月刊/保険診療 2022年10月号
特集 ”施設基準”のリフォーム事例集~変遷の文脈をどう捉え,いかに再構築するか~
特集 ”施設基準”のリフォーム事例集~変遷の文脈をどう捉え,いかに再構築するか~
Part1 【座談会】”施設基準”のリフォーム技術/小林竜弥,竹田和行,橋本敦,藤井大輔
Part2 ”施設基準”のリフォーム事例×7
1 施設基準の管理体制を4つのポイントでリフォーム /金城悠貴
2 今後の医療界の動向を見据えた施設基準管理のために/松浦裕樹
3 地ケアの病棟再編と施設基準管理の体制づくり/堀健太郎
4 施設基準対応に向けた病院全体の体制づくり/中嶋理恵
5 クリニックにおける施設基準の見直しと戦略会議の実施/松本忠幸,橋本,菅原,大口
6 クラウドサービス施設基準管理システム「iMedy」/只友裕也
7 “新たな発見に繋がる”施設基準クラウドシステム「施設基準@INX」/舛賀康祐
連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
めーるBOX
■エッセイ・評論
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
こうして医療機関を変えてきた!/一戸和成
NEWS縦断「看護師の処遇改善」/武藤正樹
TREND /塩田祥大,田中大地
BSCを最大活用する12メソッド/金田昌之
組織をつくる6枚の設計図~人を育て,続く組織をつくる~/原麻衣子
■医事・法制度・経営管理
医療事務View/江口達也
病院&クリニック経営100問100答「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の進め方」/平川伸之,金野楽
かがやく!事務部門/佐久医療センター
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【腰椎圧迫骨折】腰椎圧迫骨折の治療例/名月諭,武田匤弘
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・高塚康弘
レセプト点検の“名探偵”/大下裕矢
点数算定実践講座/大西正利(協力:田中優衣)
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/長面川さより
休載:日本の元気な病院&クリニック,医療事務Openフォーラム
≪ナイチンゲールの越境 4・時代≫
ナイチンゲールが生きたヴィクトリア朝という時代
ナイチンゲール、光と闇の大英帝国に生きる
産業革命により経済、科学技術、工学、自然科学等々が大きく発展した一方で、富める上流階級と貧しい労働者階級という〈二つの国民〉の分断が著しい格差社会でもあったヴィクトリア朝。
これまでのナイチンゲール研究ではあまり取り上げられてこなかった〈時代〉にフォーカスをあて、ナイチンゲールに及ぼした影響について、歴史、文化・社会史、西洋文学、人類学、看護学の研究者らが考察しました。
≪ナイチンゲールの越境 5・宗教≫
ナイチンゲール、神の僕となり行動する
神の召命を受けたナイチンゲールがとった行動とは
ナイチンゲールにとって〈神〉とは、「祈り」の対象ではなく、貧しい人びとを救済する善意に基づく「行為」の内に存在するものでした。「神の僕として、貧しい人びとの救済のために行動する」──これこそ、17歳のときに〈神〉の声を聞いた彼女が人生を捧げたものだったのです。
特定の宗派に属さず「善きサマリア人」派だったナイチンゲールの宗教観に迫ります。
病院覚え書き
第3版
『看護覚え書き』と並ぶナイティンゲールの代表的著作『病院覚え書き』の決定版(第3版)、本邦初の完全翻訳!
「病気が同じであれば、自宅で療養する病人よりも病院に入っている病人のほうが死亡率が高い」という事実を見出したナイティンゲールは、本書の冒頭に「病院が備えるべき真に第一の必要条件は、病院は病人に害を与えないことである」という有名な一文を記しました。
戦地クリミアで英国軍病院の恐るべき実態を目のあたりにした経験から、病院とはどうあるべきか、いかに管理されるべきかを示した、『看護覚え書き』と並ぶナイティンゲールの代表的著作、本邦初の完全翻訳版です。
Clinical Engineering Vol.33 No.11(2022年11月号)
臨床工学ジャーナル[クリニカルエンジニアリング]
【特集】【1】いま注目の呼吸療法を見直そう!高流量鼻カニューレ酸素療法(HFNC)【2】いま注目の呼吸療法を見直そう!iNO 療法
【特集】【1】いま注目の呼吸療法を見直そう!高流量鼻カニューレ酸素療法(HFNC)【2】いま注目の呼吸療法を見直そう!iNO 療法 第1特集では、新型コロナウイルス感染症診療においてその効果が⾼く評価されている「HFNC」、第2特集では小児から成人、心臓血管外科領域へと適用が拡大している「NO吸入療法」と、今注目の呼吸療法を取り上げた特集。
