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よくある50シーン別 高次脳機能障害のある人に“伝わる説明”便利帖

山田 和雄(監修)

出版社:中央法規出版

印刷版発行年月:2023/02

注意障害や記憶障害、遂行機能障害などがある高次脳機能障害の人にうまく伝えるための11のメソッドを紹介。リハビリ・生活・就労・学校など、よくある50場面別で使える説明テクニックやコツを、図とイラストでわかりやすくまとめた。支援者や家族の具体的な参考となる一冊。

看護 Vol.76 No.15

2024年12月号

特集1:看護職の処遇改善

出版社:日本看護協会出版会

印刷版発行年月:2024/11

特集1:看護職の処遇改善
日本看護協会は、2021年12月に開催された公的価格評価検討委員会に「看護職員の収入増の必要性に関する意見書」を提出しました。その後、国は本意見書で求められていたことに対して、「医療職俸給表(三)」の見直しや、2022年度診療報酬改定における「看護職員処遇改善評価料」の新設、2024年度診療報酬改定における「ベースアップ評価料」の新設などを行っています。

本特集では、これらが、看護職員の賃金にどのような影響を与えたのかを確認し、実際に処遇改善に取り組んでいる病院や訪問看護ステーションの事例を報告。最後に、職員の組織への貢献度等に応じた賃上げができる賃金制度を提案します。



特集2:身体的拘束最小化をめざす
2024年度診療報酬改定において「身体的拘束を最小化する取組の強化」が掲げられ、急性期・回復期・慢性期すべての病院は、入院基本料の施設基準を満たすため、2025年5月末を期限として、その体制を整備する必要があります。一方、厚生労働省の調査により、マニュアル等で体制を整えていても実効が伴わない病院の多いことがわかっています。

本特集では、実効が伴わない病院があるのはなぜなのかについて、看護師・医師が、それぞれの立場から見解を示します。さらに先進的に取り組み、成果を上げてきた病院から“最小化”実現のために何が必要であったかを報告します。

育てにくさをもつ子どもたちのホームケア

家族ができる取り組みと相談のタイミング

小枝 達也(監修)

出版社:診断と治療社

印刷版発行年月:2012/09

子どもの「育てにくさ」を感じている保護者から相談される子どもの状態,注意が必要な子どもの状態を99個選び,まず家庭でできる取り組みを実践的でわかりやすくイラストを多用して紹介している.
取り組みを行っても改善がみられないときなどは,どの相談機関や医療機関を利用してほしいか,また利用のタイミングを提示し,保護者が自分ひとりで思い悩まずに子育てできることを目的とした保護者支援本.

月刊/保険診療 2024年11月号

特集 医療事務”進化論”――現在・過去・未来~求められる役割とスキルの変遷~

出版社:医学通信社

印刷版発行年月:2024/11

特集 医療事務”進化論”――現在・過去・未来~求められる役割とスキルの変遷~ Part1 【座談会】事務部門をどう変えていくか/緒方洋,草野康弘,久保田巧,藤井将志

Part2 事務部門はどう”進化”していくか
1 求められるスキルをもつ人材をどう育てるか/乗替寿浩
2 マルチな事務職員の育成でトータルの生産性アップを/有島尚亮
3 事務が果たす役割はどう“進化”しなければならないか/中島雄一
4 事務部門はどう“進化”していくか/髙取暢子

Part3 医療事務部門の仕事――現在・過去・未来
1 拡大を続けるデータ活用業務にいかに対応するか/海野博資
2 専門特化型からジェネラリストへ/水野琢也
3 医療事務部門のヒトの行く末/内藤優美
4 未来志向の行動で,変化に対応できる組織に/竹内将
5 複雑化する課題に∇型人材で対応を/新谷直樹
6 地域連携の発展と自院の順応に貢献する/藤井大輔
7 医療事務部門の仕事―現在・過去・未来/熊谷有祐
8 環境変化に対応するため,経営層への情報発信を/中神勇輝

