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CLINICAL NEUROSCIENCE Vol.41 No.03

2023年3月号

【特集】ALS―どこまでわかり,どこまで治るか

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2023/03

【特集】ALS―どこまでわかり,どこまで治るか 病態解明を背景に,続々と新薬の開発が進む筋萎縮性側索硬化症(ALS).大きな変貌を遂げつつあるALSの歴史,広がり,発症機序,診療・治療・介護の現状を網羅的に取り上げた特集となっています.

臨床婦人科産科 Vol.77 No.9

2023年 09月号

今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2023/08

今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療 ■総論
膜に焦点を当てた結腸の解剖
山口茂樹・他

膜に焦点を当てた直腸の解剖
谷田部悠介・他

■悪性疾患の手術
腹腔鏡(ロボット)結腸右半切除における剝離層の選択と実際
渡邉 純・他

腹腔鏡下横行結腸切除における最適な剝離層の選択
大塚幸喜・他

腹腔鏡下結腸左半切除術における剝離層の選択(副中結腸動脈のある場合,ない場合について)
室野浩司・他

腹腔鏡下(ロボット支援下)低位前方切除における剝離層の選択
大木悠輔・他

骨盤側方腔の剝離層と側方郭清の手術手技
浜部敦史

腹腔鏡下(ロボット支援下)腹会陰式直腸切断術における剝離層の選択
金光幸秀

腹腔鏡下(ロボット支援下)括約筋間直腸切除術(ISR)における剝離層の選択
櫻井 翼・他

経肛門的直腸間膜全切除術(TaTME)における膜の理解に基づく剝離層の選択
北口大地・他

骨盤内臓全摘術の剝離層の選択──膀胱下腹筋膜を意識したumbilicalアプローチを中心に
村田悠記・他

仙骨合併骨盤内臓全摘術における剝離層の選択
神藤英二・他

■良性疾患の手術
急性虫垂炎に対する腹腔鏡下虫垂切除術における剝離層の選択
浅古謙太郎・他

結腸憩室炎に対する腹腔鏡下結腸切除における剝離層の選択
金子 学・他

直腸腫瘍に対する経仙骨的直腸腫瘍切除術における剝離層の選択
須並英二・他

潰瘍性大腸炎に対する腹腔鏡下大腸全摘術(IACAおよびIAA)における剝離層の選択
辰巳健志・他

●FOCUS
教育エフォートを見える化する──日本産科婦人科学会の取り組み
磯部真倫

●病院めぐり
牛久愛和総合病院外科
藤田俊広

●手術器具・手術材料──私のこだわり ⑲
開腹手術における電気メス・デバイスの使い方とコツ
深川剛生

●臨床報告
腹腔内異物(針金)が腹腔内を移動し鼠径管内へ迷入するまでを追跡できた1例
板野 聡・他

直腸穿孔後の遅発性瘻孔に対してover the scope clip(OTSC) systemによる閉鎖が有効であった1例
佐藤 洋・他

●手術手技
腹腔鏡下スリーブ状胃切除術において良好な体重減量効果を発揮する細い胃管と術後胃食道逆流症の防止を両立させる手術手技:Cross-Cut Sleeve Gastrectomy
戸川 剛・他

医療従事者のための マンガならわかる漢方入門

今中 健二 (編著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2023/08

【生薬のはたらきがマンガで楽しく学べる】漢方薬を処方することの本来の目的は、症状を引き起こしている原因そのものを改善すること。そのためには漢方薬の効能とともに病気になるメカニズムを知り、臓腑の働きを調整することが重要である。本書は入門者にも覚えやすいよう、マンガでわかりやすく解説する。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020

日本呼吸器学会 / 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班 (監)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2020/07

日本呼吸器学会と厚生労働省「難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究」班の監修によるエビデンスに基づいたオフィシャルな睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン。疫学や病態から臨床症状と診断、治療・予後はもちろんのこと、SAS患者の車の運転や遠隔医療を含めて、クリニカルクエスチョン(CQ)を取り上げ、国内外のエビデンス等を踏まえつつ、指針を示した。

jmedmook61 あなたも名医!意識障害

坂本 壮 (著)

