産婦人科の実際 Vol.73 No.6
2024年6月号
産婦人科医が知っておきたいプレコンセプションケアの最前線Ⅱ
産婦人科医が知っておきたいプレコンセプションケアの最前線Ⅱ
臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。
前号に引き続きテーマは「プレコンセプションケア」。日本全体がプレコンセプションケアへの関心を高めることで,女性やカップルの健康,そして将来生まれてくる児の健康にもつながることが期待されています。今月は産婦人科の疾患・病態と,プレコンセプションケアの関連性について紐解きます。産婦人科にかかわるすべての医療者に読んでいただきたい特集です。
エキスパートナース Vol.40 No.8
2024年7月号
◆身体的拘束をどうとらえ、チームでどう取り組むか
◆患者さんが行動変容したくなる生活指導
◆身体的拘束をどうとらえ、チームでどう取り組むか
◆患者さんが行動変容したくなる生活指導
小児看護2024年7月号
小児看護の“いま”と出逢う;多様な知識と研究・活動
小児看護の“いま”と出逢う;多様な知識と研究・活動 子どもを取り巻く環境は多様・複雑化しており、障害児および医療的ケア児などへの支援の重要性も増している。子どもを主体とした支援や、それに伴う新たなケアの構築には確かなエビデンスが必要である。そのために、各分野の専門家が“いま”何に取り組んでいるのか、最新の研究や活動から導き出された知識と実践を紹介する。
講座 精神疾患の臨床 全9冊セット
<講座 精神疾患の臨床>全9冊セットです。総額162,800円(税込)のところ、13,200円お得な149,600円(税込)でご提供です。 ◆現在わが国の精神科臨床の第一線で活躍中の全国気鋭の多数の専門家の全面的な協力により成立した精神科書籍の決定版. ◆臨床上ニーズの高い疾患を中心にシリーズを構成. ◆各巻には当該分野の専門家が[編集協力]として複数名加わり,最新情報をもれなく収載. ◆疾患概念についてはICD-11に完全対応.必要に応じてDSM-5を対比させ,「伝統的・古典的疾患概念」も紹介. 全7冊で刊行していた本シリーズですが、その後好評につき、ICD-10からICD-11でドラスティックな変更がなされた疾患を切り口に「⑧物質使用症又は嗜癖行動症群 性別不合」「⑨神経発達症群」を刊行しました。改めて全9冊セットでご案内です。
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.26 No.7
2024年7月号
特集:在宅における「療養上の世話」
特集:在宅における「療養上の世話」
在宅療養において、「療養上の世話」とは看護業務そのものと言っても過言ではありません。そこで本特集では、「療養生活支援の専門家」である訪問看護師にとっての「療養上の世話」とは何かについて、改めて考えました。
〈総論〉では、看護師が担ってきた業務の変遷を法令等から整理し、さらに地域包括ケアシステムの観点から期待される役割など、「療養上の世話」をめぐる将来の展望を述べます。
〈報告〉では、訪問看護師が看護実践を「療養上の世話」という観点から振り返り、その理念を自らの言葉で描写します。訪問看護師が日々実践している「療養上の世話」が、ナイチンゲールから受け継がれてきた看護の営みの中で、いかに豊かな意味合いを持っているか、本特集を通して感じていただければ幸いです。
*在宅における「療養上の世話」の実践が、どのような理念に基づくのかを示したいという編集部の試みから、ヴァージニア・ヘンダーソンによる「基本的看護の構成要素」の項目名の一部を報告のタイトルに当てました。
ただし、報告を読んでいただくとわかるように、タイトルに記載した項目の看護しか提供していないわけではありません。報告者らは、患者・利用者にとって必要と考えたすべての「療養上の世話」を提供していることを申し添えます。
理学療法41巻5号
2024年5月号
エビデンスも活用した脊柱疾患患者に対する理学療法ケーススタディ
エビデンスも活用した脊柱疾患患者に対する理学療法ケーススタディ 安全で効果的な理学療法を実践していくためには、
「①理学療法士の臨床能力」、「②施設の設備や環境」に,「③質の高い臨床研究の検証結果であるエビデンス」“も”加えて基本的な方針を立案し、「④対象者の意向や価値観」との折り合いを取りながら臨床的な方針を判断していくという根拠に基づく実践(evidence-based practice:EBP)の概念と手法を展開していくことが重要となります。
2020年の理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の改正により、実習生が診療チームの一員として加わり、臨床実習指導者の指導・監督の下で「診療参加型臨床実習」を行うというスタイルの推奨・導入が始まっています。これにより、改正前のように同じ対象者を同じ実習生がサポートを続け全体像を捉えるという経験、つまり理学療法を展開する思考過程を学ぶ機会が少なくなり、他職種とのカンファレンスなどにおける対象者を中心としたゴール設定に難渋する若手理学療法士も多いのではないかと感じます。