視点 なぜ医薬品不足が改善しないのか/坂巻弘之


連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
めーるBOX
■エッセイ・評論
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
こうして医療機関を変えてきた!/進藤晃
NEWS縦断「第4期医療費適正化計画と後発医薬品・バイオシミラー」/武藤正樹
■医事・法制度・経営管理
医療事務View/江口達也
医療機関のDATA分析“特別捜査官”シーズン2「入退院支援加算をもれなく算定せよ!」/流石学
現場を変える組織戦略/三好章樹
病院&クリニック経営100問100答「兼務,兼業における労務管理(労働時間,評価,賃金制度)」/宮川拓也
かがやく!事務部門/市立釧路総合病院
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【膵臓癌,肝転移,アルツハイマー型認知症】ACPの課題:施設看取りの質の向上を目指して/小澤竹俊,武田匤弘
教えて! 川上先生 新型コロナウイルスのホントのこと/案:川上浩一,画:ぼうごなつこ
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・高橋しのぶ
レセプト点検の“名探偵”/大下裕矢
点数算定実践講座/圓山研介
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/長面川さより

休載:日本の元気な病院&クリニック,医療事務Openフォーラム

社会保険旬報 №2948

2024年12月11日

《動向》 『医療機関経営の支援や医師偏在対策などを実施―令和6年度補正予算案を閣議決定』

出版社:社会保険研究所

印刷版発行年月:2024/12

《動向》 『医療機関経営の支援や医師偏在対策などを実施―令和6年度補正予算案を閣議決定』
政府は11月29日、総合経済対策に基づいた令和6年度補正予算案を閣議決定した。厚労省分は8454億円で、経営が厳しい医療機関への支援や医師偏在対策、医療・介護DXの推進、創薬力強化に向けたイノベーションの推進、医薬品等の安定供給確保など夏の概算要求に盛り込んだ事項を含め、喫緊の課題に対応するための予算項目をそろえた。病院の経営悪化が起きている調査結果が相次いで公表されているなかで、病床削減を条件に医療機関を支援する対策も用意している。
厚労省分の予算である8454億円のうち、一般会計が8414億円、労働保険特別会計が38億円、年金特別会計が41億円。ただし、一般会計から年金特別会計への繰入があり、39億円が重複する。また、医療・介護DXの推進、創薬力強化に向けたイノベーションの推進・医薬品等の安定供給確保などで、夏の概算要求に盛り込んだ予算項目が補正予算案に取り入れられており、令和7年度予算編成と一体として考えるべき側面がある。
大きく6項目で構成されている。①医療・介護・障害福祉分野のさらなる賃上げの支援等、医師偏在是正に向けた対策の推進(2861億円)②持続的・構造的賃上げに向けた支援等(313億円)③創薬力強化に向けたイノベーションの推進、医薬品等の安定供給確保(442億円)④医療・介護DX等の推進(1447億円)⑤国際保健・次なる感染症に備えた対応等(1022億円)⑥国民の安心・安全の確保(2205億円)─となっている。
以下では、医療提供体制や医療保険に関連する予算項目を中心に、個別の支援策をみていく。

生命科学論文を書きはじめる人のための英語鉄板ワード&フレーズ

研究の背景から実験の解釈まで「これが書きたかった!」が見つかる頻出重要表現600

河本 健(著)

出版社:羊土社

印刷版発行年月:2024/12

論文で頻用される“鉄板”表現を書きたいことから直感的に探せる表現集.600キーワードと対応するキーフレーズで,表現に迷うことがなくなります.学部生・大学院生のはじめての執筆のお供にオススメです.

看護学生 Vol.72 No.12

2025年1月号

出版社:メヂカルフレンド社

印刷版発行年月:2024/12

【特集】
2号連続! 准看護師試験対策 第1弾
よく出る疾患 総復習

実習が終わり,これから准看護師試験の本格的な勉強をスタートさせる方も多いのではないでしょうか。『看護学生』ではそのような皆さんに向けて,1月号では「成人看護」,2月号では「基礎看護技術」についての准看護師試験対 策に活用できる「総復習」をお届けします。
今月お届けする「成人看護」は出題数も多く範囲も広いため,効率的な学習 が肝心です。内容は『看護学生』編集室で作成した“よく出題される疾患ランキング”をもとに,以下に示した上位13疾患について,基礎知識を表にまとめ,試験で特に問われやすいポイントを解説しました。 各疾患に関する予想問題も掲載していますので,知識を確認した後にぜひ解いてみてくださいね!

