
理学療法38巻11号
2021年11月号
疾患別にみたサルコペニアに対する理学療法の考え方と実際
疾患別にみたサルコペニアに対する理学療法の考え方と実際 超高齢社会における理学療法の重要な役割として,フレイルやロコモティブシンドロームへの移行の要因となるサルコペニアを予防するとともに,早期に発見し,適切なアプローチを展開していくことが課題となっています.
近年ではサルコペニアの予防・改善のためには運動と栄養を組み合わせた対応が有用であると報告されています.
また理学療法の臨床実践においては,サルコペニアに対する単独のアプローチよりも脳血管障害などの中枢神経疾患,変形性関節症などの運動器疾患,心筋梗塞などの循環器疾患,慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患に併存するサルコペニアに対して,原疾患の障害を含めた総合的な視点から評価やアプローチを展開していくことが重要となります.
本特集では,サルコペニアの病態や診断基準,サルコペニアの予防と改善を目的とした栄養学のあり方,そして代表的な疾患に併存するサルコペニアに対する理学療法の考え方と実際についてエビデンスも参照しながらそれぞれ分かりやすく概説していただきます.

臨床画像 Vol.40 No.3
2024年3月号
【特集】JCR50周年企画 JCR ミッドサマーセミナー2023 基本を学び未来につなげる放射線診療ダイジェスト
【特集】JCR50周年企画 JCR ミッドサマーセミナー2023 基本を学び未来につなげる放射線診療ダイジェスト

臨床検査 Vol.68 No.3
2024年 03月号
今月の特集 こどもと臨床検査
今月の特集 こどもと臨床検査 「検査で医学をリードする」をキャッチフレーズに、特集形式で多領域をカバー。臨床検査にかかわる今知っておきたい知識・情報をわかりやすく解説する。「今月の検査室への質問に答えます」「医療紛争の事例から学ぶ」など連載企画も充実。年2回(4月・10月)、時宜を得たテーマで増大号を発行。 (ISSN 0485-1420)
月刊、増大号2冊(4月・10月)を含む年12冊

精神医学 Vol.66 No.2
2024年 02月号
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み 精神医学領域のさまざまなテーマを毎号特集形式で取り上げ、第一線の執筆陣による解説をお届けする。5月号は増大号として領域横断的なテーマや、1つのテーマを幅広い視点から掘り下げる充実の内容。日々の臨床から生まれた「研究と報告」「短報」など原著論文も掲載している。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊

生体の科学 Vol.75 No.1
2024年 02月号
特集 脳と個性
特集 脳と個性 生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。 (ISSN 0370-9531)
隔月刊(偶数月)、増大号を含む年6冊

理学療法38巻12号
2021年12月号
足底感覚の評価と理学療法
足底感覚の評価と理学療法 足底からの感覚は,ヒトが重力に抗して動作を行う上で欠くことができない重要な情報であり,その情報を基にして高度なパフォーマンスが発揮されます.
そのため,足底の構造と神経支配を理解することは,理学療法を進める上で極めて重要と考えられます.
そこで本特集では,各種疾患において足底感覚への影響がどのように生じているかを理解するとともに,適切な評価および治療の実施を通して足底感覚の改善が可能となる取り組みについて述べていただきます.

医学のあゆみ288巻8号
出血傾向あるいは血栓傾向をきたす血小板減少症と血小板機能異常症
出血傾向あるいは血栓傾向をきたす血小板減少症と血小板機能異常症
企画:森下英理子(金沢大学医薬保健研究域病態検査学)
・多くの臨床医は血小板数が低下すると出血傾向を心配し,血小板製剤を輸注したくなる.しかしなかには,重大な血栓傾向をきたす疾患が隠れており,血小板輸注により病態が増悪し致死的となる場合もある.
・したがって,血小板減少に遭遇したら,まずは血栓症をきたす疾患を頭の隅におきながら,病態把握と治療の選択を迅速に行わなければならない.
・本特集では,出血をきたす血小板減少性疾患と血栓傾向をきたす血小板減少性疾患の両者を紹介し,その血小板減少をきたす病態や診断法を学び,適切な治療を選択できるようになることを目的とする.

柔道[web動画付]
本書では,柔道の歴史や柔道と柔道整復師の関係,また認定実技審査で求められる技や礼法,審判規定などを解説する.また,技や形などについては豊富なWeb動画を用意した.

メディカルサポートコーチング
医療スタッフのコミュニケーション力+セルフケア力+マネジメント力を伸ばす
本書は、医療現場向けのコミュニケーション法である「メディカルサポートコーチング」を解説。自分自身のメンタルケアに活かすスキルや上司と部下の関係を良好にするスキル、医療接遇に役立つスキルを伸ばすコーチング法を収載。医療現場が活性化する技術満載の一冊。

臨床工学技士国家試験・ME試験対策
要点まとめ おたすけノート
毎年3月に行われる臨床工学技士国家試験の重要なポイントをまとめた対策本。国家試験で最低限おさえるべき内容を章ごとにまとめ、重要度を星マークで記載。重要語句は赤シートで隠れるように赤字で記載し、語句の暗記を手助けします。また、各章の確認問題や補足解説が、各ページのQRコードからすぐに閲覧いただけます。試験対策勉強を始める際や、試験直前の最後の追い込みの際に活躍する一冊です。

胸部画像診断と呼吸器外科手術
画像診断を究めて手術力を向上させる
外科医と放射線科医が解説する,呼吸器外科手術に役立つ胸部画像診断のノウハウがつまった一冊.
診療経過に沿うべく術前と術後に分け,疾患ごとに画像診断を両科の医師が解説.
動画でも画像診断を解説した必携の書.

