
医学のあゆみ291巻8号
進化する胎児治療――研究と臨床の最新情報
進化する胎児治療――研究と臨床の最新情報
企画:左合治彦(山王バースセンター院長,国際医療福祉大学,国立成育医療研究センター)
・1982年,米国で胎児治療の基本概念が提示され,経胎盤,超音波ガイド下,胎児鏡下,子宮切開直視下で種々の胎児治療が施行されるようになった.
・国内では,2012年には胎児鏡下レーザー手術と胸腔シャント術,2019 年には無心体双胎に対するラジオ波凝固術,2020 年には胎児輸血が保険収載され,周産期医療の標準治療と認識されるようになった.また,先天性横隔膜ヘルニアへの胎児鏡下気管閉塞術,脊髄髄膜瘤への直視下修復術も,臨床研究として施行中である.
・本特集では,臨床や臨床研究で行われている胎児治療から先駆的研究まで9つのテーマを取り上げる.

≪クリニカル作業療法シリーズ≫
身体領域の作業療法 第2版
臨床・実習で役立つシリーズ。脳血管障害、頭部外傷、神経筋疾患、呼吸・循環器疾患、がんの終末期などの疾患ごとに、評価法とプログラムの立て方を、ボトムアップ/トップダウン・アプローチに基づいて解説。作業療法カウンセリングと結びつけ、より効果的な治療法を示した。

整形外科 Vol.75 No.13
2024年12月号
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。

≪クリニカル作業療法シリーズ≫
高次脳機能障害領域の作業療法
対象者の生活障害と脳機能の状態に合わせた介入方法を選択して、いかに根拠をもって対処するかを示す。失認、失読・失書、失語、失行、遂行機能障害、半側空間無視など13の障害像に対して評価、利点・問題点、介入方略・目標・方針、プログラム、実施(問題解決)など解説。

看取り死のそのときまで「そのひとである」ことを支える
【暮らしのなかで高齢者を看取るプロセス】苦痛を与えてまで延命するのではなく、死を自然な過程として捉え、苦しみを取り除き、住み慣れた自宅や施設で看取るための考え方と実践のために何をすべきかを伝える一冊。

胸部外科 Vol.77 No.13
2024年12月号
1948年創刊。常に最近の話題を満載した、わが国で最も長い歴史と伝統を持つ専門誌。心、肺、食道3領域の外科を含む商業医学雑誌として好評を得ている。複数の編集委員(主幹)による厳正な査読を経た投稿論文を主体とした構成。巻頭の「胸部外科の指針」は、投稿原稿の中から話題性、あるいは問題性のある論文を選定し、2人の討論者による誌上討論を行っている。胸部外科医にとって必須の特集テーマを年4回設定。また、「まい・てくにっく」、「1枚のシェーマ」、読み物として「胸部外科医の散歩道」を連載。

臨床雑誌外科 Vol.86 No.13
2024年12月号
エキスパートから学ぶ大腸癌に対するロボット支援下手術の実際
エキスパートから学ぶ大腸癌に対するロボット支援下手術の実際 1937年創刊。外科領域の月刊誌では、いちばん長い歴史と伝統を誇る。毎号特集形式で、外科領域全般にかかわるup to dateなテーマを選び最先端の情報を充実した執筆陣により分かりやすい内容で提供。一般外科医にとって必要な知識をテーマした連載が3~4篇、また投稿論文も多数掲載し、充実した誌面を構成。

感染予防のためのサーベイランスQ&A 第3版
基本がわかる! 施設に合わせて実践できる!サーベイランスの原則と活用法をまとめた66問!
感染予防対策として重要な「サーベイランス」について、わかりやすく解説した入門書の第3版。
医療関連感染対策の担当者が施設のニーズに合わせてサーベイランスを実践できるように、サーベイランスの疫学的原則から活用方法までのポイントをQ&A形式にまとめています。
「総論」では、サーベイランスの目的や意義などの全体像を示し、5つの「各論」では、医療関連感染サーベイランスの流れ、主要なサーベイランスの具体的方法などを解説しました。
医療関連感染対策の担当者に贈る、リスクへの備えとなるガイドブックです。
≪本書は第1版第1刷の電子版です。≫

多職種で進める糖尿病性腎症重症化予防
糖尿病性腎症重症化予防の全貌と、腎症重症化予防における多職種連携のポイントがわかる!
本書は、2015年6月刊行の『ナースのための糖尿病透析予防支援ガイド』を改訂・改題したものです。
糖尿病性腎症(以下、腎症)は透析療法導入の原因疾患では最大のもので、新規透析導入の約40%を占めています。腎症の重症化を予防するには、多職種連携による早期からの患者支援と治療が重要です。
本書では、各職種の役割を示した上で、患者の状況に合わせた具体的な支援を詳しく述べています。
患者が自分の病状を理解し、セルフケアを続けていけることを目標にした支援が理解できます。
≪本書は第1版第1刷の電子版です。≫

大学で学ぶ 身近な生物学
大学生物学と「生活のつながり」を強調した入門テキスト.身近な話題から生物学の基本まで掘り下げるアプローチを採用.親しみやすさにこだわったイラスト,理解を深める章末問題,節ごとのまとめでしっかり学べる.