消化器外科2024年12月号

若手外科医教育を考えよう

出版社:へるす出版

印刷版発行年月:2024/12

若手外科医教育を考えよう 外科医の減少、働き方改革、ロボット支援手術の普及、ICTやAI技術の進歩…外科医を取り巻く環境が大きく変化するなかで、未来を担う若手外科医をいかに集め・育てるのか。実際の取り組み・挑戦から、いま、若手外科医教育を考えよう。

救急医学2024年12月号

令和6年能登半島地震の現場から

出版社:へるす出版

印刷版発行年月:2024/12

令和6年能登半島地震の現場から 2024年、元日、16時10分。能登半島地震。そのとき、被災地の救護現場で、病院やクリニックで、避難所で、何が起こっていたのか。当事者たちの声を聴こう。いまだ復興の道半ばばからこそ、考えて、そして動こう。

脳腫瘍治療学 腫瘍自然史と治療成績の分析から 第2版

松谷 雅生(著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2024/12

脳腫瘍の増殖・増大様式(腫瘍自然史)を,膨大な数の文献を渉猟し分析.治療目標(戦略)・治療方法(戦術)を考えるにあたり指針となる1冊.WHO脳腫瘍病理分類に沿って,必要な情報を統一した項目で整理し,リファレンスとして使えるようにしている.今改訂では,2021年に5年ぶりに改訂されたWHO脳腫瘍病理分類に対応し,大きく項目立てを変更,新規文献数は800以上.リハビリテーションについての項目も設けた.

ICUとCCU 2024年12月号

2024年12月号

特集:日本版敗血症診療ガイドライン 2024(J-SSCG2024)のポイントと将来展望

出版社:医学図書出版

印刷版発行年月:2024/12

特集:日本版敗血症診療ガイドライン 2024(J-SSCG2024)のポイントと将来展望

いぬの肉球診断BOOK

東洋医学的体調チェックとツボマッサージ

石野 孝(著)

出版社:医道の日本社

印刷版発行年月:2014/07

毎日の肉球体調チェックで、かわいいワンちゃんの病気予防を!

肉球はぷにゅぷにゅかわいいだけではありません。毛が生えていないので皮膚の状態が分かりやすく、体調による変化をつかみやすいのです。
『犬のツボ押しBOOK』(医道の日本社発行)でもおなじみの石野孝獣医師が、手軽に健康状態をチェックできる方法として発案し、実際の診療でも行っているこの肉球診断法。
診察の際に触った肉球の感触や匂いをデータベース化し、それぞれのワンちゃん体調の情報を分析した結果、ワンちゃんの肉球は、東洋医学的体質による8つのパターンに分類でき、その肉球はワンちゃんの体調によって変わっていくことも導き出しました。

本書では、肉球の東洋医学的肉球診断法と、その診断に対応したツボマッサージ法を紹介しています。その他にもワンちゃんの嗅覚のひみつやシッポ、舌のチェックポイントについても簡単に触れています。

犬の寿命は30年前に比べ、2倍以上に延びてきています。今、ワンちゃんの世界はまさに超高齢社会といっても過言ではありません。ワンちゃんも人間同様、ガンや糖尿病など、生活習慣病を患う子が多くなっています。

かわいいワンちゃんを、毎日の肉球チェックとツボマッサージで体調管理してあげましょう!

ねこの肉球診断BOOK

東洋医学的体調チェックとツボマッサージ

石野 孝(著)

出版社:医道の日本社

印刷版発行年月:2014/05

肉球の東洋医学的診断で猫ちゃんの健康を手軽にチェック!

人間と違い、猫や犬は顔色を診たり、脈を正しく測ることが難しく、健康状態を把握しにくいといわれています。そこで、『犬のツボ押しBOOK』や『ペットのための鍼灸マッサージマニュアル』でおなじみの石野孝獣医師が、手軽に健康状態をチェックできる方法として発案したのが、肉球を使っての診断方法。

肉球は毛が生えていないので皮膚の状態が分かりやすく、体調による変化をつかみやすいからです。

病院に訪れる猫ちゃんたちの肉球専用カルテを作り、その日その日の猫ちゃんの肉球の状態等の情報を収集し、写真を撮影。データベース化し分析した結果、猫ちゃんの肉球は、東洋医学的体質によって8つのパターンに分類でき、その肉球は猫ちゃんの体調によって変わっていくことも導き出しました。

治療により体の調子が変化すると、肉球の状態も変化します。猫ちゃんの肉球は猫好きにとっては究極の癒しです。その肉球には東洋医学的に、猫ちゃんの体調を反映する情報がたくさん詰まっているのです。

本書ではその肉球の東洋医学的診断に基づき、どのツボを押せば猫の症状が改善していくかまでを紹介しています。その他にも、ツボ指圧マッサージや顔つき、爪、毛並からのチェック方法などにも簡単に触れています。

