
JOHNS39巻12号
耳鼻咽喉科領域の発達変化と加齢変化
耳鼻咽喉科領域の発達変化と加齢変化

看護のための授業づくりガイド[Web付録付]
30のQuestionとその答え・解説で、授業づくりの悩みを一発解決!
本書は、初めて授業をすることになった看護教員が「知りたい」と思う内容を、30のQuestionとそれに対する答え・解説で構成しました。著者らが自分たち自身が教員になったばかりの時を振り返り、「こんなことが知りたかったな」「こんなことを知っているとよかったな」と思った内容を詰め込んでいます。Web付録の動画と資料も活用しながら、授業づくりを見直しブラッシュアップしてみてください。

精神看護 Vol.27 No.3
2024年 05月号
特集 精神療法的排便ケア 便のことに首がつっこめる看護師の実践
特集 精神療法的排便ケア 便のことに首がつっこめる看護師の実践 病や障害をもつ人の“心も身体も”ケアする看護技術をご紹介していきます。また、年齢層の変化や、患者・利用者像の変化にも対応するアップデートをお届けします。
変革期にある精神科だからこそ、「当たり前」を問うテーマも取り上げます。挑戦する実践家の執筆や、皆で立ち止まって考える座談会を大切にします。 (ISSN 1343-2761)
隔月刊(奇数月)、年6冊

看護研究 Vol.57 No.2
2024年 04月号
特集 EBPから実装へ 1 モデルを深める
特集 EBPから実装へ 1 モデルを深める 研究の充実がますます欠かせない時代。看護とは? 研究とは? という原点を見つめながら、変わらない知を再発見し、変わりゆく知を先取りしながら、すべての研究者に必要な情報をお届けします。誌面を通して、看護学の知と未来をともに築きたいと考えています。 (ISSN 0022-8370)
隔月刊(偶数月)、年6冊

病院 Vol.83 No.5
2024年 05月号
特集 働き方改革を乗り越える組織変革と人材育成 エイジダイバーシティの価値を引き出す
特集 働き方改革を乗り越える組織変革と人材育成 エイジダイバーシティの価値を引き出す 「よい病院はどうあるべきかを研究する」をコンセプトに掲げ、病院運営の指針を提供する。特集では、病院を取り巻く制度改正や社会情勢の読み解き方、変革に対応するための組織づくりなど、病院の今後の姿について考える視点と先駆的な事例を紹介する。 (ISSN 0385-2377)
月刊、年12冊

臨床外科 Vol.79 No.5
2024年 05月号
特集 進化する外科教育と手術トレーニング
特集 進化する外科教育と手術トレーニング 一般外科・消化器外科を中心とした外科総合誌。手術で本当に役立つ臨床解剖の知識や達人の手術テクニックを、大きい判型とカラー写真でのビジュアルな誌面で解説。術中・術後のトラブル対処法、集学的治療・周術期管理法の最新情報など、臨床に根ざした“外科医が最も知りたいこと”に迫る。手技を中心にweb動画も好評配信中。 (ISSN 0386-9857)
月刊、増刊号を含む年13冊

これからはじめる周産期メンタルヘルス 第2版
すべての妊婦さんが妊娠していることがわかって,うれしく幸せな気持ちでいるとは限りません.また,出産後すべてのお母さんが赤ちゃんをかわいく思えたり,元気に楽しく子育てができるものでもありません. そのような妊婦さん,お母さんに関わる助産師や看護師,また精神科や小児科の医師,地域の保健師,病院などで働く臨床心理士の方へ向けた周産期メンタルヘルスの入門書.

