
領域別ファイリングノート3 基礎看護学のノート
講義・基礎実習・臨地実習での学びを無駄にせず,国試合格につなげる!
ルーズリーフ型の穴あき設計で,取り外し自由!
各領域毎にまとめてファイルすることができる,一生使える“自分だけのオリジナルノート”!

整形・災害外科 Vol.66 No.4
2023年4月号
扁平足の診断と治療―新たな名称「PCFD」の概念を含めて
扁平足の診断と治療―新たな名称「PCFD」の概念を含めて
PCFDは「扁平足(flatfoot)」に代わる新たな概念として2020年に米国足の外科学会が提唱した名称である。本特集では「成人期扁平足(PCFD)」の用語を用い,今後,世界標準となると思われるPCFDの概要と病期分類,解剖,画像診断,バイオメカニクス,治療について紹介した。また幼児期,思春期の扁平足の診断・治療についても解説し,扁平足の「今」がわかる特集となっている。

急性期病院で実現した 身体抑制のない看護
金沢大学附属病院で続く挑戦
「抑制=患者の安全」と誤解している人がいるが、患者が抑制された結果、身体状況が悪化したり、感情を暴発させる、不穏になるなどして、かえってケアの困難さが増すケースも多い。また患者を抑制することで、本当は必要な看護師の手、目、心が患者から遠ざかることを招いてしまう。高度急性期病院では難しいとされてきた身体抑制件数の減少に挑戦し、ゼロ化を達成した金沢大学附属病院の取り組みと成果を紹介した本書は、次に続こうとする挑戦者たちの精神的な拠り所になるだろう。

身近な事例から倫理的問題を学ぶ
臨床倫理ベーシックレッスン
「臨床倫理」というと難解もの、敬遠したいものと感じる人も多いようですが、医療者は日々、患者へのケアを行う中で倫理的問題に対応しています。本書では、臨床現場で倫理的問題になることの多い具体的な場面を取り上げ、医療者がどのように患者を尊重し、その人らしい生き方ができるようにサポートしていくべきかについて考えていきます。医療現場に長年携わってきた看護師・石垣教授と、哲学者・清水教授の異色コンビによる臨床倫理の本です。日々のケアの中で遭遇する倫理的問題について考える際の道標にしてください!

2ページで理解する
標準薬物治療ファイル 第4版
本書は臨床で遭遇する主要70疾患について,ガイドラインに基づき標準的な薬物治療およびその管理をコンパクトに整理したチェック・リストである.SOAP形式で患者情報を記録し処方設計・管理を行う際,医師・薬剤師が何を確認し治療を進めていくかを箇条書き形式で2ページにまとめた.病棟業務や薬学教育における実務実習に必携の1冊.

明日からの診療を変える プライマリ・ケア/総合診療の最新論文70
著者が厳選した論文を日々の診療に役立てるための実践的な手引書
プライマリ・ケアや総合診療の分野で,診断に難渋するさまざまな症状や,社会的背景のことなる患者に相対するとき,既知の知識やスキルでは対応ができず困ることがある.それを解決する手段としては,世界中で同じように困っている医療者が発信し続けている論文を読むことだ.本書は,そのような考えをもつ著者が自ら選んだ最新の論文について,背景や結果などを踏まえて,要点をわかりやすく解説した実践的な書となっている.

Medical Practice 2023年臨時増刊号
病態生理と症例から学ぶ薬物療法・治療ガイド~実地医家必須の54疾患
病態生理と症例から学ぶ薬物療法・治療ガイド~実地医家必須の54疾患 一般内科外来の診療で携わる機会の多い疾患,逆紹介で患者管理を行う機会の多い疾患を取り上げて,症例ベースで薬の使い方・治療の方法を解説した実践書.全54疾患の症例と処方内容を示し,なぜその処方・治療を行うか,病態生理を踏まえて解説した.臨床医としてさまざまな患者の診療に携わり,その後にあらためて病態生理を学ぶと,「あの症状はこのような病態で生じていたのか」「あの治療が効かなかった理由は,背景にこういう病態が潜んでいたからなのか」と,診療に則した知識として非常に興味深く,頭にすっと入っていくことがあります.そして,ここで得た知識が次の患者の診療に活かされていくことで,医師の診療能力が向上していきます.(本書序文より)【症例】を読んで薬の使い方・治療の方法を,【病態生理】を読んでその根拠を理解できる,応用の効く医師になるための一冊.

