看護 Vol.77 No.6
2025年5月号
特集1:認定看護管理者制度 個人審査の変更について
特集1:認定看護管理者制度 個人審査の変更について
1998年の認定看護管理者制度発足後27年が経過し、社会状況は大きく変化してきました。高齢者人口の増加に伴い、医療提供体制の変革が求められ、地域包括ケアシステムの構築が推進されて地域完結型の医療提供体制への転換がはかられています。
認定看護管理者にも自組織だけでなく、地域においてさらなる能力発揮が期待され、活躍の場や活動の内容が広がってきました。そのような中、日本看護協会では、より多くの看護管理者に、認定看護管理者となって、資格を長く保持・継続し、活躍してもらえるよう制度の見直しを行っています。
本特集では、その制度の見直しのうち、教育の見直しに先立って実施された個人審査の変更の背景と経緯について、〈総論〉〈解説〉で概説します。
〈報告〉では、病院や訪問看護ステーションで活躍している認定看護管理者が、自組織・地域で行っている課題解決に向けた取り組みを紹介します。
特集2:地域における患者情報の共有
現在、厚生労働省では、医療・介護情報の活用を促進することを目的に全国医療情報プラットフォームの整備を進めています。その中で、2025年には医療機関間の患者情報の電子的情報共有をめざした「電子カルテ情報共有サービスのモデル事業」を始め、これを全国展開していこうとしています。
特集2では、患者情報の共有に関する最新の状況を解説した上で、先進的に取り組んできた地域から、患者情報共有の効果や、看看連携の現状、今後の展望などを示します。
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.27 No.6
2025年6月号
特集:心不全療養者の苦しさを和らげる
特集:心不全療養者の苦しさを和らげる
超高齢社会を背景に、わが国では心不全の罹患者数が急増し、「心不全パンデミック」とも言われる時代に突入しています。心不全の看護では、呼吸困難、疼痛、倦怠感、不安等、さまざまな症状による苦しさを和らげることが喫緊の課題です。
本特集では、心不全における症状緩和に焦点を当て、多職種連携でのアプローチの有効性を念頭に置いた、訪問看護師の役割と苦痛緩和のテクニックや工夫、および実践事例を提示します。
〈解説〉では、心不全療養者が抱える身体的・精神的・社会的・スピリチュアル的苦痛を和らげる訪問看護師としての役割、および医療と生活の両面から支える多職種チームにおけるキーパーソンとしての役割について述べます。
〈報告〉では、「呼吸困難」「疼痛」「倦怠感」「不安」の各症状の緩和に焦点を当て、苦痛を和らげて、療養者の希望をかなえることや住み慣れた自宅での生活を継続できることにつながる支援の実際について、訪問看護師および多職種連携も含めた実践事例を提示。さらに〈コラム〉では、心不全療養者を地域で支える「心不全ネットワーク」の取り組みを紹介します。
看護展望 Vol.50 No.7
2025年6月号
【特集】
コンピテンシー基盤型教育は臨地実習に何をもたらすのか?/編集協力・執筆=西村礼子
看護師の役割が拡大・複雑化するなか、卒業時に看護学生に求められる看護実践能力の水準は年々高まっています。この社会的な要請に応えるため、看護基礎教育には従来の知識伝達型教育からコンピテンシー基盤型教育(CBE)への転換が求められています。
本特集では、CBEの効果と課題に加え、教育と臨床をつなぐ鍵となる看護実践能力の共通認識と保証、「ケアリング」(相手の可能性を信じる姿勢)や「共育」(大学と臨床による共同育成)、さらにCBE実現に必要な臨床現場でのマネジメントについて報告します。
失敗から学ぶ
小児神経診断エラー学
臨床医なら誰しもが経験する“診断の苦い失敗”.
でも,そこにこそ成長のヒントがあるとしたら?
本書の前半では小児神経を中心に多彩な領域で活躍する執筆者が,各自の視点で自由に論考を展開し,「診断エラー」を多角的に掘り下げています.後半では15の症例で診断エラーを真摯に振り返り,読者に貴重な教訓を提示します.
単なる「失敗談」ではなく,明日の臨床に活かせるリアルな学びが詰まっています.
ちょっと勇気を出して,自分の経験を見直してみたくなる一冊.
若手からベテランまで,すべての臨床医におすすめです.