社会保険旬報 №2927
2024年5月11日
《論評》 『病院経営医療法人への新型コロナ流行による財務的影響の経年変化―第1-2波期から第3-5期を経て第6-7期の影響への変遷―』荒井耕
《論評》 『病院経営医療法人への新型コロナ流行による財務的影響の経年変化―第1-2波期から第3-5期を経て第6-7期の影響への変遷―』荒井耕
新型コロナはすでに5類感染症となり流行への関心は薄れつつあるが、流行による医療機関への財務的影響を多様な観点から分析し、将来の新興感染症流行に際して歴史的教訓として生かせるように、その知見を遺しておくことは意義深い。新型コロナ流行に関わる事後検証が現在各分野で進められており、流行関連補助金の効果を含む医療機関への財務的影響についての分析も進められつつある(荒井、2023)。しかし病院を経営する医療法人という財務的に運命共同体である経営体を単位として、その経営類型を区分しつつ、新型コロナの流行期間との対応を考慮した会計期間(決算期)設定をして、流行前から流行後3年目までの中長期的な財務的影響の変遷を分析した研究はまだ見られない。
医療機関の財務状況を明らかにする代表的な公的調査である中央社会保険医療協議会による「医療経済実態調査」は、法人を単位として経営類型別に分析することはしていないし、もともと新型コロナ流行の影響把握ではなく診療報酬改定の影響把握を目的としているため、流行期間ではなく財政年度に対応した会計期間設定となっている。また2年ごとの無作為抽出調査であるため、同一調査内の2年間の財務的影響の変化しか基本的には分析できない。加えて、「医療経済実態調査」は、損益面のみを分析しており、財務健全性や資産効率性などは分析していないし、基本的に平均値の分析に限定され、分析対象群ごとの四分位範囲などのばらつきは分析されていない。
こうしたなか、確かに、荒井(2023、第2章)は、病院経営医療法人を対象として、その経営類型別に、新型コロナ流行第1波から第2波を含む会計期間に限定した多様な財務面の影響分析をしている。ただしこの調査研究は、第1波および第2波による影響を受けていた会計期間(令和2年8―12月決算期)における影響の分析に限定されており、その後の流行下における財務的影響は分析されていない。
そこで本稿では、第3波から第5波の影響を受けた会計期間(令和3年8―12月決算期)、第6波から第7波の影響を受けた会計期間(令和4年8―12月決算期)をも対象とした影響分析を実施することで、流行前、第1波から第2波、第3波から第5波、第6波から第7波という連続する4つの流行時期環境下の各会計期間における財務的影響の変遷を明らかにする。

診断と治療 Vol.112 No.5
2024年5月号
【特集】日常診療で診るCKD 乗り遅れないための最新情報
【特集】日常診療で診るCKD 乗り遅れないための最新情報
慢性腎臓病(CKD)の診断と日常で接する機会の多い疾患群について解説し,CKD患者への最新の治療と薬物療法のポイント,さらには予防医療や再生医療まで腎臓病学の幅広い分野にわたる内容を紹介します.

消化器外科2024年5月号
安全・確実な鼠径ヘルニア手術
安全・確実な鼠径ヘルニア手術 コモンな鼠経ヘルニアの手術こそ、安全・確実に行うために。切開法、腹腔鏡によるTEP法とTAPP法、そしてロボット支援手術など、各術式のノウハウとピットフォールをエキスパートの丁寧な解説で学ぶ。

胃炎の成り立ち
内視鏡診断のこれまで、これから
胃の内視鏡像と病理組織像との対比から導き出す胃炎診断の決定版!!!
画像写真452点収載。
本書の書名を『胃炎の成り立ち―内視鏡診断のこれまで、これから』にしたのには理由がある。この分野は「○○所見」や典型像が示されることが多いが、多少の違和感があった。共有しやすいメリットはあるかもしれないが、胃炎はバリエーションだらけである。筆者は成り立ちから考えることが大切だと思っている。そのためできるだけ病理所見を併記することにした。なぜこの胃炎はこの内視鏡像が得られるのか? そこから考えることでどんなバリエーションにも対応できる。このことは90年代から今日に至る「これまで」の重要な教訓でもある。また、成り立ちから考える習慣は、新たに注目されている疾患、あるいは未知の「これから」の病態を見つけていくためにも必要である。
読者はまず第1章、11題の設問に挑戦してほしい。解答・解説を見ず、まずご自分の見解を持っていただきたい。間違った設問は、第3章以降の該当項目を通読していただきたい。きっと新たな発見がある。全部正解できた方には脱帽だが、それでも本書はきっとブラッシュアップに役立つと思う。最後の2問は腫瘍も扱ったが、ここでも胃炎の書籍らしく背景粘膜も考えていただくことにした。
本編で書ききれなかった内容は、9つの項目にして別途挿入した。中には個人的な振り返りもあり恐縮だが、ここでも「これまで」、「これから」を意識したつもりである。(本書「はじめに」から)

看護 Vol.76 No.6
2024年5月号
特集1 令和6年度 トリプル改定 解説 診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬
特集1 令和6年度 トリプル改定 解説 診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬
令和6年度は、医療・介護・障害福祉サービス等の報酬改定が同時に行われる6年に一度の「トリプル改定」となりました。ポスト2025年のあるべき医療・介護の提供体制を見すえ、多くの改定がなされました。
看護管理者は、診療報酬改定の背景と概略を理解し、戦略的な看護管理を実践する必要があります。また、地域包括ケアシステムの推進に当たり、地域まで視野を広げたマネジメントが期待されていることから、介護報酬・障害福祉サービス等報酬の改定内容を押さえておくことも重要です。
本特集では、各改定の基本的な考え方と、改定に向けた日本看護協会の取り組みを紹介した上で、特に看護にかかわる重要な改定のポイントを解説します。トリプル改定を読み解き、今後、何をなすべきかを理解し、自施設および地域の看護管理に生かしていきましょう。

