みんなの呼吸器 Respica(レスピカ)2024年3号
2024年3号
特集:最新知見とエビデンスで適切なケアをここが変わった! COVID-19流行後の呼吸管理
特集:最新知見とエビデンスで適切なケアをここが変わった! COVID-19流行後の呼吸管理 超急性期から生活期の呼吸管理・呼吸ケアに携わるすべての医療者のためにの専門誌です。
人工呼吸管理と酸素療法を中心に、診療・看護・リハビリの実践に役立つ知識を総合的に取り上げます。
誌名の由来は「Respiratory Care(呼吸療法)」を縮めた造語であり、その語感からは、現場を支える看護師/医師/臨床工学技士/理学療法士のスキル・専門性を「磨き、輝かせる」という願いも込められています。
レジデント&ジェネラリストのための
アレルギー診療必携ガイド
アレルギー疾患は,一般内科,小児科,救急現場でよく遭遇するcommon disease.アナフィラキシーショックの対応や,現場で必要とされる適切な初期対応の手順,紹介のタイミングを見逃さないためのポイントを,レジデントや非専門医に向けわかりやすくまとめました.
日常診療で役立つよう,各アレルギーにおける「マストな対応」と「ベストの管理」を目で追いながら,基本知識が学べるようになっています.
もしかして甲状腺疾患!?
外来で見逃さない甲状腺疾患
甲状腺疾患特有の症状で来院されたかかりつけの患者を「診る」ためにプライマリ・ケア医ができることとは何か.
まずは,甲状腺疾患とは何かを知ること,そしてその疑いのある患者さんの状態を見逃さず,検査を行うこと,その後,正しい診断をし,治療につなげ,必要であれば患者さんに最適な専門病院との連携も行うこと・・・そのために必要な知識が簡潔にまとめられています.甲状腺にまつわる「小話」も読み応えがあります.
原発性アルドステロン症診療マニュアル 改訂第4版
原発性アルドステロン症の成因をはじめ機能確認検査,診断法,治療法などを解説しわかりやすくまとめた好評書.
改訂第4版では,日本内分泌学会から発表された「原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021」の改訂に沿って解説を追加・更新し,国内外のガイドラインや新しいスクリーニング指標・画像診断・手術・新薬など最新情報を盛り込みました.内分泌の専門医はもちろん,高血圧患者をみる一般臨床医においても必携の書です.
整形・災害外科 Vol.67 No.7
2024年6月号
骨転移診療のすゝめ―現状と課題
骨転移診療のすゝめ―現状と課題
以前に比べ多くの整形外科医が「がんロコモ」対策や骨転移診療に関わるようになってきた一方で,いまだ見逃しなどにより適切な治療がなされないケースもあり,施設によっても対応が異なる現状がある。本特集では刻々と変化しつつある骨転移診療の最新の状況と今後の課題を解説している。がん患者の運動器の健康維持に整形外科医の積極的な関与がいかに重要であるかが分かる特集。
小児科 Vol.65 No.6
2024年6月号
園医・学校医update
園医・学校医update
社会環境の変化とともに園医・学校医がかかわる問題や配慮すべき点は多様化し,すべてに応じた活動をするのは難しいことも多い.そんななかで園医・学校医,地域の小児科医が今できることや課題についてまとめました.見逃されやすい視覚機能や運動器の問題,肥満・やせなど適時介入の機会を逃したくない問題.また性やメンタルヘルスなど,相談される側の大人がそもそも十分な教育を受けておらず,対応に苦慮しがちな話題も含めて取り上げました.
エキスパートナース Vol.40 No.8
2024年7月号
◆身体的拘束をどうとらえ、チームでどう取り組むか
◆患者さんが行動変容したくなる生活指導
◆身体的拘束をどうとらえ、チームでどう取り組むか
◆患者さんが行動変容したくなる生活指導
眼科 Vol.66 No.6
2024年6月号
角膜実質細胞研究リビジット
角膜実質細胞研究リビジット
トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。今月の特集は「角膜実質細胞研究リビジット」と題し、難治で患者さんとは長い付き合いとなりやすい角膜ジストロフィや角膜の創傷・感染性炎症に関し、基本情報や最新の研究状況の解説をいただきました。その他、緑内障の進行判定や角膜上皮細胞シート移植を解説した綜説や連載・投稿論文など、興味深い内容が満載となっております。
小児看護2024年7月号
小児看護の“いま”と出逢う;多様な知識と研究・活動
小児看護の“いま”と出逢う;多様な知識と研究・活動 子どもを取り巻く環境は多様・複雑化しており、障害児および医療的ケア児などへの支援の重要性も増している。子どもを主体とした支援や、それに伴う新たなケアの構築には確かなエビデンスが必要である。そのために、各分野の専門家が“いま”何に取り組んでいるのか、最新の研究や活動から導き出された知識と実践を紹介する。
実践 アニメ療法 臨床で役立つ物語の処方箋
アニメを臨床的な精神・心理カウンセリングの中で活用する手法を書いた,本邦初の専門書.
