
臨床雑誌外科 Vol.85 No.13
2023年12月号
進行消化器癌に対するconversion surgeryのすべて
進行消化器癌に対するconversion surgeryのすべて 1937年創刊。外科領域の月刊誌では、いちばん長い歴史と伝統を誇る。毎号特集形式で、外科領域全般にかかわるup to dateなテーマを選び最先端の情報を充実した執筆陣により分かりやすい内容で提供。一般外科医にとって必要な知識をテーマした連載が3~4篇、また投稿論文も多数掲載し、充実した誌面を構成。

リハビリテーションの不思議
聴こえてくる、高齢者の〈こえ〉
あまるほど手芸作品を量産する方、トイレットペーパーを四つ折にして積み上げる方、無反応な方、徘徊して他人の箪笥を荒らす方、今日も老人保健施設には個性的な高齢者が集う。高齢者たちの顔の向こう側にあるものは?
本書には、高齢者とセラピストとの心に沁みる32話が載せられている。人に受け容れられようとし、褒められたいと願い、また誰かの役に立とうと世話を焼き、笑い合う仲間を求める高齢者。それは、セラピストだって同じ。淋しくて、愛おしい人と思った時からリハビリテーションに不思議なエネルギーが立ちのぼる。
職場で葛藤しているセラピスト、利用者さん・家族にとって希望の1冊。

産科と婦人科 Vol.90 No.12
2023年12月号
【特集】婦人科外来診療レベルアップ―病状の評価分類と治療指針―
【特集】婦人科外来診療レベルアップ―病状の評価分類と治療指針―
問診・内診・検査で病状を評価・分類のうえ診断し,治療方針を立てますが,日々,新しい基準や分類,診断法などが発表されており,最善の治療方針に至るには知識のアップデートが大切です.
本特集では異常子宮出血や排卵障害分類,骨盤臓器脱など様々な評価法とその治療指針についてご解説いただきました.

整形・災害外科 Vol.66 No.12
2023年11月号
変形性関節症の病態に迫る—疾患修飾による治療を展望して(企画:内尾祐司)
変形性関節症の病態に迫る—疾患修飾による治療を展望して(企画:内尾祐司)
超高齢社会の日本においてcommon diseaseであり克服が望まれる変形性関節症については,その発症や進展に関する様々な機構が少しずつ明らかになってきている。本特集では変形性関節症の病態の解明と治療に向けた研究の現況と展望を,基礎・臨床研究分野で活躍する先生方が詳細に解説。最新の話題が満載。

小児看護2023年12月号
腎臓病をもつ子どもへの看護;成人移行を見据えたケアを実践しよう
腎臓病をもつ子どもへの看護;成人移行を見据えたケアを実践しよう 子どもの腎臓病は、先天的なもの、後天的なもの、学校検尿、または発熱などの症状からみつかることもあり、発症年齢、病院に来るまでの経過はさまざまである。また、子どもの腎臓病は、急性発症して完治するものから、慢性腎臓病に移行して成人に至ってもうまく付き合っていく可能性も含んでいる。本特集は、腎臓病の基本を学び、成人移行を見据えた看護に生かすことを目指した一冊。

形成外科 Vol.66 No.11
2023年11月号
動静脈奇形症例集(1)―手足―
動静脈奇形症例集(1)―手足― 動静脈奇形は治療に難渋する疾患の代表の1つだが,発症頻度は高くないため扱いに苦悩することになる。本特集では,その第一弾として「手足の動静脈奇形の症例」を集めた。全国の各施設から,良い経過をたどっている症例ばかりでなく難渋例も提示し,一施設一専門家の経験を多くの読者で共有・蓄積して,次の突破口を開くことにつなげたい。

麻酔Vol.72 No.11
2023年11月号
小児麻酔の企画から10年余りが経過し、小児麻酔領域においても、医療やそれを取り巻く技術の進歩や社会情勢によって大きく様変わりしている。今回、超音波ガイド下神経ブロックや内視鏡手術に代表されるように進歩が著しい領域を中心に小児麻酔の最新の知識をお伝えするべく、本特集を計画した。

泌尿器外科 2023年10月号
2023年10月号
特集:バイプレーヤーズ! 転移性癌治療における外科治療の役割,徹底解明
特集:バイプレーヤーズ! 転移性癌治療における外科治療の役割,徹底解明

肝臓クリニカルアップデート 2023年10月号
2023年10月号
特集:進行・再発肝細胞癌に対する集学的治療update
特集:進行・再発肝細胞癌に対する集学的治療update

エキスパートナース Vol.39 No.15
2023年12月号
◆10疾患の基本と“今”がわかる!感染症の知識
◆これだけおさえればこわくない!胸腔ドレーン入れてから抜くまで
◆10疾患の基本と“今”がわかる!感染症の知識
◆これだけおさえればこわくない!胸腔ドレーン入れてから抜くまで

標準食品学総論 第4版
食品学のロングセラーテキストが,待望の改訂!
●食品成分表とその理解,食品化学・食品物理の基礎知識をできるだけ平易に記述した,初学者にも学びやすいロングセラー好評書.
●日本食品標準成分表2020年版(八訂)に対応.
●法令や各種データを最新版に更新.
●学問の進歩に伴い記述内容もアップデート.

作業療法参加型臨床実習 その理念と実践
臨床実習教育者,実習生,教員のコミュニケーションツールになる1冊!
●改正指定規則で推奨されている作業療法参加型臨床実習を実践したいけれど,疑問や悩みが多い―.そんな声に,日本作業療法教育学会監修の本書が応えます.
●理念を理解したうえで,「指導者の経験に基づく実習指導」「学生が耐え忍ぶ実習」から脱却し,実習生が安心して成長できる「作業療法参加型臨床実習」を実践するには?

