
診断と治療 Vol.112 No.5
2024年5月号
【特集】日常診療で診るCKD 乗り遅れないための最新情報
【特集】日常診療で診るCKD 乗り遅れないための最新情報
慢性腎臓病(CKD)の診断と日常で接する機会の多い疾患群について解説し,CKD患者への最新の治療と薬物療法のポイント,さらには予防医療や再生医療まで腎臓病学の幅広い分野にわたる内容を紹介します.

こどもの皮膚診療アップデート 第3版
長年こどものあらゆる皮膚疾患を診てきた著者が、こどもの皮膚を診るすべての診療科の医師に役立つように、皮膚診療のノウハウを基本から余すところなく解説。
第3版では治療、薬剤、患者指導について最新の内容にアップデート。
よく診る皮疹から稀な疾患まで、200点を超える症例写真を掲載し、皮膚の診かたのコツ、鑑別のしかた、治療のポイントを丁寧に解説。
さらに皮疹の表現法や特殊な検査・治療について解説した皮膚科用語集も付いている。

消化器外科2024年5月号
安全・確実な鼠径ヘルニア手術
安全・確実な鼠径ヘルニア手術 コモンな鼠経ヘルニアの手術こそ、安全・確実に行うために。切開法、腹腔鏡によるTEP法とTAPP法、そしてロボット支援手術など、各術式のノウハウとピットフォールをエキスパートの丁寧な解説で学ぶ。

上肢MRI読影の一手
2708画像からみた定跡
「下肢」「脊椎」に続くシリーズ完結となる「上肢」のMRI画像集.17万件以上の国内トップクラスを誇るMRI検査数であらゆる整形外科疾患を撮像してきた著者らが,26年間の集大成として培った情報と経験を披露する.病変部と正常像を比較できる構成やスカウトビューで三次元的に画像を把握でき,拡大像にてさらに見やすくした.診断につなげる読影法と2700枚の圧倒的なMRI画像数により読者の経験値を補完する.

臨牀透析 Vol.40 No.5
2024年5月号
透析患者の心不全パンデミックに立ち向かう
透析患者の心不全パンデミックに立ち向かう
超高齢化に伴う高血圧症や心臓弁膜症の増加,生活習慣の欧米化による虚血性心疾患の増加などにより,高齢者を中心として急性/慢性心不全患者が急増しており,“心不全パンデミック”という言葉を目にするようになった.

Heart View Vol.28 No.6
2024年6月号
【特集】負荷心エコーで疾患の何がみえる?
【特集】負荷心エコーで疾患の何がみえる?

胃炎の成り立ち
内視鏡診断のこれまで、これから
胃の内視鏡像と病理組織像との対比から導き出す胃炎診断の決定版!!!
画像写真452点収載。
本書の書名を『胃炎の成り立ち―内視鏡診断のこれまで、これから』にしたのには理由がある。この分野は「○○所見」や典型像が示されることが多いが、多少の違和感があった。共有しやすいメリットはあるかもしれないが、胃炎はバリエーションだらけである。筆者は成り立ちから考えることが大切だと思っている。そのためできるだけ病理所見を併記することにした。なぜこの胃炎はこの内視鏡像が得られるのか? そこから考えることでどんなバリエーションにも対応できる。このことは90年代から今日に至る「これまで」の重要な教訓でもある。また、成り立ちから考える習慣は、新たに注目されている疾患、あるいは未知の「これから」の病態を見つけていくためにも必要である。
読者はまず第1章、11題の設問に挑戦してほしい。解答・解説を見ず、まずご自分の見解を持っていただきたい。間違った設問は、第3章以降の該当項目を通読していただきたい。きっと新たな発見がある。全部正解できた方には脱帽だが、それでも本書はきっとブラッシュアップに役立つと思う。最後の2問は腫瘍も扱ったが、ここでも胃炎の書籍らしく背景粘膜も考えていただくことにした。
本編で書ききれなかった内容は、9つの項目にして別途挿入した。中には個人的な振り返りもあり恐縮だが、ここでも「これまで」、「これから」を意識したつもりである。(本書「はじめに」から)

看護 Vol.76 No.6
2024年5月号
特集1 令和6年度 トリプル改定 解説 診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬
特集1 令和6年度 トリプル改定 解説 診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬
令和6年度は、医療・介護・障害福祉サービス等の報酬改定が同時に行われる6年に一度の「トリプル改定」となりました。ポスト2025年のあるべき医療・介護の提供体制を見すえ、多くの改定がなされました。
看護管理者は、診療報酬改定の背景と概略を理解し、戦略的な看護管理を実践する必要があります。また、地域包括ケアシステムの推進に当たり、地域まで視野を広げたマネジメントが期待されていることから、介護報酬・障害福祉サービス等報酬の改定内容を押さえておくことも重要です。
本特集では、各改定の基本的な考え方と、改定に向けた日本看護協会の取り組みを紹介した上で、特に看護にかかわる重要な改定のポイントを解説します。トリプル改定を読み解き、今後、何をなすべきかを理解し、自施設および地域の看護管理に生かしていきましょう。

活動・参加を支援する!訪問看護・介護・リハビリテーション
「活動・参加」を支援するとはどういうことなのか?
対象者の活動・参加を支援するための必要な知識・技術・実際の工夫等を紹介。
本書では、この「活動・参加」に焦点を当て、実際に対象者の住み慣れた地域で、個別性の高い活動・参加の向上に向けたプラン・目標を設定し、その実現に向けた支援をしている専門職は、いったい何を考え、何をしているのか? また、関わるそれぞれの職種はどのように役割分担をし、連携しているのか? それを紐解いていきます。
第1章では、活動・参加の概念を確認したうえで、対象者の活動・参加を捉え、支援するために必要な知識や視点について、第2章では、活動・参加を支援する各職種の役割について紹介しています。第3章では、活動・参加を支援する実践例として、各職種が対象者の活動・参加をどのように捉え、実際の支援をどのように行っているのかについて紹介しています。
本書は,セラピストに限定することなく,訪問看護ステーションに勤務し,訪問支援に従事する多職種(介護支援専門員,看護師,介護福祉士,作業療法士,理学療法士,言語聴覚士)を対象としています.また,上記職種を目指す学生にも理解しやすい難易度・構成になっています。