アニメこそ,現代の日本社会で最もアクセスしやすいメンタルケアツールだ.自らも「アニメに救われた」経験を持ち,イタリア人でありながら日本で医師免許を取得した気鋭の若手精神科医が,「アニメ療法」=アニメを臨床的なセラピーの場で活用する手法について,具体的な症例や作品名をまじえながら丁寧に解説.読めばあなたも今日から,アニメを臨床で活かしたくなる!
【本書で取り上げた作品】
ワンパンマン/この素晴らしい世界に祝福を!/宝石の国/DEATH NOTE/ヴァイオレット・エヴァーガーデン/チェンソーマン/葬送のフリーレン...
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.26 No.7
2024年7月号
特集:在宅における「療養上の世話」
特集:在宅における「療養上の世話」
在宅療養において、「療養上の世話」とは看護業務そのものと言っても過言ではありません。そこで本特集では、「療養生活支援の専門家」である訪問看護師にとっての「療養上の世話」とは何かについて、改めて考えました。
〈総論〉では、看護師が担ってきた業務の変遷を法令等から整理し、さらに地域包括ケアシステムの観点から期待される役割など、「療養上の世話」をめぐる将来の展望を述べます。
〈報告〉では、訪問看護師が看護実践を「療養上の世話」という観点から振り返り、その理念を自らの言葉で描写します。訪問看護師が日々実践している「療養上の世話」が、ナイチンゲールから受け継がれてきた看護の営みの中で、いかに豊かな意味合いを持っているか、本特集を通して感じていただければ幸いです。
*在宅における「療養上の世話」の実践が、どのような理念に基づくのかを示したいという編集部の試みから、ヴァージニア・ヘンダーソンによる「基本的看護の構成要素」の項目名の一部を報告のタイトルに当てました。
ただし、報告を読んでいただくとわかるように、タイトルに記載した項目の看護しか提供していないわけではありません。報告者らは、患者・利用者にとって必要と考えたすべての「療養上の世話」を提供していることを申し添えます。
関節外科 基礎と臨床 Vol.43 No.7
2024年7月号
【特集】リバース型人工肩関節置換術(RSA)の最前線
【特集】リバース型人工肩関節置換術(RSA)の最前線
理学療法41巻5号
2024年5月号
エビデンスも活用した脊柱疾患患者に対する理学療法ケーススタディ
エビデンスも活用した脊柱疾患患者に対する理学療法ケーススタディ 安全で効果的な理学療法を実践していくためには、
「①理学療法士の臨床能力」、「②施設の設備や環境」に,「③質の高い臨床研究の検証結果であるエビデンス」“も”加えて基本的な方針を立案し、「④対象者の意向や価値観」との折り合いを取りながら臨床的な方針を判断していくという根拠に基づく実践(evidence-based practice:EBP)の概念と手法を展開していくことが重要となります。
2020年の理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の改正により、実習生が診療チームの一員として加わり、臨床実習指導者の指導・監督の下で「診療参加型臨床実習」を行うというスタイルの推奨・導入が始まっています。これにより、改正前のように同じ対象者を同じ実習生がサポートを続け全体像を捉えるという経験、つまり理学療法を展開する思考過程を学ぶ機会が少なくなり、他職種とのカンファレンスなどにおける対象者を中心としたゴール設定に難渋する若手理学療法士も多いのではないかと感じます。
そこで本特集では、上記の「診療参加型臨床実習」で不足しがちな視点を学ぶ機会を提供するという観点も含めて、症例の状況を総合的に勘案した上でのEBPの具体的な進め方についてケーススタディを通して学ぶ機会を提供することを目的として解説していただきます。
亀田式 回復期リハビリテーション
病院機能評価の高い亀田リハビリテーション病院の診療プロセス,臨床現場の事例に基づき,回復期リハビリテーション病棟における理学療法士を中心とした業務手順,およびADL向上を意識した疾患別のポイントを解説。各項目ごとに全体像がわかるフローおよびチェックリストを示し,ケーススタディでは疾患別・重症度別に時間経過の全体像を示しながらリハビリテーションの進め方を解説する。
さらに【亀田式のポイント】【外部審査で求められる視点】【科学的根拠に基づく視点】等の囲み記事で, 質の高い,エビデンスに基づいたリハビリテーションを提供するためのポイントを示す。
世界標準のハイクオリティなチーム医療を展開する【亀田式】のポイントを一望でき,回復期リハビリテーション病棟にかかわる若手スタッフに役立つ1冊!
