変形性膝関節症の保存療法
膝OA保存療法の新定番
新時代における膝OA保存療法の新スタンダード本がついに発売!
変形性膝関節における理学療法の良質なエビデンスは多数報告されていますが、臨床現場では保存的治療戦略の確立には至っているとは言えません。
また、現在15万人以上の理学療法士がいる中で、変形性膝関節症の保存療法をしっかり理解して、患者を治療している人はとても少ないと言えます。
実際に、変形性膝関節の保存療法として、あまり自信がなく、「何をしたら良いかわからない」と、そう感じているセラピストは、少なくないのではないでしょうか。
その原因の1つとして、変形性膝関節症によって起こる機能障害の仮説検証を繰り返していく過程が十分に行えていないことが挙げられます。
仮説検証とは対象者の訴えや症状から病態を推測し、仮説に基づき適切な検査法を選択し、対象者の最も適した介入方法を決定していく一連の過程のことを言います。この仮説検証を日々の臨床で繰り返していくことが良質な医療を患者に提供するために不可欠です。
『変形性膝関節症の保存療法』では、この仮説検証をする上で必要な知識やノウハウを余すことなく詰め込こんでいます。
山田英司先生が遺した本書が、変形性膝関節症の保存療法における、新しいスタンダードとなることを確信しています。
特徴紹介
-本書の3つのポイント-
Point 01
膝OAの理学療法の4つのポイントを言語化して徹底解説!
Point 02
膝OA保存療法における新常識をわかりやすく解説
Point 03
書籍内にあるQRコードから実際の動画解説が見られる!
口の中がわかる ビジュアル 歯科口腔科学読本
ビジュアル口腔外科学読本の決定版。わかりやすいイラストと症例写真を中心に一目で理解できるように、本文を排して箇条書きの短文で読みやすく要点だけをピックアップしている。症候から疾患にたどり着けるフローチャートも用意されているので、医歯薬学系学生だけでなく、歯科臨床の現場でも辞書代わりに活用できる。加えて、現在注目されている歯科と全身の関連にも詳しく言及。歯科口腔科学を知るには、この1冊で決まり!
意思決定支援 こんなときどうする!?
患者・家族の真のニーズがみえていますか?
コミュニケーションを失敗するケースには一定のパターンがあり、それは裏を返せば犯しやすい過ちを知っておくことで失敗を未然に防げるケースが多いということです。
本書は著者が実際にかかわった意思決定支援における25のケーススタディで構成されています。会話の中での「もやもやポイント」「すれ違いポイント」「失敗ポイント」から、コミュニケーションがうまくいかない悩みの解決の糸口を提示します。
想像力が足りずに無意識のうちに相手を傷つけていたケース、医学的妥当性を振りかざして返り討ちに会ったケースなど、うまくいったケースも、うまくいかなかったケースも正直に再現しました。言葉遣いにも着目していただき、「いるよね、こういう医者」とか、たくさんの突っ込みを入れながら読んでください。
意思決定支援における数々の失敗例、成功例と真摯に向き合い、想像力を磨くことで、患者、家族の真のニーズがみえてきます。
別冊「医学のあゆみ」遺伝カウンセリング――その価値と今後
一般臨床現場にも広がる遺伝カウンセリングの知識と実践について,全国で活躍する認定遺伝カウンセラーが執筆!
・ゲノム医科学の進歩によって,疾患,病態における遺伝要因の関与や機序への理解が深まり,一般臨床現場でも遺伝情報を取り扱う機会が増えた.
・遺伝カウンセリングは,遺伝に関する情報や知識を本人・家族に正しくわかりやすく伝え,自らの意思決定を支えるものである.それには,高いコミュニケーション能力とともに,不確実性や曖昧性から生じる当事者の不安,倫理的課題への対応力が求められる.
・本書では,総論,制度と人材,領域別・対象別実践,展望のテーマに沿って,遺伝カウンセリングの知識と実践を総括的に解説する.
学生のための リハビリテーション医学概論 第4版
初学者に最適のコンパクトに“リハ医学”を学べる好評テキスト第4版!
●2020年の第3版発行以来,4年ぶりの改訂.
●リハビリテーション医学を初めて学ぼうとする理学療法士,作業療法士,言語聴覚士などを対象とした基礎テキスト.
●今版では全章に手を入れ,各種データを最新にアップデートした.
≪視能学エキスパート≫
ロービジョンケア
ロービジョンケアの基礎と臨床への応用が幅広く学べる体系的な専門書がついに誕生!
