
LiSA Vol.31 No.10 2024
2024年10月号
徹底分析シリーズ:脳死ドナーの臓器提供のプロセスと管理:麻酔科医にできること/症例ライブラリー:緩和と手術が重なるとき/医学教育お悩み相談室:若い先生が全然まじめに取り組んでくれません!/2024のシェヘラザードたち:医療安全管理という専門性/ちょっと拝見 となりのDAMカート:アイオワ大学病院の巻/Abroad Diary:B.Braun本社工場見学/みんなのプロフィール帳:学生時代にまったく予想していなかった経歴ができ上がった/夕ご飯 何にする?:秋味土鍋ごはん
徹底分析シリーズ:脳死ドナーの臓器提供のプロセスと管理:麻酔科医にできること/症例ライブラリー:緩和と手術が重なるとき/医学教育お悩み相談室:若い先生が全然まじめに取り組んでくれません!/2024のシェヘラザードたち:医療安全管理という専門性/ちょっと拝見 となりのDAMカート:アイオワ大学病院の巻/Abroad Diary:B.Braun本社工場見学/みんなのプロフィール帳:学生時代にまったく予想していなかった経歴ができ上がった/夕ご飯 何にする?:秋味土鍋ごはん

≪シリーズ ケアをひらく≫
イルカと否定神学
対話ごときでなぜ回復が起こるのか
対話という「魔法」の謎をひらく。
対話の謎に魅入られた著者の探求は、気づくとデビュー作以来の参照先に立ち返っていた。精神分析のラカンと、学習理論のベイトソンである。そこにバフチン(ポリフォニー論)とレイコフ(認知言語学)が参入し、すべてを包含する導きの糸は中井久夫だ。こうして対話という魔法はゆっくりとその全貌を現しはじめた。この魔法のすばらしさは、謎が解けても効くことである。さあ、オープンダイアローグを「ゼロ」からはじめよう!

病院 Vol.83 No.10
2024年 10月号
特集 遠隔支援の新時代 未来のビジョンとその実現に向けて
特集 遠隔支援の新時代 未来のビジョンとその実現に向けて 「よい病院はどうあるべきかを研究する」をコンセプトに掲げ、病院運営の指針を提供する。特集では、病院を取り巻く制度改正や社会情勢の読み解き方、変革に対応するための組織づくりなど、病院の今後の姿について考える視点と先駆的な事例を紹介する。 (ISSN 0385-2377)月刊、年12冊

検査と技術 Vol.52 No.11
2024年 11月号
若手臨床検査技師、臨床検査技師をめざす学生を対象に、臨床検査技師の「知りたい!」にこたえる総合誌。日常検査業務のスキルアップや知識の向上に役立つ情報が満載! 国試問題、解答と解説を年1回掲載。年10冊の通常号に加え増大号を年2回発行。 (ISSN 0301-2611)
月刊、増大号2冊※を含む年12冊 ※2024年は3月・9月、2025年は2月・8月

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 Vol.96 No.11
2024年 10月号
特集 頭頸部がん薬物療法 プロに学ぶ最善の選択
特集 頭頸部がん薬物療法 プロに学ぶ最善の選択 目のつけ処が一味違う耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門誌。「こんなときどうする!?」などの臨床的なコツの紹介から、最新の疾患概念を解説した本格特集まで、硬軟とり混ぜた多彩な企画をお届けする。特集2本立ての号も。「Review Article」欄では研究の最前線の話題をわかりやすく解説。読み応えのある原著論文も多数掲載。 (ISSN 0914-3491)
月刊、増刊号を含む年13冊

生体の科学 Vol.75 No.5
2024年 10月号(増大号)
増大特集 学術研究支援の最先端
増大特集 学術研究支援の最先端 生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。 (ISSN 0370-9531)
隔月刊(偶数月)、増大号を含む年6冊

医学のあゆみ291巻2号
セラノスティクス――PET画像診断から核医学治療へ
セラノスティクス――PET画像診断から核医学治療へ
企画:渡部直史(大阪大学大学院医学系研究科核医学)
・診断と治療を融合した画期的コンセプト「セラノスティクス」が,がん医療に革命をもたらしている.前立腺がん診療を一変させたPSMA治療をはじめ,核医学分野は過去10年で劇的な進化を遂げた.
・さらには,がん関連線維芽細胞を標的とするFAPI-PETなどの次世代技術も登場している.セラノスティクスの可能性は無限に広がっており,さらなる発展が見込まれる.
・本特集では,セラノスティクスの基礎から最新動向まで,第一線の専門家がわかりやすく解説する.セラノスティクスに馴染みのない読者の皆様にその魅力が伝わり,理解を深めていただけることを期待したい.

