看護展望 Vol.50 No.11
2025年9月号
【特集】
看護関連の施設基準管理の実際—よりよい看護実践と病院経営の健全化を目指して
施設基準とは、診療報酬を算定するために定められている、診療体制・職種・人員配置、経験、資格、実績などの要件で、安全で質の高い医療提供の根幹をなすものです。
昨今の厳しい診療報酬改定で、多くの医療機関は難しい病院経営を強いられています。とりわけ看護職員や看護補助者等の人員配置による入院基本料等は病院経営に直結し、病院収入に大きく影響します。看護関連で遵守すべき施設基準は、診療報酬改定のたびに多岐にわたり複雑化しており、施設基準を正しく理解し、管理・運用できる看護管理者が求められています。
本特集では看護管理に求められる施設基準管理の基礎知識と管理のポイントを概括します。さらに看護職の施設基準管理士の実践をとおして看護実践がどのように変わったか、病院経営にどう影響を与えたかについても紹介します。
暴走する細胞たち
がんの神話と謎
本書は、「がん患者とその家族、医師、学生に、がんに関する正しい知識と情報を提供することで、がんに対する恐怖心をなくすこと」を目指した書籍です。本書の最大の特徴は、がんに関する情報についてきわめて公平に書かれています。昨今、がんについての本やネットの情報には、「必ず治る」、「奇跡の治療法」、「これは危ない」といった人々を煽るセンセーショナルな言葉が並んでいます。しかし、このような言葉を使う治療法や食事療法、がんにつながるという化学物質のほとんどには、科学的な根拠がありません。本書はまったく違う視点で書かれており、このような「がんの神話を否定する」内容となっています。がんにまつわる事柄について、正しいか正しくないかを、科学的根拠に基づいて論理的に説明するだけでなく、論争になっているがん検診の問題点や、化学療法の効果、治療成績の解釈については、数学(おもに確率統計)を使って説明しています。分子標的治療や免疫療法を含めた最新のがん治療法についても、効果が証明されているものに関して、その生物学的な原理から正しく解説しています。
詳解テキスト 医療放射線法令 第四版
医療放射線法令の全体像を理解するために、医療法施行規則第4章の内容を、関連通知を含めて体系的に整理。図表や写真を豊富に用いて視覚的・直感的に把握できる本書は、診療放射線技師をめざす学生だけでなく、医療放射線実務のための参考書としても必携。
検査と技術 Vol.53 No.9
2025年 09月号
若手臨床検査技師、臨床検査技師をめざす学生を対象に、臨床検査技師の「知りたい!」にこたえる総合誌。日常検査業務のスキルアップや知識の向上に役立つ情報が満載! 国試問題、解答と解説を年1回掲載。年10冊の通常号に加え増大号を年2回発行。 (ISSN 0301-2611)
月刊、増大号2冊※を含む年12冊 ※2025年は2月・8月
総合リハビリテーション Vol.53 No.8
2025年 08月号
特集 呼吸ケアと呼吸リハビリテーションのエビデンス
特集 呼吸ケアと呼吸リハビリテーションのエビデンス リハビリテーション領域をリードする総合誌。リハビリテーションに携わるあらゆる職種に向け、特集形式で注目の話題を解説。入門講座、実践講座をはじめとした連載では、リハビリテーションをめぐる最新知識や技術を簡潔に紹介。投稿論文の審査、掲載にも力を入れている。 (ISSN 0386-9822)
月刊、年12冊
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 Vol.97 No.9
2025年 08月号
特集 ちょっと待って,その処方で大丈夫? 薬剤の併用禁忌と併用注意
特集 ちょっと待って,その処方で大丈夫? 薬剤の併用禁忌と併用注意 目のつけ処が一味違う耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門誌。「こんなときどうする!?」などの臨床的なコツの紹介から、最新の疾患概念を解説した本格特集まで、硬軟とり混ぜた多彩な企画をお届けする。特集2本立ての号も。「Review Article」欄では研究の最前線の話題をわかりやすく解説。読み応えのある原著論文も多数掲載。 (ISSN 0914-3491)
