形成外科 Vol.65 No.3
2022年3月号
涙道の治療
涙道の治療
顔面領域を多く取り扱う形成外科医にとって,眼瞼周囲の損傷による涙小管の断裂や,眼窩や梨状口縁周囲の腫瘍切除による涙道の一部の欠損・粘膜の炎症による閉塞など,涙道についての知識とその機能を保つ技術は必須である。本特集は,涙道の基礎から治療までの理解を深めることを目的とした。
外国人患者が来ても困らない
外来診療のための英会話 増補新装版
非ネイティブの「多様な英語」を聞き取るコツ
初診手続きから問診,検査,支払いまで,外来診療におけるあらゆる場面の英会話を収録。利用度の高い基本表現,豊富な応用表現を紹介している。音声は米国人の発音に加えて,東南アジアやスペイン語圏,ヨーロッパ各国などの癖のある英語を並行して収録しており,さまざまな英語を聴き取る訓練ができる。
改訂にあたっては時代の変化に対応して全面的に見直しを図り,ダイアログのフレーズ変更(体温の測り方,調剤薬局への誘導,画像検査方法の追加・事前指示,等),言い換え/関連表現の追加,またMore Tipsとして紹介状の有無確認,ワクチン接種,プライバシーや宗教への配慮などを追加。非ネイティブの英語音声も,ネパール/インド,インドネシア,チリ/南米,ベトナム,ロシア,台湾/シンガポールの6パターンを追加収録。
さらに,音声はダウンロード方式,コンパクトな判型とカラフルな2色刷デザインに変更。より見やすく持ち歩きやすくなった充実のアップデート!
実学としてのリハビリテーション概観
理学療法士・作業療法士のために
医療制度が大きく変わりつつある現代のPT・OTのための,新しいリハビリテーション概論書.PT,OT,ST,リハ医師,看護師,義肢装具士,MSWなど多彩な執筆陣が,それぞれの業務やチーム医療について解説.多角的な観点からリハビリテーションの全体像をつかめる.リハビリテーションの現状,沿革や理念,今後の課題と展望,最新のトピックがわかる.これからのPT・OTの指針となる一冊.14項目とコラムから構成.
回復期につながる急性期理学療法の実際
総論では急性期における医学的治療と理学療法の関係性,リスク管理,廃用症候群の予防と治療を,各論では疾患別に医学的治療と理学療法を,コラムでは実践するうえで必要な理解や知識を解説する.特に,各論では発症ないし手術後の時間経過とともに行われる医学的治療と並行した理学療法の実際をわかりやすく紹介し,回復期の理学療法士に向けて患者の病態変化や医学的治療に応じた理学療法の要点についても記述している.
介護ケア・ガイド
本ガイドは,自立支援・ケアの基礎,起居移動動作のケア(ポジショニング,寝返り,起き上がり,坐位保持,立ち上がり,移乗,歩行,車いす移動),セルフケア(食事,更衣,排泄,清潔・身だしなみ,コミュニケーション),医学的判断を伴うケア(全身状態管理,呼吸器,創傷,感染,救急法,摂食,排泄,拘縮)を扱っている.介護技術の手順に沿って構成され,何故そうした動作や手順を踏むのかについても判りやすく触れている.
理学療法士のための
6ステップ式臨床動作分析マニュアル 第2版
新人・若手の理学療法士にとって評価で最も苦労する姿勢・動作分析.本書は,熟練した理学療法士が行っている動作分析の方法を6ステップに分けて,段階的にその分析過程とポイントをわかりやすく解説した好評マニュアルの最新版.イラストや写真を用いながら基本的な疾患を中心に動作 分析の方法が把握できる内容で,執筆者らの長年の経験で積み重ねてきた洞察力を伝授する.
臨床雑誌内科 Vol.129 No.3
2022年3月号
緊急対応を要する循環器疾患
緊急対応を要する循環器疾患 1958年創刊。日常診療に直結したテーマを、毎号"特集"として掲載。特集の内容は、実地医家にすぐに役立つように構成。座談会では、特集で話題になっているものを取り上げ、かつわかりやすく解説。
作業療法のとらえかた
本書は,「若手の作業療法士はどんなことを知りたいか」を考慮して臨床場面で出会う28項目を設定し,執筆者であるベテランの作業療法士の日頃行っている作業療法のとらえかたとClinical Reasoningを詳しく解説.目からウロコのClinical Reasoning集.若手作業療法士が,臨床の現場でひとつひとつClinical Reasoningを積み重ねて,根拠のある質の高い作業療法を実践するエキスパートになるための必読の書.
ザ・ベスト・トリートメント!心臓弁膜症
ガイドラインを深読み・先読みする
ガイドラインの遵守を呼びかけるテキストが多い中で,本書ではガイドラインのエッセンスを読み取り,それをどのように臨床に活かしたらよいのか,ガイドラインの深読みと活用術をまとめた.また,今後どの方向に向かってガイドラインは変わっていくのかといった,ガイドラインの先読みもしている.まさにこれは目の前の患者に対して“the best treatment”を提供したいという臨床医の率直な気持ちを形にしたものである.