出版社:日本医事新報社

印刷版発行年月:2019/04

救急外来で遭遇頻度の高い「意識障害・失神」。原因が多岐にわたり、診断に困るケースも多いこのテーマについて、現場の第一線で活躍する坂本 壮先生と安藤裕貴先生がわかりやすく解説します。
数ある原因疾患の中でも、「致死的疾患を見逃さない」ことに重点を置き、検査とその解釈、鑑別診断、疾患別対応についてまとめました。
本文中では「A総合病院」「Bクリニック」と設定し、それぞれ異なる環境で行うべき対応を紹介。筆者独自の視点で書かれたコラムも豊富に掲載しています。
本誌の冒頭では、ここだけでしか読めないお二人による対談も収録! 読み通すことで「意識障害・失神」に対応する力が身につく1冊です。

≪シリーズ まとめてみた≫

精神科 第2版

天沢 ヒロ (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2019/03

「わかりやすさ」と「まとめ」に特化した医師国家試験対策本。なにが重要かの基本を押さえながら、精神科の得点アップが見込めます。学習したことをすぐに確認できる「チェック問題」、疾患、キーワード、検査、薬の「まとめ」でどんどん整理できます。厳選した医師国家試験の過去問は、113回までを収載。オリジナルの解法で、さらに理解が進みます。

やさしく解説 甲状腺疾患の診断と治療

甲状腺を専門としない医師のために

窪田 純久 (著)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2016/09

長年甲状腺診療に携わってきた著者が、非専門医向けに診断と治療の初歩から実際までをやさしく“伝授”。自信をもって診療に臨めるように、各疾患の基礎知識をコンパクトに整理し、診断・治療のノウハウ、他科との連携までを平易に解説した。「MEMO」や「ADVICE」などのコラムで診療のコツや豆知識も身につく。診断の流れがひと目でわかるフォローチャートを掲載。

わかりやすい電気メスの本

自分の武器を知る!

桜木 徹 (著)

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2014/04

外科系医師をはじめ、内視鏡手術を行う内科医、臨床工学技士、手術室担当看護師など、電気メスに関わるすべての医療従事者を対象に、電気メスの基礎から実践までをわかりやすく解説した。しっかりと理論を説明しながらも、やわらかい文章と多数の図、さらにマンガも取り入れ、機械が苦手な人でもとっつきやすいように編集。いつも使っているけど、実はよく知らなかった電気メスについて、各メーカーの代表機種を徹底分析!

医学のあゆみ287巻7号

肺癌に対する薬物治療の最前線

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2023/11

肺癌に対する薬物治療の最前線
企画:前門戸 任(自治医科大学 内科学講座呼吸器内科学部門)

・コロナ禍のなかにあっても肺癌治療の進歩は着実に続いている.免疫チェックポイント阻害薬治療が悪性黒色腫に続いて2015年12月に非小細胞肺癌に適応となり,その後,多くの臓器癌に適応が広がっていった.
・2004年に,ドライバー遺伝子変異EGFRが肺癌において発見されて以来,分子標的薬治療が他臓器癌に先がけて肺癌において開発され,個別化治療のトップランナーとして肺癌分子標的薬治療の進歩が続いている.
・肺癌において免疫療法と分子標的薬治療の適応患者が異なり,両治療の棲み分けがおおまかにできている.肺癌では免疫療法の適応が広く,効果的であり,免疫療法の分野でも癌診療をリードしていくことを期待している.

ねころんで読める救急患者のみかた

坂本 壮 (著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2020/06

【100分で読める身につく救急のキホン】
「ショックは血圧で判断するな!」などバイタルサインのキホンから、病歴聴取のポイント、身体所見の知識まで、救急患者のみかたがわかるエッセンスが満載! 楽しい4コマ漫画つきで、パッと読めてポイントが頭と心に残る日々の業務ですぐに役立つ一冊。

皮膚外科・体表形成外科の技と理

理を普遍にいかす

岡崎 睦 (著者)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2023/03

好評の“Tips”シリーズ第3弾は,“Tips”を“理”に変えて,皮膚外科・体表形成外科で行われる手技とコンセプトに特化。
①皮膚外科・体表形成外科の基本事項(手術の体位,麻酔,手術操作,術後管理など),②局所皮弁(Z形成,VY皮弁,横転皮弁,回転皮弁などのデザイン理論とのコツ),③実際の手技(剥離法,縫合法,手術のデザイン,患者年齢・ダウンタイムを考慮した手術),④ティッシュ・エキスパンダーなど,皮膚外科・体表形成外科でよく使われる手技とコンセプトについて理論的に説明し,症例に合わせた実践的なデザインや縫合法を解説。さらに,症例写真の撮影に必要な基本知識と撮影法についても解説した。

麻酔への知的アプローチ 口頭試問問題集

稲田 英一 (著)