日本視能訓練士協会監修による新時代の視能訓練士向け専門書シリーズの1冊。視能訓練士に必要な学際的関連領域の基礎理論とその臨床への応用を掲載した初学者の教科書であり、かつ充実した症例をもとにした解説によりロービジョンケアの臨床に関わっている方々の日常臨床の疑問に答えられる専門書でもある。視能訓練士・視能訓練学生・眼科医・視覚研究者に役立つ内容。視能訓練士協会推奨の生涯教育プログラム参考テキスト。
精神医学 Vol.66 No.9
2024年 09月号
特集 身体疾患の患者・家族のこころを支える コンサルテーション・リエゾン精神医学
特集 身体疾患の患者・家族のこころを支える コンサルテーション・リエゾン精神医学 精神医学領域のさまざまなテーマを毎号特集形式で取り上げ、第一線の執筆陣による解説をお届けする。5月号は増大号として領域横断的なテーマや、1つのテーマを幅広い視点から掘り下げる充実の内容。日々の臨床から生まれた「研究と報告」「短報」など原著論文も掲載している。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊
脳神経外科 Vol.52 No.5
2024年 09月号
特集 くも膜下出血のニューフロンティア 病態の再考と治療の進化〔特別付録Web動画〕
特集 くも膜下出血のニューフロンティア 病態の再考と治療の進化〔特別付録Web動画〕 「教科書の先を行く実践的知識」を切り口に、脳血管障害、脳腫瘍、脊椎脊髄、頭部外傷、機能外科、小児神経外科など各サブスペシャリティはもちろん、その枠を超えた横断テーマも広く特集します。専門分野・教育に精通し第一線で活躍する脳神経外科医を企画者・執筆者に迎え、診断・治療に不可欠な知識、手術に生きる手技や解剖を、豊富な図と写真を用いて解説します。さらに、脳神経外科領域の最新の話題を取り上げる「総説」、手術のトレンドを修得できる「解剖を中心とした脳神経手術手技」も掲載します。 (ISSN 0301-2603)
隔月刊(奇数月)、年6冊
在宅医療ケアのための手技・デバイスマニュアル
その人らしい在宅療養を叶え、その人の人生の伴走者として、ともに戦う医療者のために
在宅医療ケアの手技やデバイスに特化したマニュアル。現場の感覚を盛り込んだ実践的な内容を特徴とし、多くのイラスト、図表を用いて直感的に理解しやすい書を目指す。今後、地域医療は「病院完結型」から「地域完結型」へ切り替わっていくはず。在宅医、訪問看護師はもちろん、在宅医療に興味のある研修医、専攻医、さらには薬剤師、介護職、そして患者・家族にも大いに参考にして頂きたい。よく聞かれる質問への回答も収載。
≪リハビリテーション医学・医療≫
リハビリテーション医学・医療における栄養管理テキスト
栄養管理も大事。リハビリテーション診療で高い効果を上げるための重要な一手。
リハビリテーション診療の対象者の多くに低栄養や過栄養などの栄養障害がある超高齢社会の現在、リハビリテーション治療で高い効果を上げるために、栄養状態を正しく診断し、的確な栄養療法を行うことが肝心である。リハビリテーション診療にかかわる医師、専門職にとって必須の知識となる栄養の基礎知識から栄養療法、対処法までをバランスよく、コンパクトにまとめたテキスト。
医学のあゆみ290巻12号
SGLT2阻害薬を再考する――機序・効果・安全性の最新情報
SGLT2阻害薬を再考する――機序・効果・安全性の最新情報
企画:金﨑啓造(島根大学医学部内科学講座内科学第一)
・インスリン非依存性の血糖降下薬として登場したSGLT2阻害薬は,近年,心不全や慢性腎臓病への有効性も示され,適応が拡大している.現在では糖尿病以外の治療にも広く使用され,不可欠な治療薬となった.
・SGLT2阻害薬から得られる利益は大きいが,残余リスクについて検討を要し,また,未知の薬効や副反応などに関する課題も多い.そのため,処方にあたっては薬理・薬効の正しい理解が必須である.
・本特集では,SGLT2阻害薬の交感神経制御への影響,尿路感染や膀胱機能障害,腎保護効果,心筋保護効果,肝臓保護,サルコペニアへの影響について解説する.適切な処方を考える一助となることを期待したい.
立体視で理解する臨床心臓解剖アトラス[3Dメガネ付録つき]
200枚を超える圧巻の三次元画像によって,心臓の解剖・形態に迫る唯一無二のアトラス書が登場!実心臓から得られたデータを用いて再構成された三次元画像のため,通常は把握できない”展開も変形もしていない状態の心臓”について,3Dメガネを通して奥行きを知覚しながら理解ができる. 心エコー図や冠動脈造影といった心臓画像検査との対比を含めた正常の心臓解剖から,弁膜症・構造的心疾患,先天性心疾患といった病態における構造・形態まで学べる一冊.
