理学療法37巻5号
2020年5月号
慢性疼痛と理学療法
慢性疼痛と理学療法 国際疼痛学会は慢性疼痛を「治療を要すると期待される時間の枠組みを超えて持続する痛み,あるいは進行性の非がん性疾患に関する痛み」としており,厚生労働省の調査によると3カ月以上持続する慢性疼痛に悩む人の割合は15~22%で,およそ5人に1人もの人が長引く痛みを抱えています.
慢性疼痛は,「組織の損傷や炎症を治癒しきれず,それに伴い痛みが持続する <①急性痛が長引いたもの>」と,「新たに発生した病気としての <②慢性痛症>」とに分けられます.
理学療法の臨床場面では,このように長引いた痛みを呈する症例に対峙することも多く,理学療法としての具体的な評価,治療,指導の内容を,十分に理解することが重要となります.
本特集では,7つの側面から多角的に述べていただきます.
産科と婦人科 Vol.91 No.4
2024年4月号
【特集】子宮摘出と機能障害・機能温存・機能再建アップデート
【特集】子宮摘出と機能障害・機能温存・機能再建アップデート
子宮摘出手術においては,現在,機能温存だけでなく機能再建を目指した手術も行われており,手術の方法やアプローチも開腹や腹腔鏡だけでなくロボット支援下手術や腟からの内視鏡という方法も普及しつつあります.また,子宮がない方・子宮を摘出した方への臓器移植も海外では行われています.
進化する子宮摘出術について,情報のアップデートにお役立てください.
症例で学ぶ 検診心電図 集中セミナー
「心電図について,教科書的な知識はあるが,どうも苦手…」「自信もないし,自動診断の示すままに何となく結果を記載してしまう…」「検診結果をもって外来を受診されても,どう対応すればいいのかわからない…」それは「教科書の典型的な心電図と実際に臨床で遭遇する心電図には,それなりの乖離があるから」かもしれません.臨床での心電図診断をマスターするには,実際の心電図を数多く見て,その臨床診断を疑似体験するのが一番です.本書で,実際の心電図とその臨床診断,必要な対応の実際について集中的に学んで,判読のセンス身につけ,自動診断の結果とも正しくつきあえるようになりましょう!
臨床皮膚科 Vol.77 No.13
2023年 12月号
さまざまな症例や治療成績が全国から寄せられる原著系皮膚科専門誌。写真はオールカラーで、『臨床皮膚科』ならではのクオリティ。注目の論文は「今月の症例」として、編集委員が読み処のアドバイスを添えて掲載する。増刊号「最近のトピックス」は、知識を毎年アップデートできる定番シリーズ。 (ISSN 0021-4973)
月刊、増刊号を含む年13冊
教育担当者・指導者のための“気づき”で導く 新人・後輩・部下 看護教育リフレクション入門
【自ら気づく新人が育つ】教育は一方通行に指導するのではなく、学ぶ側が自ら気づくことで学習効果・育成スピードが格段に向上する。自ら気づき学びを概念化するリフレクションを新人育成に活用するための方策を、具体例を紹介しながら解説する。
小児看護2024年4月号
小児看護技術の学び 後編;多様な実践の場における修得と教育の再考
小児看護技術の学び 後編;多様な実践の場における修得と教育の再考 小児看護技術は小児期の解剖生理学的特徴から、緻密さと正確性、丁寧さと臨機応変な対応が求められ、まさに小児看護の専門性が発揮される。実践や教育経験が豊富な執筆者による、小児医療の多様な場における看護技術に必要な要素、専門性の高い技術の修得と実践、これに対応する教育方法を再考していこう。
病理と臨床 2024年臨時増刊号
病理形態学キーワード2024
病理形態学キーワード2024 病理の診断名ではなく,主に所見用語を切り口として,その用語の意味や意義,広がりを読み解き,好評を博した「病理形態学キーワード」(病理と臨床 2010年臨時増刊号(28巻)).今回も各臓器の新進気鋭の専門家を執筆陣に迎え,21の臓器から重要な所見やトピックスとなる208のキーワードを取り上げ,定義,背景,病理,関連病変などを写真とともに解説する.形態学を基にした病理診断に求められる,“所見を拾い上げる力”と“その所見の意義を正しく位置づけ,最終診断に至る力”を養う1冊.
エキスパートナース Vol.40 No.4
2024年4月号
◆観察、アセスメント、対応をランクアップさせる ナースの教科書
◆新人ナースと先輩ナース 新生活の不安を聞いてみよう!
◆観察、アセスメント、対応をランクアップさせる ナースの教科書
◆新人ナースと先輩ナース 新生活の不安を聞いてみよう!
新訂第2版 写真でわかる高齢者ケア アドバンス
高齢者の心と体を理解し、フレイルを予防し生活の営みを支える
これからの高齢者ケアに欠かせないフレイル対策、エンド・オブ・ライフケアの視点を盛り込み、大幅改訂!!
東京都健康長寿医療センターが長年培ってきた高齢者看護のノウハウをまとめた『新訂版 写真でわかる高齢者ケア アドバンス』を、高齢者が健康で生き生きと過ごすために欠かせない要素である、フレイル予防を新たな柱として加筆改訂しました。
新訂第2版では新たな章として「高齢者におけるフレイル対策の重要性」を追加しました。また、高齢者が、最期までその人らしい人生を過ごせるように支援する重要性を鑑みて「エンド・オブ・ライフケア」についてや、清潔のケアでは「スキン-テア(皮膚裂傷)の予防とケア」についても加筆しました。
超高齢化の進行と看護職の役割拡大のもと、ナース、看護学生、高齢者看護・介護に関わる方々など幅広い方々にご活用いただきたい一冊です。
臨牀消化器内科 Vol.39 No.4
2024年4月号
内科医が知っておくべき,肛門疾患の基礎知識
内科医が知っておくべき,肛門疾患の基礎知識
今回の特集は,非常に読みやすい論文となっている.「検査・診かた」では問診のポイントや診察の実際が詳しく述べられており,肛門診察の際の手引きとなる.「痔核」「痔瘻」「裂肛」の3大肛門疾患や「直腸脱」では疾患の写真がふんだんに盛り込まれており,すぐに診断に役立つ内容である.