そこで本特集では、上記の「診療参加型臨床実習」で不足しがちな視点を学ぶ機会を提供するという観点も含めて、症例の状況を総合的に勘案した上でのEBPの具体的な進め方についてケーススタディを通して学ぶ機会を提供することを目的として解説していただきます。
精神科看護ポケットガイド
臨床で役立つ知識を盛り込んだポケット本。161項目を1~2頁で解説し、エビデンスに基づいた最新の内容を示した。ストレングスモデルに基づいたトラウマインフォームドケアの視点から、基本的な知識、症状・疾患、関連する法律など、精神科看護師に必要な知識を網羅した。
総説 回想法とライフレヴュー
時・人・地域をつなぎ、今に生かす
さまざまな支援の現場で広まりを見せている「回想法」「ライフレヴュー」について、実践の質を担保するための理論書。約40年にわたり、日本における当分野の実践や研究を牽引してきた著者が、実施の目的や意義、実施方法、効果評価、倫理的配慮等について網羅的に解説する。
亀田式 回復期リハビリテーション
病院機能評価の高い亀田リハビリテーション病院の診療プロセス,臨床現場の事例に基づき,回復期リハビリテーション病棟における理学療法士を中心とした業務手順,およびADL向上を意識した疾患別のポイントを解説。各項目ごとに全体像がわかるフローおよびチェックリストを示し,ケーススタディでは疾患別・重症度別に時間経過の全体像を示しながらリハビリテーションの進め方を解説する。
さらに【亀田式のポイント】【外部審査で求められる視点】【科学的根拠に基づく視点】等の囲み記事で, 質の高い,エビデンスに基づいたリハビリテーションを提供するためのポイントを示す。
世界標準のハイクオリティなチーム医療を展開する【亀田式】のポイントを一望でき,回復期リハビリテーション病棟にかかわる若手スタッフに役立つ1冊!
新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術 第2版
臨床に不可欠な基本的な看護技術について、“なぜ必要なのか”“なぜそうするのか”をわかりやすく解説。看護技術の理論的な裏付けを楽しく学べる。今回の改訂では、新たに「救命救急処置」の知識と技術を追加した。
小児科診療 Vol.87 No.7
2024年7月号
【特集】「食べる」ことをめぐる問題 今,知っておきたい偏食・摂食障害・摂食嚥下障害への対処法
【特集】「食べる」ことをめぐる問題 今,知っておきたい偏食・摂食障害・摂食嚥下障害への対処法
食べることに問題を抱える子どもは少なくなく,抱える問題は多方面に渡ります.
本特集では食べることの意味を振り返り,食べられない理由を行動・発達面,精神・心理面,機能障害に分けて解説しました.
問題がどこにあるかを見極め,適切な対応法にたどり着くための一助となれば幸いです.
京都御所南はらしま食堂
医師・栄養士・菜食研究家が考えた 野菜ピューレでつくる低塩・高栄養のおいしいレシピ
ここでは食材の力とうま味を濃縮した野菜ピューレを使い,日常では摂取しづらいビタミン類や食物繊維も豊富な,栄養豊かで塩分も控えたメニューをご提案します. 食事は,健康なこころと身体の源です.楽しくない・味気ない食生活や,栄養・エネルギーのバランスの崩れた食習慣は,私たちの生活の土台をゆるがしてしまいます.しかし,こころにも身体にも“おいしく”“たのしい”食事を両立するのは簡単ではありません. 例えば,入院中に提供される病院食の評価では,一般的に「味が薄くおいしくなかった」との声がよく聞かれます.また,高血圧や腎臓病などに配慮した低塩食・減塩食にも「おいしい」と評価されているものは多くありません.また,いざ栄養のバランスを考えて野菜を摂取しようとしたとしても,実際に目的の栄養素を十分にとるためには大量の野菜が必要であることに気づいてげんなりした人や,食材の管理や調理が容易ではないと感じた人も多いかもしれません.そのため,身体の健康のための食事を“味気ない”“手間がかかる”と考えて,「我慢して食べるもの」と受け止める人や,それらを生活に取り入れることに拒否感をもつ人もいるでしょう.さらに,こうした楽しみの少ない食生活を続ければ,ストレスがたまり,気持ちが落ち込んでしまいます. そこで本書では,野菜の味わいや彩りを活用した野菜ピューレをもとに,調味料として「食塩」をなるべく使用せずに“うま味”を楽しむ「低塩食」「高栄養」に特化したレシピを提案し,生活への取り入れかたをご紹介します.管理栄養士による栄養解析や,医師による栄養解説で,健康な食事のための知識もバッチリ. はらしま食堂のレシピでは,おいしさ,見た目の楽しさと,低塩・減塩および栄養バランスを両立していますので,高血圧や糖尿病などでお悩みの方も,ご家族や小さなお子さんと同じメニューで一緒に食卓を囲めます.身体にもこころにもおいしいレシピ,どうぞ召し上がれ!
