診断と治療 Vol.112 No.9
2024年9月号
【特集】ここが知りたいアルコール性肝疾患―お酒と肝臓の上手な付き合いかたとは?
【特集】ここが知りたいアルコール性肝疾患―お酒と肝臓の上手な付き合いかたとは?
肝疾患のなかでも以前から変わらず存在しているアルコール性肝障害について,アルコールを取り巻く環境,肝障害の診断から進行度,治療法,クリニックでの診療,入院管理など多岐にわたる場面を想定して解説します.
薬局 Vol.75 No.10
2024年9月号
剤形蘊蓄
コツコツ学ぶ,あしたの“剤テク”
剤形蘊蓄
コツコツ学ぶ,あしたの“剤テク” 臨床上,特に調剤の現場では製剤学の知識が役に立つ場面にしばしば遭遇します.そこでは、自分に知識があれば解決できる問題がある一方、医薬品の粉砕などの可否を判断できるハンドブックがあっても、それだけでは問題を解決できない場合も少なくありません。本特集では、問題解決に製剤学の知識が求められる臨床上の問題を30点選出し、それぞれの疑問につき、正確な調剤および服薬指導、服薬支援につながる剤形の取り扱いテクニック「剤テク」を先生方に披露いただきました。明日からの薬剤師業務に活用いただける一冊です。
ST CHECK!
言語聴覚士国家試験必修チェック2025
分野別要点マスター
20年以上にわたり養成校で国試後に改訂を重ねながら使われてきたチェックリストをベースに,内容を整理しコンパクトで覚えやすい構成にリニューアル.言語聴覚士を目指す全ての受験者に推薦したい一冊.2025年版では,過去5年分(第22回~第26回)の頻出キーワードをマークで表示し,「出題基準」の大項目に準じた項目立てとし,養成校の教員による効果的な学習方法を紹介した.
≪ナースポケットブック≫
ナースポケットブック
感染管理ナースポケットブック
感染管理に焦点をあて,病棟別や病棟を横断する看護業務の全体像をコンパクトにまとめた本当に使えるマニュアル本.
必要な知識や各施設共通の事項などをそれぞれが加えて,オリジナルのマニュアル本として作りこめます.
英語で診療〈内科系〉
●英語圏の患者が、一般病院・診療所や歯科医院を受診する場面〔電話予約から受付、診療、検査、薬局まで〕を想定し、応対する医療関係者〔受付、看護師、医師、検査技師、薬剤師〕との英語のやり取りを再現し、簡単な医療用語の解説や英語表現の注意点をきめ細かく解説した医療英会話テキスト。
●医療者がなじんだ英語の医学専門用語ではなく、患者の「日常使う英語による訴え」を再現するため、英国出身の著者が徹底チェックをした。
●ロールプレイングの練習などに役立つよう、10個程度のスキットを選び、また、役立つフレーズ集も入れて、nativeの英語と日本語による音声データを添付した。
●英国出身の著者によるブラックジョーク・テイストの挿絵や、ユーモアに満ちたミニドラマで、楽しく勉強できるような工夫をこらした。
服薬指導がちょっとだけ上手になる本 薬の知識の使い方、話の進め方
薬局内のマニュアルや服薬指導に沿って対応しても,患者からの想定外の質問が出たり,服薬指導を行っても,なぜそのような質問をしてくるのかと逆に質問を受けたりと,返答に困る場面も多い.そのような時,著者は,論文などの情報を裏付けとして,服薬指導を行っている.そこで,著者の体験等を踏まえて,薬局薬剤師向けに,現場の微妙な質問が来た場面から,適切な服薬指導等を紹介した参考書となっております.
抗菌薬のセカンドチョイスとスチュワードシップ
感染症診療の新たな視点(スチュワードシップ)が得られ,抗菌薬の第二選択薬以降の使い方がわかるようになります.具体的な症例を挙げ,指導医と専攻医の対話形式で現場の実情が楽しく頭に入ってくる内容です.また,不必要な抗菌薬,不必要な検査を減らせる感染症の知識が身につきます.感染症を専門としない医師にとっても,治療の選択肢が広がる内容です.
がん看護 Vol.29 No.5
2024年9-10月号
骨転移患者への看護のモヤモヤ,すっきりさせましょう!
