
プライマリ・ケア看護学
小児期から成人期への移行支援
家族をケアユニットとした看護
近年の医療の進展に伴い,小児期発症の慢性疾患患者の入院期間は短縮傾向にあり,多くの子どもたちが外来通院を継続しながら地域社会で生活するようになった.本書は,小児期発症の慢性疾患に関する理解を深め,小児期から成人期への移行支援を実践できる能力を身につける,「プライマリ・ケア看護師」向けテキストである.

世界に飛びたて!命を救おう! グローバルヘルスを志す人 リーダーを目指す人のために
新型コロナパンデミック,戦争,地球温暖化,大規模災害など,世界が抱える保健医療上の課題は尽きません.本書はNGO,JICA,外務省,大学,UNICEF,グローバルファンドなどを通じて,世界130カ国以上を廻り,4大陸で生活しながらグローバルヘルスに従事してきた著者が,この分野で最初の一歩を踏み出す方法から,世界で活躍するリーダーになるための方法までを解説します.医療専門家はもとより,医療以外の分野でどのような活躍の場があるのか,どんなコンピテンシーが必要なのか,それをどのように獲得すればよいのか,どのようなコンパスを持ってライフデザインを作り航路を進めばよいのかなど,多くの方々からいただいた質問や相談を踏まえて多くの情報やアドバイスが含まれています.世界では活躍しているのに,日本では知られていない国際機関やNGO,シンクタンクなどの紹介もあります.著者本人やこの分野で活躍する友人・知人たちの実体験や知識に基づくリアルで役立つ情報満載の一冊です.

ひまはアスパーガール
発達障害母娘の15年
娘と母はタイプ違いの発達障害。悩みぶつかりながら互いに奮闘し成長する日常を、ちょっとコミカルに綴ったコミックエッセイ。
人はそれぞれ、親子もそれぞれ、家庭の事情もそれぞれ。でもこの娘と母の物語は、同じような子育て経験のある読者には共感を、子育て経験のない読者にも「普通」ではないことを否定しない大切さを、笑いを交えて伝えています。

愉しく食べる
食事に個別の配慮と援助を必要とするこどもさんとその家族の方へ
個別の配慮と援助が必要な子どもとその家族・援助者に向けて、愉しく食べるためのポイントをQ&Aで具体的に解説。
子どもの「自分で食べたいな」という気持ちを支援していくために、食事にまつわる注意点を「ミルクを飲んでいる頃」「食べること」「飲むこと」に分けてコンパクトにまとめた。
食べることを栄養学や医学的な観点からみるだけでなく、子どもが成長・発達する道筋を「学び」の過程として捉えるアプローチを提案する。

「日常言語」のリハビリテーションのために
失語症と人間の言語をめぐる基礎知識
これまで主として脳・神経科学的あるいは神経心理学的な機能研究によって理解が深められてきた失語症に対して、「日常言語」、すなわち人間のコミュニケーション行動を言語がどのような形で成立させているのかという観点から光を当てることによって、よりいっそうリハビリテーションの実践に近接した知識を提供。

言語機能系の再学習プロセスに向かって
失語症のリハビリテーションのために
コミュニケーション能力を支えている言語機能系の仕組みを解説し、言語の運用の仕組みを臨床に活用していく実践方法を紹介。
人間のコミュニケーション能力を支えている仕組みそのものに対するリハビリテーション治療のさらなる可能性を提言する画期的なテキスト。

食べることのリハビリテーション
摂食嚥下障害の多感覚的治療
脳-身体-道具の相互作用を考えながら、知覚・注意・記憶・判断・イメージ、それらのあり方を推測させてくれる言語との関連のなかで、食べることの多感覚性に目を向けて患者の病態を評価し、また治療に用いていく考え方と実際を紹介し、提案。
摂食嚥下治療の新しい可能性を探るセラピストにとって、見逃せない一冊。

この道のりが楽しみ
《訪問》言語聴覚士の仕事
自身も失語症当事者としての経験を持ち、地域密着で《訪問》言語聴覚士として在宅ケアを展開してきた著者が、これから訪問活動をめざす言語聴覚士へその意義と実際を伝える。
プロのカメラマンが著者の一日を追ったフォトドキュメント「今日もこの道を」も所収。

これだけは知っておきたい 糖質制限食のエビデンス
その糖質制限食、ちょっと待った!
糖質制限食に関する情報が氾濫しています.一見多大な効果をもたらすようにも見えますが、それらの情報は全て正しいといえるでしょうか? 医学論文をキャッチアップし続けている臨床医・研究者を除けば,たとえ医療従事者であってもそれらの情報の真偽を見極めるのは実は至難の業です.本書は糖質制限食に関する多数の研究結果(エビデンス)を平易に解説し,健康を維持しながら食生活を改善する方法を再考します.