小児科 Vol.65 No.9
2024年9月号
小児の鉄代謝
小児の鉄代謝
近年、代謝機構の理解が急速に深まった「鉄」が今号のテーマ。鉄が心不全や慢性腎臓病、感染症の治療にどのような影響をもたらすか、また、スポーツをしている児への不適切な鉄剤注射、貧血が経口鉄剤で改善しなかった場合に確認すべきことなどについてまとめました。
社会保険旬報 №2940
2024年9月21日
《レコーダ》 『医療経済フォーラム・ジャパン主催第117回定例研修会から「ポストコロナの医療制度改革~有事の教訓は何か?」』高久玲音
《レコーダ》 『医療経済フォーラム・ジャパン主催第117回定例研修会から「ポストコロナの医療制度改革~有事の教訓は何か?」』高久玲音
医療経済フォーラム・ジャパン(会長=中村洋・慶應義塾大学大学院教授)主催の第117回定例研修会が7月22日に都内で開かれ、一橋大学教授の高久玲音氏が「ポストコロナの医療制度改革~有事の教訓は何か?」をテーマに講演した。
コロナ禍で指摘された課題としては、実績の少ない急性期病床が多いことや高度急性期機能が分散していることをあげた。救急搬送困難事例の研究では年間500万件の搬送事例を解析した上で、救急搬送の応需率を今後の医療改革では重視すべきとし、「救急搬送を断ることを法律で禁止することも一考に値する」と提案。独自の情報公開で病院単位の確保病床数や補助金額の調査結果も報告した。講演の要旨を紹介する。
整形・災害外科 Vol.67 No.10
2024年9月増大号
医療DX
医療DX
超高齢社会による労働人口減少に伴う業務効率化の必要性や医療安全対策などから,医療DXはますます重要性が高まっており,国家戦略にも掲げられている。本特集では医療DXの考え方,病院・クリニックでの取り組みと成功事例,整形外科の各分野における医療DXの現状,各種アプリやメタバースの活用,米国の医療DX事情など,医師に限らず多くの専門家により様々な切り口から医療DXの現状と展望を紹介した。
自立と生活機能を支える
高齢者ケア超実践ガイド
最新の研究、長年の経験・知識・技術が融合した高齢者ケアにかかわる専門職必携のガイドブック。
高齢者ケアの現場で直面する具体的問題とエキスパートならではの解決策がつまった1冊!
超高齢社会の現代日本において、介護予防、健康問題の早期発見・介入が重要です。
医療従事者やケア提供者には、病気を治療するたけでなく、その人らしい生活を支え、尊厳を保つためのケアが求められています。
本書は、高齢者が直面する機能変化、特に老年症候群や認知症、低栄養、筋力低下などに焦点を当て、適切な評価とケアの方向性を解説しています。
さらに後半では、実践的なケア技術にスポットを当て、フィジカルアセスメント、睡眠、排泄、食事、スキンケアといった日常生活の基本から、緩和ケアやエンド・オブ・ライフケアまでを網羅しました。
高齢者ケアにかかわるすべての専門職が活用できるガイドブックです。
エキスパートナース Vol.40 No.12
2024年10月号
◆ねじ子の重症熱傷
◆「どうすればよかったんだろう… 」と悩んでいることを、一緒に考えよう 悩める患者対応、相談のります
◆ねじ子の重症熱傷
◆「どうすればよかったんだろう… 」と悩んでいることを、一緒に考えよう 悩める患者対応、相談のります
産婦人科の実際 Vol.73 No.9
2024年9月号
婦人科がん治療における下肢リンパ浮腫―センチネルリンパ節生検の保険適用はなぜ必要なのか
婦人科がん治療における下肢リンパ浮腫―センチネルリンパ節生検の保険適用はなぜ必要なのか
臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。2024年度の診療報酬改定において,子宮がんに対するセンチネルリンパ節生検の新規保険収載が見送られました。センチネルリンパ節生検の保険適用化は,患者さんのQOLを著しく低下させる下肢リンパ浮腫の発生を防ぐことにもつながります。本特集では,次期改定で保険適用を掴み取るために,センチネルリンパ節生検,骨盤リンパ節郭清,下肢リンパ浮腫に対する治療法などについて,日本の診療の「現在地」を浮き彫りにしました。
眼科 Vol.66 No.9
2024年9月号
乱視を知ろう!
乱視を知ろう!
どこから読んでもすぐに役立つ、気軽な眼科の専門誌です。今月の特集は「乱視を知ろう!」と題し、快適な視機能を保つためにはその管理が重要となる乱視に関するトピックや問題点を、7名の先生方に論じていただきました。細隙灯顕微鏡と生体染色の重要性を再認識できる綜説や新たな緑内障治療法の開発動向に関する綜説、ドライアイの診断機器「idra」を紹介する連載や投稿論文、学会抄録など盛り沢山な9月号を是非ご一読ください。
産科と婦人科 Vol.91 No.10
2024年10月号
【特集】母児を感染から守る―妊産婦の感染症アップデート―
【特集】母児を感染から守る―妊産婦の感染症アップデート―
妊産婦の感染について最大の課題は,感染による母体死亡の撲滅です.近年,妊産婦死亡の原因として劇症型A群溶血性レンサ球菌感染症が注目されています.また,胎児についても,母体からの感染の影響を考えなければならない場面に多々遭遇しますので,今回は小児科医の先生方にも執筆いただきました.ぜひ臨床でお役立てください!
