
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.26 No.11
2024年11月号
特集:食べることをやめるとき
特集:食べることをやめるとき
人生の終末期、人は誰しも食べることが難しくなります。そのとき、訪問看護師は療養者に向き合いながら、「本当に経口摂取をやめる必要があるのか」「食べられなくなることを家族にどう伝えればよいのか」などの難しい判断や対応が求められます。さらに「死んでもいいから食べたい」と療養者本人に言われた場合には、倫理的配慮を踏まえた早急な対応が必要です。
本特集では、これら「終末期における食べること」の課題について、看護の視点から考えました。論考では看取り期の「食べる/食べられない」の判断、「食べることをやめる」ときの家族への伝え方、「死んでもいいから食べたい」と言われたときにできるケアの実際について述べます。また、「食べることをやめる」ときの3つの事例と、意思決定支援の資料として、誤嚥性肺炎で入院した高齢者の退院後の長期予後の実態を紹介します。
食べるための身体機能が失われてしまったとしても、療養者やその家族がやむを得ずではなく、自らの意思で「食べることをやめる」選択ができるよう、訪問看護師ができる支援とは何か。その可能性と希望を見いだしていただければ幸いです。

看護 Vol.76 No.13
2024年11月号
特集1 看護補助者の業務に必要な能力の指標
特集1 看護補助者の業務に必要な能力の指標
看護補助者は、人口減少社会における働き手不足により募集をしても集まらず、離職率も高いことが課題となっています。
このような中、2024年度診療報酬改定では、「看護補助体制充実加算」において、看護補助者の定着や計画的な育成・能力評価等の取り組みを行った場合の高い評価が設けられました。
本特集では、2024年10月に日本看護協会が公表した「看護補助者の業務に必要な能力の指標」を掲載し、その作成の経緯や目的・内容について解説。さらに本指標策定を進めてきた「看護補助者の業務と役割に関する検討委員会」委員長から、本指標を現場でどのように活用すべきかを提案します。
特集2:急性期病院における認知症の緩和ケア
2025年に日本の認知症の高齢者は471万6,000人となり、2040年には584万2,000人になると推計され、高齢者の6.7人に1人が認知症になる時代を迎えます。
また、認知症は進行性であり、生命予後を規定すると言われています。
すでに海外では、最期を迎えるまでの間の身体的・社会的・心理的・スピリチュアルな苦痛に対して、あらかじめ苦痛を予測して対応する緩和ケアの必要性が謳われています。一方、日本においては、認知症の緩和ケアの推進は、これからの課題と言わざるを得ないのではないでしょうか。
本特集では、急性期病院における認知症の緩和ケアの課題と対策について概観し、海外における認知症の緩和ケアの潮流と日本の現状を解説。さらに、ケアの仕組みづくりや実践について報告します。

≪栄養科学イラストレイテッド≫
分子栄養学 改訂第2版
これからの栄養学に分子生物学の知識は必須!各栄養素の細胞・遺伝子レベルでのはたらきや,疾患との関連についてわかりやすく解説.次世代のプレシジョン栄養学に向けて栄養指導に役立つ内容も必読!

胆と膵 2024年9月号
2024年9月号
特集:膵胆道周囲の後腹膜腫瘤性病変の診断と治療
特集:膵胆道周囲の後腹膜腫瘤性病変の診断と治療

≪新スタンダード薬学シリーズ 3≫
基礎薬学Ⅱ. 分析化学
医療人としての薬剤師養成教育に資する標準テキスト

診断と治療 Vol.112 No.11
2024年11月号
【特集】外来で見逃さない危険な疾患,相談すべき症例―気づくコツ,つなぐヒント―
【特集】外来で見逃さない危険な疾患,相談すべき症例―気づくコツ,つなぐヒント―
外来で見逃すと重大な病態に進む“隠れた”危険なサインや“最初の”サイン,すぐに専門医に相談すべき訴えを取り上げ,救急分野での最新の方法論も紹介し,“気づくコツ,つなぐヒント”を考えます.

作業療法ジャーナル Vol.58 No.12
2024年11月号
■特集
地域移行・地域定着に貢献できる司法作業療法の未来

眼科診療ガイド 第2版
日常診療で必要な時にすぐ活用できるをコンセプトに,長年診療現場を支えた眼科診療ガイドの第2版がついに登場.専門医試験基準に準拠した疾患に加え,稀少疾患,新しい概念の疾患,不定愁訴への対応やリスクマネジメントまで盛り込んだ最新版.診療ガイドラインにアクセスできる二次元コードも掲載し利便性もアップ.眼科診療に携わるすべての医療者が使いやすい新たな実践書のスタンダード.

薬局 Vol.75 No.13
2024年11月号
適剤適処!Bz(ベンゾジアゼピン)受容体作動薬
リスク/ベネフィット比を最適化する
適剤適処!Bz(ベンゾジアゼピン)受容体作動薬
リスク/ベネフィット比を最適化する ベンゾジアゼピン(Bz)受容体作動薬は,優れた効果をもっていますが,一方で依存性が問題視されています.さらに新たな睡眠薬も登場し,Bz受容体作動薬は処方すべきでない不適切な薬のように扱われる場面も見られるようになりました.しかし臨床現場では,有効性と安全性のバランスを最適化した適正使用が求められています.また,最近報告されたリスクなどもあり,エビデンスのアップデートも重要です.そこで11月号では,Bz受容体作動薬のリスク/ベネフィット比の最適化をテーマとしました.臨床で役立つ薬学的視点を養う特集です.

