新訂版 緊急ACP
悪い知らせの伝え方、大切なことの決め方
救急搬送される患者のほとんどが、大切なことをまだ決めていない。
本書は2022年2月に小社から発売した『緊急ACP VitalTalkに学ぶ悪い知らせの伝え方,大切なことの決め方』をベースに加筆・修正を行い、新たに刊行したものです。前版は、発行後まもなく諸般の事情により販売の継続ができなくなりました。このたび出版上の問題をクリアし、前版の内容に新たな症例を追加した上で、新訂版として発行することができました。
「あらかじめ」ではなく、救急外来や集中治療室などの「いざという場面で」行うAdvance Care Planning = 緊急ACP。
説明したはずなのに同じ質問が繰り返される、感情があふれて話が進まない……。患者も家族も混乱する中で、いかに患者の価値観に沿った治療のゴールを見出すか。意思決定支援のためのコミュニケーションスキルトレーニング“VitalTalk”から、緊急ACPの進め方を考えます。
≪実験医学別冊≫
論文に出る遺伝子 デルジーン300
PubMed論文の登場回数順にヒト遺伝子のエッセンスを一望
テストに出る順に英単語を学ぶ参考書のように,論文に出る順にヒト遺伝子を学ぶ! 専門内/外の論文の読みこなしに,オミクスデータの解釈に,学会・研究会での質疑応答に,必須の基礎知識を効率よくインプット.
≪理学療法マネジメント≫
膝関節理学療法マネジメント
機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く
『理学療法マネジメント』シリーズ(全5冊)のうちの「膝」の巻。
本書では膝関節における機能障害として,可動性障害,関節不安定性,筋機能不全などを取り上げ,評価法や評価結果の解釈の仕方,理学療法アプローチについてエビデンスを交えながら詳細に解説。また,中間関節である「膝」は他部位からの影響を受けやすいことから,足部・足関節や股関節,腰部・骨盤帯,胸郭からの影響の評価と理学療法をそれぞれ掲載。
機能障害を的確に見つめ理解することで,限られた期間でも効果的で計画的なリハビリテーションを実施する「理学療法マネジメント能力」を身に付けられる1冊となっている。
「型」が身につくカルテの書き方
「型」に沿って記載するだけで診療効率&診断推論能力がアップする!
「週刊医学界新聞」 の人気連載を書籍化。「基本の型」の部で、SOAP形式や問題リストなどのカルテ記載法のエッセンスを習得(⇒医師らしい思考過程も身につく)。「応用の型」の部で、外来・救急などセッティング別のカルテ記載法を習得(⇒応用の利く「型破り」な診療スタイルも身につく)。「型ができていない者が芝居をすると型なしになる。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる」(by 立川談志)。
手術の見取図
手術室看護師、病棟看護師、ICU看護師、看護学生におすすめ
手術を受ける患者の全体を見わたせる
経験豊富な手術室看護師が執筆し、各診療科の外科医が協力して完成した、「看護のための手術事典」です。11診療科・100項目の手術について、「どのような手術なのか」「手術を受ける患者の注意点は何か」「手術の手順・流れ」など、術後看護に関係する点を中心に解説しています。
手術室は閉ざされた環境であり、病棟看護師がどのように手術が行われているのか見ることは困難です。しかし、診療科によって、麻酔や術式、再建方法によって、術後の観察項目や注意点、看護ケアが大きく変わってきます。
そこで本書では、手術室看護師から病棟看護師へ術後の申し送りをするように、看護師で共有しておきたい手術のポイントをまとめました。周術期に一貫した看護を提供するために、合併症を予防し退院・在宅につなげるために、手術を受ける患者にかかわるすべての看護師に読んでいただきたい1冊です。
染方史郎の 楽しく覚えず好きになる
感じる細菌学×抗菌薬
●菌がわかれば病気がわかる!
●薬の違いに迷わない!