ICUとCCU 2024年3月号
2024年3月号
特集:集中治療と漢方薬
特集:集中治療と漢方薬
理学療法37巻7号
2020年7月号
足の障害と靴
足の障害と靴 靴の提供は,患者個々への靴の処方を踏まえて,チームによって行われます.
そこでまず医師の立場から,足の機能・構造障害に対する靴の処方について,理学療法士に対する要望も含めて述べていただきます.
より良い靴を患者に提供するにあたって靴の形状と足圧分布特性を把握し参考にすることは有意義であり,その最新知見,足の機能・構造障害と靴との関連性,さらに医師との連携のあり方についても述べていただき,加えて,それぞれの足の障害を理学療法の視点からどのような点を補正した靴を提供すべきかについて,症例を交えて述べていただきます.
皮膚病理イラストレイテッド②免疫染色
その抗体は,何を標識しているのか?
最新の知見に基づき,多岐にわたる免疫染色の仕組みと抗体の選び方をビジュアルで解説.
1巻からますます凄みの増した著者渾身のイラスト,技術的にも難しい同一切片の各種染色写真は必見!
今までどこにもなかった1冊!
小児科 Vol.65 No.3
2024年3月号
日常診療に活かせる専門外来の知識とテクニックⅡ
日常診療に活かせる専門外来の知識とテクニックⅡ
専門外来に紹介できれば助かるが、なかなかそうもいかない――前号に引き続き、日常診療にありふれたそんな症状・病態がテーマ。「食物アレルギー」「アトピー性皮膚炎・スキンケア」「神経発達症(発達障害)」「睡眠関連疾患」「摂食障害」「母乳・乳児期の栄養」という、小児科医であれば避けては通れない話題について、一般小児科医が診療に活かせる知識と技術をまとめました。
皮膚科の臨床 Vol.66 No. 3
2024年3月号
悪性黒色腫
悪性黒色腫
「悪性黒色腫」の症例報告をまとめました。鑑別診断や治療の選択など,明日からの診療に役立つ情報が満載です。臨床講義欄では悪性黒色腫の“治療”にフォーカスをあてて解説。この10年で大きく変化した悪性黒色腫の治療を一挙に学べます。エッセイ『憧鉄雑感』などの人気連載も好評掲載中!
整形・災害外科 Vol.67 No.3
2024年3月号
変形性足関節症の最新の治療
変形性足関節症の最新の治療
超高齢社会,人生100年時代を迎え,変形性足関節症の患者数が増加しており,有効な治療法がこれまで以上に求められている。本特集ではエキスパートが病態・病態から保存治療,各種骨切り術,鏡視下手術,人工足関節全置換術を詳細に解説しており,変形性足関節症の最新治療の全容を把握できる。
理系のパラグラフライティング
レポートから英語論文まで論理的な文章作成の必須技術
アカデミックライティングの必須技術「パラグラフライティング」が身につく,理系研究者必携の教本.1つのパラグラフから英語論文まで,順を追った丁寧な解説で,自身の論文作成や文章執筆に直結して役立ちます!
訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.26 No.4
2024年4月号
特集:服薬自己管理に向けた支援
特集:服薬自己管理に向けた支援
現在、在宅療養者の多くが慢性疾患を有し、薬物療法によってその症状をコントロールしています。
しかし、薬剤数が多かったり、服用のタイミングが複雑だったり、認知機能が低下していたりとさまざまな理由から服薬自己管理に困難が生じるケースも少なくありません。
服薬管理が適切になされていないと薬剤の効果が十分に発揮されず、症状のコントロールも難しくなるため、在宅においては、利用者自身の服薬に対する意欲を高めながら、利用者の状態や生活に合わせた支援が求められます。
そこで本特集では、服薬状況の情報収集や服薬行動の改善に向けた支援のポイントを整理した上で、服薬支援を行うに当たってのよくある困り事を薬剤師がQ&A形式で解説。報告では、飲み忘れ等により有害事象が発現していた利用者に対して、お薬カレンダーなどのツールの使用や多職種による連携など、生活に合わせた支援を行い、改善に導いた事例を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
なお、本特集では薬剤の名称を一般名、もしくは「商品名(一般名)」で表記しています。
眼科 Vol.66 No.3
2024年3月号
屈折異常の進行評価
屈折異常の進行評価
トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。今月の特集は「屈折異常の進行評価」と題し、近年患者数の増大がみられる近視ならびに円錐角膜の進行とその評価に関する最新の話題を、4本の論文に凝縮して掲載しました。高齢者の斜視ならびにステロイドと骨粗鬆症の関係を取り上げた2本の綜説や連載、4本の投稿論文ともども、ご一読のうえ明日からの診療にご用立てください。
小児科診療 Vol.87 No.4
2024年4月号
【特集】新生児・乳児の感覚に寄り添う
【特集】新生児・乳児の感覚に寄り添う
小さい子どもほど五感(視覚,聴覚,味覚,嗅覚,触覚)を使って生きており,接する際は五感を用いた寄り添いが求められます.
感覚器官の発達やその養い方,適切な環境調整を解説したかつてない特集です.