精神医学テキスト 改訂第5版
精神障害の理解と治療のために
理学療法士・作業療法士養成過程を中心とした学生向けテキスト.現場で扱う精神疾患の解説を詳しくし,記述に軽重をつけ,また主要な疾患・症候は簡潔な「症例(ケース)」にて典型例を紹介することで具体的な理解を容易にしている.今改訂では,好評の「症例」を充実させたほか,「心理検査と統計」「ゲーム障害」「漢方薬」の項目を追加し,採用者の要望に応えて全体を充実させた.

麻酔 Vol.73 No.9
2024年9月号
周術期急性腎障害up-to-date
周術期急性腎障害up-to-date 大侵襲手術の合併症として急性腎障害の頻度が高いことは周知の事実であり、周術期腎障害を如何に予防するか、重症化を回避するかは、依然として重要な課題である。本特集ではKDIGOバンドルの各項目にいくつかのトピックを追加し、それぞれ解説していただく企画とした。

形成外科 Vol.67 No.9
2024年9月号
総合病院における美容医療の実践
総合病院における美容医療の実践 すでに総合病院で本格的な美容医療を提供している全国の施設の先生に,総合病院での美容医療の運営にまつわる困難や苦渋,あるいは知恵や利点を執筆頂いた。施設で美容医療を始めた経緯や,難しい問題をどう乗り切ったか,あるいは乗り越えることができなかったかなど,様々なハードルが存在する総合病院での美容医療を赤裸々に記載した1冊。

小児内科56巻9号
思春期医療に向き合う~苦手意識からの脱却
思春期医療に向き合う~苦手意識からの脱却

小児外科56巻9号
必携小児外科レジデントマニュアル2
必携小児外科レジデントマニュアル2

JOHNS40巻9号増大号
てこずった症例・難治症例にどう対応するか
てこずった症例・難治症例にどう対応するか

理学療法ジャーナル Vol.58 No.11
2024年 11月号
特集 Multimorbidity and Multiple Disabilities(MMD) 多疾患重複時代がやってきた!
特集 Multimorbidity and Multiple Disabilities(MMD) 多疾患重複時代がやってきた! 理学療法の歴史とともに歩む本誌は、『PTジャーナル』として幅広い世代に親しまれている。特集では日々の臨床に生きるテーマを取り上げ、わかりやすく解説する。「Close-up」欄では実践的内容から最新トピックスまでをコンパクトにお届けし、その他各種連載も充実。ブラッシュアップにもステップアップにも役立つ総合誌。 (ISSN 0915-0552)
月刊、年12冊

臨床眼科 Vol.78 No.11
2024年 10月号(増刊号)
特集 6年前の常識は現在の非常識! AI時代へ向かう今日の眼科医へ
特集 6年前の常識は現在の非常識! AI時代へ向かう今日の眼科医へ 読者からの厚い信頼に支えられた原著系眼科専門誌。厳選された投稿論文のほか、眼科領域では最大規模の日本臨床眼科学会の学会原著論文を掲載。「今月の話題」では、気鋭の学究や臨床家、斯界のエキスパートに、話題性の高いテーマをじっくり掘り下げていただく。最新知識が網羅された好評の増刊号も例年通り秋に発行。 (ISSN 0370-5579)
月刊、増刊号を含む年13冊

臨床整形外科 Vol.59 No.11
2024年 11月号
特集 最新の予防と治療! 整形外科手術部位感染(SSI)
特集 最新の予防と治療! 整形外科手術部位感染(SSI) よりよい臨床・研究を目指す整形外科医の「うまくなりたい」「学びたい」に応える月刊誌。知らないままでいられないタイムリーなテーマに、トップランナーによる企画と多角的な解説で迫る「特集」。一流査読者による厳正審査を経た原著論文は「論述」「臨床経験」「症例報告」など、充実のラインナップ。2020年からスタートした大好評の増大号は選り抜いたテーマを通常号よりさらに深く掘り下げてお届け。毎号、整形外科医に “響く” 情報を多彩に発信する。 (ISSN 0557-0433)
月刊、増大号を含む年12冊

循環器ジャーナル Vol.72 No.4
2024年 10月号
特集 循環器診断マスター 「ロジック」と「暗黙知」で診断の真髄に迫る
特集 循環器診断マスター 「ロジック」と「暗黙知」で診断の真髄に迫る 循環器専門医を目指す若手の呼吸器内科医・研修医を主な対象とした季刊誌。 臨床に役立つ最新の知見を、第一線で活躍する経験豊かな執筆陣が解説する。 (ISSN 2432-3284)
年4冊刊(1月・4月・7月・10月)

総合診療 Vol.34 No.11
2024年 11月号
特集 電子カルテとベッドサイドの壁を打ち破る! 患者情報の「言語化」への挑戦
特集 電子カルテとベッドサイドの壁を打ち破る! 患者情報の「言語化」への挑戦 ①独自の切り口が好評の「特集」と、②第一線の執筆者による幅広いテーマの「連載」、そして③お得な年間定期購読が魅力! 実症例に基づく症候からのアプローチを中心に、診断から治療まで、ジェネラルな日常診療に真に役立つ知識とスキルを選りすぐる。「総合診療専門医」関連企画も。 (ISSN 2188-8051)
月刊、年12冊