消化器外科ロボット手術 セット
『内視鏡下縫合・結紮手技トレーニング(改訂第2版)[Web動画付]』『寺島式 静岡がんセンター胃癌手術[Web動画付]』『名市大ロボット消化器外科手術のすべて[Web動画付]』の3冊をセットにした『消化器外科ロボット手術 セット』です。Web動画で実際の手技を確認でき、消化器外科におけるロボット手術のスキルを向上させたい医師の方にとって、有益なセットとなっています。通常合計価格32,500円(税別)のところ29,000円(税別)とお得になっています。

眼科医向け 緑内障・白内障の手術マスター セット
眼科専攻医のスタートダッシュを後押しする厳選3点セット。正確な診断力を養う「専門医必携 眼科鑑別診断実力アップQ&A」(100例超を掲載)、基本となる白内障手術の‘深淵’を知ることで確かな技術が会得できる「白内障 七人のサージャン[Web動画付]」、白内障手術併用で近年件数が急増しているMIGSを習得するための「ゼロからはじめるMIGS[Web動画付]」。通常合計価格32,500円(税別)のところ29,000円(税別)とお得になっています。

脊椎内視鏡下手術[Web動画付]
和歌山県立医科大学整形外科学教室では、脊椎内視鏡視下手術を全国に先駆けて導入しており、これまで良好な成績とともに圧倒的な実績を積み重ねている。本書は、これまで当教室で培ってきた経験、知識、技術を余すことなく落とし込んだ内容となっている。各手技については、術中写真に加え、シェーマも並行提示し、ポイントをつかみやすい構成とした。また、主要な手技はWeb動画を付すことで、紙面では伝わりづらい部分の理解も促す。

看護学生のためのわかりやすい法律・制度
看護学生にとって苦手分野である法律・制度をとことんわかりやすく解説。医療法から労働法規まで、看護教育で学ぶ関係法規を豊富なイラストと平易な文章で整理した。あわせて条文、過去の国家試験問題も収載し、入門書、サブテキストとして最適。国試対策にも活用できる。

すぐに使える医療・看護英語
English for Healthcare Communication
本書は,①実践的な英語コミュニケーション能力,②異文化看護の視点と異文化間能力(cultural competence)を取得するための看護英語学習書である。
それぞれテーマが異なる4つのユニットから成り,それらのユニットがさらに3つのレッスンに分化し,合計12レッスンで構成される。レッスンごとにテーマに沿った医療シーンを想定し,語彙,リスニング,発音練習,ロールプレイによるコミュニケーション・プラクティスなど,ステップを踏んで無理なく英語力を高められる構成となっている。
今後,グローバル社会での活躍が期待されている看護学生や看護師が,医療の現場で実際に使えるコミュニケーション能力を確実に習得できる教材である。

社会保険旬報 №2942
2024年10月11日
《論評》 『地域ブロック別の新型コロナ流行による病院経営医療法人の損益への影響推移』荒井耕
《論評》 『地域ブロック別の新型コロナ流行による病院経営医療法人の損益への影響推移』荒井耕
新型コロナ流行への関心が薄れつつあるなか、流行による医療機関への財務的影響を多様な観点から分析し、歴史的教訓として生かせるようにその知見を遺しておくことは意義深い。現在、各分野で新型コロナ流行の事後検証がなされており、医療機関への財務的影響の分析も進められつつあるが(荒井、2023)、まだ都道府県別や地域ブロック別に影響を分析した研究は見られない。ところが従来、地域によって医療機関の損益状況には大きな差があり(荒井、2017)、また中長期的に変化してきたことがわかっており(荒井、2021a)、地域別に流行の影響を分析する必要性があることが示唆されている。
医療機関の財務状況を明らかにする代表的な公的調査である『医療経済実態調査』では、従来、都道府県別や地域ブロック別の分析はなされていない。一方、厚生労働省医政局の『病院経営管理指標』(以下『指標』)では、従来、地域ブロック(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)別の分析が見られる。しかしながら、任意回答の質問票調査であり回収率が低いことから、分析対象客体数は極めて少なく、回収対象群による偶然的なブレの影響を受け易いほか、経営管理に対する関心が高い病院群中心に回答がなされているなどのバイアスがある可能性も高い。おそらくこうした理由からだと考えるが、『指標』(厚生労働省医政局、2022bc・2023b)では地域ブロック別の新型コロナ流行による影響を分析していない。なお、本調査は毎年実施されているが、任意回答の調査で回答病院群は年々異なるため、その調査結果を経年的に比較することは本来適切ではない。また本調査では、決算月が統制されていないため、各年度の財務状況とされているものの、多様な時期の財務データが混在しており、特定の期間(各財政年度など)における財務的影響を分析する上では必ずしも適切ではないという課題もある。
以上を踏まえて、本稿では、毎期義務としてすべての医療法人が提出している『事業報告書等』(決算届)を活用することによって、非回答バイアスや極めて少ない回答数、年度による分析対象群の大きな違いによる精度・信頼性の課題を解決しつつ、病院経営医療法人群における地域ブロック別の損益面の影響推移を分析する。その際、3月末決算の法人群に限定して分析することによって、各財政年度における新型コロナ流行の影響をズレなくきっちりと捉えた分析をする。

WEB動画も活用してスッキリ整理! 理学療法のプロセスと臨床推論
実習生が患者さんに対して理学療法評価を実践していく評価プロセスを解説.第1章では,情報収集の工程で入手した疾患名や既往歴をもとに,症状から想定される活動制限を把握.改善すべき基本動作の選定を行います.第2章では運動器疾患や神経疾患など各疾患のPT評価プロセスと臨床推論について,病院勤務のエキスパートを執筆陣に迎え,考え方がよくわかる内容となっており,症例動画や解説動画を見ながら独学できるのも特徴.

