
超入門! Rでできるビジュアル統計学 解析編 学会・論文発表に役立つデータ可視化マニュアル
因果推論や機械学習をはじめとする統計学的な手法が注目を集め、その方法論に関する書籍が多く刊行されている。その一方で、解析を通じて得られる結果の可視化について扱われることはほとんどない。
前著『ビジュアル統計学』では棒グラフや箱ひげ図などの記述的なグラフを扱ったので、今回は主に統計解析を伴う可視化について扱う。例えば、多変量の相関プロット、ROC曲線、生存曲線、回帰係数の推定値、メタアナリシスの可視化などである。これらは記述統計のグラフと比較して、論文のメインフィギュアとなることが多い。このような図をどのように読み取るのか、そしてどのようなデータを用意して実際に作成するのかを示す書籍。

薬剤師のための医薬品情報のトリセツ
薬局薬剤師向けに,医薬品情報の取り扱い方について解説した参考書.薬局薬剤師の周りには,医学論文,医薬品添付文書,医薬品製品情報概要など,たくさんの情報があふれているものの,それらはあまり効率よく活用されているとは言えません.本書ではその論文や統計だけでなく,医薬品情報全般を取り扱った内容で,実際にどう情報を収集したらよいかという基本的なことから,ピットフォールまで網羅的に掲載しました.

胸部腫瘍画像・病理アトラス 第1版
胸部の画像診断では腫瘍以外にも肺炎を代表とする膨大な種類の疾患を扱うため、胸部X線からCT、MRI、PETなど、様々な診断機器を使用します。本書では臨床で遭遇頻度が高い胸部腫傷の各組織型について、複数のモダリティによる画像所見と病理所見を系統立てて解説しています。
胸部腫瘍の診断・治療を行う多くの医師にとって必読の内容となっていますので、ぜひご一読ください。

関節外科 基礎と臨床 Vol.42 No.5
2023年5月号
【特集】ロボットリハビリテーション 最近の進歩
【特集】ロボットリハビリテーション 最近の進歩

臨牀消化器内科 Vol.38 No.5
2023年5月号
消化管狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術
消化管狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術
消化管狭窄に対するEBDは、一般の急性期病院であれば、頻度は高くないが、時に必要となる内視鏡手技である。手技の難易度は高くはなく、ある程度の内視鏡経験があれば実施可能である、ひとたび穿孔等の偶発症が生じると重篤化する症例もあり、安全にEBDを実施するには、一定の経験に基づく“さじ加減”が必要である。

産婦人科の実際 Vol.72 No.4
2023年4月号
各種診療ガイドラインにみる挙児希望女性の合併症・併存疾患の取り扱い―プレコンセプションから妊娠・出産まで―
各種診療ガイドラインにみる挙児希望女性の合併症・併存疾患の取り扱い―プレコンセプションから妊娠・出産まで―
挙児希望年齢の高齢化やライフスタイルの変化により,合併症・併存疾患を抱えながら妊活する女性は確実に増えてきています。現在,各領域の学会を中心として発刊されている診療ガイドラインには,プレコンセプションケアや妊産婦管理に関するCQが取り上げられています。本特集では,挙児希望女性に比較的多くみられる合併症について,他科領域の診療ガイドラインに記載されている関連CQを網羅的に取り上げ,総論的な解説と併せて産婦人科医師が知っておくべき対応と留意点をまとめました。

皮膚科の臨床 Vol.65 No. 4
2023年4月号
帯状疱疹
帯状疱疹
帯状疱疹はありふれた疾患ですが,髄膜炎や脳炎の合併,後遺症に注意が必要です。また最近の調査によれば,コロナワクチン接種により帯状疱疹が誘発されうることはほぼ間違いないといわれています。今後の帯状疱疹の疫学に影響を与える因子であり,この機会に帯状疱疹について学び直しましょう! 本特集では「帯状疱疹」に関連する貴重な症例報告をまとめました。エッセイ「憧鉄雑感」などの人気連載も掲載中です!

小児科 Vol.64 No.4
2023年4月号
日常診療でみるかもしれないちょっと稀なアレルギー
日常診療でみるかもしれないちょっと稀なアレルギー
アレルゲンの同定に苦慮したときや専門医へのアクセスが良くないとき,コモンではないものの知っていれば問題解決の糸口になるかもしれない……そんなアレルギー疾患をまとめました.納豆や寿司など日本の食生活に関連するもの,PFASや FDEIAなど特徴的な発生機序をもつもの,小麦アレルギーと誤診されがちな経口ダニアナフィラキシー,肉類,ペット以外の動物,話題の昆虫食,医薬品・添加物・金属・化学物質など,幅広く取り上げました.

精神科実臨床における認知機能リハビリテーションの実践
統合失調症や気分障害などの認知機能障害リハビリテーションがわかる.
統合失調症や気分障害における認知機能リカバリーの意義,重要性,検査法,介入法について初学者にもわかりやすく解説する書.リカバリー概念の解説から始まり,統合失調症,大うつ病,双極性障害,発達障害,摂食障害などの評価法,改善療法の技法,NEARの初期導入法や言語セッションの進め方,VCAT-Jなどの実践例を紹介しながら,わかりやすく解説する認知機能リハビリテーションの実践書.

