
薬局 Vol.74 No.10
2023年9月号
めまいを起こす薬・治す薬
原因・症状のおさらい&薬剤性めまいを見逃さない
めまいを起こす薬・治す薬
原因・症状のおさらい&薬剤性めまいを見逃さない めまいは発症頻度の高い症状の1つです.ですが一言でめまいといっても複数の種類があり,原因も末梢性,中枢性などさまざまです.また,めまいを薬学的な管理の視点で捉えると,①薬物治療が必要なめまい,②薬により惹起するめまい(薬剤性めまい)への介入が,薬剤師に求められるでしょう. そこで本特集ではめまいとくすりの関係を「めまいを起こす薬の薬学的フォロー」「めまいを治す薬の薬学的フォロー」の2パートで構成・解説しました.本特集を通して,めまいのある患者さんをサポートする力が身につくことにつながれば幸いです.

周産期医学53巻1号
Controversies in perinatology 2023 新生児編
Controversies in perinatology 2023 新生児編

JOHNS39巻1号
コロナ時代の新たな耳鼻咽喉科診療
コロナ時代の新たな耳鼻咽喉科診療

腎と透析93巻6号
尿細管と腎線維化
尿細管と腎線維化

口蓋帆・咽頭閉鎖不全 その病理・診断・治療
類書なし! 音声言語機能の要であり,かつ嚥下障害の起点である鼻咽腔閉鎖機能障害の全体像を詳述
●口蓋帆・咽頭閉鎖機能(いわゆる鼻咽腔閉鎖機能)velopharyngeal functionは,口蓋帆によって口腔と鼻腔を閉鎖もしくは狭小化する機能で,ヒト固有のものである.この口蓋帆・咽頭閉鎖機能によって,speechにおいては,構音運動articulationのためのエネルギーである口腔内圧が産生されるとともに,声voiceに特徴が与えられる.
●さらに近年,嚥下障害の臨床が重要視されてきているが,口蓋帆・咽頭閉鎖機能は,食物嚥下時の口腔期から咽頭期への移行段階を担い,この段階での調節不全が誤嚥の起点となることも示されるようになり,その重要性が明らかになりつつある.
●しかしながら,口蓋帆・咽頭閉鎖機能については米国でも確たる書籍はない.それは,動物実験ができないことや臨床テクニックが生理学に裏づけされている必要があるため,この領域の研究者・臨床家が世界的にも少ないことに原因がある.本書は,この領域における研究と臨床のトップランナーである著者らの筆によるもので,類書はない.
●嚥下・音声機能に関わる医療従事者(言語聴覚士,リハ医,耳鼻咽喉科医,歯科医など)に最適な書.

脊椎脊髄ジャーナル Vol.36 No.6
2023年6月号
■特集
脊椎脊髄のエクステンデッド・リアリティ(XR)

作業療法ジャーナル Vol.57 No.10
2023年9月号
■特集
内部障害のある人の生活支援と作業療法の実践

よくわかる神経内科学
「むずかしい」「わかりづらい」と苦手意識をもたれがちな神経内科学をわかりやすく解説したテキスト.
著者がメディカルスタッフ養成校で精神医学と神経内科学の授業を担当した経験から,「神経内科学」を学ぶうえで本当に必要なエッセンスのみを凝縮.
本書を一読することで「身体のなかでどのような出来事が生じているか」が理解できるようになる神経内科学の入門書.

主体性を高めチームを活性化する!
看護のためのポジティブ・マネジメント 第2版増補版
強みや豊かさを活かし、成果を生み出す組織づくり
問題や欠点ではなく、組織やスタッフの「優れた特性、強み、豊かさ」にアプローチし、それを伸ばすことで成果を生み出す“ポジティブ・マネジメント”。いまある強みや豊かさを伸ばすことにより、組織づくりを、理想に向かって、前向きに、創造的に、そして協働的に行うことをめざす。第2版増補版ではCOVID-19禍における取り組みが新たに追加され、先の見えづらい状況をどのように乗り越えるかのヒントを得られる。