月刊、増刊号を含む年13冊
臨床整形外科 Vol.60 No.8
2025年 08月号
特集 人工肩関節置換術の進歩
特集 人工肩関節置換術の進歩 よりよい臨床・研究を目指す整形外科医の「うまくなりたい」「学びたい」に応える月刊誌。知らないままでいられないタイムリーなテーマに、トップランナーによる企画と多角的な解説で迫る「特集」。一流査読者による厳正審査を経た原著論文は「論述」「臨床経験」「症例報告」など、充実のラインナップ。2020年からスタートした大好評の増大号は選り抜いたテーマを通常号よりさらに深く掘り下げてお届け。毎号、整形外科医に “響く” 情報を多彩に発信する。 (ISSN 0557-0433)
月刊、増大号を含む年12冊
脳神経外科 Vol.53 No.4
2025年 07月号
特集 遠ざけずにもっと知ろう! 小脳橋角部腫瘍〔特別付録Web動画〕
特集 遠ざけずにもっと知ろう! 小脳橋角部腫瘍〔特別付録Web動画〕 「教科書の先を行く実践的知識」を切り口に、脳血管障害、脳腫瘍、脊椎脊髄、頭部外傷、機能外科、小児神経外科など各サブスペシャリティはもちろん、横断テーマも広く特集する。専門分野・教育に精通し第一線で活躍する脳神経外科医を企画者・執筆者に迎え、診断・治療に不可欠な知識、手術に生きる手技や解剖を、豊富な図と写真を用いて解説する。さらに、脳神経外科領域の最新の話題を取り上げる「総説」、手術のトレンドを修得できる「解剖を中心とした脳神経手術手技」も掲載している。掲載論文はPubMedで検索が可能。 (ISSN 0301-2603)
隔月刊(奇数月)、年6冊
生体の科学 Vol.76 No.4
2025年 08月号
特集 味と匂いの脳科学
特集 味と匂いの脳科学 生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。 (ISSN 0370-9531)
隔月刊(偶数月)、増大号を含む年6冊
医学のあゆみ294巻8号
リン代謝研究の最新動向と臨床的意義
リン代謝研究の最新動向と臨床的意義
企画:駒場大峰(東海大学医学部 腎内分泌代謝内科学)
・リンは生命の営みに欠かせない元素である.生物の多様化が起こった“カンブリア爆発”においても,火山活動による海水中のリン濃度上昇が一因とされており,その重要性がうかがえる.
・リン代謝に関する研究は2000年代に大きく進展したが,近年,ふたたび転機を迎えつつある.骨細胞や尿細管細胞によるリン感知機構,テナパノルの登場により注目を集める腸管細胞間リン輸送,ブロスマブ登場により新時代を迎えたくる病・骨軟化症の治療など,新たな知見が相次いでいる.
・本特集ではリン代謝研究の最新知見を紹介し,日々の診療や今後の研究への関心を深める機会としたい.
ナビ放射線物理学[電子版付]
診療放射線技師養成課程の学生を主な読者対象とする放射線物理学の教科書.カラーイラストや表を効果的に使用し,初学者にも理解しやすい構成とした.スマートフォンまたはタブレットで閲覧できる電子版を付けたほか,「この章で学ぶこと」「章末問題」で自己学習にも役立つ工夫をしている.関連する科目への橋渡しや,アドバンスな内容はコラムで区別した.
看護教員必携資料集 6版1刷
看護教員に必要な法令、検討会報告書等を厳選し集成。令和6年度改訂版「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」【本文】【資質・能力】をはじめ、近年改訂された各種資料を収録。また、統計資料として、過去約10年の看護師等の教育機関数と入学定員の推移を収録。
やりっぱなしはもう終わり!看護管理者のための研修の極意 1版1刷
学びを現場につなぐ「研修転移」で、人が育ち、看護が変わる!