≪明日の運動療法を磨く理学療法プラクティス≫
こだわり抜く筋力増強運動
PARTⅠでは筋力増強運動の意義・目的,筋の機能解剖や病態および筋力低下・増強メカニズムなど押さえておくべき基礎知識を,PARTⅡ~Ⅵでは運動器・神経・呼吸器・循環器・高齢者・スポーツ障害について,エビデンスから筋機能評価のポイント,実際の筋力増強運動,自宅などで自主的に行えるホームプラグラムやADL指導などを,フルカラーかつ図を多用した紙面で解説.筋力増強運動の知識を深め,スキルアップに役立つ内容となっている.

眼科 Vol.65 No.4
2023年4月号
わかりやすい オートファジーと眼疾患
わかりやすい オートファジーと眼疾患
トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。本号は特集を「よくわかる オートファジーと眼疾患」と題し、とっつきにくいが眼の病態と密接に関係しているオートファジーについて5人の専門家の先生方に解説していただきました。その他、緑内障眼の黄斑手術や近視、COVID-19と視神経炎などトピックを取り上げた綜説や各種連載企画、投稿論文も掲載されております。是非ご一読ください。

泌尿器外科 2023年3月号
2023年3月号
特集:泌尿器科医必見! がんゲノム医療の基本と応用
特集:泌尿器科医必見! がんゲノム医療の基本と応用

超入門!スラスラわかる リアルワールドデータで臨床研究
リアルワールドデータと呼ばれる、医療ビッグデータ(NDB・DPCデータベースなど)を用いた臨床研究法の具体的・実践的な指南書。既存のデータベースを解析可能にするためのSQL操作法から、論文執筆にあたって抑えておくべきポイントまで、RWDを用いた臨床研究のまさに超入門書。
とくにRCT至上主義が跋扈する科学界で、論文をアクセプトまでもっていくためには、レフェリーとどのようにファイトするのかまで書いてあり、かゆいところに手が届く一冊。
本書で取り上げたURLを特設サイトにて公開中!

看護 Vol.75 No.4
2023年3月臨時増刊号
特集1 外来での在宅療養支援
特集1 外来での在宅療養支援
近年、医療が「病院完結型」から「地域完結型」へ変わりつつある中で、入院医療と在宅医療の間に位置する外来での患者への支援は重要性を増し、医療と生活の両面から支援を行える看護職の介入は必要不可欠です。しかし日々、多くの患者が来院する多忙な外来では、支援を要する患者の見極めや、効果的な支援を行うことは難しいという現状から、外来看護師が支援を実施するための外来看護提供体制の構築も求められています。
本特集では、まず1章の総論で、近年の外来医療に関する政策動向と日本看護協会の取り組みを説明した上で、2021 年の外来看護に関する2つの調査結果を基にこれから強化すべき外来看護の機能等について解説します。
2章の論考では、外来看護の重要性が増す中で、外来看護師が役割を発揮するためにはどのような仕組みを構築すべきなのかを述べます。
3章の報告では、外来での在宅療養支援に積極的に取り組んでいる病院やクリニックの、各病院の特色に合った仕組みづくりや取り組みを集めました。継続可能な体制づくりから支援の実際まで、事例を交えて紹介します。
さまざまな事情や病気を抱える外来患者が地域で暮らし続けるために必要な支援と、看護提供体制のあり方について、多種多様なヒントが詰め込まれています。ぜひ、ご活用ください。

薬局 Vol.74 No.5
2023年4月号
本気ではじめる! 吸入指導
デバイスが鍵をにぎる喘息・COPD治療
本気ではじめる! 吸入指導
デバイスが鍵をにぎる喘息・COPD治療 喘息・COPDの治療に用いられる吸入薬には,それぞれ特有の使い方やピットフォールがあり,患者さんが適切に吸入できない背景も多岐にわたります.令和2年度には「吸入薬指導加算」が新設され,吸入指導が薬剤師のスキルの一つとして示されました.そこで今回は,巻頭カラー「デバイス別見ひらきトリセツ」を始めとして,診療ガイドラインを根拠とする薬学的介入のポイントや,適切な吸入デバイスを選択する際の考えかた,初回指導・再指導のコツなどをご解説いただきました.吸入指導を「本気ではじめる!」ために,おすすめの一冊です.