出版社:日本医事新報社

印刷版発行年月:2022/07

●日本麻酔科学会教育委員会委員長、筆記試験委員長等を長年つとめた著者が贈る1冊!
●麻酔科専門医試験の口頭試験対策にお役立て下さい。
●たくさんの麻酔科専門医を育ててきた著者が、解答の要点はどこなのかを徹底解説。ふだんの臨床では半ば反射的に対応しているようなことを、どう言葉で説明するかを例示しました。
●日々遭遇する症例への対応にも役立ちます。
●ロングセラー『麻酔への知的アプローチ』、『麻酔への知的アプローチ 問題集』の姉妹本。

見逃してはいけない小児救急

鉄原 健一 (編著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2022/06

小児救急は軽症の頻度が圧倒的に高いため、緊急度の高い疾患への配慮を忘れやすく、診断エラーに繋がりやすい状況があります。本書では、小児救急でよくある診断エラーやピットフォールを共有し、症例の振り返りを通してポイントや解決法を紹介しています。

本書の対象は、小児の救急外来での診断・判断に関わる方です。経験を積み知識が増えれば、診断エラーがなくなるわけではありません。初学者からベテランまで、それぞれ違った視点で、学びがあるのではないかと考えています。また、救急外来で働く看護師、診療放射線技師、臨床検査技師など、直接、診断・判断をしなくても、チームとして診断エラーを減らすために、本書の内容は役立つと思います。

患者さんを通して学びながら、本書が読者の皆さんのそれぞれに合った診断の仕方、鑑別疾患の肉づけをするためのきっかけづくりになれば幸いです。

推薦文

~すべてのシーンの小児診療に彩りを加える良書~

著者の鉄原先生とは10年来の付き合いになる。彼の様々な長所をあげていくと与えられた字数が足りなくなるので、私の一押しポイントに絞ると、学ぶことが好き、教育が好き、Mr.Childrenが好き、そして、君が好き。である。

実際、シミュレーショントレーニングでみせる愛情あふれるファシリテーションは素晴らしい。私のファシリテーションの半分はテツハラでできている。あなたも一度は彼のコースを経験すべきと思う。

これは、そんな鉄原先生の編集によるすべての小児医療従事者が読むべき本である。他書にはみられない特徴的な強みは2つある。1つは編集方針、もう1つは広い読者対象である。

まず、1つ目は、違う視点を許容する編集方針である。「あなた」が経験した喉頭蓋炎と、「わたし」が経験した喉頭蓋炎のプレゼンテーションは違うはずである。同じ疾患を記述しても、著者によって強調するところが変わる。それを通して、より多面的全面的に疾患の理解が進む。そのように仕掛けられている。編者の「君が好き」が読者だけでなくすべての著者に向けられている。

2つ目は、誰が読んでも学びがあることである。本書は、失敗症例を振り返って、みずから改善点をみつけるという、診断エラー学の入門書として有用である。それだけではなく、初期研修医や学生は、総論部分でABCDEから始まる小児救急医療の基本を守ることが学べる。症例検討が中心の中盤では、総合診療医であっても初診では診断しきれないような困難症例が並び、後半は、ベテラン小児医が苦手な外傷・熱中症などの外因性疾患のシンプルな指針が示されている。小児救急医療を学ぶという「終わりなき旅」を最初から最後までガイドするのが本書である。

色んな異論があっていい、医学の深海にともにゆこう。そんなてっちゃんの励ましの言葉が頭にひびく。てっちゃんの出世作を予約して読もう! どう読むのかは、君の好きなようにして!

2022年5月
こだま小児科
児玉和彦

推薦文

子どもの「困った」に本気で向き合いたい君へのギフト

小児科医になった理由を若手の先生との面談で聞くと、子どもと家族に「何か貢献したい」が動機の方が圧倒的に多いです。「見逃してはいけない小児救急」(以下、本書)には「何かしたい」にとてもシンプルに答えてくれる参考書です。すなわち子どもの不調(困った)と病気の関連に気づくセンスとそれに対応できるスキルのノウハウが詰まっています。本書の通読をお勧めします。

