Medical Technology 51巻12号
尿沈渣検査からの病態推測と診療へのアプローチ
尿沈渣検査からの病態推測と診療へのアプローチ
●尿沈渣検査の結果からは,さまざまな病態を推測することができ,考えられる病態を念頭に置いて結果報告を行うことで,診療への貢献度がより高まります.
●本特集では,「尿沈渣検査からの病態推測と診療へのアプローチ」と題して,尿沈渣検査の標準法や効果的な検査フローを概説したうえで,各種尿沈渣成分の出現背景や意義,その先の臨床的な解釈・治療方針への活用などについて詳しく解説.日常検査での鑑別・結果報告の再確認や,さらなるレベルアップに役立つ内容となっています.
J. of Clinical Rehabilitation 32巻14号
四肢切断のリハビリテーションupdate
四肢切断のリハビリテーションupdate
●近年,外傷による切断は減少し,高齢者の足病変による切断が増加している.これらの切断者には義足装着に至らない例も多く、専門的なリハビリテーションが必要となる.しかしわが国では欧米に比べて切断者自体が少なく、リハビリテーション関係者が関与する機会が限られている.
●本特集では上肢切断・下肢切断の義肢処方から断端ケア・リハビリテーション治療まで各領域の専門家が詳解.さらに小児の四肢形成不全やパラスポーツ,幻肢痛にも焦点を当てた.
●これらの情報が読者の診療に寄与することで,切断者に質の高いリハビリテーション医療を提供し,利益をもたらす一助となることを目指した特集である.
腎と透析94巻6号
SLEとAAVの新展開
SLEとAAVの新展開
非特異的腰痛の運動療法[Web動画付] 第2版
病態をフローチャートで鑑別できる
腰痛リハの定番書、待望の改訂第2版
非特異的腰痛の症状に応じた運動療法を解説し、好評を博した書籍の改訂第2版。今版では、「前屈動作」と「後屈動作」では鑑別できない症例に対応し、「側屈動作」と「回旋動作」をフローチャートに追加。さらに「病期別」という視点から、「急性期」「亜急性期」「慢性期」別の運動療法とホームエクササイズを、Web動画でわかりやすく解説する。また、その根拠となるメカニズムを、豊富なエビデンスをもとに解説する。
医学のあゆみ287巻11・12号
生体膜研究の基礎と応用
生体膜研究の基礎と応用
企画:横溝岳彦(順天堂大学大学院医学研究科生化学・細胞機能制御学講座)
・生体膜”は細胞内外,あるいは細胞内の区画の仕切りを担う構造体で,リン脂質,コレステロール,スフィンゴ糖脂質を中心とした脂質二重膜と,膜貫通型タンパク質,あるいは表在型膜タンパク質から構成されている.
・近年の質量分析計の進化や新規プローブの開発により脂質分子の組成や局在の解析が可能になりつつある.また,膜貫通型タンパク質も,クライオ電子顕微鏡の高性能化に伴って続々と構造が明らかになってきている.
・本特集では,脂質の非対称性をもたらす酵素群の分子同定から,オートファジー,さらにがんや神経変性疾患の発症や進行における生体膜脂質の新しい役割の解明など,最先端の生体膜研究の成果を紹介している.
検査と技術 Vol.52 No.1
2024年 01月号
若手臨床検査技師、臨床検査技師をめざす学生を対象に、臨床検査技師の「知りたい!」にこたえる総合誌。日常検査業務のスキルアップや知識の向上に役立つ情報が満載! 国試問題、解答と解説を年1回掲載。年10冊の通常号に加え増大号を年2回(3月・9月)発行。 (ISSN 0301-2611)
月刊、増大号2冊(3月・9月)を含む年12冊
精神医学 Vol.65 No.12
2023年 12月号
特集 精神科領域の専門資格 どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
特集 精神科領域の専門資格 どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか 時宜にかなった特集、オピニオンを中心に掲載。また、臨床に密着した「研究と報告」「短報」など原著を掲載している。「展望」では、重要なトピックスを第一人者がわかりやすく解説。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊
胃と腸 Vol.58 No.12
2023年 12月号
主題 遺伝性消化管疾患を考える
主題 遺伝性消化管疾患を考える 消化管の形態診断学を中心とした専門誌。毎月の特集では最新の知見を取り上げ、内科、外科、病理の連携により、治療につながる診断学の向上をめざす。症例報告も含め、消化管関連疾患の美麗なX線・内視鏡写真と病理写真を提示。希少疾患も最新の画像で深く学べる。 (ISSN 0536-2180)
月刊、増大号2冊を含む年12冊
生体の科学 Vol.74 No.6
2023年 12月号
特集 新組織学シリーズIV:骨・軟骨
特集 新組織学シリーズIV:骨・軟骨 生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。 (ISSN 0370-9531)
隔月刊(偶数月)、増大号を含む年6冊
「重症患者が苦手」な研修医へ 集中治療の極意を伝授
鑑別のポイント,手技のコツ,患者やスタッフと信頼関係を築くための秘訣などをエキスパートが伝授します!