研修が「受けっぱなし」「教えっぱなし」「送りっぱなし」で終わっていませんか?
せっかくの看護師向け研修を、現場での実践につなげるためには「研修転移」がカギになります。
本書では、受講者・講師・職場の上司という三者それぞれの立場から、研修前・研修中・研修後に何をすべきかを、理論と豊富な事例、ワークシートを交えてわかりやすく解説。
認定看護管理者教育課程の教員や教育担当者、研修を受ける看護師の上司に必携の、実践的な一冊です。
自分の立場に合った章から読むことができ、三者が協力し合う視点も身につきます。
看護師物語
暴力と看護の対話的探求
ありふれた「悲劇」は誰にでも起こり得る。誰でも「その人」という当事者になり得るのだ。
「看護師」はさまざまな矛盾にもがきながら、「その人」を離れず、日常のケアを通じて「その人」を肯定し「その人」を思い続ける。寄り添い続けることで「その人」は生命を脅かす問題と向き合う勇気を得る。その間も「看護師」は「その人」が前向きに行動していけるよう祈り続ける。
本書はそのように「その人」の安寧を願い続ける看護師たちの物語である。
マスターセラピストが語る 家族療法のターニングポイント
インタビューで辿る革新の軌跡
家族療法は、精神分析治療が主流であった1960年代初頭のアメリカに登場し、個人の心理的問題を関係性の変化により解決する新たなアプローチとして注目を集めた。システム思考を臨床に導入し、階層構造やフィードバックを取り入れた家族療法は,70年代にかけて隆盛を極める。
しかし80年代に入ると、この領域は大きな理論的・思想的転換期を迎える。フェミニズムのインパクト、セカンドオーダー・サイバネティクス、社会構成主義の潮流を受け、これまで家族療法を支えてきた前提が問い直され、それに応じて新たな実践形態も現れた。家族を「制御し修正すべきシステム」と見なし介入する視点から、家族を「意味を生成する共同体」と考え関与する視点へ。家族療法家は関係のアセスメントと介入の専門家であるだけでなく、多様な声や物語に耳を傾け、好奇心と協働を通じて家族と関係を築く専門家の役割をも担うようになった。
この変化を生き抜いたマスターセラピストたちへのインタビューは、家族療法の理論的転回と実践の変容を、それぞれの経験と思索を通して照らし出す貴重な証言である。彼らの言葉は、過去の回顧にとどまらず、現在の私たちが家族療法の倫理と可能性を再考するうえで重要な視座を与えてくれる。
社会保険旬報 №2973
2025年8月21日
建設費高騰の中における新病院建設の可能性検証
建設費高騰の中における新病院建設の可能性検証
医療経済フォーラム・ジャパン(会長=中村洋・慶應義塾大学大学院教授)主催の第122回定例研修会が6月26日に都内で開かれ、株式会社プラスPMの木村譲二代表取締役社長が「建設費高騰の中における新病院建設の可能性検証」をテーマに講演した。
病院の建設費がコロナ前の1・5~1・8倍に高騰し、多くの病院が建て替えに踏み切れずにいる。こうした状況下で、コンストラクションマネジメント(CM)の活用が注目されている。病院の基本構想から設計・建設までを一貫して支援し、コストの妥当性を第三者的に評価できる。
木村社長は、地域医療構想の推進などを背景に、機能分化・再編統合の形で建設する場合は、補助金などを活用し、病院のコストを圧縮できる事例を示した。また、新築が難しい場合は「長寿命化」という改修方法があることも提示した。一方で、特に民間病院の建て替えが非常に困難になっている状況に懸念を示した。
感染制御の基本がわかる微生物学・免疫学 第2版
微生物の基礎知識から院内感染対策,手指消毒やマスクの脱着方法まで,将来医療に従事する学生にとって必要な知識をコンパクトにまとめた教科書.改訂で全体的に情報を更新し,看護師国家試験に頻出の内容も網羅.臓器・組織別感染症の章も必見
産科と婦人科 Vol.92 No.9
2025年9月号
【特集】もう「不定愁訴」なんて言わない!―他科に学ぶ更年期外来診療のポイント―
【特集】もう「不定愁訴」なんて言わない!―他科に学ぶ更年期外来診療のポイント―
易疲労感,頭痛,関節痛,腰痛,ドライアイ,発汗など,ついついよくある症状として捉えてしまいますが,もしかしたら別の疾患が隠れているかもしれません.