看護微生物学 第4版
看護学生向けに微生物学の基本をわかりやすく解説した,四半世紀にわたるロングセラーテキストが待望の改訂!
●院内感染・起因微生物・感染症を三本柱として,微生物学の基本原則をわかりやすく解説した看護学生向けテキスト.
●「看護にとって必要な微生物学とは何か」という視点で,多くの情報のなかから必要なもののみをピックアップし収載.臨床的問題となっている主要な微生物に起因する疾患とその対策などについて,最新の情報にアップデート!
●2章では自然免疫の追加や腫瘍免疫療法,特に免疫チェックポイント阻害薬など最新トピックを追加.4章では,最近の抗ウイルス薬についての追加と修正や麻疹,風疹の最近の流行などについて説明を追加,5章では,微生物の分類の変更,6章では最新のデータやトピックを収載.

セラピストのキャリアデザイン
「あるべき姿」から、それぞれの「ありたい姿」を見つめたキャリアデザインを!
いま、キャリアデザインの考え方は大きなパラダイムシフトを迎えています。「キャリアはより高く積み上げるもの」、「学位,職位が高ければ高いほど良いキャリア」というこれまでの考え方にこだわっていては、これからの社会では通用しないかも? あなたのありたい姿に近づくための「あなたらしい」キャリアの作り方を、気鋭の著者がお届けします。

覗いてみたい!?先輩OTの頭の中 ― 臨床のリアルに触れる
人気シリーズ「覗いてみたい!?先輩OTの頭の中」最新刊
リハビリテーションの難しさを感じたとき、いつの間にか後輩を指導する立場になっていたとき、養成校から実習を受けてほしいと依頼されたとき、逆に教え子を実習先に送り出すとき……。そんな場面で著者は何を考え、どう行動したのか。いつも気の置けない友人や職場の仲間と一緒だった著者の“リアル”をお届け。

発達が気になる子の偏食の見方と対応―口腔・認知・感覚・環境面からのアプローチ
子どもの好き嫌いには理由がある!ー子ども一人ひとりの好き嫌いの理由に応じた対応をするために
発達が気になる子では偏食(好き嫌い)に困っている家庭もあり、栄養・発達面から介入が望まれるケースもある。
本書では一人ひとり異なる好き嫌いの理由を口腔面・認知面・感覚面・環境面、また手の不器用さの面から解説するとともに、理由に応じた具体的な対応50項目を詳述。子どもの食行動の傾向や好き嫌い、またその理由を知るのに役立つチェックリスト付き。
リハスタッフ、栄養士、調理員、保育士、保護者、学校の先生、療育スタッフの連携に便利な資料や保護者支援のポイントも記述。

日本の現代麻酔科学の歩み
日本における1950年以降の現代麻酔科学の歴史を立体的視点でとらえる。“山村秀夫東京大学名誉教授との対談”“山村秀夫の‘麻酔標榜医の認可'における業績”などを収載。

臨床栄養 143巻6号
多職種アプローチで支える 認知症の人の食事・栄養支援
多職種アプローチで支える 認知症の人の食事・栄養支援
●日本は他の先進諸国に類を見ない速さで超高齢社会に突入し,認知症を有する高齢者の方が増加している.認知症の方にとっても食事は他者とのコミュニケーションを図るなど,おいしさや満足感を介して心の充足を感じる機会であり,栄養専門職による専門的な支援が求められています.
●また,認知機能の低下した方が食事をおいしく食べられる環境づくりや周囲のサポートは,認知症だけでなく介護予防や健康寿命延伸にも重要となるため,早期の栄養介入が認知症の進行予防にどのような効果を示すのかについてはエビデンスを構築する必要もあります.
●本特集では,認知症の方への食支援や研究を第一線で推進する専門家を執筆陣に迎え,それぞれの立場から食支援をわかりやすく解説.
●認知症高齢者における嚥下造影検査と臨床所見,4大認知症における食の特徴,看護師による食事ケア,口腔衛生,作業療法支援,精神病院や地域包括ケア病棟における栄養ケア,離島における支援,認知症基本法についてなど,「多職種アプローチで支える認知症の人の食事・栄養支援」について広く掲載しています.

J. of Clinical Rehabilitation 32巻12号
生活期の高次脳機能障害者に対するリハビリテーション支援
生活期の高次脳機能障害者に対するリハビリテーション支援
●高次脳機能障害の患者は,ADL(日常生活動作)においては自立していても,記憶障害や注意障害,遂行機能障害,感情障害の影響で学業や職業,再就職などの社会的な復帰が困難となるケースがある.
●本特集では,こうした高次脳機能障害に関連する社会生活上の課題に対処するために,外来と他機関との連携や,就労継続支援,自動車運転支援,スポーツへの参加支援などさまざまな支援やアプローチを紹介.
●高次脳機能障害への多面的な方法を知ることで,認識拡大や各施設の活用増加に寄与することを期待した一冊.

急変時,何をみる? どう判断する?
病棟ナースの臨床推論
流れがわかれば落ち着いて対応できる!
入院中の患者の急変は避けられないもの。頭が真っ白になる/パニックになるから苦手などと言っていられない。だから、目の前の現象の何に着目して、どう判断して、何をするのかを理解しよう。本書にある9つの事例を通して、患者急変時のフローを疑似体験し、入院の原因となった疾患の増悪なのか、治療や検査薬による合併症なのか、突発的な疾患なのかを考えながら、どこを見て、どう判断し、何をするのかがわかるようになる。