鑑別できる,診断できる,手技・対応もわかる・・・集中治療に携わるスタッフへ贈る,すべてが詰まった1冊です!
泌尿器科領域における周術期感染予防ガイドライン2023
7年ぶりの改訂!
多様化する泌尿器科領域の手術・検査に関わる全ての医療従事者必見!
最新情報を網羅した新しいガイドラインです。
是非、ご一読ください。
≪栄養科学イラストレイテッド≫
微生物学 改訂第2版
“管理栄養士に必要な”微生物の知識を網羅したテキストが,図・画像を多数追加して改訂!生物学の基礎をはじめ,食中毒や発酵食品に関わる微生物を手厚く解説.免疫やアレルギーの内容も盛り込んだ充実の内容です.
≪クリニカルナーシングスキルズ≫
Clinical Nursing Skills ひとりだちできる内視鏡看護WEB動画付き
はじめて内視鏡看護に関わる人や新人さんを対象に,消化器内視鏡に必要な知識,各検査・治療の目的やケア,注意点などをやさしい文章とイラスト・写真・動画といった豊富なビジュアルでわかりやすく解説しました.
実況!Rで学ぶ医療・製薬系データサイエンスセミナー
滋賀大学データサイエンス学部の教授陣による大好評を博した「医薬品・医療機器メーカー向けデータサイエンス人材育成プログラム」を書籍化!
数式をなるべく用いず、段階的なデータ解析の流れや解析手法間の関係を習得することができる。プログラミング初心者のためのR言語についての説明も収録。
第5版 物理学基礎 Web動画付
本書は理工系学部教育の基礎教育としての物理学の教科書・参考書である.
最近,理工系の教育に対して,実際的な問題の発見と解決に応用できる能力の養成が求められている.
物理学の建設は,速度,加速度,質量,仕事,エネルギー,温度,電荷,電流,電場,磁場,・・・などの物理量(概念)と分子,原子,電子などの実体を導入して自然現象を考察し,物理量の数学的関係である物理法則を発見するという過程を通じて行われてきた.この視点に立って物理学を学ぶことは,物理学の知識を単に修得するだけでなく,物理学的な見方,考え方も学ぶことになる.
数学は,いろいろな現象の数理的な面を抽象することによって誕生し,発展してきた学問である.抽象的な数学の概念を理解するには,具体的な事例に関連して数学の概念を知ることが有効であり,数学の応用能力を養成するには,物理学的内容と使われている数学的手法を統合して学ぶことが重要であることは,物理学と数学の発展の歴史を振り返れば明らかである.
上記の2つの視点に立ち,物理学の基礎知識と応用能力が養成されるとともに,物理学における数学的方法も理解できるようになってほしいと願いつつ執筆したのが本書である.
本書の執筆に際しては,理工系学部の基礎物理教育の国際的な水準を十分に超える内容であるが,高校で物理の学習が不十分であったがやる気のある学生諸君であれば十分に理解できるよう,初等的事項から出発し,できるかぎり論理と数式の両面で平易に表現するよう努めた.説明は具体的な現象と結びつけて行い,物理学の有効性が実感できるように努めた.
物理学は観測事実に拠りどころを求めながら自然法則を追求する学問です.そこで動画制作者が『第5版 物理学基礎』のために作製した「ポイントとなる法則や現象を示す実験」の動画とリンクした『第5版 物理学基礎Web動画付』をお届けすることになりました.
本文中の▶マークが付けられた約70 の事項について,その内容に関連した実験動画が,そばのQRコードから閲覧できるようになっています.これらの動画のなかには,本文の記述を定性的に実際の現象で示すものや,法則やそこから計算で導かれる結果を,定量的な計測によって示しているものなどがあります.センサを使用したPC計測による実験も含まれています.物理現象を概念的に理解するには,さまざまに思いをめぐらす必要があります.その節目に確証を与えてくれるのが実験です.またそこから新たな疑問がわくこともあります.これらの実験動画が物理学の学習をより興味深いものにすることの一助になればと期待しています.
