。特に本版では、COPD の治療に関するクリニカルクエスチョンを設定し、最新のエビデンスを基に科学的なレビューを行い、クエスチョンに対する現時点でのベストアンサーを模索しております。本疾患の治療・管理に関する記載のみならず、新たに追加・修正された項目もあり、本書を一読することで疾患理解を深めることができると思います。
COPD 患者の生命予後を改善できる治療薬が開発されるなど、近年の治療の開発は目覚ましいものがあり、今後も益々発展するものと思います。また、予防の重要性から、早期発見と早期介入が益々推進されていくことを期待したいと思います。特に禁煙の啓発や施策が進めば、COPD 患者数は減少してくることが期待できます。しかし、今のところ患者が多い状態が当面は続くことが想定されます。本書が呼吸器専門医のみならず、かかりつけ医の皆様にもCOPD の日常臨床のお役に立てると願っております。
最後に、本書の作成に多大なるご尽力をいただいた関係者の皆様ならびにコメントをいただきました学会員の先生方、そして査読にご協力いただきました患者団体代表様に深く感謝いたします。
(日本呼吸器学会COPD ガイドライン第6版作成委員会 委員長 柴田 陽光 「序」より)

呼吸機能検査ハンドブック
呼吸機能検査は,呼吸器疾患の診断,治療,経過,そして術前の評価に必要不可欠であり,呼吸器診療の根幹を成すものです。一方で,呼吸機能検査は理論や解釈が難解で,かつ被験者の努力に依存する側面があるため,十分に普及しているとは言えません。また,検査方法や結果の解釈が施設間あるいは医療者間で必ずしも一致しないという問題もあります。このような状況を改善するため,日本呼吸器学会肺生理専門委員会は「呼吸機能検査のいっそうの啓発と普及を図るとともに,その精度管理,測定方法,結果の解釈などについて医療従事者側のレベル向上を通じて,呼吸機能検査を必要とする患者の福祉に貢献する」という理念を掲げ,2004年に『呼吸機能検査ガイドライン』を発行しました。
十数年の歳月を経て,呼吸機能検査の重要性はますます増し,いっそうの普及と手技や評価の標準化が求められるようになりました。また,この間,2014年に日本呼吸器学会 肺生理専門委員会から「LMS法による日本人のスパイロメトリー新基準値」が報告され,2019年にはAmerican Thoracic Society/European Respiratory Societyから「Standardization of Spirometry 2019 Update」が発表されました。さらに,努力非依存的な検査方法である「オシロメトリー」も急速に普及しました。このような経緯から,『呼吸機能検査ガイドライン』の改訂の機運が高まりました。
この度,日本呼吸器学会 肺生理専門委員会では,『呼吸機能検査ハンドブック』と名称をリニューアルし,最新の手引書を作成しました。第1章から第7章までは,日常臨床で用いられるほとんどの呼吸機能検査を網羅し,項目は「用語の定義」,「測定原理」,「測定方法の実際」,「基準値と結果の解釈」,そして「機器の精度管理とメンテナンス」と実践に即したわかりやすい構成としました。さらに,第8章は「異常値を呈する疾患の特徴」とし,代表的な呼吸器疾患を「疾患概念」,「診断」,「呼吸機能の特徴」の順に解説しています。
『呼吸機能検査ハンドブック』は,呼吸器専門医のみならず,ご開業・病院勤務のプライマリー・ケアの先生や専門医,研修医,そして臨床検査技師,理学療法士,看護師など呼吸器診療に関わるすべての医療従事者において,標準的な実用書や入門書の役割を果たすと信じています。本書を検査室や診療室など座右に置いていただき,ご活用いただけたら嬉しく思います。
(花岡正幸「序文」より)