感染症の学びを阻むもの、それは細菌や抗菌薬の種類がとても多いことです。「何がどう違うのか」、そもそも「なぜ違うのか」、これが頭の中で整理できるだけで感染症の理解はグッと深まります。本書は、さまざまな細菌の特徴を、『イラスト』を用いながら『臨床に必要』なことに絞って紹介。さらに抗菌薬について、『系統別の相違点をまとめ』つつ『個々の特徴』をコンパクトに解説しました。かみ砕いた「感じる」解説によって最後まで読み飽きず、大事なことがしっかりわかる「楽しく学べる1冊」になっています。
マメカン血液透析
透析専門医・指導医であるBean先生が,理系知識ゼロのド文系新人編集者イチヤくんに,血液透析についてゼロからレクチャー! 極限まで易しく細かくまめまめしく噛み砕き,専門用語も丁寧に解説。さまざまなガイドラインを読み解き,臨床に落とし込むための勘所も伝授。するする読めるのに,透析療法の本質的な部分がしっかり身につく!
基本がわかる 漢方医学講義
全国82医学部で作成した初の共通テキスト.60分×4コマの講義+αの内容をまとめたコアカリ対応の1冊.イラストや写真が豊富でわかりやすい!医学部生はもちろん,漢方を改めて学びたい医師にもお勧め
HEART nursing(ハートナーシング)2025年4月号
2025年4月号
特集:心不全療養支援の学びなおしノート
特集:心不全療養支援の学びなおしノート ベストなハートケアをめざす 心臓疾患領域の専門看護誌
超高齢社会を背景に心疾患患者さんも増加を続ける今日、患者さんへの確かな心身ケアの技と、複雑なME機器や検査および多岐にわたる治療法などの知識を備えたハートナースが熱望されています。
そんな中、『ハートナーシング』は、「臨床の基礎から最前線まで」を合言葉に、ステップアップを目指すハートナースの皆さんを全力サポートします。
臨床スポーツ医学 2025年12月号
スポーツと心~アスリートの「メンタル」最前線
スポーツと心~アスリートの「メンタル」最前線 「スポーツと心~アスリートの「メンタル」最前線」特集として,アスリートのメンタルとは?/うつ病とオーバートレーニング症候群/アスリートの睡眠障害とその対策/アスリートと神経発達症/アスリートの心理サポート/法律の専門家の立場からスポーツ現場における体罰・ハラスメントとその保護 などを取り上げる.また連載として,「パラリンピックとスポーツ医学」「スポーツ医学の医療連携・地域連携」他を掲載.
外来で診る子どもの発達障害
どこまでどのように診るか?
非専門医がフォローすべき範囲や専門医紹介の基準・タイミング,教育現場との連携など,小児の発達障害診療を行うための実践的なコツを豊富なケーススタディで解説.子どもや家族との寄り添い方が学べる実践書!
やさしくわかる心エコーの当て方・見かた
プローブの当て方と心エコー像の対比で,心臓を思い通りに見る方法がすぐわかる!プローブの持ち方から画像の計測・評価,報告レポートの書き方まで解説した,初学者にやさしい実践書!
ドレーン管理はじめて BOOK
【基本・処置が写真とイラストで身につく!】ドレーン管理にかかわる解剖生理や適応、留置部位、排液の色・性状といった基礎知識にはじまり、ドレーンの固定・留置の基本手技など、知っておくべきドレーンの基本を1冊に凝縮。各科の主要な外科手術での観察や対応、患者指導の注意点も充実している。
≪整形外科Surgical Technique BOOKs9≫
骨盤骨折
【骨盤骨折の手術を明快にまとめた新テキスト】
治療・手術の難易度の高い骨折として知られる「骨盤骨折(寛骨臼骨折・骨盤輪骨折)」について、最新の治療をまとめた実践テキスト。写真、シェーマでわかりやすく解説するとともに、web動画で実際の手術手技を確認できる。骨折の分類はもちろん、寛骨臼骨折では各種アプローチ、骨盤輪骨折では経皮的スクリュー固定、前方固定、後方固定のバリエーションが詳述されており、これまでのようにいくつかの文献を参照する手間がなくなり、本書1冊で確認できる外傷整形外科医の必携書!