がんばる女性をサポートする漢方処方プロセス
女性が訴えることの多い症候に対する漢方処方の考え方を,漢方診療を専門とされる谷川聖明先生に解説していただいている.冒頭で症例を提示することで実践的に考えることができるほか,漢方薬の特性をレーダーチャートを用いて示し,また各症候を訴える女性の陰陽や虚実の分布を分布図によって示すなど,漢方にあまり詳しくない読者でもわかりやすく漢方処方を学ぶことができるような様々な工夫が凝らされている.

別冊整形外科 No.83 人工関節における進歩
人工関節置換術の件数は年々増加しており,臨床と研究の両方においてその進歩はめざましい.本誌では,股・膝・肩・肘・指関節といった各種置換術の臨床成績を掲載.さらに,三次元計画やコンピュータ・ロボット支援技術,patient‐specific instrument(PSI),ステム抜去法など臨床をサポートする情報が盛りだくさん.また,人工関節置換術への応用が今後期待される最先端の研究紹介も充実している.臨床にすぐ役立てられ,現在の人工関節置換術のトレンド,今後の動向がわかる一冊.

新 医療職が部下を持ったら読む本
上長になって悩むあなたへ。医療現場・経営の双方に精通する裴英洙氏が上司力アップの秘訣をやさしく解説

在宅ケアの悩みごと解決マップ ケースで現場の問題「見える化」します
“悩みごと”16ケースから考える,在宅医療・ケアにおける「尊厳」と「倫理」!
●在宅医療・ケアの倫理的課題を,医師・看護師と倫理学者がコラボして,現場に役立つようコンサルテーション!
●在宅現場で遭遇する尊厳や倫理をめぐる問題を「見える化」して,「考えるためのヒント」を分かりやすく提示.
●さらに多職種にわたる医療者が情報を共有し話し合い,共に考える方法論を教育学者らがコンパクトに解説.

CPC形式でわかる身につく 病理所見の見かた、病態の考えかた
研修医・医学生・若手病理医のための実践講義
臨床で必須の病理所見を15症例で集中レクチャー.重要箇所が一目でわかるシェーマと丁寧な解説で病態を考えるプロセスがすんなり理解できる.典型例・鮮やかな画像を惜しみなく掲載.臨床力アップに欠かせない1冊

≪実験医学別冊≫
Pythonで実践 生命科学データの機械学習
あなたのPCで最先端論文の解析レシピを体得できる!
顕微鏡画像やトランスクリプトームといった生命科学データを題材に機械学習を学べる実践書.ダウンロードしたコードをブラウザで実行できるので,wet研究者でも今日から始められます.

小児科診療 Vol.86 No.5
2023年5月号
【特集】研修医として今知りたい新生児の診療に必要な手技
【特集】研修医として今知りたい新生児の診療に必要な手技 新生児に行えない手技,新生児にしか行えない手技があります.解剖学的生理学的な特徴から,手技の適応,実施法,成功するためのコツをエキスパートが解説します.

スポーツと運動のバイオメカニクス
世界的なベストセラー「マクギニス」日本語版、ついに登場!
世界各国で翻訳されているスポーツバイオメカニクスの定番テキスト、初の邦訳。機能解剖や運動の理解の前提となる力学や物理学の基礎を、数学/物理学嫌いでもしっかり理解してもらうことを意図したユニークな構成。イラストは豊富に掲載され、オールカラーで読みやすい。自身で簡単に学習内容を体感できる「自己実験」や理論・原理の具体的な活用例を紹介する「概念の応用」を適宜配置し、臨場感を持って学べる。当該領域を体系的に学びたい専門家・非専門家双方に役立つ書。

マルチモーダルイメージングでとらえる広角眼底アトラス
カラー・自発蛍光・蛍光造影(FA/IA)・SLO・レトロモード・OCT
広角撮影装置をとことん使いこなした、選りすぐりの最新眼底画像を掲載!
“広角で撮影する醍醐味”のある疾患をピックアップし、広角の魅力や有用性が目で見てわかるよう眼底画像を大きく掲載。正常眼から疾患眼まで、様々な検査で多角的に評価しています。いま注目される広角眼底撮影装置を「どう使えばどのような画像が得られるか」「いかに臨床研究に生かせるか」のヒントが得られて、臨床現場でのあらたな活用術がわかります。

医学書ソムリエ
指導医から、医学生や若手医師に送る医学書ブックガイド。自らの経験を踏まえながら、本当に役立つ医学書を選び出しました。

≪15レクチャーシリーズリハビリテーションテキスト≫
高次脳機能障害
高次脳機能障害は,同じ症状でも患者によってアプローチ方法が異なることが多い.解剖学・生理学的な知識に基づいた基本的な機能をふまえて,「どんな評価をすればよいか?」「どうすれば症状を改善できるのか?」を理解できるよう解説.リハビリテーション介入時に必要な考え方や知識が身につくため,臨床でも役立つ.