骨転移患者への看護のモヤモヤ,すっきりさせましょう! がんの医学・医療的知識から経過別看護、症状別看護、検査・治療・処置別看護、さらにはサイコオンコロジーにいたるまで、臨床に役立つさまざまなテーマをわかりやすく解説し、最新の知見を提供。施設内看護から訪問・在宅・地域看護まで、看護の場と領域に特有な問題をとりあげ、検討・解説。告知、インフォームド・コンセント、生命倫理、グリーフワークといった、患者・家族をとりまく今日の諸課題についても積極的にアプローチし、問題の深化をはかるべく、意見交流の場としての役割も果たす。
胸部外科 Vol.77 No.9
2024年9月号
1948年創刊。常に最近の話題を満載した、わが国で最も長い歴史と伝統を持つ専門誌。心、肺、食道3領域の外科を含む商業医学雑誌として好評を得ている。複数の編集委員(主幹)による厳正な査読を経た投稿論文を主体とした構成。巻頭の「胸部外科の指針」は、投稿原稿の中から話題性、あるいは問題性のある論文を選定し、2人の討論者による誌上討論を行っている。胸部外科医にとって必須の特集テーマを年4回設定。また、「まい・てくにっく」、「1枚のシェーマ」、読み物として「胸部外科医の散歩道」を連載。
整形外科 Vol.75 No.10
2024年9月号
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。
作業療法ジャーナル Vol.58 No.10
2024年9月号
■特集
高次脳機能障害の作業療法─医療・介護・福祉の各視点から
鍼灸安全対策マニュアル
鍼灸師に必要なリスクマネジメントの知識を一冊で網羅!
●「鍼灸安全対策ガイドライン2020年版」に準拠した内容で,具体的な対策や方法をおよそ150点の図表や写真を用いて分かりやすく解説.
●鍼灸師が臨床で遭遇することの多いアクシデントやインシデントへの対策を最新の考え方に基づいて解説.
●アクシデント・インシデントが発生した際にあわてることのないよう,治療院に常備したい一冊.
●鍼灸安全学のテキストにも最適!
≪運動と医学の出版社実用書 園部式改善メソッド≫
園部式首の痛み改善メソッド
目覚めの1分みるみる改善!
『3年も悩んだ首の痛みがあっけなく改善した!』
数多くの著名人・プロアスリートを治療している治療家、
園部俊晴が首の悩みの4つの原因と解決方法を紹介!
首の痛みの原因組織は4つある
「首の痛みの原因組織」は90%が、次の4つにあてはまります。
皮膚(浅層筋膜)
筋膜(深層筋膜)
筋
椎間関節(関節包・靭帯)
こう説明されると、「私のこのつらい痛みの原因が、たった4つのどれかなの?」と思う方もいるかもしれません。とくに、「痛みの原因は皮膚にあった」と聞かされると、驚く方がほとんどです。ですが、皮膚が痛みの原因組織であるケースは意外と多いのです。皮膚といっても、皮膚の表面ではなく、正しくは「浅層筋膜」のことです。ただ、一般的には皮膚と表現したほうがわかりやすいので、本書では「皮膚」としています。
そして、その下にある筋膜(深層筋膜)や筋が原因の方も結構います。さらに、椎間関節を入れると、痛みの90%がこの4つに収まります。というのも、この4つの組織にアプローチをすると、その場で首の痛みが明らかに改善する患者さんが多いからです。ただここで1つ、お断りしておきたいことがあります。最後にあげた椎間関節ですが、これは患者さんが自分でチェックしたり治療したりすることができません。
ですから本書では、それ以外の3つの組織(皮膚、筋膜、筋)について、自分でチェックする方法と改善方法をお伝えしていきます。「せっかくなら、椎間関節についても教えてくれればいいのに」と思う方もいるかもしれません。でも、3つが原因となるケースが多いので、それを知るだけでも、あなたがずっと悩んでいる首の痛みが解消する確率は、ぐっと高くなるはずです。
■こんな人にオススメ
首の痛みに長年悩んでいる。
「頸椎症」、「頸椎椎間板ヘルニア」などの首の診断名を受けた人。
いろんな病院や整体院に言ったが症状が改善しなかった人。
首の痛みの本当の原因を知りたい人
医学のあゆみ290巻9号
第5土曜特集
内分泌疾患の温故知新――日本内分泌学会創設100周年を目前にして
内分泌疾患の温故知新――日本内分泌学会創設100周年を目前にして
企画:槙田紀子(東京大学大学院医学系研究科内分泌病態学)
・本誌では約20年ぶりとなる内分泌代謝疾患の大特集号.2026年の日本内分泌学会創立100周年を前に,内分泌学の歴史を振り返り,未来を展望する.