医学のあゆみ286巻10号
第1土曜特集
人生100年時代を見据えてがんと生活習慣病(心疾患/糖尿病/CKD/MAFLD)を再考する――共通リスク因子,予防・治療の最新アプローチ
人生100年時代を見据えてがんと生活習慣病(心疾患/糖尿病/CKD/MAFLD)を再考する――共通リスク因子,予防・治療の最新アプローチ
企画:益崎裕章〔琉球大学大学院医学研究科内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)〕
・人類未曽有の人生100年時代が現実化しつつあるわが国では,寿命が延びるほど,さまざまながんに罹患する割合も増加しているが,生活習慣病とがんの併存病態に関する科学的エビデンスは決して十分とはいえない.
・生活習慣病とがんの関連性を示すプロトタイプの1つは2型糖尿病である.がん細胞はミトコンドリア機能不全の結果,効率の悪い解糖系にシフトせざるを得ず,糖尿病はがん細胞にとってはアドバンテージとなる.
・本特集では,がんと生活習慣病に関する最新知見をエキスパートが解説.サイエンス,アート,プラクティスの3段階から“知っているようで知らなかった”がんと生活習慣病の“現在”と“近未来”を紹介している.

臨床検査 Vol.67 No.9
2023年 09月号
今月の特集 COVID-19と臨床検査 得られた知見を今後の医療に活かす
今月の特集 COVID-19と臨床検査 得られた知見を今後の医療に活かす 「検査で医学をリードする」をキャッチフレーズに、特集形式で多領域をカバー。臨床検査にかかわる今知っておきたい知識・情報をわかりやすく解説する。連載企画も充実。年2回(4月・10月)、時宜を得たテーマで増大号を発行。 (ISSN 0485-1420)
月刊、増大号2冊(4月・10月)を含む年12冊

臨床泌尿器科 Vol.77 No.10
2023年 09月号
特集 徹底攻略! 副腎腫瘍2023 泌尿器科医が知っておくべき重要ポイント
特集 徹底攻略! 副腎腫瘍2023 泌尿器科医が知っておくべき重要ポイント 泌尿器科診療にすぐに使えるヒントを集めた「特集」、自施設での手術テクニックを紹介する「手術手技」、話題のテーマを掘り下げる「綜説」、そして、全国から寄せられた投稿論文を厳選して紹介する。春に発行する書籍規模の増刊号は、「外来」「処方」「検査」「手術」などを網羅的に解説しており、好評を博している。 (ISSN 0385-2393)
月刊、増刊号を含む年13冊

臨床眼科 Vol.77 No.9
2023年 09月号
特集 第76回 日本臨床眼科学会講演集[7]
特集 第76回 日本臨床眼科学会講演集[7] 読者からの厚い信頼に支えられた原著系眼科専門誌。厳選された投稿論文のほか、眼科領域では最大規模の日本臨床眼科学会の学会原著論文を掲載。「今月の話題」では、気鋭の学究や臨床家、斯界のエキスパートに、話題性の高いテーマをじっくり掘り下げていただく。最新知識が網羅された好評の増刊号も例年通り秋に発行。 (ISSN 0370-5579)
月刊、増刊号を含む年13冊

臨床婦人科産科 Vol.77 No.9
2023年 09月号
今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療
今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療 ■総論
膜に焦点を当てた結腸の解剖
山口茂樹・他
膜に焦点を当てた直腸の解剖
谷田部悠介・他
■悪性疾患の手術
腹腔鏡(ロボット)結腸右半切除における剝離層の選択と実際
渡邉 純・他
腹腔鏡下横行結腸切除における最適な剝離層の選択
大塚幸喜・他
腹腔鏡下結腸左半切除術における剝離層の選択(副中結腸動脈のある場合,ない場合について)
室野浩司・他
腹腔鏡下(ロボット支援下)低位前方切除における剝離層の選択
大木悠輔・他
骨盤側方腔の剝離層と側方郭清の手術手技
浜部敦史
腹腔鏡下(ロボット支援下)腹会陰式直腸切断術における剝離層の選択
金光幸秀
腹腔鏡下(ロボット支援下)括約筋間直腸切除術(ISR)における剝離層の選択
櫻井 翼・他
経肛門的直腸間膜全切除術(TaTME)における膜の理解に基づく剝離層の選択
北口大地・他
骨盤内臓全摘術の剝離層の選択──膀胱下腹筋膜を意識したumbilicalアプローチを中心に
村田悠記・他
仙骨合併骨盤内臓全摘術における剝離層の選択
神藤英二・他
■良性疾患の手術
急性虫垂炎に対する腹腔鏡下虫垂切除術における剝離層の選択
浅古謙太郎・他
結腸憩室炎に対する腹腔鏡下結腸切除における剝離層の選択
金子 学・他
直腸腫瘍に対する経仙骨的直腸腫瘍切除術における剝離層の選択
須並英二・他
潰瘍性大腸炎に対する腹腔鏡下大腸全摘術(IACAおよびIAA)における剝離層の選択
辰巳健志・他
●FOCUS
教育エフォートを見える化する──日本産科婦人科学会の取り組み
磯部真倫
●病院めぐり
牛久愛和総合病院外科
藤田俊広
●手術器具・手術材料──私のこだわり ⑲
開腹手術における電気メス・デバイスの使い方とコツ
深川剛生
●臨床報告
腹腔内異物(針金)が腹腔内を移動し鼠径管内へ迷入するまでを追跡できた1例
板野 聡・他
直腸穿孔後の遅発性瘻孔に対してover the scope clip(OTSC) systemによる閉鎖が有効であった1例
佐藤 洋・他
●手術手技
腹腔鏡下スリーブ状胃切除術において良好な体重減量効果を発揮する細い胃管と術後胃食道逆流症の防止を両立させる手術手技:Cross-Cut Sleeve Gastrectomy
戸川 剛・他