極論で語る消化器内科
「極論で語る」シリーズ,ついに登場「消化器内科」! 消化器内科といえば,研修医にとって鉄板中の鉄板.内科系では,最も頻度の高い消化管の病.できる内科医になるには,必須の科目ですが,コモンなだけにこれがまた難しい.ですが,こんな敷居の低い(わかりやすい),消化器内科の本は,初めて! 小林健二先生の「極論」を体得ください。
CAR-T細胞療法のトリセツ 改訂2版 チームCAR-Tでの取り組み 細胞療法運用学入門
CAR-T細胞療法に携わるすべての方へ
事前準備から細胞調製の実際,適応判断から投与後の合併症管理まで,紹介元施設やCAR-T実施施設で行うすべてのプロセスを,医師・看護師・臨床検査技師など多様な職種からなる本治療のトップランナー「京大病院『チームCAR-T』」が解説した好評書の改訂版.「連携強化」,「運用最適化」,「治療効果向上」のノウハウがさらに進化し,最新の実践入門書として生まれ変わりました.
ヒアルロン酸注入療法のすべて
顔のデザイン
好評書『ボツリヌス療法のすべて―アジア人への応用』の著者であり,韓国におけるヒアルロン酸注入治療の第一人者であるDr. Kyle Seoによる,フィラー治療の決定版.解剖学的知識と豊富な臨床経験に基づき,顔全体の立体構造を踏まえた治療設計と,卓越した注入テクニックを細部にわたって丁寧に解説.ヒアルロン酸の基礎から製剤選択,合併症対策,さらに予算に応じた治療計画の立て方までを網羅し,初心者から上級者まで幅広く活用できる実践的な一冊.
急性期実習で使える!
周術期看護ぜんぶガイド 第2版
急性期実習で毎日活用できる1冊! 周術期の患者さんについて、術前から術直前、手術中、術直後から術後3日目までと、日ごとの経過に沿って観察項目とケアを細かく掲載。
さらに、「機器・ルート別」「基礎疾患別」「実習でよく出合う疾患別」の3章で、実践的で活用しやすい看護のポイントをとりあげます。
改訂にあたり、早期から術後を見越した看護ができるよう、「術前に知っておきたい術後合併症の知識」を追加しました。
小児神経の画像診断 改訂第2版
―脳脊髄から頭頸部・骨軟部まで―
発生・病理から先天代謝・腫瘍、脊髄・頭頸部・骨軟部の疾患まで日常診療に役立つ様々な疾患を・豊富な画像とあわせて丁寧に解説.
改訂版では疾患概念の変化・遺伝子バリアントの関わりなど新しい知見を取り入れた.
小児神経領域の画像診断に必携の1冊.
疼痛リハビリテーション
病態メカニズム・モデルに基づく評価・治療戦略
リハビリテーションの対象となるさまざまな疾患で問題になることが多い「疼痛」について,その概念から評価・治療の考え方,ケーススタディまでを集約!
「疼痛」を理解するための基本となる原因に着目した分類に基づいた病態メカニズム・モデルについて詳しく述べたうえで,患者の病態を理解し,原因を特定するための評価と解釈,疼痛に対して用いられる各治療法について,エビデンスに基づき体系的に解説。ケーススタディでは,変形性股関節症・大腿骨頸部骨折・腰痛・脳卒中後疼痛・脊髄損傷・関節リウマチなど多様な疾患をテーマとし,評価所見からの病態解釈の思考プロセスや治療手技を提示。
疼痛を有する患者のリハビリテーションに活かせる理論と臨床への応用が学べる1冊。
