医学のあゆみ285巻1号
第1土曜特集
全ゲノム解析に基づく難病のゲノム医学
全ゲノム解析に基づく難病のゲノム医学
企画:徳永勝士(国立国際医療研究センター研究所 ゲノム医科学プロジェクト)
・難病に対する診断や治療法の開発に対し,ゲノム解析の活用が期待されている.候補遺伝子の解析(遺伝子検査)は日常診療にも用いられ,全エクソーム解析によって多くの病的バリアントが特定されることがわかってきた.
・日本の未診断疾患イニシアティブ(IRUD)事業では,未診断難病患者の43%で病的バリアントが特定され,進行中の難病の全ゲノム解析プロジェクトによって,さらに9%ほどの患者に病的バリアントが見出された.
・本特集では,難病のゲノム医療の概説,技術面やデータ共有などの基盤的活動の紹介や,倫理社会面についての考察のほか,難病の各分野における全ゲノム解析研究の現状と展望をわが国のトップランナーに解説いただいた.
イラストレイテッド 感染制御
医療従事者のためのルール&メソッド
この3年間,医療機関の感染対策は新型コロナウイルス感染症に重点を置いた感染対策でした。しかし,医療環境ではそれ以外の感染症にも目を向け,対策を講じていかなければなりません。
本書は新型コロナ対策を踏まえつつ,感染対策の基本に今一度立ち返り,感染制御の第一人者が重要事項22項目についてイラストを豊富に取り入れながらエビデンスベースでわかりやすく解説しています。
これ1冊で感染制御の原則と実践法がわかるオールインワンの本格的な感染制御テキストブックとして現役の医療従事者,医学生,看護学生の方々に好適の書です。
関節外科 基礎と臨床 Vol.42 No.13
2023年4月増刊号
【特集】小児骨折 見逃さないために
【特集】小児骨折 見逃さないために
看護補助者とのさらなる協働のための看護職員ワークショップテキスト
【「対象病棟の全看護職員研修」担当者必携】「看護補助体制“充実”加算」に求められる「対象病棟の全看護職員研修(師長等以外)」に使えるワークシートつき教材。看護補助者との協働について病棟看護職員の理解をさらに深め、自院での規定・運用を考える研修に最適な、ワークショップの進めかたとポイントがわかる。
看護管理者のための概念化スキル ステップアップ
【課題解決に活きる概念化スキルが身につく!】抽象的で実践に活かすのが難しい概念化スキルを、密接な関係のあるフレームワーク・思考法を併用しながら解説。より効果的に活用する方法を、組織管理場面や教育・指導場面など具体的な事例を通してわかりやすく紹介する。
Clinical Engineering Vol.34 No.4(2023年4月号)
臨床工学ジャーナル[クリニカルエンジニアリング]
【特集】新しい補助循環
【特集】新しい補助循環 新たな補助循環として臨床使用され始めている,補助循環用ポンプカテーテル・体外設置型VAD・植込み型VADについて,原理構造・適応や装着手術手技,装置の操作・管理方法を解説。本号で臨床の新スタンダードを押さえよう!
薬局 Vol.74 No.4 増刊号 薬語図鑑
基礎薬学用語を現場で使える知識に訳してみました
日々,目の前の患者さんに生じている症状や検査値の変化,あるいは薬剤が引き起こす作用・副作用は,複雑そうに見えても,意外と簡単な反応の組み合わせで理解できるものが大半です.ですが,とくに新人のときや,担当の病棟が変わったとき,さらには後輩を指導するときなど,「薬剤業務のなかで,新しくおぼえることが多すぎる!」と思った経験がある方もいらっしゃるかもしれません.でも,その「新しくおぼえること」,もうすでに学んでいるかもしれませんよ…? 病態や処方意図の理解のほか,DI業務,処方箋監査,服薬指導など,さまざまな臨床場面で,薬学部で学んだはずの知識や考え方が活用されています.活用できている実感がない人は,まだ,うまく臨床で使えるコトバに訳せていないだけなのです. そこで本年の「薬局」増刊号では,これらの「基礎科目系の知識」と臨床現場をつなげるお手伝いをコンセプトに,薬学部で学んだ知識をちょっとおさらいしつつ,普段の業務に活かせるよう,楽しく,深みを感じられるように「臨床のコトバ(臨床の知識)」に翻訳してみました.1項目あたり見開き2ページカラーでわかりやすい図とともに解説します.業務の合間に一人で懐かしみながら読むのもよし,または実習生と一緒に読み進めてみても新しい発見がありそうです.