猫ちゃんの体調を東洋医学的に把握して、大事な家族である猫ちゃんの健康管理に役立てることができる1冊です。

LiSA Vol.31 No.12 2024

2024年12月号

徹底分析シリーズ:ECPR:麻酔科医も積極的にかかわっていこう!/症例カンファレンス:術中の緊急コンバージョン:方針転換に対する迅速な対応/医学教育お悩み相談室:最近の研修医は出来が悪い!?/2024のシェヘラザードたち:筋弛緩モニターを使おう/こどものことをもっと知ろう:こどもの肺炎/ちょっと拝見 となりのDAMカート:河北総合病院 の巻/diary:栃木県下野市/みんなのプロフィール帳:自分のアブノーマル度もまだまだ/夕ご飯 何にする?:あったかトマトグラタン

出版社:メディカル・サイエンス・インターナショナル

印刷版発行年月:2024/12

徹底分析シリーズ:ECPR:麻酔科医も積極的にかかわっていこう!/症例カンファレンス:術中の緊急コンバージョン:方針転換に対する迅速な対応/医学教育お悩み相談室:最近の研修医は出来が悪い!?/2024のシェヘラザードたち:筋弛緩モニターを使おう/こどものことをもっと知ろう:こどもの肺炎/ちょっと拝見 となりのDAMカート:河北総合病院 の巻/diary:栃木県下野市/みんなのプロフィール帳:自分のアブノーマル度もまだまだ/夕ご飯 何にする?:あったかトマトグラタン

新装改訂版 現代数理統計学

竹村 彰通(著)

出版社:学術図書出版社

印刷版発行年月:2020/11

多くの読者から親しまれてきた定評あるテキストの新装改訂版.
数理統計学の基礎的な概念,標準的な理論を数学的説明だけでなく言葉で丁寧に解説する.さらに,広範にわたる話題を一貫した視点でとらえることにより統一的・俯瞰的な理解へ導く.
このたびの改訂では読者の学習の便宜をはかり,新たに40題の練習問題を追加するとともに,問題解答例をサポートサイトにて公開する.
統計検定®1級試験に向けた学習にも好適.
【統計検定®推薦図書】

※ 本書は,1991年11月に創文社より刊行されたものを新たに組み直し増補改訂した新版です.
※ 統計検定®は一般財団法人統計質保証推進協会の登録商標です.

難治性喘息診断と治療の手引き 第2版 2023

日本呼吸器学会難治性喘息診断と治療の手引き第2版作成委員会(編集)

出版社:メディカルレビュー社

印刷版発行年月:2023/02

この度『難治性喘息診断と治療の手引き 第2版 2023』が一般社団法人日本アレルギー学会の協力を得て作成され,上梓されることとなった。近年のアレルギー疾患の増加に示されるように,わが国の気管支喘息患者数は推定では1,000万人と年々増加している。これら増加する気管支喘息の治療は,わが国より発行しているガイドラインに従った吸入ステロイド薬(inhaled corticosteroid:ICS)を中心とした治療の普及によって,多くの喘息患者ではコントロール良好となり,喘息死の低下につながっている。
 しかしながら,これら気管支喘息患者の5~10%に難治性喘息が存在し,高用量ICSを中心とした各種治療薬の併用でもコントロール不良で,急性増悪(発作)を繰り返すのが現状である。この難治性喘息をいかにコントロールするかが現時点での最大の課題である。これらコントロール不良の難治性喘息の治療に対応するために,近年,抗IgE抗体薬,抗IL-5/抗IL-5Rα抗体薬,さらに抗IL-4Rα抗体薬,抗TSLP抗体薬が上市され,今後も新しい生物学的製剤などが次々と上市されるべく臨床治験が行われている。さらに,コントロール不良の難治性喘息の非薬物療法として気管支熱形成術(bronchial thermoplasty:BT)も2015年4月より保険適応となっている。これらの生物学的製剤の治療効果は多大なものがあるが,医療経済に負担を与える高価な治療薬であることを考えると,適切なフェノタイプの症例を選択することが望ましく,また,BTにおいても3度の入院を要する侵襲性のある治療法であることを考慮すると,患者選択と施行者の専門性などを適切に検討したうえで行われるべき治療である。2015年12月に「アレルギー疾患対策基本法」が施行された。この法律の基本施策の1つにアレルギー疾患の診断,治療の均てん化がある。これらを踏まえ,2019年に『難治性喘息診断と治療の手引き2019』が発刊された。
 さらに,難治性喘息/重症喘息については,2010年に世界保健機関(WHO)で,2014年に米国胸部学会(American Thoracic Society:ATS)と欧州呼吸器学会(European Respiratory Society:ERS),また,わが国からも『喘息予防・管理ガイドライン』においてそれぞれ定義が公表されているが,それぞれに違いがあり統一的な定義はない。また,2021年に日本喘息学会から『喘息診療実践ガイドライン2021』(PGAM2021)が発刊され(2022年に改訂版であるPGAM2022発行),日本アレルギー学会から『喘息予防・管理ガイドライン2021』(JGL2021)が改訂された。本手引きでは,難治性喘息の定義を定め,難治性喘息/重症喘息と重症喘息を「難治性喘息」に統一するようにした。今後の喘息治療の方向性として,stepwise approachからtreatable trait approachが必要と考えられつつある。本手引きでは今後も増加する難治性喘息に適応のある高価な治療薬を適切に使用していただけることを期待して,難治性喘息の診断の正確性,治療アドヒアランスの確認,リスク回避,合併症の治療などを確認したうえで,適切に難治性喘息を診断し,さらに治療に結びつくフェノタイプ(エンドタイプ)を考慮して治療薬の選択ができる一助となることを期待してフローチャートやポイントを記してこの手引書を作成した。
 本手引きで臨床研究がさらに進み,専門医および非専門医の先生方のお役に立つことを切に願っている。
(東田 有智「序」より)

COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第6版

日本呼吸器学会COPDガイドライン第6版作成委員会(編集)

出版社:メディカルレビュー社

印刷版発行年月:2022/06

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は長期間の喫煙に起因する生活習慣病で、本邦には500 万人を超える患者がいると見積もられております。故に本疾患は呼吸器内科のみならず、多くの非専門医がかかりつけ医として診療することになる疾患です。2013 年には「健康日本21(第2次)」において、本疾患が対策を講じるべき生活習慣病として取り上げられ、まずはその認知度の向上を目的とされました。日本呼吸器学会としても本疾患の啓発に力を入れて取り組んでいるところですが、認知度は依然として低く、何らかの対策が求められるところです。今後、人口の高齢化が進むにあたり、多くの高齢者が罹患している本疾患が大きなインパクトをもたらすことが危惧されております。喫煙によって壊された肺は現在の医学では元に戻すことはできません。故にCOPD 患者に禁煙を早期に達成させて少しでも将来リスクを低減して、さらに最善の治療を施すことで現時点の症状を改善することが、呼吸器内科専門医のみならずかかりつけ医の重要な課題であると言えるのではないでしょうか。
この度、『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン 第6版』が、多くの編集委員、システマティックレビュー委員、査読委員や協力者のもとに作成され、上梓されることになりました。本ガイドラインは、これまでのガイドラインの流れを引き継ぎ、疾患概念、病態、診断、治療について参考となる事項や手順を、新しい知見を加え最新版としたものです。特に本版では、COPD の治療に関するクリニカルクエスチョンを設定し、最新のエビデンスを基に科学的なレビューを行い、クエスチョンに対する現時点でのベストアンサーを模索しております。本疾患の治療・管理に関する記載のみならず、新たに追加・修正された項目もあり、本書を一読することで疾患理解を深めることができると思います。
COPD 患者の生命予後を改善できる治療薬が開発されるなど、近年の治療の開発は目覚ましいものがあり、今後も益々発展するものと思います。また、予防の重要性から、早期発見と早期介入が益々推進されていくことを期待したいと思います。特に禁煙の啓発や施策が進めば、COPD 患者数は減少してくることが期待できます。しかし、今のところ患者が多い状態が当面は続くことが想定されます。本書が呼吸器専門医のみならず、かかりつけ医の皆様にもCOPD の日常臨床のお役に立てると願っております。
最後に、本書の作成に多大なるご尽力をいただいた関係者の皆様ならびにコメントをいただきました学会員の先生方、そして査読にご協力いただきました患者団体代表様に深く感謝いたします。
(日本呼吸器学会COPD ガイドライン第6版作成委員会 委員長 柴田 陽光 「序」より)

咳嗽・喀痰の診療ガイドライン 2019

日本呼吸器学会 咳嗽・喀痰の診療ガイドライン 2019作成委員会(編集)