誰でもできる筋肉評価~医師、看護師、栄養士、理学療法士に必要なサルコペニア、リハビリ、栄養の評価
「臨床での筋肉評価を勉強したいのに,教科書がない!」
「筋肉評価を実践してはいるけど,正しくできているのか自信がない」
「エビデンスが知りたい…」
- そんな悩みに答える“筋肉評価の初めての教科書”ができました!
●身体計測,CT,エコー,体組成計,DXA…それぞれを解説する書籍はあっても,筋肉評価に特化した書籍はありませんでした。
●本書では,それらを用いた筋肉評価の具体的ノウハウについて,基礎から具体的な方法,基準値,様々な分野におけるエビデンスまでを網羅して解説します。
●筋肉を正しく適切に評価することは,患者さんの栄養状態評価,リハビリテーションなどの治療介入の評価を行う上で重要です。
●小児から高齢者,急性期,慢性期,在宅など,セッティングを問わず様々な臨床現場で実践できる筋肉評価の決定版です!
別冊「医学のあゆみ」医療システムの質・効率・公正 医療経済学の新たな展開
高齢化が進展するなか,ますます重要性が高まる医療経済学を実例を交えて解説!
●人口減少社会が進み,財源や人的資源の確保が困難になっていくなか,医療システムの質,効率性,公正性を可視化し,医療システムをより効率的に改革していく必要がある.
●本書では,「基盤づくり」「評価と改善」「資源配分」「健康・QOLの社会づくり」などの視点から,複雑な健康・医療・介護システムを俯瞰し,課題と改善案を解説する.
脊椎脊髄ジャーナル Vol.37 No.5
2024年5月号
■特集
脊椎・脊髄の発生と進化
≪講座 精神疾患の臨床 9≫
神経発達症群
近年の多くの調査では,人口の1割以上において,主要な神経発達症のいずれかに該当することが示唆されている.成人後に初めて診断されるケースも多く,児童や精神発達症を専門としていない精神科医も無視できない状況となっている.本書は,神経発達症群全般における概念や分類の歴史的変遷をはじめ,知的発達症,自閉スペクトラム症,注意欠如多動症,発達学習症を軸に,診断概念,病態,原因,治療・支援に関する現時点での最新知識を概観できるようまとめている.
歯界展望2022セット(139巻・140巻)
バラで買うよりお得!2022年に発行された歯界展望139巻1号~140巻6号までの12冊セットです. 高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
歯界展望 140巻6号
治りやすい歯周病患者から見えてきたチーム医療
治りやすい歯周病患者から見えてきたチーム医療
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
特別企画「治りやすい歯周病患者から見えてきたチーム医療」では歯周病の後の炎症のコントロールや補綴治療に,歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士のチーム医療で取り組んだ経過例を検討していきます.
歯界展望 140巻5号
臨床と基礎の融合 歯周病における基礎と臨床
臨床と基礎の融合 歯周病における基礎と臨床
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
歯科の臨床と基礎を繋ぐ試みであるシリーズ座談会『臨床と基礎の融合』の第一回目である本号では,歯周病について取り上げます.歯周病研究の最先端と,臨床においていかに治療を進めるか,議論を交わします.
歯界展望 140巻4号
エンド再治療を成功に導くための症例選択×テクニック
エンド再治療を成功に導くための症例選択×テクニック
高い信頼と定評のある誌面作り,最新情報も充実!ベーシックからアドバンスまで実際の臨床現場に即したケースプレゼンテーションを毎月多彩なコラムで数多くお届けします.臨床や医院運営など若手歯科医師が抱える日頃の悩みの解決のヒントとなる情報をまとめたコラムも充実!
本号からはじまる新連載「エンド再治療を成功に導くための症例選択×テクニック」では,歯内療法の再治療を進めていくための症例選択や各種テクニックについて,今後1年にわたりじっくりと解説を進めていきます.初回の今号では再治療の成功に影響を及ぼす因子について,検討を進めていきます.