考える胃癌化学療法
胃癌化学療法の要点と盲点
好評の「大腸癌化学療法の要点と盲点」に続く,消化器癌の化学療法のテキスト第2弾.大腸化学療法は「大腸癌治療ガイドライン」でスタンダードがかなり明確化されているのに対し,胃癌化学療法は「胃癌治療ガイドライン」には記述が極めて少なく,日常診療で悩む消化器内科医も多い.本書は,「考える胃癌化学療法」を目標に,治療選択の思考過程を明らかにし,個々の症例にどう対応するか,担当医が自ら決める指針を示した.
非定型パーキンソニズム
基礎と臨床
非定型パーキンソニズムは主に進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症,レヴィ小体型認知症,多系統萎縮症などのパーキンソン病に似た症状を示す疾患群で,この領域は基礎,臨床ともに進歩が著しい.本書は,非定型パーキンソニズムの最新の研究動向,現在の診療における課題を提示しつつ,日常診療に役立つ内容となっている.本領域の専門以外の神経内科医も知っておくべき最新の情報がふんだんに盛り込まれている.
臨床雑誌外科 Vol.84 No.3
2022年3月号
大腸憩室症の診断と治療
大腸憩室症の診断と治療 1937年創刊。外科領域の月刊誌では、いちばん長い歴史と伝統を誇る。毎号特集形式で、外科領域全般にかかわるup to dateなテーマを選び最先端の情報を充実した執筆陣により分かりやすい内容で提供。一般外科医にとって必要な知識をテーマした連載が3~4篇、また投稿論文も多数掲載し、充実した誌面を構成。
血液内科医にアクセスする前に読む
”血液疾患もどき”鑑別症例帖
Diagnosis for Mimics of hematologic disorders
内科で多く潜むCommonな“血液疾患もどき(ミミック)”の症例を集めた一冊。リンパ節腫大や白血球,血小板異常などの症例を基に,研修医と指導医の会話形式で若手がつまづきやすい点を整理しながら検査値,身体・画像所見,症候の見極めを解説。もどきを見抜くポイントを知ることで鑑別診断が捗り,容易に血液内科にアクセスできない状況でも自己解決できるようになる。また除外診断に直結する頸部エコーのコツや画像のみかた,鑑別すべき疾患等の関連がわかるコラム解説も充実。
臨床スポーツ医学 2022年3月号
アスリートの椎間板~椎間板を制するものは腰痛を制す
アスリートの椎間板~椎間板を制するものは腰痛を制す
特集として,椎間板の経年的変化と変性/椎間板変性の画像評価/水泳選手の椎間板/ラグビー選手の椎間板/アスリートの非特異的腰痛と椎間板/基礎研究から見る椎間板性腰痛/椎間板性腰痛の放射線学的特徴/椎間板内圧をピラティスでコントロール などを取り上げる.連載は,【AI・IoTとスポーツ医学】【スポーツ現場に活かす運動機能評価とコンディション管理】.
心エコー 2022年3月号
日常診療で遭遇する右心疾患
日常診療で遭遇する右心疾患
特集は「日常診療で遭遇する右心疾患」.肺高血圧症の診断/肺高血圧症の治療/高血圧症を診る/左心不全で右心を診る/心筋症を診る─ARVCと鑑別すべき二次性心筋症/右室梗塞を診る/尖弁逆流を診る/肺血栓塞栓症を診る/静脈血栓症を診る/成人先天性心疾患を診る などを取り上げる.連載はWeb動画連動企画「症例問題:Fallot四徴の術後遠隔期に複数の合併症を認めた症例」,「COLUMN:Echo Trend 2022◆learn from ESC 2021」,「わたしの1枚」
Medical Practice 2022年3月号
肺癌~肺癌新時代における一般内科医の役割
肺癌~肺癌新時代における一般内科医の役割
特集テーマは「肺癌~肺癌新時代における一般内科医の役割」.記事として,[座談会]肺癌患者の就労支援と在宅医療,[セミナー]早期肺癌の画像診断/フォローアップ,[トピックス]CAR-T細胞療法, [この症例から何を学ぶか]低Na血症を契機に肺癌の診断に至った症例,[One Point Advice]血小板増多により低K血症がマスクされた原発性アルドステロン症の一例,[心電図のコツと落とし穴]急性冠症候群との鑑別疾患(8) 他を掲載.
小児の睡眠呼吸障害マニュアル第2版
書籍第1版好評につき、待望の第2版電子化完成!!小児睡眠呼吸障害全般にわたり、最新かつ「すぐに役立つ」情報をまとめています。病態(気道閉塞性、季節性変動など)、診断(問診から検査)、治療(手術と保存)を完全網羅し、さらに周辺疾患も独立した項目として丁寧に解説!
足育学 外来でみるフットケア・フットヘルスウェア
初学者から専門医師まで、とことん「足」を学べる一冊!!解剖や病理、検査、治療だけでなく、日々のケアや爪の手入れ、運動、靴の選択など知っておきたいすべての足の知識が網羅されています。また、巻末の綴じ込みには、直接患者に渡してセルフケア指導ができる「患者指導箋」付き!
使える皮弁術―適応から挙上法まで―下巻
皮弁外科の第一線で活躍するエキスパートが豊富なイラストや写真で本当に「使える」皮弁術を詳しく解説!下巻は、「遊離皮弁術」「特殊な概念の皮弁術・新しい方法」を紹介。
使える皮弁術―適応から挙上法まで―上巻
皮弁外科の第一線で活躍するエキスパートが豊富なイラストや写真で本当に「使える」皮弁術を詳しく解説!
上巻は、「局所皮弁法および小皮弁術」「有茎皮弁術」を紹介。