臨床雑誌内科 Vol.135 No.6
2025年6月号
これは知っておきたい 治療に勝る! 感染症の予防2025
これは知っておきたい 治療に勝る! 感染症の予防2025 1958年創刊。日常診療に直結したテーマを、毎号"特集"として掲載。特集の内容は、実地医家にすぐに役立つように構成。座談会では、特集で話題になっているものを取り上げ、かつわかりやすく解説。
整形外科 Vol.76 No.6
2025年5月増刊号
整形外科領域におけるAIの応用
整形外科領域におけるAIの応用
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。
皮膚科の臨床 Vol.67 No. 5
2025年5月号
水疱症
水疱症
尋常性天疱瘡・落葉状天疱瘡などの天疱瘡群,水疱性類天疱瘡・粘膜類天疱瘡などの類天疱瘡群を中心に,水疱症の貴重な症例報告をまとめました。豊富な臨床写真とともにお届けします。日々の診療に是非お役立てください。エッセイ「憧鉄雑感」なども好評連載中!
抗アミロイドβ抗体療法導入マニュアル
認知症治療薬レカネマブ・ドナネマブについてこの1冊で導入から診療実践までよくわかる!
アルツハイマー病の新規治療薬「抗アミロイドβ抗体薬」を導入し,実臨床で効果的に使うために必要な知識をコンパクトにまとめました.適切に使用するための適応判断から,各種検査,実際の治療フロー,副作用のモニタリングと対応,併用注意薬剤まで具体的に解説.アミロイドPET検査,MRIは実際の画像をふんだんに用いて所見を視覚的に学べます.付録「抗アミロイドβ抗体療法を希望する患者さんへの説明文書」はダウンロードして各自の施設基準に合うようにアレンジやそのまま患者・家族へ渡して使うことが可能です.認知症診療に携わる方に必携の1冊!
産婦人科の実際 Vol.74 No.5
2025年5月号
産婦人科医が知っておくべき疼痛管理のコツ
産婦人科医が知っておくべき疼痛管理のコツ
臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。近年、海外で開発された細径子宮鏡器具が日本にも導入され、子宮鏡を用いた検査や手術の進歩が目覚ましいものとなっています。約10年前までは軟性子宮鏡による検査のみが行われていましたが、現在では従来の入院手術が外来で可能となり、患者の負担軽減が実現されています。2か月にわたる特集企画の前半となる5月号では,レゼクトスコープ手術に関連した子宮鏡手術の有用性についてご解説いただきました。
社会保険旬報 №2964
2025年5月21日
《動向》 『医療機関の経営状況のデータを厚労省が提示する―令和8年度改定に向けた中医協の議論』
《動向》 『医療機関の経営状況のデータを厚労省が提示する―令和8年度改定に向けた中医協の議論』
中医協総会で令和8年度診療報酬改定に向けた議論が始まった。厚労省は4月23日の総会に、「医療機関を取り巻く状況」の資料を提示。医療機関の経営状況の分析結果を示し、現状をどう考えるかを論点とした。資料は、「医療需要と医療費に関する概況」、「医療機関の経営状況」、「課題と論点」で構成している。医療費は増えているが特に病院の経営が悪化している。物価・賃金が上昇し、収入増よりも支出増が大きくなっていることが主因であり、特に支出の5割超を占める人件費の影響が大きい。厚労省は今回人件費に関する詳細なデータを示した(39~32頁の「資料」参照)。中医協における令和8年度改定に向けた議論では、通常の入院や外来など各項目の「その1」「その2」シリーズの前に、「医療機関を取り巻く状況」と2040年を見据えた地域医療構想や医師偏在対策など新たな動向を踏まえた「医療提供体制」を議論することになっていた。
泌尿器外科 2025年5月号
2025年5月号
特集:限局性前立腺癌に対するfocal therapy:2025アップデート
特集:限局性前立腺癌に対するfocal therapy:2025アップデート
ICUとCCU 2025年5月号
2025年5月号
特集:集中治療室におけるせん妄update
特集:集中治療室におけるせん妄update
整形・災害外科 Vol.68 No.6
2025年5月号
医療経済からみた整形外科疾患
医療経済からみた整形外科疾患
少子高齢化の影響などにより,日本の医療費増大が深刻な課題となっているなかで,限られた医療資源の効率的な活用が求められている。本特集では医療経済評価の考え方に加え,関節リウマチ,頚肩腕症状,慢性腰痛,成人脊椎変形,手外科疾患,骨粗鬆症性椎体骨折,人工股関節全置換術について,治療やケアの費用効果分析の実際を解説しており,日常診療における費用対効果を考慮した治療選択の意志決定に役立つ内容となっている。
小児科 Vol.66 No.5
2025年5月号
学校心臓検診で見つける・見つかる不整脈・心疾患
学校心臓検診で見つける・見つかる不整脈・心疾患