手術 Vol.77 No.13
2023年12月号
血管外科疾患の治療と手術手技―消化器・一般外科医が知りたい他科の技と工夫
血管外科疾患の治療と手術手技―消化器・一般外科医が知りたい他科の技と工夫
手術がうまくなりたい消化器・一般外科医のための専門誌。マニアックなほど深堀りした特集内容やビジュアルでわかりやすい手術手技の解説を特長とする。今回の特集は9年ぶりの血管外科。「出血をコントロールする者は手術を制す」といわれるが,高難度消化器癌手術では脈管近傍での組織剝離や血管合併切除・再建などの繊細な手術操作が必要になる。他科の最新治療や手術手技に学び,日々の臨床に活かしていただくことを期待する。
看護学生のためのよくわかる大学での学び方 第2版
・看護学生が主体的な学習ができる基礎能力を身につけるためのテキスト。
・1章「スタディ・スキル」では、ノートのとり方、レポート、プレゼンテーションなど大学生に必須のアイテムを学ぶ。
・2章「スチューデント・スキル」では、対人関係、ストレス対処、倫理的感受性など自己調整力を身につける。
・3章「看護キャリア・デザイン」では、看護実習、ポートフォリオの作成、看護の醍醐味など未来を描く。
・ITの普及は学習を格段に手助けする一方、個人情報や知的財産権の保護に関してのマナーや倫理観が要求されている。そのような時代の要請に応える解説を充実させた。
・第2版で新しく取り入れた工夫
①章の冒頭に導入としてリード文を入れて、学びのテーマが明確になるようにした。
②「ワークシート」を設けて、自分で課題に取り組み、考察して、書き込むように促した。
③学習の理解を深め、同時に息抜きとなるようなカット絵(著者作成)を40点程度入れた。
④入学時・卒業時の自分自身を象徴する写真を貼るなど、4年間の成長を形にできるテキストを目指した。
序文
皆さんは、いま希望の大学に入学し、これからの大学での学びや生活への期待とともに、大学ではどのような勉強をするのだろうか、どのような勉強の仕方があるのだろうか、自分の将来に役立つだろうか、学修についていけるだろうかといった心配があることでしょう。
大学での学びは、かなり高校までの学び方と違います。一言でいうと、一定の知識を獲得するだけではなく、自分自身の未来に向けてキャリアを積んでいく、学び方の基礎を身につけることが大学入学時に非常に重要になってきます。
そのために、多くの大学では「初年次教育」が普及しています。大学とは、あなたの未来に向けて、自ら学び方を学び、新しい知見を吸収し、疑問をもち、自分の力でその事象を解き明かし、書き、話し、発表する。そして他者からの批判を受け入れ、自分の考え方を磨いていくプロセスです。このような学び方のエッセンスが本書に詰まっています。特に、看護学を志向して入学してきた皆さんにフォーカスをあてて、看護学を専門にしている教員を中心に書かれていることも特徴です。
1章は、スタディ・スキルとして大学生にとっての必須なアイテム、授業ノートのとり方、図書館の使い方、情報の収集力、文章の読み方、レポートの書き方、プレゼンテーションや討議の方法などです。2章はスチューデント・スキルとして、対人関係やストレス対処のスキル、倫理的感受性など生きることに対しての自己調整力をあげます。そして3章は、学生時代からの看護キャリアを磨くための実習や様々な体験をポートフォリオとして蓄積し、自分自身の未来を描くように構成されています。
初版から5年を経て、学習方法も反転学習が当たり前のようになり、ITの普及は我々の学習を格段に手助けしています。しかし、一方で個人情報や知的財産権の保護に関してのマナーや倫理観が要求されます。時代の要請に応え、学びをより平易な言葉で伝える工夫をした本書はあなたの学修を手助けしてくれると思います。
2018年秋
監修者ら
医療機関のホスピタリティ・マネジメント 改訂2版
患者&スタッフの幸福度がアップ.これらの医療機関に欠かせない,マネジメントの秘訣.
本書は,医療機関におけるホスピタリティの実践方法を具体的に記し好評を得た.それから約7年,コロナ禍を経て,医療を取り巻く環境も大きく変わった.厳しい経営環境のなかで患者が求めるもの,医療従事者・職員が望むものをとらえ,スタッフの「幸福度」が上がるような組織づくりがより一層重要になったと言える.これからの医療機関に欠かせないマネジメントのポイントが詰まった,今こそ読みたい改訂第2版.
循環器疾患最新の治療2024-2025
2年ごとの改訂で,年々進歩する循環器疾患における治療指針と最新の情報を簡潔に提供.巻頭トピックスでは,「心不全、腎不全患者における鉄欠乏:意義と治療」,「ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬の臓器保護効果:機序と使い方」,「高齢患者の減薬(deprescribing): その理論と実践」,「Point of care ultrasound (POCUS)の活用」など、話題の12テーマを取り上げる.巻末付録には,日々の臨床に役立つ「循環器疾患の薬剤一覧表」を収載.循環器疾患診療に携わる医師,研修医にとって,最新の治療の知識をアップデートするのに欠かせない一冊.
≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
前立腺癌 第2版
本改訂では,2022年の前立腺癌取扱い規約やWHO分類第5版の発行,分子病理学の進歩,導管内癌(IDC-P)の新しい考え方や治療関連型神経内分泌前立腺癌(t-NECP)等の新たな疾患概念の提唱などの最新の知見を盛り込み,病理診断や鑑別のポイントを精選した病理写真とともに解説した.そして臨床と病理の連携を目的に,画像診断や病理診断報告書の記載法,近年急速に進展しているがんゲノム医療の実施・運営方法についても解説した.