社会保険旬報 №2946
2024年11月21日
《レコーダ》 『虎ノ門フォーラム月例社会保障研究会から 公的年金制度の次期制度改正に向けた課題』高橋俊之
《レコーダ》 『虎ノ門フォーラム月例社会保障研究会から 公的年金制度の次期制度改正に向けた課題』高橋俊之
医療介護福祉政策研究フォーラム(虎ノ門フォーラム、中村秀一理事長)による第116回月例社会保障研究会が9月19日に日本記者クラブ(東京都千代田区内幸町)で開催され、日本総合研究所特任研究員で元厚生労働省年金局長の高橋俊之氏が「公的年金制度の次期制度改正に向けた課題」と題して講演した。
公的年金制度では今年、5年に一度の財政検証を実施した。厚生労働省は7月3日、財政検証結果を公表。それをもとに社会保障審議会年金部会では来年の法改正に向けた議論が進められている。講演では、前回2020年改正当時の年金局長だった高橋俊之氏が、2024年財政検証結果を解説、来年に予定されている次期2025年制度改正の課題と方向性について語った。

理学療法41巻10号
2024年10月号
理学療法における技術を科学する―動作支援編【動画付き】
理学療法における技術を科学する―動作支援編【動画付き】 理学療法におけるさまざまな技術を科学的な視点から整理することを目的とする、「技術を科学する」シリーズ第二弾では「動作支援」を取り上げます。
本号では、疾患別の理学療法について、①動作支援の考え方、②動作支援の技術的な要点、③動作支援の技術について、科学としての説明が最もなされているのは、どのような点か、④動作支援の技術について、科学としての説明が最もなされていないのは、どのような点か、⑤動作支援の技術をより科学的に表現していくための課題として、どのような事柄が挙げられるか、に分けて述べていただきます。
また、疾患別、病期別の動作支援の考え方と実際の技術的な要点について、イラスト、写真、動画などを用いて分かりやすく理解していただくことを狙いとしました。

産婦人科の実際 Vol.73 No.12
2024年11月号
がんサバイバーにおける女性医学―産婦人科医にできること
がんサバイバーにおける女性医学―産婦人科医にできること
臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。
がん治療の進歩により,現代のがん患者の生命予後は飛躍的に改善しました。それに伴い,がんサバイバーにおける女性医学や性と生殖に関する健康のそのほかの側面についても,今一度考えていかなければなりません。本特集号では,各種がんの疾患や治療による影響を考慮しながら,その特性を踏まえた適切な医療・ケアを実践するために,産婦人科医ができる対応策や,果たしうる役割について解説いただきました。

小児科 Vol.65 No.11
2024年11月号
正しく指示する子どもの栄養・病気のときの食事指導Ⅰ
正しく指示する子どもの栄養・病気のときの食事指導Ⅰ
一般論としては知っていても,なかなか個別の病態・疾患ごとに深堀りする機会が少ない「栄養・食事指導」が今回のテーマ。食物アレルギーや肥満・糖尿病をはじめ,腎疾患・肝疾患,心不全,神経筋疾患,鉄欠乏性貧血,口内炎に至るまで。病院勤務の先生にとっても,クリニックの先生にとっても,かゆいところに手がとどく内容を目指しました。

皮膚科の臨床 Vol.66 No. 12
2024年12号11月増大号
壊疽性膿皮症の最新知見と実践的アプローチ
壊疽性膿皮症の最新知見と実践的アプローチ
壊疽性膿皮症は慢性に経過し繰り返す皮膚潰瘍,いわゆる「治らない傷,拡がっていく傷」を特徴とする疾患です。皮膚潰瘍を形成する他疾患に比べて頻度は低いですが,難治性皮膚潰瘍として常に頭の片隅に置いておくべき疾患です。壊疽性膿皮症の臨床像から治療まで,最新情報も含めて役立つトピックスをまとめました。症例報告も多数収載。人気連載『憧鉄雑感』もボリュームを増やして掲載!

整形・災害外科 Vol.67 No.12
2024年11月号
超高齢社会における手外科疾患の治療
超高齢社会における手外科疾患の治療
人口の高齢化に伴い,手の変性疾患,手外科手術件数が増加している。高齢者が早期に日常生活や仕事に復帰すること,手の健康を維持することは健康寿命の延伸の観点からも重要である。本特集は手の変性疾患,高齢者の手外科疾患の病態と治療について経験豊富な著者が解説しており,日常診療に役立つ内容となっている。

エキスパートナース Vol.40 No.15
2024年12月号
◆精神症状を見分けるコツと対応・ケア
◆インシデントのしくみを学んで インシデントレポートの疑問・不満を解決しよう!
◆精神症状を見分けるコツと対応・ケア
◆インシデントのしくみを学んで インシデントレポートの疑問・不満を解決しよう!

胆と膵 2024年臨時増刊特大号
2024年臨時増刊特大号
特集:胆膵Interventional Endoscopyを極める
特集:胆膵Interventional Endoscopyを極める

胆と膵 2024年10月号
2024年10月号
特集:胆膵手術のちょっとしたコツ【動画付】
特集:胆膵手術のちょっとしたコツ【動画付】

機能性消化管疾患の診断と治療
神経消化器病学への招待
過敏性腸症候群,機能性ディスペプシアなど器質的異常に乏しく診療に苦慮することも多い機能性消化管疾患(脳腸相関病)の基礎から臨床までをカバー.基礎編と実践編からなる臓器別の第1~4章,診療の実際に役立つ第5章,専門医試験に挑む力がつく第6章(問題・解答・解説)で,消化器科・内科・総合診療科,開業医に必携の1冊