VisualDermatology Vol.21 No.11(2022年11月号)
【特集】日常着用するものを知って選ぶ
【特集】日常着用するものを知って選ぶ 日常、肌に着用するものについて、肌トラブルを防ぐ観点から、基礎編・応用編・選択時の注意点として臨床写真と共にわかりやすく解説。肌着、マスク、おむつなど直に肌に付く製品の長所・短所、使用方法などの解説もお示しする。
胆と膵 Vol.43特別号
Vol.43特別号
特集:胆膵専門医外来~エキスパートによる至極の指南書~
特集:胆膵専門医外来~エキスパートによる至極の指南書~
緩和ケア Vol.27 6月増刊号
2017年増刊号
【特集】心疾患・COPD・神経疾患の緩和ケア―がんと何が同じで、どこがちがうか
【特集】心疾患・COPD・神経疾患の緩和ケア―がんと何が同じで、どこがちがうか
2017(平成28)年5月に,厚生労働省健康局長のもとに設置された「がん等における緩和ケアの更なる推進に関する検討会」においては,①約4分の3のがん患者はがん診療拠点病院以外の場所で看取られており,拠点病院以外の医療機関における緩和ケアの充実が重要であること,②緩和ケアはがん患者だけではなく,循環器疾患等の患者にも必要であること,③医師だけでなく医療従事者についても,緩和ケアの基本的な知識を身につけることが重要であること,の3点を踏まえて,がん等における緩和ケアの提供体制について,俯瞰的かつ戦略的な対策の検討が開始された。
循環器疾患とは,心疾患ならびに脳血管疾患を指し,その主たるものとして,虚血性心疾患,心不全,脳卒中(脳梗塞,脳出血)がある。循環器疾患以外では,慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease;COPD)と神経疾患が緩和ケアの適応となる重要な疾患として知られている。
本特集の企画の目的と内容は以下である。
◇想定する読者の対象:今までがんを中心とした緩和ケアを実践してきた医療従事者をおもな対象とする。
◇学習目標:がん疾患と非がん疾患における緩和ケアの何が同じで何が違うかを認識し,今後の学習のきっかけをつかむこととする。
◇執筆者:以下の2つのカテゴリーに分類される専門家に執筆を依頼した。
①非がん疾患の緩和ケアを先駆的に実践してきた緩和医療専門家
②心血管疾患・COPD・神経疾患の専門家で緩和ケアに興味をもっている医療従事者
◇内 容:心不全,COPD,神経疾患の,①疾患の特徴,②どのような患者に緩和ケアが必要か?,③特異的な症状に対するマネジメント・ケア,④急性期における意思決定,⑤症状安定期における意思決定,⑥ソーシャルワークとリハビリテーション,について概説した。
この特集が,普段がん診療に携わっていることが多い『緩和ケア』誌の読者を対象として,心血管疾患・COPD・神経疾患に対する緩和ケアの「ことはじめ」のお手伝いをすることができ,さらなる知識の探求の「きっかけ」になることを期待している。
LiSA Vol.29 No.11 2022
2022年11月号
徹底分析シリーズ:手術室の放射線防護できていますか?/症例カンファレンス:重症大動脈弁狭窄症患者の褐色細胞腫摘出術/快人快説:成人先天性心疾患患者の術前評価/小児心臓麻酔事始め:小児心臓麻酔のモニタリング
徹底分析シリーズ:手術室の放射線防護できていますか?/症例カンファレンス:重症大動脈弁狭窄症患者の褐色細胞腫摘出術/快人快説:成人先天性心疾患患者の術前評価/小児心臓麻酔事始め:小児心臓麻酔のモニタリング
がん患者と家族のサポートプログラム
「がんを知って歩む会」の基本と実践
がんと向き合う方(患者と家族)へのサポートプログラムのAtoZ。がん患者と家族のためのサポートプログラムに取り組むにあたって、その基本や実際を詳細に解説。コミュニケーションやグループでの話し合いの進め方など、実際場面で当面するさまざまな問題について蓄積した体験を踏まえ具体的に記述。
「がんを知って歩む会」が十年来実践してきたサポートプログラムのエッセンスをあますところなく紹介し、臨床や教育の場で大いに活用できるサポートプログラムの入門・実践の一冊。
講義から実習へ 高齢者と成人の周手術期看護5 運動器疾患で手術を受ける患者の看護 第2版
「周手術期看護」シリーズ第5巻「運動器疾患で手術を受ける患者の看護」を全面的に見直して最新の内容とした.特に,高齢者の周手術期についての記述を充実させた好評テキスト.
医学のあゆみ283巻7号
診療における薬理遺伝学検査の社会実装に向けて
診療における薬理遺伝学検査の社会実装に向けて
企画:莚田泰誠(理化学研究所生命医科学研究センターファーマコゲノミクス研究チーム)
・薬理遺伝学検査は,薬物応答に関して生殖細胞系列の遺伝情報を扱う検査(遺伝学的検査)と定義され,日常診療で有用な検査である.