看護学生してはいけないケースファイル 改訂2版
臨地実習禁忌集
看護学生の臨地実習で起こる禁忌事例を「〇〇はしてはいけない」という視点で、簡潔に、根拠を明確に示しながら解説した一冊。「患者さんとの接し方」「個人情報保護」「医療安全」「感染予防」「ハラスメント」と大きく5つのカテゴリに分け、学生が日常よく遭遇する事例や、臨地実習で実際に起こった事例に比重をおき、その解決策を提示する。改訂版では、看護現場をとりまく法律の改正や、また、SNSに関するトラブルやハラスメントなど、最新の内容を盛り込み、現在の学習・臨床現場に対応した。また、本書のQRコードからは、本書の内容を基にした別売りの映像教材「看護学生してはいけないケースファイル 臨地実習禁忌集」からピックアップしたショートドラマが視聴可能。映像を通じて、禁忌事例をよりリアルに追体験できる。

失語症の言語訓練
言語情報処理モデルとエビデンスに基づく音声単語のセラピー
★第25回日本言語聴覚学会 in 兵庫・神戸(2024年)の書籍販売において、売り上げ第1位に輝きました。
標準的治療法として妥当性が認められている、言語情報処理モデル(認知神経心理学的アプローチ)に基づく失語症セラピーを行うための基本原理、評価法・訓練法を分かりやすく解説。また、文章だけではイメージしにくい訓練法については動画やイラストも付けています。
根拠を持って失語症の評価・訓練を行えるようになるための、言語聴覚士の必読書。

月刊/保険診療 2024年9月号
特集 医療の“経営環境”の変化──2024年現在~8つの環境変化にいかに対応するか~
特集 医療の“経営環境”の変化──2024年現在~8つの環境変化にいかに対応するか~ 特集 医療の“経営環境”の変化──2024年現在~8つの環境変化にいかに対応するか~
Part1 【鼎談】医療をめぐる経営環境の変化にどう対応するか…①社会保障費抑制,②少子高齢化と人口減少,③地域間格差の拡大,④インフレによる物価高騰,⑤働き方改革と医療従事者不足,⑥賃金の優位性低下と他業種への人材流出,⑦国民の実質賃金の低落と貧困の拡大,⑧医療DXの加速化──等の経営環境の変化に医療機関がどう対応するかを論じます。
Part2 経営環境の8つの変化を解き明かす
…上記の8つの変化の①原因,②現状と課題,③対応策・解決策──を実践的に解き明かします。

看護 Vol.76 No.12
2024年10月号
特集1 看護職のためのポータルサイトNuPS
特集1 看護職のためのポータルサイトNuPS
2024年11月から国による運用が開始される「デジタル改革関連法を踏まえた看護職の人材活用システム」には、看護職キャリアデータベースが新設されます。
この中で管理される看護職キャリア情報は、看護職個人が同意することにより、日本看護協会が運営するナースセンター・コンピュータ・システム(NCCS)に情報連携されます。さらにNCCSには、これらの情報を看護職自身が閲覧・管理できるポータルサイトNuPS(ナップス)が新設され、看護職1人ひとりが将来のキャリアについて検討し、より適切なスキルアップの支援が受けられるようになります。
本特集では、厚生労働省より人材活用システムの全体像を概観し、日本看護協会よりNuPSが必要とされる背景や開設の経緯、NuPSによる看護職の質向上と確保の実現への期待、その利用方法などについて解説します。
特集2:看護師長の患者ラウンド
病棟の看護師長が担う業務の1つに「患者ラウンド」があります。
患者ラウンドは、日常的に入院患者のベッドサイドを訪問することであり、患者ニーズやスタッフの看護、業務の遂行状況などの情報が得られるというメリットがあるものの、中には目的が不明確なまま、何となく行っている人も多いのではないでしょうか。
そこで本特集では、まず、急性期病院の看護師長を対象としたインタビュー調査を基に、患者ラウンドの位置づけと目的を明らかにします。
次に、患者ラウンドの結果を看護管理にどう生かすべきかを解説するとともに、2年目看護師長の取り組みを振り返りながら患者ラウンドの課題に言及。加えて、看護局長として行っているラウンドの実際も紹介します。

消化器外科2024年10月号
周術期感染管理のいま
周術期感染管理のいま 近年、エビデンスの蓄積が進んでいる消化器外科領域の周術期感染管理。術前処置や予防抗菌薬、術前禁煙、術中の配慮・工夫、手術室内の感染対策、術後管理まで、各領域のエキスパートが“いま”を徹底解説する。

プチナース Vol.33 No.13
2024年11月臨時増刊号
令和5年版新出題基準対応!「必修問題・一般問題・状況設定問題」のすべてが予想問題!
令和5年版新出題基準対応!「必修問題・一般問題・状況設定問題」のすべてが予想問題!