
医学のあゆみ286巻4号
古代ゲノム学と医学の交差点
古代ゲノム学と医学の交差点
企画:瀬口典子(九州大学大学院比較社会文化研究院,モンタナ大学人類学部)
・2022年に進化人類学者としてノーベル生理学・医学賞を受賞したスヴァンテ・ペーボ博士が発展させた古代ゲノム学は,人類進化史の研究だけでなく,医学研究にも大きな影響を与え大躍進を遂げている.
・古代ゲノム解析は,過去の感染症の病原体の追跡に有用で,古代ゲノム学は病原体の起源や進化,疾患の発生と進行,伝播経路の理解に重要な示唆を与え,疾患リスクに関連するヒトの遺伝的要因の解明も期待される.
・本特集では,古代ゲノム学と医学研究の第一線で活躍されている専門家の方々に,近年の古代ゲノム研究の動向,古人骨ゲノムの解明,古代ゲノム学と感染症学・医療の最新の成果と現状について解説していただいく.

≪プラクティス耳鼻咽喉科の臨床 5≫
難聴・耳鳴診療ハンドブック―最新の検査・鑑別診断と治療
難聴・耳鳴は様々な疾患・障害により発症する.医師は,その多彩な原因疾患と病態を把握し,最新の診断基準とエビデンス,科学的知見に基づき診療にあたらなくてはならない.本書では,第一線の執筆陣により難聴・耳鳴の原因疾患,検査・鑑別診断,治療・リハビリテーションなど診療のすべてを解説.とくに,軟骨伝導補聴器,鼓膜再生療法,CTP検査,小児の聴覚心理学的検査(VRA)については,ビデオ解説あり.耳鼻咽喉科専門医だけでなく,専門医を目指す専攻医にも手元に置いてすぐに参考になるハンドブックとなっている.

≪ナーシングビジネス2023年夏季増刊≫
「できる」看護管理者になる!マネジメント力向上キーワード27
【1テーマ読み切り。要点がサッと確認できる】看護管理者に向け、とくに重要なキーワードを厳選して解説。組織運営、スタッフ育成、病棟運営、人材管理、医療と看護の最新動向までを網羅し、「なんとなく」「知っているつもり」をクリアにし、現場の看護管理者の知識と実践力を向上させる一冊である。

整形外科 Vol.74 No.9
2023年8月号
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。

新型コロナウイルスに対する学校の感染対策 改訂版
3年あまり続いたコロナ禍のなか、一丸となって取り組んできた感染対策も現在5類となり、収束へむけてようやく緩和されてきました。しかし、感染のリスクがゼロになったわけではありません。これから先に求められるのは感染させない行動です。身に付けた感染対策は、これから先も役立ちます。新型コロナ対策の総まとめとして感染対策のおさらいをしましょう。

エキスパートナース Vol.39 No.9
2023年8月号
◆今やっているケア、そのままでOK?足を守るための7つの知識
◆みんなの“資格事情”聞いてみた!ナースの資格ガイド2023
◆今やっているケア、そのままでOK?足を守るための7つの知識
◆みんなの“資格事情”聞いてみた!ナースの資格ガイド2023

皮膚科の臨床 Vol.65 No. 8
2023年7月号
細菌感染症
細菌感染症
ときに致死的な経過をたどることもある「ガス壊疽」や「壊死性軟部組織感染症」を中心に,皮膚細菌感染症の症例報告をまとめました。総説欄では皮膚細菌感染症の変遷~現状を解説。これ一冊で皮膚細菌感染症の“いま”がわかります。エッセイ『憧鉄雑感』などの人気連載も掲載中!

小児科 Vol.64 No.7
2023年7月号
小児予防救急―病気やケガを未然に防ぐ仕組みづくり
小児予防救急―病気やケガを未然に防ぐ仕組みづくり
「予防救急」とは、救急搬送に至るような病気やケガを未然に防ぐ取り組みのことです。本特集では傷害予防や自傷・自殺防止、子ども虐待のほか、虐待などで家族から分離されたことで生じ得るトラウマ、子どもの死亡検証(Child Death Review)、ワクチン接種がどのように救急現場を守ってきたかなど、幅広いテーマから「予防救急」をとり上げました。

産科と婦人科 Vol.90 No.8
2023年8月号
【特集】これからの性教育 ―タブー視せずにポジティブに捉える―
【特集】これからの性教育 ―タブー視せずにポジティブに捉える―
自分も相手も大切にする方法を子どもに伝えるにはどうすればよいか,性教育の難しさに悩む方もいるはず.今回,医師,助産師,教育等それぞれの視点から解説いただきました.