・本特集ではまず,当該研究分野における最新の情報について,がん化学療法,精神疾患治療,薬疹などの重症副作用の領域に焦点を当て,記述していただく.
・さらに,現状では臨床導入が限定的である薬理遺伝学検査の社会実装を推進するための,検査結果の返却に関するプロセスを含むゲノム医療体制の構築の現況について紹介していただく.
プライマリ・非専門医でもココまでできる!潰瘍性大腸炎診療のキモ
日ごろ多数の潰瘍性大腸炎(UC)患者の診療にあたっている著者が,UC診療の“キモ”を具体的に解説!増加の一途をたどり,診療の場が病院からクリニック・診療所へシフトしつつあるUCについて,診断,治療,外来でのフォロー,専門医への紹介のタイミング,難病申請を含む社会制度など,必要な情報を簡潔にまとめた.プライマリ・ケア医や消化器を診る機会のある他科の医師も,本書を読めばUC診療に自信がもてる.
臨床雑誌内科 Vol.130 No.5
2022年11月号
好きになる呼吸器学 珠玉の症例集から
好きになる呼吸器学 珠玉の症例集から 1958年創刊。日常診療に直結したテーマを、毎号"特集"として掲載。特集の内容は、実地医家にすぐに役立つように構成。座談会では、特集で話題になっているものを取り上げ、かつわかりやすく解説。
必修 救急救命士国家試験対策問題集2023
これだけやれば大丈夫!
救急救命士国家試験問題の過去5年分(第41~45回)を整理し,問題の解説を詳細に施した対策問題集. 2023年版では,過去5年分の問題を出題基準の掲載順に準じて分類(ジャンル別学習)し,A・B・C・D問題別の掲載(一般問題,必修問題,症例問題別学習)とし,参照を【第10版】救急救命士標準テキストに準拠した.国家試験を乗り切るだけでなく,より深く病態を理解する真の医療人を目指す全ての学生・研修生に推薦したい一冊.
≪麻酔科プラクティス 7≫
痛み診療 All in One
麻酔科臨床で注目のトピックスや課題を厳選し,フルカラーでビジュアルに整理・解説.若手からベテラン麻酔科医まで,臨床で役立つ最新かつ最良のテーマを提供する「麻酔科プラクティス」シリーズ.第7巻は,麻酔科の大切なサブスペシャルティ「痛み診療」を取り上げる.痛みのメカニズムから最新の痛みの基礎的研究の成果,薬物療法・インターベンション治療など,「痛み診療」に関わるすべての医療者に役立つ内容となっている.
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
乳癌 第3版
腫瘍病理鑑別診断アトラスシリーズ「乳癌」,待望の第3版.2019年にWHO分類第5版が発行され,遺伝子検査やPD-L1評価,分子標的治療の導入など,乳腺腫瘍病理を取り巻く環境は日々変化している.本書は,乳腺腫瘍病理のエキスパートが精選した病理写真とともに,定義や概念,診断上の要点を解説.組織の形態学的特徴,免疫組織化学の適切な利用法,臨床との連携に欠かせない広がり診断や治療効果判定,病理診断報告様式にも言及する.
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
肺癌 第2版
腫瘍病理鑑別診断アトラス「肺癌」,待望の第2版.2021年にはWHO分類第5版が発行され,分子標的治療や免疫チェックポイント阻害薬の導入など,当該領域の臨床・病理を取り巻く環境は日々変化している.本書では,肺腫瘍病理のエキスパートが精選した病理写真とともに,定義や概念,診断上の要点を解説.病理診断に必須の形態学的特徴と鑑別ポイントをも網羅.さらに臨床との連携では欠かせないX線所見のみかたや治療法も解説した.
≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
腎
「検体数が少ない」「どこを見たらよいかわからない」「疾患が多彩で複雑」などの理由で,腎生検病理を苦手とする人は少なくない.そこで本書は,腎生検病理診断を行ううえで,まずは押さえておきたい病理所見の基本的な取り方を豊富な写真と明瞭な解説で紐解き,「臨床情報からの鑑別」について詳解することで,病理・臨床双方の所見から総合的に病態を理解できるように誌面を構成.腎病理を専門としない病理医や腎臓内科医必携.
総合スポーツ医学 実践ハンドブック
スポーツ医学は「総合医学」である.その理念のもと,本書では整形外科のみならず,内科や婦人科疾患,心理,栄養,薬剤,リハビリ,障がい者スポーツ,歯科……など多岐にわたって,スポーツ医学に関連する分野を網羅した.執筆陣には各領域のエキスパートを揃え,基本知識から患者・家族への説明の仕方まで,平易かつ詳細に解説してもらった.総合的な知識を多角的な視点でとらえて実践で生かせる,心強いテキストである.