≪消化器ナーシング2023年春季増刊≫
解剖生理からみちびく消化器ケア Q&A108
【新たな疑問に気付く、困りごとが解決できる】消化器領域のあらゆる疑問を、Q&A形式でしっかり解説。まずは解剖生理をじっくり振り返ることで、身に付いた基礎知識と紐づけて覚えやすく、またイラストや検査画像をたっぷり取り入れた図解と解説文でサッと見やすく、実際のイメージが理解しやすい一冊。

≪新篇眼科プラクティス 8≫
ぶどう膜炎の心得
すべての眼科医のために
ぶどう膜炎診療に必要な知識を,過去に類を見ないほど徹底的にビジュアル化.所見はたくさんのイラスト・典型写真でポイントをわかりやすく提示.フローチャートも満載で,第一線で活躍する先生方の考え方がわかる.すべての眼科医の先生にご覧いただきたい一冊.【シリーズ概要】「日常臨床にすぐ役立つ」をコンセプトとした「眼科プラクティス」の最新シリーズ.今シリーズでは図版をより効果的に示すことで,さらにビジュアル面を大幅強化.直感的に理解できる「視る教科書」を目指した.

≪新篇眼科プラクティス 7≫
だれでもロービジョンケア
近年ますます注目が高まっているロービジョンケアについて,眼科医や視能訓練士だけでなく,歩行訓練士,公認心理師等様々な専門職種が解説した一冊.これからロービジョンケアを始めるために役立つ情報はもちろん,これまでロービジョンを行ってきた方々にとっても有用な情報を凝縮.【シリーズ概要】「日常臨床にすぐ役立つ」をコンセプトとした「眼科プラクティス」の最新シリーズ.今シリーズでは図版をより効果的に示すことで,さらにビジュアル面を大幅強化.直感的に理解できる「視る教科書」を目指した.

アロスエルゴン 咳の診断 これだけ読んで目星をつける Vol.3 No.1
本特集では咳診療の総論的事項を充実させ、また各論ではアレルギー疾患(咳喘息、アレルギー鼻炎)のみならず幅広い原因疾患についてエキスパートの先生方に執筆を依頼した。本特集が「たかが咳」への対応の手がかりとなり、さらに「されど咳」への理解を深める一助ともなれば幸いである。

Nursing Vol.43 No.4(2023年春号)
【特集】血液ガスって何だっけ?!
【特集】血液ガスって何だっけ?! 臨床現場でのさまざまな疑問や困ったことに、根拠と実践的な視点を織り込みながら、よりよい方法を示す看護総合雑誌!いま知りたい臨床の課題など今日から床現場で使える基本・ワザ・コツを網羅!

診療所で働く人のための朝の1分間勉強会
ほーむけあクリニックと横林先生を成長させる『朝の1分間勉強会』ってなんだ?
医療チームとして「学び合える組織」をつくりあげるにはどうすればよいか悩む皆さんに,ほーむけあクリニックの横林賢一 先生が辿り着いた『朝の1分間勉強会』を紹介します.医師,看護師,作業療法士,介護士など,あらゆる職種のスタッフが施設内で共有したいテーマを厳選して掲載しました.そこでの回答,解説を参考にするもよし,新たなテーマを検討するもよし,もちろん医学知識の読み物として活用するもよしと,多種多様な実践方法をお楽しみください.

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
消化管
炎症性疾患をはじめとした非腫瘍性消化管疾患は,多様な組織形態をとるうえに,病理診断では臨床情報も加味する必要があり,診断も一筋縄ではいかない.本書では実践を重視して,まず総論として「非腫瘍性」ならではの所見のみかたと鑑別診断の流れを解説.続く各論では,日常診断で遭遇しうる非腫瘍性消化管疾患のほとんどを網羅し,約800点の病理・内視鏡写真を提示して診断のポイントを解説.診断の方法論が獲得できる一冊.