本特集では各科のエキスパートに症状の評価や問診のポイント,鑑別診断,プライマリ・ケアで可能な初期対応,専門医への紹介のポイントなどをご解説いただきました!
患者さんの困りごとに向き合うためのヒントが満載です.ぜひ臨床にお役立てください.
看護 Vol.77 No.10
2025年8月号
特集1:令和7年度 日本看護協会通常総会 全国職能別交流集会 リポート
特集1:令和7年度 日本看護協会通常総会 全国職能別交流集会 リポート
令和7年度 日本看護協会通常総会および全国職能別交流集会は、6月11日(水)・12日(木)に幕張メッセ幕張イベントホールおよびTKP東京ベイ幕張ホールで開催されました。通常総会は、重点政策・重点事業に関する質疑応答を中心にリポート。全国職能別交流集会は、「看護の将来ビジョン2040」をテーマとした三職能合同交流集会のほか、各委員会の昨年度の活動報告および今年度の活動方針、講演、シンポジウム、パネルディスカッションなどから、主な内容についてお伝えします。
特集2:2024年 病院看護実態調査 解説
日本看護協会では、病院看護職員の需給動向や労働状況などを把握するため、毎年「病院看護実態調査」を実施しています。2024年調査では、毎年調査している看護職員の離職率や給与の状況、労働環境の実態のほか、一般病棟における看護職員の夜勤状況と夜勤者の確保策、正規雇用の看護職員の多様な働き方、専門看護師・認定看護師・特定行為研修修了者の地域での活動状況、タスク・シフト/シェアの実施状況などについて調査しました。
本特集では調査結果に基づく現状や近年の推移、調査結果のポイントなどについて紹介します。
特集3:外来で行う在宅療養支援
外来では、医療と介護の複合ニーズを有する高齢患者の増加、重症化予防の必要性、医療の高度化等に対応するために多岐にわたる役割が求められるようになってきました。このような中、外来看護師には、外来患者一人ひとりのニーズに気づき、地域の医療機関や介護サービスにつなげる、意思決定支援を行う、セルフケア行動の維持・向上をはかる等の在宅療養支援に取り組むことが期待されています。
本特集では、外来で在宅療養支援が必要とされるようになった背景や外来看護師の役割を解説。さらに、在宅療養支援に積極的に取り組む病院から、外来の仕組みづくりや、外来看護師の人員・時間確保、質向上、情報収集における工夫などを報告します。
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.27 No.9
2025年9月号
特集:中堅訪問看護師の成長を支える環境づくり
特集:中堅訪問看護師の成長を支える環境づくり
日本訪問看護財団が2025年春に公開した「訪問看護師のための生涯学習ガイド(Ver.1)」では、人口減少・超高齢社会が進展する2040年を見据えて、急速に変化する社会動向に主体的に向き合える中堅層の人材育成を重視しています。
在宅療養者に質の高いケアを提供していくために、さまざまな他職種や社会資源などとの幅広い連携が欠かせない現在の訪問看護では、必要なリソースをケースごとに生かしながら柔軟にリーダーシップを発揮できる中堅訪問看護師の育成がとても重要になっているのです。
そこで本特集では、病棟看護師と比較して成長過程やキャリアとしての定義が曖昧な「中堅訪問看護師」の存在に焦点を当て、訪問看護ステーションにおけるその役割と成長に必要な経験・能力を明らかにした上で、主体的な学びと教育支援を行うための環境づくりに取り組む現場からの報告をご紹介します。