出版社:メディカルレビュー社

印刷版発行年月:2019/04

咳嗽は呼吸器疾患の日常診療においてもっとも高頻度に遭遇する症状の一つであり,とりわけ長引く咳や頑固な咳で医療機関を受診する患者さんは年々増加の一途を辿っています。日本呼吸器学会では,2005年「咳嗽に関するガイドライン」初版に引き続いて,2012年に第2版を発刊しMinds認証も受けました。これまで数多くの診療ガイドラインが刊行されていますが,その大部分はある「疾患」を対象としたものです。よって,ガイドラインを活用するためには疾病の診断が確定していることが前提となっています。しかし,咳嗽のガイドラインは「症候」を冠していることから,症状→検査→診断→治療という通常の診療の流れに則したプラクティカルな構成となっています。
 一方,喀痰は咳嗽と並ぶ重要な症状であり,しかも両者は互いに密接に関連しているのにもかかわらず,これまで喀痰に関するガイドラインは存在しませんでした。特に慢性的な気道分泌亢進は,喘息やCOPDをはじめさまざまな気道疾患の病態を修飾し,患者さんのQOLのみならず疾患の急性増悪や予後に重大な影響を与えることもわかっています。このような背景を踏まえ,今回の咳嗽ガイドラインの改訂に伴い,これに喀痰の項目を加えて『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019』を作成するに至りました。そこで,「咳嗽」のパートは長崎大学 迎 寛 教授,「喀痰」のパートは横浜市立大学 金子 猛 教授を中心に,各々の症候に関するエキスパートの先生方に委員としてご参画いただきました。喀痰に関するガイドラインは国際的にも初めてのものであり,呼吸器診療に大きなインパクトを与えるものと大いに期待されます。

(玉置 淳「序」より)

大気・室内環境関連疾患 予防と対策の手引 2019

日本呼吸器学会大気・室内環境関連疾患 予防と対策の手引き2019作成委員会(編集)

出版社:メディカルレビュー社

印刷版発行年月:2019/01

「私たちを取り巻く環境と健康」のなかで特に「大気環境と室内環境に関連する疾患」に絞って解説。

薬剤性肺障害の診断・治療の手引き 第2版 2018

日本呼吸器学会 薬剤性肺障害の診断・治療の手引き第2版作成委員会(編集)

出版社:メディカルレビュー社

印刷版発行年月:2018/11

最新の知見を反映させるとともに日常診療での参考になるよう平易な記述を心がけて改訂。

薬剤性肺障害は、「薬剤を投与中に起きた呼吸器系の障害のなかで、薬剤と関連するもの」と定義されます。
2002年7月、分子標的治療薬gefitinibが世界に先駆けてわが国で上市されると、同薬による薬剤性肺障害が多発し社会問題となりました。そこで、日本呼吸器学会(JRS)は増加する薬剤性肺障害に対応すべく、2006年4月に「薬剤性肺障害の評価、治療についてのガイドライン」を発刊しました。その後も、新規薬剤の開発が相次ぎ薬剤性肺障害の報告件数が増加するとともに、mTOR阻害薬にみられるような新たな病態も出現してきました。このような経緯から、JRSは「薬剤性肺障害の評価、治療についてのガイドライン」の改訂を試みましたが、薬剤性肺障害は個々の症例が対象で発症の予想が難しく、無作為割り付け試験が存在しないため、ガイドラインの要件を満たすことが困難でした。そこで、ガイドラインから「薬剤性肺障害の診断・治療の手引き」とリニューアルされ、2012年5月に第1版が発刊されました。
現在、わが国では年間100件を超える新薬が承認、上市されています。特に、新たな分子標的治療薬や生物学的製剤などの開発、市場投入が続いています。また、免疫チェックポイント阻害薬の登場など、薬剤性肺障害をめぐる環境も大きく変化しています。このたび、前版から6年の歳月を経て、「薬剤性肺障害の診断・治療の手引き」第2版を発刊することができました。本書では、薬剤性肺障害に関する最新の知見を反映させるとともに、日常診療での参考になるよう平易な記述を心がけました。
薬剤性肺障害の診断に際しては、すべての薬剤は肺障害を起こす可能性があることを念頭に置き、まず疑うことが重要です。多種多様な薬剤を扱う臨床医は薬剤性肺障害に遭遇する可能性が高く、肺に異常陰影の出現をみた場合、必ず鑑別しなければならない病態です。呼吸器内科医のみならず、あらゆる診療科の先生方に「薬剤性肺障害の診断・治療の手引き」をお手元に置いていただき、早期の発見と対応にご活用いただけたら幸いです。

(花岡正幸「はじめに」より一部抜粋)

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