咳嗽・喀痰の診療ガイドライン 2019
咳嗽は呼吸器疾患の日常診療においてもっとも高頻度に遭遇する症状の一つであり,とりわけ長引く咳や頑固な咳で医療機関を受診する患者さんは年々増加の一途を辿っています。日本呼吸器学会では,2005年「咳嗽に関するガイドライン」初版に引き続いて,2012年に第2版を発刊しMinds認証も受けました。これまで数多くの診療ガイドラインが刊行されていますが,その大部分はある「疾患」を対象としたものです。よって,ガイドラインを活用するためには疾病の診断が確定していることが前提となっています。しかし,咳嗽のガイドラインは「症候」を冠していることから,症状→検査→診断→治療という通常の診療の流れに則したプラクティカルな構成となっています。
一方,喀痰は咳嗽と並ぶ重要な症状であり,しかも両者は互いに密接に関連しているのにもかかわらず,これまで喀痰に関するガイドラインは存在しませんでした。特に慢性的な気道分泌亢進は,喘息やCOPDをはじめさまざまな気道疾患の病態を修飾し,患者さんのQOLのみならず疾患の急性増悪や予後に重大な影響を与えることもわかっています。このような背景を踏まえ,今回の咳嗽ガイドラインの改訂に伴い,これに喀痰の項目を加えて『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019』を作成するに至りました。そこで,「咳嗽」のパートは長崎大学 迎 寛 教授,「喀痰」のパートは横浜市立大学 金子 猛 教授を中心に,各々の症候に関するエキスパートの先生方に委員としてご参画いただきました。喀痰に関するガイドラインは国際的にも初めてのものであり,呼吸器診療に大きなインパクトを与えるものと大いに期待されます。
(玉置 淳「序」より)

大気・室内環境関連疾患 予防と対策の手引 2019
「私たちを取り巻く環境と健康」のなかで特に「大気環境と室内環境に関連する疾患」に絞って解説。

診断と治療 Vol.112 No.12
2024年12月号
【特集】これでわかる高齢者COPD診療
【特集】これでわかる高齢者COPD診療
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者数は増加の一途をたどっていますが,未診断・未治療が多い現状もあります.
基本的な知識から最新の診断・治療法,在宅医療について,さらに併存疾患からCOPDをとらえ,地域医療連携や多職種協働の取り組みについても,診療科や職種の垣根を越えて解説しています.

助産雑誌 Vol.78 No.6
2024年 12月号
特集 「私のからだは私のもの」から始める初期中絶のケア
特集 「私のからだは私のもの」から始める初期中絶のケア かつてない少産化の今、産み育てることに関わる意識や言葉、制度や環境が大きな変革期を迎えています。新しい助産師像を模索する現代の助産師、そして妊娠・出産・育児を考える全ての人と共に、考え、つくる雑誌です。 (ISSN 1347-8168)
隔月刊(偶数月)、年6冊

保健師ジャーナル Vol.80 No.6
2024年 12月号
特集 令和6年能登半島地震の経験を踏まえた今後の備え
特集 令和6年能登半島地震の経験を踏まえた今後の備え 公衆衛生活動の現場で働く保健師に向けた、「保健師」と名の付く唯一の専門誌。 保健活動の現場において「いま」そして「これから」求められる情報や視点を、特集や連載など多様な構成でお届けします。
2022年からは隔月刊化とともに全ページカラーとなり、見やすい資料や豊富な画像によってポイントやイメージをより分かりやすく紹介していきます。 (ISSN 1348-8333)

看護教育 Vol.65 No.6
2024年 12月号
特集 臨床判断能力の育成 優れた実践と評価に向けて
特集 臨床判断能力の育成 優れた実践と評価に向けて 時代と共に変わりゆく医療と社会の構造、そして教育界全体の動きを見据え、今求められている看護教育を皆さんと一緒に考えていきます。ベテラン教員はもちろんのこと、学生の指導に不安を抱えている新人教員の方にも役立つ一冊です。看護基礎教育のトレンドやトピックスを、特集や連載で深掘りしていきます。 (ISSN 0047-1895)
隔月刊(偶数月)、年6冊

病院 Vol.83 No.12
2024年 12月号
特集 検証 2024年度診療報酬改定 病院の機能分化と連携の行方
特集 検証 2024年度診療報酬改定 病院の機能分化と連携の行方 「よい病院はどうあるべきかを研究する」をコンセプトに掲げ、病院運営の指針を提供する。特集では、病院を取り巻く制度改正や社会情勢の読み解き方、変革に対応するための組織づくりなど、病院の今後の姿について考える視点と先駆的な事例を紹介する。 (ISSN 0385-2377)
月刊、年12冊

臨床泌尿器科 Vol.78 No.13
2024年 12月号
特集 知ってますか? ED診療の最前線
特集 知ってますか? ED診療の最前線 泌尿器科診療にすぐに使えるヒントを集めた「特集」、話題のテーマを掘り下げる「綜説」、そして、全国から寄せられた投稿論文を厳選して紹介する。春に発行する書籍規模の増刊号は、「外来」「処方」「検査」「手術」などを網羅的に解説しており、好評を博している。 (ISSN 0385-2393)
月刊、増刊号を含む年13冊