活動・参加を支援する!訪問看護・介護・リハビリテーション
「活動・参加」を支援するとはどういうことなのか?
対象者の活動・参加を支援するための必要な知識・技術・実際の工夫等を紹介。
本書では、この「活動・参加」に焦点を当て、実際に対象者の住み慣れた地域で、個別性の高い活動・参加の向上に向けたプラン・目標を設定し、その実現に向けた支援をしている専門職は、いったい何を考え、何をしているのか? また、関わるそれぞれの職種はどのように役割分担をし、連携しているのか? それを紐解いていきます。
第1章では、活動・参加の概念を確認したうえで、対象者の活動・参加を捉え、支援するために必要な知識や視点について、第2章では、活動・参加を支援する各職種の役割について紹介しています。第3章では、活動・参加を支援する実践例として、各職種が対象者の活動・参加をどのように捉え、実際の支援をどのように行っているのかについて紹介しています。
本書は,セラピストに限定することなく,訪問看護ステーションに勤務し,訪問支援に従事する多職種(介護支援専門員,看護師,介護福祉士,作業療法士,理学療法士,言語聴覚士)を対象としています.また,上記職種を目指す学生にも理解しやすい難易度・構成になっています。

臨床の質を高める
基礎心理学
基礎心理学を身近に感じられる工夫をちりばめた教科書.「公認心理師大学カリキュラム標準シラバス」小項目や公認心理師試験過去問のキーワードが一目でわかるよう青字で表示した.また単なる国試対策本にとどまらず,公認心理師となった後も臨床の質を高められるよう,本書で得た知識と現場の橋渡しとなる精神科医のコラムを掲載.国家試験のブループリントが変更になっても,長く活用できる普遍的・標準的内容をまとめた.

理学療法35巻6号
2018年6月号
理学療法における全身管理の指標の理解
理学療法における全身管理の指標の理解

理学療法35巻7号
2018年7月号
物理療法における症状別臨床実践
物理療法における症状別臨床実践

作業に焦点を当てた精神科作業療法
さまざまな困難はありながらも、私たちは対象者の作業から目を逸らしてはいけない。
本書では、作業に焦点を当てた実践を可能にする理論・モデルとして、人間作業モデル(MOHO)、作業遂行と結びつきのカナダモデル(CMOP-E)、生活行為向上マネジメント(MTDLP)、作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)、作業に根ざした実践2.0(OBP2.0)を取り上げた。精神科病院や精神科訪問看護などの現場で勤務する方々は、本書に記載された各理論・モデルの概要、そして実践例を読むことによって、どのような視点で対象者の作業に焦点を当てるべきかを理解され、より効果的な臨床実践につなげることができる。
さらには、精神障害領域以外で勤務し、精神科作業療法に関心を持つ作業療法士、作業療法学生、他の専門職にとっても、精神科作業療法士の実践を広く知っていただける良い機会になる。

整形外科 Vol.75 No.5
2024年5月号
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。

薬局 Vol.75 No.6
2024年5月号
腸内細菌となかよく
生きて腸までとどく薬学管理
腸内細菌となかよく
生きて腸までとどく薬学管理 整腸薬やプロバイオティクス食品の普及により,今や腸内細菌は一般の人々にとっても身近な存在です.整腸薬の使用だけでなく,食事指導や患者さんからのプロバイオティクスについての質問,薬剤との相互作用など,薬剤師に腸内細菌の知識を求められる場面は意外と多いのではないでしょうか.本特集では,それらの場面ですぐに活かせる実践的な知識と,あわせて腸内細菌について深く理解するために必要となる基礎知識から最新知見までを両輪として構成しました.腸内細菌を通じて患者さんの健康を支えるきっかけの一冊となれば幸いです.

臨床医の注射と処方 第8版
1968年に初版を発行して以来,40年を越えるロングセラー書の改訂版!
●1968年の初版発行後40年を越えるロングセラー書で,1997年の第7版以来14年ぶりの改訂第8版.前版以降の発売中止薬品を削除し,新規保険収載薬品を追加した.
●ここ10年あまりのなかで登場してきた多くの新薬について今回の第8版では,安全面を第一に,経験のある医師や専門医の指導のもと慎重に使用することを原則とした.
●コンパクトで携帯できるよう,各疾患の病態説明,鑑別診断は簡潔に記載.また実際の処方は一般名処方とし,頻用される薬剤名は選択しやすいようにジェネリック薬品を含め,下段に数種類記載して,実践的に活用できるようにした.
●入院医療に従事する研修医や若手医師にも役立つ基本的な処方集として定評ある一冊.