異常所見はあるが無症状のまま経過する例、二次検診で病院受診は不要と判断されて毎年同じ判定を繰り返している例も多いなかで、適切なリスク評価と管理が求められる「学校心臓検診」が今号のテーマ。気付かれていない先天性心疾患や不整脈発作など、一般小児科医にもかかわる疾患のとらえ方、突然死を予防するための考え方について解説しました。
小児看護2025年6月号
知る・活用する・実践する;こどもと家族のための災害対策
知る・活用する・実践する;こどもと家族のための災害対策 阪神・淡路大震災から30年が経過し、この間に医療現場ではさまざまな災害対策が行われるようになった。しかし、災害弱者であるこどもと家族を支えるための対策は多様で、いまだに発展途上である。本特集では災害対策にかかわる現在の制度や団体の活動に加えて、近年発生の熊本地震、能登半島地震、北海道胆振東部地震で実際に行われた対応や備えを考察とともに紹介する。いつ起こるかわからない災害を、いつか起こるものとして想定し備えていくための1冊。
手術 Vol.79 No.6
2025年5月号
直腸癌局所再発に対する治療戦略と手術
直腸癌局所再発に対する治療戦略と手術
手術がうまくなりたい消化器・一般外科医のための専門誌。マニアックなほど深堀りした特集内容やビジュアルでわかりやすい手術手技の解説を特長とする。今回の特集テーマは直腸癌局所再発。日常臨床でしばしば遭遇する疾患でありながら,エビデンスの創出が難しく,症例ごとの適切な治療計画が困難といわれる病態であるが,本特集ではその治療戦略と手術につき,国内外のエキスパートによる最新の知見および詳細な解説を掲載した。
重症心身障害児者施設実習で学ぶ小児看護 第1版
“成長発達の場”“生活の場”である施設実習をとおして得られる小児看護の実際。
重症児者の医学的な課題としての病因、病態、治療、合併症と二次障害への理解、また、運動障害やコミュニケーション障害などへの療育支援や、日常生活介助への理解をしたうえで、子どもの成長・発達状況を把握し、家族や多職種とのかかわりも含めた看護を展開するという視点を学ぶ。
周産期メンタルヘルスにおけるボンディング障害
日本語版スタッフォード面接を用いた新しいアプローチ
ボンディング(bonding)とは,「母親のわが子に対する情緒的な絆」のことであり,「ボンディング障害」は,不適切な養育のリスクとなり得る臨床的問題を抱えた,精神疾患を超えて広く妊産婦と子どもの育ちに関わる重要な概念である。
今回本邦初の出版となる,「日本語版スタッフォード面接」は,妊婦と胎児の、そして産後の母親と赤ちゃんのさまざまな問題に特化した効果的な臨床評価面接である。この面接結果に基づいた妊産婦へのケアは,母子とその家族のメンタルヘルスにより有効に働き,長期的な子どものウェルビーイングの向上につながる。
本書では,この面接を用いた事例を取り上げ詳細に解説しており,この面接法の理解に役立つ。また,その他の事例も通して,ボンディング障害を含めた周産期精神医学を包括的に学習できる。精神科医,産婦人科医,小児科医,助産師,看護師,保健師,公認心理師,臨床心理士,社会福祉士など幅広い専門家にとって,周産期メンタルヘルスの全貌を理解するための有効な知見を与えるものである。
≪眼科診療エクレール 7巻≫
最新 屈折異常と視力矯正マニュアル
検査の基本から矯正の実際と老視対策まで
眼科診療の根幹であり,すべての眼科医・眼科スタッフに必須の「屈折異常と視力矯正」について,エキスパートの執筆陣が最新の知見をふまえて懇切丁寧に解説.
屈折検査・視力検査にはじまり,近視・遠視・乱視・不正乱視とそれらに対する様々な矯正法を網羅し,臨床に即して具体的かつ詳細に解説.
高齢者のQOLに大きな影響を及ぼす「老視」の調節検査や老視対策も盛り込んでいる.
臨床栄養 146巻5号
ICU・Post ICU栄養の最前線 ─ひろがる重症患者の栄養管理
ICU・Post ICU栄養の最前線 ─ひろがる重症患者の栄養管理
●重症患者における栄養管理の重要性は,ICU内に留まらず,ICU退室後(Post ICU)まで広がりをみせています.PICSやICUAWといったICUでの治療後に生じる身体的・精神的な合併症への介入と継続的なアプローチの重要性が注目される中,ICU入室中から退室後に至るまで多職種が連携して包括的な栄養管理を実施することで,急性期の生存率向上だけでなく回復期における機能改善や合併症予防にも寄与し,患者のQOL(生活の質)の向上が期待されています.
●本特集では,ICUおよびPost ICU期における最新の栄養管理の動向を整理し,実践的なアプローチについて紹介します.小児重症患者への栄養管理,ICU内でのリハビリテーション栄養の実践,ICU退室後の栄養管理と病棟間連携の重要性など,各領域の専門家による解説を通じて,管理栄養士が果たすべき役割を深く掘り下げていきます.さらに,重症患者の栄養アセスメントのための間接熱量測定など,最新のトピックも取り上げます.