臨床の質を高める
基礎心理学
基礎心理学を身近に感じられる工夫をちりばめた教科書.「公認心理師大学カリキュラム標準シラバス」小項目や公認心理師試験過去問のキーワードが一目でわかるよう青字で表示した.また単なる国試対策本にとどまらず,公認心理師となった後も臨床の質を高められるよう,本書で得た知識と現場の橋渡しとなる精神科医のコラムを掲載.国家試験のブループリントが変更になっても,長く活用できる普遍的・標準的内容をまとめた.

理学療法35巻6号
2018年6月号
理学療法における全身管理の指標の理解
理学療法における全身管理の指標の理解

理学療法35巻7号
2018年7月号
物理療法における症状別臨床実践
物理療法における症状別臨床実践

作業に焦点を当てた精神科作業療法
さまざまな困難はありながらも、私たちは対象者の作業から目を逸らしてはいけない。
本書では、作業に焦点を当てた実践を可能にする理論・モデルとして、人間作業モデル(MOHO)、作業遂行と結びつきのカナダモデル(CMOP-E)、生活行為向上マネジメント(MTDLP)、作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)、作業に根ざした実践2.0(OBP2.0)を取り上げた。精神科病院や精神科訪問看護などの現場で勤務する方々は、本書に記載された各理論・モデルの概要、そして実践例を読むことによって、どのような視点で対象者の作業に焦点を当てるべきかを理解され、より効果的な臨床実践につなげることができる。
さらには、精神障害領域以外で勤務し、精神科作業療法に関心を持つ作業療法士、作業療法学生、他の専門職にとっても、精神科作業療法士の実践を広く知っていただける良い機会になる。

整形外科 Vol.75 No.5
2024年5月号
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。

臨床医の注射と処方 第8版
1968年に初版を発行して以来,40年を越えるロングセラー書の改訂版!
●1968年の初版発行後40年を越えるロングセラー書で,1997年の第7版以来14年ぶりの改訂第8版.前版以降の発売中止薬品を削除し,新規保険収載薬品を追加した.
●ここ10年あまりのなかで登場してきた多くの新薬について今回の第8版では,安全面を第一に,経験のある医師や専門医の指導のもと慎重に使用することを原則とした.
●コンパクトで携帯できるよう,各疾患の病態説明,鑑別診断は簡潔に記載.また実際の処方は一般名処方とし,頻用される薬剤名は選択しやすいようにジェネリック薬品を含め,下段に数種類記載して,実践的に活用できるようにした.
●入院医療に従事する研修医や若手医師にも役立つ基本的な処方集として定評ある一冊.

医学のあゆみ289巻5号
第1土曜特集
MASLD/MASH――研究と診療の最新情報
MASLD/MASH――研究と診療の最新情報
企画:中川勇人(三重大学大学院医学系研究科消化器内科学)
・非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)については,以前から病名による偏見の可能性や診断基準に関する問題が指摘されていた.
・そこで,NAFLDはmetabolic dysfunc-tion-associated steatotic liver disease(MASLD)へ,NASHはmetabolic dysfunction-associated steatohepatitis(MASH)へ変更され,診断基準も変更されることが発表された.
・本特集では,疾患名・疾患定義の変更に加えて病態理解,治療法が大きく進歩しつつあるMASLD/MASHの現状について一度整理するため,基礎・臨床の両面から各分野のエキスパートの先生方にご解説をいただく.

理学療法41巻4号
2024年4月号
インクルーシブ教育における理学療法士の役割と実際
インクルーシブ教育における理学療法士の役割と実際 「インクルーシブ教育システム」とは「障がいを持った人が、精神的・身体的な能力等を最大限にまで発達させ、社会参加を可能にするという目的の下で、障がいの有無に関わらず共に学ぶことができるようにする仕組みのこと」と記されています。
特別支援学校等に理学療法士の配置が求められるようにもなり、それらの現場で活動する理学療法士も増えてきており、その活動としては、
①発達の専門家として、教育現場でリハビリテーションおよび理学療法の理論や知識および技能・手段を用いた療育支援
②発達分野の理学療法の知識および技能を有する教員として、児童・生徒の学習および生活等の教育支援
といった役割が期待されています。
学校保健・特別支援教育理学療法部会を中心に、理学療法士が教員として特別支援学校に入職し、教育的リハビリテーションの専門家として活躍できるよう取り組みが進められています。

整形外科 保存治療ハンドブック
手術に踏み切る前に保存治療でどこまで粘れるか
劇的な回復が望める手術は整形外科医にとって王道・花形かもしれません.でも,ちょっと待ってください! 保存治療も大いに進歩・深化しています.本書では脆弱性骨折・変性疾患・外傷など,90を超える整形外科疾患における病態と診断,具体的な治療,手術への切り替えポイントを網羅しました.各テーマは1ページもしくは2ページでまとまっており,保存治療の知識を最短でアップデートすることができます.

Prostate Journal 2024年4月号
2024年4月号
特集:前立腺癌診療における診療連携
特集:前立腺癌診療における診療連携

ICUとCCU 2024年4月号
2024年4月号
特集:AKIの病態の理解と集中治療
特集:AKIの病態の理解と集中治療