オンライン医療相談だからわかった女性の悩みと健康不安 現場で働く医療者に知っておいてほしいホンネ
何かしらのトラブルを抱えている女性で,産婦人科外来など,実際の医療機関を受診するには,その相談内容から心理的なハードルが高いことが多いものです.また,受診できたとしても,思わぬ事態に遭遇して傷つけられたりするケースもあります.「産婦人科オンライン」に日々寄せられている産婦人科患者さんの悩み,相談を紹介しながら,何に不安を感じているのか,医療者はどう対応すればよいのか.などを具体的に提示しました.

CLINICAL NEUROSCIENCE Vol.41 No.09
2023年9月号
【特集】認知症―Alzheimer病治療の新しい時代を迎えて
【特集】認知症―Alzheimer病治療の新しい時代を迎えて 変性性認知症における病態解明と治療薬開発の現状にもとづく展望を取り上げた特集です.Alzheimer病における疾患修飾薬レカネマブの登場を受け,患者会,行政,基礎・臨床研究者,臨床医,マスメディアと,多方面からお話をいただいた座談会も掲載しています.

チャイルドヘルス Vol.26 No.9
2023年9月号
【特集】知ってる?子どものアドボカシー
【特集】知ってる?子どものアドボカシー
知っているようでよく知らない!?
そんなアドボカシー を幅広く横断的な視点で捉えた本号で,子どものアドボカシーのためにできることをぜひ掴んでください!

症状・体質からしっかり選べる!
薬剤師・登録販売者のための フローチャートでわかる漢方薬虎の巻
漢方医学では「証」や「気血水」などの症状・体質から治療法を決めます.ですが,「用語が難しい」「どう活かせばいいか分からない」など困ったことはないでしょうか.そんな悩みを解決すべく,本書では体質・症状にあう漢方薬の選びかたをフローチャートで解説しました! 選び方の流れを身につけることで,自然と「証」「気血水」などの意味・使いかたも分かるようになっています.初学者はもちろん,漢方をより深く知りたい人にもおすすめの一冊です.

Clinical Engineering Vol.34 No.9(2023年9月号)
臨床工学ジャーナル[クリニカルエンジニアリング]
【特集】臨床工学技士のためのプログラミング入門
【特集】臨床工学技士のためのプログラミング入門 医療現場で応用できるプログラミングやワンボードマイコンの基礎と、実際の製作事例を紹介。プログラミングやワンボードマイコンの工作は敷居が高いと感じている読者の、ものづくりのきっかけとなる特集。

検査値とCQでわかる 非専門医のための血液疾患ワークブック
71の症例と166のクリニカル・クエスチョンで学ぶ自習形式のワークブック
血液内科を専門としていない医師が,血液検査のデータから,何を疑い,どのように診断に結び付ければよいかをCQ (クリニカル・クエスチョン)と解答でわかりやすく解説する書.71の実症例について,血液検査による “血算,生化学,凝固検査”の数値を提示しながらCQを提示.それらの数値から,何を疑い,何を根拠に診断し,どのように対処すべきかを166のCQと解答で学習するドリル形式のワークブック.