≪作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト≫
福祉用具学(改訂第2版)[Web動画付] 改訂第2版
疾患・障害別の福祉用具と住環境整備
作業療法学専門分野の講義用テキスト・シリーズ。これからの学生に役立つ内容を意識し,能動学習の手助けとなる課題の提示,新しい実習形式である「作業療法参加型臨床実習」への対策となるような解説を追加し,また国家試験対策を充実させ,さらに巻末付録として症例集も追加した。
本巻では,改訂にあたって全体を精査して掲載情報をアップデートした上で,新たに「4章 住環境整備」「5章 トピックス」を追加。また「トピックス」では,作業療法の現場で広がる「情報通信技術(ICT)」「自動車運転補助装置」「3Dプリンター」「介護ロボット」などの新動向について項目を立てて追加した。近年の潮流および養成校指定規則改正によるアップデートを反映させた充実の改訂版。

ICUとCCU 2023年2月号
2023年2月号
特集:循環器集中治療と非心血管疾患
特集:循環器集中治療と非心血管疾患

≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
子宮体癌 第2版
腫瘍病理鑑別診断シリーズ「子宮体癌」,待望の第2版.近年,分子生物学的な知見の集積が進み,腫瘍組織分類や治療選択にも大きく影響を与えるなか,2020年にはWHO分類第5版,2022年には子宮体癌取扱い規約病理編第5版も発行された.そうした状況を踏まえ,子宮体部腫瘍病理のエキスパートが精選した病理写真とともに,定義や概念,診断上の要点を解説.診断を進める各過程での鑑別ポイント,免疫組織科学の活用法や,臨床との連携では欠かせない治療効果判定や病理診断報告書の記載法についても取り上げた.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
リンパ組織
リンパ組織の非腫瘍性疾患は日常的によく遭遇するが,所見がオーバーラップする,病変の本質が捉えにくい,そもそも病態が解明されていないなど,診断に苦慮することが多い.本書では,感染症や自己免疫疾患関連,反応性病変に加えて,腫瘍との境界病変,さらには菊池・藤本病や自己免疫疾患関連,IgG4関連疾患など幅広く取り上げ,その病変の捉え方を精選された大きな写真を多数用いて解説.診断の一助となることはもちろん,リンパ系非腫瘍性疾患の病理の世界を概観できる一冊.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
内分泌臓器
多くの病理医にとって非腫瘍性内分泌病変は遭遇する機会が少ないことを踏まえ,本書は,実践経験の少ない病理医を主対象とした.総論として各臓器の発生と正常構造,各論は下垂体,甲状腺,副甲状腺,副腎に分け,日常診療で遭遇しうる病態を網羅し,それらの形態学的変化を解説した.非腫瘍性内分泌病変の肉眼および組織形態を知ることができ,目の前の病変が果たして腫瘍か否か,腫瘍でないならどのような病態なのかを考えるうえでの一助となる.

症例で学ぶ中枢神経の画像診断[Web動画付]
脳腫瘍や脳血管障害、外傷、変性疾患、認知症、感染症、代謝性疾患、先天性疾患など脳神経内科・外科領域の疾患を臨床での遭遇頻度によって3段階に分類して掲載しています。初めに紙面とWeb動画に掲載した症例情報と画像所見から診断名を想像して、実力を試してみましょう。
その後、疾患の疫学的な知識や画像診断のポイント、治療法と本文を読み進めることで、研修医レベルから専門医レベルまで段階を追って学習できます。

消化器外科2023年4月号
若手に伝えたい手術のコツ
若手に伝えたい手術のコツ 手術がうまくなるためには、さまざまな能力や「手術のコツ」が必要である。したがって若手外科医は、先達の豊富な経験に基づく「手術のコツ」を会得することにより、より早く手術がうまくなることが可能になろう。
そこで本特集では、「若手に伝えたい手術のコツ」をテーマに各領域の手術(開胸腹・腹腔鏡下・ロボット支援下)におけるコツやpitfallなどについて、惜しみなく解説していただいた。

救急医学2023年4月号
トキシドローム;真実はいつもひとつ!! か!?
トキシドローム;真実はいつもひとつ!! か!? さながら“名探偵”のように、症候などから中毒原因物質を絞り込んでいくトキシドローム。症候と物質を丸暗記するだけでなく、真にトキシドロームを使いこなすために、各論解説はもちろんのこと、過去の実事例や解剖学的知識まで、しっかり学ぼう!

急性期実習に使える!
周術期看護クイックノート
<本書の特徴>
・急性期実習で受け持つことが多い周術期の看護について、術前から術後まで経過別に「実習中で必要とされる知識」をまとめています。
・経過別なので、いつ何をアセスメントしどんなケアが必要なのかをすばやく把握することができます。
・根拠やケアの注意点も充実しているので、実習で指導者さんの質問にもスムーズに答えられます。

プチナース Vol.32 No.6
2023年5月臨時増刊号
ひとめでわかる病院内の図解、看護師さんへの報告や患者さんとのコミュニケーション事例、行動目標や行動計画の例など、実習で知りたい要素をみっちり解説。初めて病院に行く基礎看護実習から領域別実習まで、ずっと役立つ“きほん”の1冊です。
ひとめでわかる病院内の図解、看護師さんへの報告や患者さんとのコミュニケーション事例、行動目標や行動計画の例など、実習で知りたい要素をみっちり解説。初めて病院に行く基礎看護実習から領域別実習まで、ずっと役立つ“きほん”の1冊です。

麻酔Vol.72 No.4
2023年4月号
投稿論文掲載号