手術 Vol.77 No.8
2023年7月増大号
必携 ロボット支援下消化器外科手術─基本手技とトラブルシューティング
必携 ロボット支援下消化器外科手術─基本手技とトラブルシューティング
本号の特集テーマはロボット支援下消化器外科手術。2022年4月の診療報酬改定における結腸癌手術,先天性胆道拡張症手術の保険収載により,さらなる症例増加と手技の発展が期待されているが,従来の内視鏡外科手術とは異なる特有の課題も多い。そこで,基本手技からトラブルシューティングまで,ロボット支援下消化器外科手術のさまざまなノウハウを一冊に凝縮。ロボット支援手術のレベル向上に役立つ増大号特集とした。

小児看護2023年8月号
川崎病の子どもと家族への看護ケア
川崎病の子どもと家族への看護ケア 川崎病は、1967年に日本の小児科医である川崎富作博士によって報告された疾患であり、主に乳幼児にみられる原因不明の急性熱性発疹性疾患である。患者数、罹患率は少子化の傾向にもかかわらず、減少しておらず、むしろ増加しているとされる。原因不明の状況であるとはいえ、川崎病の疑いや診断で、検査・治療が必要になる子どもたちの苦痛や不安を最小限にできるよう、急性期から遠隔期までを含めた看護ケアの質を向上させていく必要がある。川崎病の子どもと家族への看護ケアをよりよくしていくために、最新の知識や看護実践の工夫を紹介する。

臨床放射線 Vol.68 No.7
2023年7月号
FDG-PET保険収載20周年と今後
FDG-PET保険収載20周年と今後
今月号の特集は「FDG-PET保険収載20周年と今後」と題し、PET核医学ワークショップをもとに、日常臨床、特にがんのステージングや再発の診断に欠かせないPETの保険収載を見据え、基礎知識のおさらいと将来の展望を一通り頭に入れることができる特集となっています。その他、消化器系疾患を中心とする多種多様な症例報告6本や水晶体用線量計の工夫に関する投稿論文、好評連載「今月の症例」も掲載されております。是非ご一読ください。

産婦人科の実際 Vol.72 No.7
2023年7月号
妊娠に影響する感染症の最新知識
妊娠に影響する感染症の最新知識
実臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。
今回の特集テーマは母子感染です。執筆陣は産婦人科医に限らず,現場で実際に症例を診ておられるスペシャリストに,ガイドライン等で示されている最大公約数的なものとはまた異なった視点での知見を含めご執筆いただきました。COVIDー19などの新規感染症はもちろんのこと,既存の感染症についてもアップデートできる内容です。

臨牀消化器内科 Vol.38 No.9
2023年8月号
GERD 診療Update 2023
GERD 診療Update 2023
本特集は,2021 年に「胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2021」(改訂第3版)が発刊されたことを踏まえ,わが国のGERD 診療の現況と実践について,各分野のエキスパートの先生方に概説いただく目的で企画された.

関節外科 基礎と臨床 Vol.42 No.8
2023年8月号
【特集】上肢の骨壊死疾患治療 最新の知見
【特集】上肢の骨壊死疾患治療 最新の知見

先進医療NAVIGATOR がん免疫療法最前線
2014年にオプジーボ🄬が日本で世界初の承認薬となってから約10年が経ち、現在では10種類以上の免疫チェックポイント阻害剤が開発されています。がん免疫療法については多くの問題が山積していましたが、分子免疫学的解析が可能となり、基礎研究の加速度的な進歩が期待されます。本書は基礎研究に基づいたがん免疫の仕組みや、最新のがん免疫治療法など、より深く理解していただけるよう解説しました。【対象】医療従事者、研究者

やる気になる糖尿病患者さんのための“歩き方”処方せん
糖尿病治療の重要な柱である運動療法について長年にわたる著者の臨床経験を基に実践的なテキストとしてまとめました。運動生理学の基礎、4ステップ(基本/道具なし/道具あり/運動強度別)の運動処方せんの出し方、書き方、マラソン時の注意事項など糖尿病患者さんのための“歩き方”をご提案。随所に<ティータイム>として著者のエッセイを挿入し、運動の楽しさ、運動への親しみがわくように工夫しました。【対 象】運動療法をしている糖尿病患者さんとそのご家族、医師、看護師、健康運動指導士、理学療法士、運動インストラクターなど

小児科診療 Vol.86 No.8
2023年8月号
【特集】小児・AYA世代がん診療の現在と未来
【特集】小児・AYA世代がん診療の現在と未来 この世代のがんに特有な治療開発や社会的課題解決に向けた取り組みが始まっています.依然小児の死因上位を占めるがんについて,知って頂きたい現状と将来展望を専門医が徹底解説しました.

眼科 Vol.65 No.7
2023年7月号
甲状腺眼症
甲状腺眼症
トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。今月は「甲状腺眼症」に関する基礎知識と最新情報を、内科的な解説も含めて特集しました。通常の眼科外来に未診断の患者が来院する可能性のある疾患です。本号で必要な知識を整理してください。その他、がん治療薬の眼への副作用や屈折矯正手術の現在地に関する綜説、各種連載や投稿論文も掲載されております。是非ご一読ください。

消化器内視鏡34巻11号
表在型食道扁平上皮癌―内視鏡診断と治療update―
表在型食道扁平上皮癌―内視鏡診断と治療update―