ところが、小児科医はそこで終わってはいけません。子どもの不調(困った)の原因に病気が隠れている可能性があること、そして病気に気づければ、その不調(困った)が改善できること、だから、勇気を持って医療にアクセスしてもらうことが実は大事なのです。ですので、小児科医はそのための行動をし続ける必要性があります。何かの病気かもしれない、でもこんなことで受診をして良いのだろうか? 何しに来たと思われないかと、非医療者の方は心配されています。なんかおかしいな、普段と違うなと思ったら、安心のために受診できるようなハードとソフトの両面で小児救急医療の充実が必要です。もし読者の方の地域でそのような準備がなければ、鉄原先生やお近くの本書の執筆者に連絡し、講演や教育回診やカンファレンスなどしてもらってください。「病気じゃない、軽くて良かった」と安心してもらい笑顔で帰宅してもらうことに喜びを見出し、何か引っかかることがあれば、専門医療への引き継ぎや入院適応の決定を日々高精度で行い、子どもたちと家族のハッピーを実現しましょう。

困っている子どもたちと家族に優しく対応し、システマティックに診療し、子どもたちのライフ(命・人生)を繋いでいく、それが小児救急医療です。本書ではその小児救急医マインドの一端に触れることができます。本書が小児医療を担う若手小児科医や小児医療関係者へのギフトである所以です。ギフトですがご購入はご自身で 笑。

2022年5月
兵庫県立こども病院感染症内科
笠井正志

序文

『見逃してはいけない小児救急』に、ようこそいらっしゃいました。あえて「見逃したくて」診療をしている人はいないと思います。しかし、忙しかったり、疲れたり、落ち込んだり……、いろいろな事情があって無意識的に「軽く考えてしまったり・・・・・」「考えられなくなってしまったりして『見逃しに至る』」ことがあると思います。読者の皆さんの中に、夜、自分が救急外来で診た患者さんが、翌日、違う診断で入院していることを、上級医にそっと耳打ちされたことはありませんか? 後で振り返ってみたら、「なんであの時、そんなことしたんだろう?」とか「運が悪かっただけだと信じたい」とか、思ったことはありませんか?

例えば、胸痛が主訴で胸膜炎と思っていたら肺塞栓だったこと、また、パニックで暴れていたので精神科にコンサルトしたが辺縁系脳炎だったこと、転落して受診し全身診察して帰宅してもらったが、再来時の診察で大腿骨骨折と判明したこと。いずれも僕が診させていただいた患者さんです。診断エラーは、患者さん、ご家族、そして、診断に関わったすべての人たちに、ダメージを与えてしまいます。しかし人は、エラーをする生き物です。

では、どうすれば診断エラーを減らすことができるのでしょうか。「診断エラーをしないこと」と「正確な診断をすること」は表裏です。ゆえに、本書の第1章の総論では、まず「小児の救急外来での臨床推論」から始まります。小児の救急外来の初診で、正確な診断・・をつけることは不可能なことが多いです。診断名を無理やりつけるのではなく、最善の判断・・をすることが大事です。次に、「小児救急での診断エラー」に続きます。そして、診断エラーを減らし最善の判断を行う方法の1つとして「ABCDEの診かたのコツ」を紹介します。これはPALS(Pediatric Advanced Life Support)で学ぶ重症小児に対するアプローチですが、すべての患者さんに対して応用して使えます。緊急度を評価する際に活用してみてください。最後に、すべての小児に潜んでいる虐待について考えていきます。

第2章の各論では、まず「あるある」のピットフォール症例や悩ましい症例を紹介します。次に、振り返りをもとに、どのようにアプローチすれば、エラーを避け、より良い判断ができるかを記載しています。診断エラーの症例であっても、決して珍しい症例ではなく、よくあるピットフォールですので、明日出会う患者さんかもしれません。また、鑑別疾患の表をつけています。優先順位をつけて鑑別を挙げるために有用だと考えます。

各論を読んでいただく際、診断名を当てるのではなく、診断の過程・・を一緒に考えていただければと思います。また各論では、直観的思考でエラーが起こり、分析的思考で振り返るという形式にしていますが、ここで示した診断過程や鑑別疾患は、唯一の正解ではありません。限られた時間で行う診療の中で短い時間で診断(判断)できる直観的思考は多くの場合有用です。患者さんを通して学びながら、本書が読者の皆さんのそれぞれに合った診断の仕方、鑑別疾患の肉づけをするためのきっかけづくりになれば幸いです。

本書の対象は、小児の救急外来での診断・判断に関わる方です。診断エラーのところで詳しく述べますが、経験を積み知識が増えれば、診断エラーがなくなるわけではありません。初学者からベテランまで、それぞれ違った視点で、学びがあるのではないかと考えています。また、救急外来で働く看護師、診療放射線技師、臨床検査技師など、直接、診断・判断をしなくても、チームとして診断エラーを減らすために、本書の内容は役立つと思います。