・古典的な内分泌代謝疾患から,ホルモン測定技術やゲノム研究,病理学の進歩により発見された疾患,免疫チェックポイント阻害薬,新しい治療法が生み出す病態まで,内分泌代謝領域の鍵となる疾患や病態を網羅.
・最前線の研究者らが,論文や教科書では得られない歴史的知見と最新情報,今後の課題を提示する.本特集が専門家から初学者まで幅広く刺激を与え,内分泌学の次なる100年への道しるべとなることを期待したい.
看護研究 Vol.57 No.4
2024年 08月号
特集 質的研究活動を促進するための資源 QUARIN-J(Qualitative Research Implementation Network of Nursing-Japan)
特集 質的研究活動を促進するための資源 QUARIN-J(Qualitative Research Implementation Network of Nursing-Japan) 研究の充実がますます欠かせない時代。看護とは? 研究とは? という原点を見つめながら、変わらない知を再発見し、変わりゆく知を先取りしながら、すべての研究者に必要な情報をお届けします。誌面を通して、看護学の知と未来をともに築きたいと考えています。 (ISSN 0022-8370)
隔月刊(偶数月)、年6冊
LGBTQ+の健康レポート
誰にとっても心地よい医療を実装するために
特別ではなく、1人ひとりを大切にしたあたり前のケアを
国内でもセクシュアリティを取り巻く環境が徐々に変化している。しかし実際は、LGBTQ+当事者への偏見や戸惑いが存在し、世間の表向きの理解と現実のギャップは大きい。それは医療・教育現場も同様だ。そこで本書では、著者が長年にわたり行ってきた大規模調査データや当事者の語りをもとに、医療を必要としている当事者が戸惑うことなく受診できるための実装方法を解説した。調査データの一部を巻末資料として収載。
看護を教える人のための
ルーブリック導入講座
ルーブリックは、学生の主体的な学びと教員自身の成長をともに促すものとなる
看護基礎教育の土台をつくる! ここからはじめる決定版! 現代の高等教育機関において標準的に導入され、看護師養成機関においても看護実践能力を評価するツールとして普及が進んだルーブリックづくりの入門書、待望の刊行。構成として第I講から第VI講に分かれ、初学者向けに段階を踏んでルーブリック全般の説明からその作成と導入に至る具体的な手順を、各領域別・汎用型それぞれで詳細に紹介している。
臨床婦人科産科 Vol.78 No.9
2024年09月号
今月の臨床 外来担当医として知っておきたい 婦人科腫瘍の卵巣機能・妊孕性温存療法
今月の臨床 外来担当医として知っておきたい 婦人科腫瘍の卵巣機能・妊孕性温存療法 産婦人科臨床のハイレベルな知識を、わかりやすく読みやすい誌面でお届けする。最新ガイドラインの要点やいま注目の診断・治療手技など、すぐに診療に役立つ知識をまとめた特集、もう一歩踏み込んで詳しく解説する「FOCUS」欄、そのほか連載も充実。書籍規模の増刊号は、必携の臨床マニュアルとして好評。 (ISSN 0386-9865)
月刊、合併増大号と増刊号を含む年12冊
胃と腸 Vol.59 No.8
2024年08月号
主題 臨床と病理のマリアージュ
主題 臨床と病理のマリアージュ 消化管の形態診断学を中心とした専門誌。毎月の特集では最新の知見を取り上げ、内科、外科、病理の連携により、治療につながる診断学の向上をめざす。症例報告も含め、消化管関連疾患の美麗なX線・内視鏡写真と病理写真を提示。希少疾患も最新の画像で深く学べる。年2回増大号を発行。 (ISSN 0536-2180)
月刊、増大号2冊を含む年12冊
治療 Vol.106 No.9
2024年9月号
語りたい! 総合診療のエビデンス
語りたい! 総合診療のエビデンス 当初は海外や国内の他領域からのエビデンスを借りることが多かった日本の総合診療も,その発展とともにさまざまな研究が行われ,自身のエビデンスを提示できるようになってきています.この特集では幅広い知識とそのアップデートが求められる総合診療医のために,診療セッティング別の近年のエビデンスを概説するほか,日本の総合診療医が行った研究を紹介しています.実際に論文化された研究も,始まりは何気ない臨床上の疑問から始まっており,研究のウラ話とあわせて,身近なものとして感じていただけることでしょう.