医療従事者のための接遇セルフブランディング
ファンづくりの方法教えます!
接遇で自分とファンをつくることが接遇セルフブランディングです。
≪メディカのセミナー濃縮ライブシリーズ≫
Dr.隅&加藤&荒堀の ビシッとやさしく!看てまもる正期産児の観察ポイント
【赤ちゃんの「何かおかしい」を見逃さない!】新生児に見られる異常サイン、また見極めが難しいケースについて新生児科医が解説する人気セミナーを書籍化。出生直後だけでなく、生後2週間、退院前と時系列での観察ポイントと、呼吸・神経・消化器など部位ごとに「医師に伝えてほしい」症状がこの1冊でわかる。
医師がチームリーダーになったら読む本
Dr.いすのチームリーダー養成塾
医師同士をまとめられず苦労していませんか?本書は,チーム医療・多職種連携の重要性も盛り込んでいるが,特に現場での苦労が多い「医師が医師同士をまとめること」にフォーカスしており,チームリーダーを目指すあなたへ,著者自身が長年試行錯誤しながら築き上げたリーダーシップ論&マネジメント論を自身の経験も振り返りながら解説した医師のための指南本.
ステップアップ 思春期の診かた
本書では,多様化する思春期の悩みに寄り添えることができるよう,診療科の垣根を超えて様々な職種の方に執筆いただき,子どもたちを取り巻く最新の事情をふまえた,思春期診療のスタンダードな内容を盛り込んだ.典型的な疾患への対応といった臨床的内容から,発達障害などの精神面,社会的な問題まで,幅広い領域をカバーした.医学教育では教わることがない,思春期の子どもたちの診方がわかる一冊となっている.
薬事法規・制度・倫理マニュアル 第16版
本改訂では,前版発刊(2021年4月)以降の法改正,制度改正に伴う内容の修正およびデータの更新を行い,最新の情報を盛り込みました.薬学部6年制学生を対象とした「薬剤師国家試験出題基準」に準拠し関係項目を網羅.また,薬学生のみならず,MRや薬事関係者の知識の習得・整理にも役立つ一冊です.
苦手意識解消! 在宅整形・在宅リハビリ
在宅医療に携わる医師・看護師・理学療法士等の医療従事者向けに,在宅整形や在宅リハビリの訪問診療のよくあるトラブルをストーリー化して,会話をじっくりと読んで理解を深めることはもちろん,ポイントの流し読みだけでも,在宅医療の現場で出合う整形疾患への理解が進み,現場で活かせます.そっと背中を押してくれるような,著者の体験談も惜しげなく盛り込まれており,在宅整形や在宅リハビリの苦手意識を払拭できる!
性的マイノリティのための診療空間のつくりかた
性的マイノリティ診療って,おもしろい!驚き!長年性的マイノリティ診療に携わる著者らの実体験より得た学びや経験を,指針やスタンダードの提示のみではなく,著者のしらかば診療所の診察風景を通じて,読者のみなさんが性的マイノリティに接することの楽しさ,面白さ,奥深さを感じながら,実臨床における問診や診察の工夫を共有していただき,効果的なコミュニケーションについて考えるヒントをたくさん提示しています.