新訂版 根拠から学ぶ基礎看護技術 第2版
臨床に不可欠な基本的な看護技術について、“なぜ必要なのか”“なぜそうするのか”をわかりやすく解説。看護技術の理論的な裏付けを楽しく学べる。今回の改訂では、新たに「救命救急処置」の知識と技術を追加した。
小児科診療 Vol.87 No.7
2024年7月号
【特集】「食べる」ことをめぐる問題 今,知っておきたい偏食・摂食障害・摂食嚥下障害への対処法
【特集】「食べる」ことをめぐる問題 今,知っておきたい偏食・摂食障害・摂食嚥下障害への対処法
食べることに問題を抱える子どもは少なくなく,抱える問題は多方面に渡ります.
本特集では食べることの意味を振り返り,食べられない理由を行動・発達面,精神・心理面,機能障害に分けて解説しました.
問題がどこにあるかを見極め,適切な対応法にたどり着くための一助となれば幸いです.
京都御所南はらしま食堂
医師・栄養士・菜食研究家が考えた 野菜ピューレでつくる低塩・高栄養のおいしいレシピ
ここでは食材の力とうま味を濃縮した野菜ピューレを使い,日常では摂取しづらいビタミン類や食物繊維も豊富な,栄養豊かで塩分も控えたメニューをご提案します. 食事は,健康なこころと身体の源です.楽しくない・味気ない食生活や,栄養・エネルギーのバランスの崩れた食習慣は,私たちの生活の土台をゆるがしてしまいます.しかし,こころにも身体にも“おいしく”“たのしい”食事を両立するのは簡単ではありません. 例えば,入院中に提供される病院食の評価では,一般的に「味が薄くおいしくなかった」との声がよく聞かれます.また,高血圧や腎臓病などに配慮した低塩食・減塩食にも「おいしい」と評価されているものは多くありません.また,いざ栄養のバランスを考えて野菜を摂取しようとしたとしても,実際に目的の栄養素を十分にとるためには大量の野菜が必要であることに気づいてげんなりした人や,食材の管理や調理が容易ではないと感じた人も多いかもしれません.そのため,身体の健康のための食事を“味気ない”“手間がかかる”と考えて,「我慢して食べるもの」と受け止める人や,それらを生活に取り入れることに拒否感をもつ人もいるでしょう.さらに,こうした楽しみの少ない食生活を続ければ,ストレスがたまり,気持ちが落ち込んでしまいます. そこで本書では,野菜の味わいや彩りを活用した野菜ピューレをもとに,調味料として「食塩」をなるべく使用せずに“うま味”を楽しむ「低塩食」「高栄養」に特化したレシピを提案し,生活への取り入れかたをご紹介します.管理栄養士による栄養解析や,医師による栄養解説で,健康な食事のための知識もバッチリ. はらしま食堂のレシピでは,おいしさ,見た目の楽しさと,低塩・減塩および栄養バランスを両立していますので,高血圧や糖尿病などでお悩みの方も,ご家族や小さなお子さんと同じメニューで一緒に食卓を囲めます.身体にもこころにもおいしいレシピ,どうぞ召し上がれ!
別冊「医学のあゆみ」医療システムの質・効率・公正 医療経済学の新たな展開
高齢化が進展するなか,ますます重要性が高まる医療経済学を実例を交えて解説!
●人口減少社会が進み,財源や人的資源の確保が困難になっていくなか,医療システムの質,効率性,公正性を可視化し,医療システムをより効率的に改革していく必要がある.
●本書では,「基盤づくり」「評価と改善」「資源配分」「健康・QOLの社会づくり」などの視点から,複雑な健康・医療・介護システムを俯瞰し,課題と改善案を解説する.
治療効果を高めよう! 集中治療における管理栄養士(栄養)×薬剤師(薬剤)のコラボ40症例
治療効果に貢献し、副作用は最小限にする栄養と薬剤の実例集!
集中治療分野において、管理栄養士では2020年に早期栄養介入管理加算、薬剤師では2012年に病棟薬剤業務実施加算が創設され、集中治療分野に関わる栄養士や薬剤師も増えてきました。しかし、まだまだその数は少なく、どのようにその専門性を発揮したらよいのか、相乗効果を高める実践をどう行っていけばよいのか、悪戦苦闘している方も多いと思います。本書は実際の症例を提示し、どのような課題に対してどのように栄養と薬剤がコラボし治療効果を高めることができたのか、まさに明日から使える40症例を掲載しました。薬剤師が読んでも、管理栄養士が読んでもためになる1冊です。
脊椎脊髄ジャーナル Vol.37 No.5
2024年5月号
■特集
脊椎・脊髄の発生と進化