輸液はじめて BOOK
【基本・手技が写真とイラストで身につく!】解剖や電解質組成、投与ルート、製剤の種類といった基礎知識にはじまり、点滴静脈注射、輸液ポンプ、生食ロックの基本手技まで、新人看護師が輸液に自信をもてるように、ケア・治療のエッセンスを凝縮。疾患・症状ごとの対応や観察の注意点も充実している。

≪ナーシングビジネス2024年春季増刊≫
看護現場の業務改善お役立ちマニュアル
【業務改善の目的と推進の道筋がわかる!】看護師の人材不足が加速する中、より働きやすい環境と看護の質向上が求められている。本増刊では業務改善実施施設から推進のプロセスを学ぶほか、日常の看護業務についてエビデンスをもとにあらためて見直し、業務改善本来の目的と看護管理者の役割を学ぶ。

一般病棟ナースのための精神症状とくすりの知識
【精神科や精神疾患の知識ゼロでもわかる!】一般病棟でも精神症状をもつ患者が増えているが、日々忙しい看護師には、精神症状や薬剤のことまで勉強するのは負担が大きい。本書では精神科でなくても知っておいてほしい精神症状と薬の知識を、専門的な言葉を使わず、わかりやすく解説する。入門書として気軽に読んでほしい1冊。

認知症看護入門
認知症をもつ人との“共生”を合言葉に、国を挙げて認知症への取り組みが進んでいます。認知症の臨床像が徐々に明らかになってきている一方で、認知症をもつ人へのかかわり方が経験的に積み上げられてきています。個別性の高い認知症の方々の行動にどうかかわって対応していくかは、まさに看護が問われているところです。筆者が紹介する多くの事例で行われている実践は、“信頼”や“愛”と表現されるような情緒豊かな“思い”と“哲学”の上に成り立っていることが全編から伝わってきます。
※本書は発行元がライフサポート社から照林社へ変更しました。
ISBN9784904084052『認知症看護入門』2016年7月10発行(初版第8刷)と同一の内容です。

看護師のキャリア論
看護師のキャリアというと、「師長・看護部長などの出世コース」か「認定看護師や専門看護師などのプロフェッショナル・コース」が思い浮かびます。しかし、キャリアの意味はそれだけでなく、「生涯にわたる職業経歴」や「その人なりの生涯という道筋」という見方もできます。看護師としての道筋の第一歩は「看護学生から看護師になったとき」に始まり、「看護師としての成長」を経て、「看護師としての飛躍」へとつながります。あなた自身の“キャリア”について考えるときのナビゲーターとしても役立ちます。
※本書は発行元がライフサポート社から照林社へ変更しました。
ISBN9784904084014『看護師のキャリア論』2017年8月30日発行(初版第8刷)と同一の内容です。

看護リフレクション入門
ナースは日々の実践を「振り返ったり」「反省したり」することが多いのではないでしょうか。リフレクションは単なる振り返りではなく、その経験の意味合いを熟考することです。今の臨床現場は医療安全やコンプライアンスが重視され、記録や会議に追われて、業務を「こなす」だけで精一杯という声をよく聞きます。そんな現場だからこそ、自分たちが行っている看護実践の意味を振り返り、その価値を立ち止まって考えられるナースになってほしい、という著者の熱い思いが込められた1冊です。
※本書は発行元がライフサポート社から照林社へ変更しました。
ISBN9784904084106『看護リフレクション入門』2022年9月10日発行(初版第10刷)と同一の内容です。

小児科診療 Vol.87 No.3
2024年3月号
【特集】小児COVID-19の現在地と小児医療に与えたインパクト
【特集】小児COVID-19の現在地と小児医療に与えたインパクト
日本での感染確認から濃密な4年が経過しました.COVID-19についていったん総括できる今,これまでにわかった知見をまとめ,今後の小児医療の課題を探ります.

臨牀消化器内科 Vol.39 No.3
2024年3月号
サルコペニアと消化器疾患
サルコペニアと消化器疾患
筋肉量が減少し,筋力および身体機能が低下している状態を指すサルコペニアは,さまざまな疾患の病態形成や予後に深く関連することが報告されている.サルコペニアは,その成因によって,加齢に伴う筋肉量の減少である一次性サルコペニアと,活動性の低下(廃用性萎縮)や低栄養,臓器不全や侵襲,腫瘍などの疾患に伴う筋肉量の減少である二次性サルコペニアに分類される.

産婦人科の実際 Vol.73 No.2
2024年2月号
産婦人科医必携 最新の細菌・真菌感染症に対する薬の使い方と留意点Ⅱ
産婦人科医必携 最新の細菌・真菌感染症に対する薬の使い方と留意点Ⅱ
臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。
特集テーマは前号に引き続き「細菌・真菌感染症の薬の使い方」です。産婦人科医が知っておきたい抗菌薬の予防投与から,実際の治療に至るまでの適切な薬剤の選択,耐性菌の発生と対策について整理,解説していただきました。さらに今,感染が拡大している梅毒の取り扱いについても盛り込みました。