臨床スポーツ医学 2023年4月号
スポーツ現場で活躍するドクター・トレーナーになるために
スポーツ現場で活躍するドクター・トレーナーになるために 「スポーツ現場で活躍するドクター・トレーナーになるために」特集として,現場で活躍するスポーツドクターに求められること/現場で活躍するアスレティックトレーナーに求められること/スポーツ現場におけるパラリンピアンへの対応/サッカーのスポーツドクターになるために/野球のアスレティックトレーナーになるために/などを取り上げる.また,【スポーツ外傷・障害診療のための解剖学】,【臨スポOPINION】他を掲載.
Medical Practice 2023年4月号
抗菌薬の使い方より狭域・より短期の治療で耐性菌を抑えつつ治癒を目指す
抗菌薬の使い方より狭域・より短期の治療で耐性菌を抑えつつ治癒を目指す 特集テーマは「抗菌薬の使い方―より狭域・より短期の治療で耐性菌を抑えつつ治癒を目指す」.記事として,[座談会]目の前の患者を治し,未来の患者も守るための抗菌薬適正使用,[総説]日本の多剤耐性菌の疫学的特徴,[セミナー]外来診療における抗菌薬適正使用,[トピックス]多剤耐性グラム陰性菌に対する新規抗菌薬,[One Point Advice]大は小を兼ねない,[知っておきたいこと ア・ラ・カルト]Fontan術後の肝合併症(FALD).
病理と臨床 2023年4月号
尿路系腫瘍の現在WHO2022の根幹に触れる
尿路系腫瘍の現在WHO2022の根幹に触れる 特集テーマは「尿路系腫瘍の現在―WHO2022の根幹に触れる―」.尿路腫瘍の臨床診断・治療/尿路腫瘍の画像診断/非浸潤性尿路上皮癌の病理/浸潤性尿路上皮癌の病理/非尿路上皮性尿路腫瘍の病理/膀胱癌の分子サブタイプと免疫表現型 他を取り上げる.連載記事として,[マクロクイズ],[鑑別の森],[若手病理医のためのキャリアパス講座],また,[「非腫瘍性疾患病理アトラス 腎」刊行記念座談会],[今月の話題]を掲載.
心エコー 2023年4月号
感染症と心エコーコロナ禍での感染対策からIEまで
感染症と心エコーコロナ禍での感染対策からIEまで 特集は「感染症と心エコー─コロナ禍での感染対策からIEまで」.今振り返る「COVID-19流行期における心エコー図検査に関する提言」/エコー室全体の感染対策を見直す/経胸壁心エコーでの感染予防の実践/経食道心エコーでの感染予防の工夫/COVID-19感染での心エコーの特徴/IEを疑う心エコー所見/経食道心エコーはIE診断の決定打となるか/植え込み型デバイス関連IEを診断するtips/成人先天性心疾患でのIEと心エコー などを取り上げる.
アセスメントができる検査値の読み方
【本書の特徴】
☑検査値の変化と疾患・病態の関連をふまえた検査値の読み方を解説しているから、検査値のアセスメントができるようになる!
☑日々の報告に検査値の根拠がもてるようになる!
☑呼吸機能・心機能など、高齢者特有の加齢に伴う検査値の変化を解説しているから、検査値のアセスメントに迷ったときに参考にできる!
【異常な検査値の読み方の例】
●感染症で、CRPとWBCが上がるのはなぜ?
●炎症で、Albが下がるのはなぜ?
●心不全で、BNPが上がるのはなぜ?
●肝障害で、ASTとALTが上がるのはなぜ?
●脱水で、BUN/Cre比が上がるのはなぜ?
≪診療放射線技師 スリム・ベーシック≫
放射線医学概論
専門基礎科目「放射線医学概論」を初めて学ぶ診療放射線技師養成校の学生を対象としたテキスト。
理解を助けるストーリー性をもたせた構成により自力で読み進め予習・復習でき,巻頭の「学習到達目標」と項目の最後にある「おさらい」で学習する内容の全体像を把握,講義や自己学習の状況を確認できる“教えやすく,学びやすい”1冊。