執筆いただいた先生方は、臨床が何より大好きで、教育にも情熱的で、脂が乗りに乗った僕の尊敬する小児救急医たちです。読者の皆さんが、現場で悩み、暗闇の中にいるように感じた時に、本書で光を射すことができれば幸いです。最後に、温かく僕の背中を押してくださる金芳堂編集部の西堀智子さん、河原生典さん、全国のたくさんの仲間たち、そして、学びと元気を与えてくださる患者さんたちに、最大級の感謝を。

本書が「こどもたちと家族のHAPPY」につながることを願って

令和4年5月
鉄原健一

「Medical Technology」別冊 超音波エキスパート15 頸部エコーのスクリーニングとステップアップガイド

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2015/05


◎頸部エコーを行う検査技師のための必携書!

●超音波検査は侵襲のない検査として広く普及し,甲状腺領域においても日本甲状腺学会の亜急性甲状腺炎や慢性甲状腺炎の診断ガイドラインに超音波検査が検査項目や付記所見に記載されている.また頸部エコーでは,副甲状腺腫の確認や頸部リンパ節の評価が行われ,唾液腺疾患についても超音波検査が第一選択とされている.
●本書では,甲状腺のみならず耳下腺や顎下腺などの唾液腺,頸部リンパ節,その他の頸部に発生する表在性腫瘤を取り上げ,頸部領域全般にわたって広く網羅し,わかりやすく解説した.
●各項目に技術的留意点,走査法の工夫やコツなど,ワンポイントアドバイスを設け,初学者はもとより日常的に頸部エコーを行っている検査技師のステップアップにも役立つ一冊.

がん研スタイル

腹腔鏡下大腸切除術

山口 俊晴(監修) 福長 洋介 (編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2013/03

本書は,がん研の歴史の中で培われた大腸がんの知識・手術法のすべて集約した,がん研スタイルの腹腔鏡下手術を解説する手術書である。腹腔鏡下手術を行うための基礎となる大腸の鏡視下解剖を含め,手術の手順・ポイントを多数のイラストで解説した。

病院内/免疫不全関連感染症診療の考え方と進め方 第2集

IDATEN感染症セミナー実況中継

IDATENセミナーテキスト編集委員会 (編)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2019/07

IDATEN(日本感染症教育研究会)による、好評のセミナーテキストの1冊。遭遇頻度が高い病院内感染症、免疫不全関連感染症をテーマとした第2集。世界的な潮流である「抗菌薬の適正使用」を切り口に、気鋭の講師陣が感染症診療の考え方と進め方をわかりやすく解説する。

押さえておきたい小児心臓麻酔のツボ

木村 聡 (著)

出版社:MEDSI

印刷版発行年月:2023/09

「じんわり」効く! ツボを押さえて、いざ臨床へ

小児心臓麻酔に関し、麻酔管理上のキーポイントにも触れつつ、先天性心疾患の解剖や病態生理に重点を置き、フォーマットに則り解説。そうした知識(≒ツボ・刺激)を得ることで、小児心臓手術の周術期管理の流れがスムーズに理解できる。先天性心疾患患者の生存率が上がり、すべての麻酔科医にとって先天心疾患への最低限の知識が必要とされる現在、小児心臓手術に臨む麻酔科医だけでなく、遍く麻酔科医やそれを目指す専攻医が手元に置きたくなる一冊。

やさしくわかるECMOの基本

患者に優しい心臓ECMO、呼吸ECMO、E-CPRの考え方教えます!

氏家 良人 (監)

出版社:羊土社

印刷版発行年月:2018/02

難しく思われがちなECMO管理を,親しみやすい対話形式で基礎からやさしく解説,「患者に優しい管理」が考え方から身につきます.これからECMOを学びはじめたい医師やメディカルスタッフにおすすめの一冊!

臨牀消化器内科 Vol.38 No.12

2023年11月号

非乳頭部十二指腸腺腫・癌の診療方針

出版社:日本メディカルセンター

印刷版発行年月:2023/10

非乳頭部十二指腸腺腫・癌の診療方針
 変化・進歩しつつある非乳頭部十二指腸腫瘍診療の現況を解説し,今後の「十二指腸癌診療ガイドライン」改訂の方向を示すために本特集を企画した.明日からの診療に役立てていただけることを願っている.

ポケットマスター臨床検査知識の整理 臨床微生物学

新臨床検査技師教育研究会 編,森田 耕司 (著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2020/10

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