
看護学テキストNiCE
薬理学
看護師が必要とする薬物治療学の視点を取り入れた薬理学の教科書。「人」をイメージできるよう、疾患の病態、薬物療法の方針、薬理作用の解説という流れで構成。「副作用」「禁忌」については、薬理作用と結びつけて記載し、なぜ起こるのかが理解できる。また、患者観察や看護のポイントを盛り込み、臨床とのつながりを意識した学習が可能。薬剤の特徴をまとめた一覧表を網羅。

麻酔Vol.72 No.3
2023年3月号
慢性疼痛の現況と課題
慢性疼痛の現況と課題 慢性疼痛患者への治療と対処という特集を企画したのは15年前のことになる。その間、社会の高齢化とともに慢性疼痛患者数の増加が見られ、対策が重要となり疼痛への関心も増加した。今回、あらためて慢性痛を取り上げ、痛みの概念とともに薬物療法、光線療法、介入療法、理学療法、集学的療法などについて分かりやすく説明した本特集を企画した。

形成外科 Vol.66 No.3
2023年3月号
創傷外科医が「歩行」を診るために
創傷外科医が「歩行」を診るために 創傷外科医は下肢・足の創傷治癒に取り組んできたが,必ずしも歩行を念頭に置いた治療を行ってきたわけではなく,日本の医学教育では歩行を学ぶ機会がない。また歩行機能回復は,理学療法士や看護師など,多職種協同が必要な分野でもある。創傷外科医が歩行機能に熟知し,集学的治療の一端を担うことができるよう,多職種からの報告を集めた。

緩和ケア Vol.31 6月増刊号
2021年増刊号
【特集】緩和ケアに活かすICT(Information and Communication Technology)
【特集】緩和ケアに活かすICT(Information and Communication Technology)
2020年に世界を襲ったCOVID-19の影響を受け,緩和ケアの現場も大きく様変わりした。その最も大きな変化は,「情報通信技術(ICT)をどのように利用していくか」ということではないだろうか。緩和ケアに求められる「人と人とのつながり」が,感染リスクを背景に歪められてしまうなか,現場では患者,家族,医療者とも大きなストレスにさらされてきた。一方で,この災厄を乗り切るためにインターネットを用いて人とつながっていくことが一気に加速した社会のなかで,緩和ケアの分野もその領域の活用が強く求められるようになってきている。今回の企画を通じて,緩和ケア×ICTの未来の可能性について,考えていきたい。

緩和ケア Vol.29 6月増刊号
2019年増刊号
【特集】どこでもやっているわけではない治療ー先進・先端治療から補完代替医療まで
【特集】どこでもやっているわけではない治療ー先進・先端治療から補完代替医療まで
情報や価値観の多様化している今日、がん治療の臨床において、患者・家族からしばしば「〇〇はできませんか?」と質問されることが増えてきた。〇〇には、「新しい技術を使った治療(いまならちょうどゲノム医療のまっさかりである)」や、あるいは、「そこでしかやってない治療、他の施設ではやっていない治療」が入ることが多い。
さて、臨床家として、質問にどう対応するのがいいのだろうか。この課題の土台となることを目的として企画されたのが本特集である。特集の意図は、〇〇を手放しで称賛したり、否定したり、是非を判断することではない。「〇〇はどうなんでしょう?」と思っている患者と家族の立場になって考えるには、まず、〇〇(または、〇〇を実施している施設の考え方)についてそれなりに知っていなければ、患者・家族をサポートすることができないと筆者は考える。
本特集を組むことには、編集委員のなかでも賛否の意見があったし、また、執筆の依頼をしている間にも賛否の(どちらかといえば否が多かったが)意見をいただいた。筆者は、〇〇がいいか、悪いか、という視点ではなく、「〇〇はどうなのか」と昼も夜も気になってねむれない患者・家族をサポートするために、〇〇のこと、〇〇を実施している施設の考え方をすこしでも知りたいと思う。
そんな願いをこめて、本書が、「どこでもやっているわけでもない治療」を幅広く知るきっかけとなり、是非の彼岸をこえて患者・患者の助けになることを願いたい。

現代医学概論 第3版
医療専門職をめざす人たちから広く支持を得ている好評書!
各種データをアップデートした最新版!
●医療専門職をめざす人たちから広く支持されている,好評テキストの改訂版!
●看護師,臨床検査技師,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,診療放射線技師,臨床工学技士,管理栄養士・栄養士など,各種医療職を目指す人のための基礎教育テキスト.
●医学全般にわたり現代の状況を理解でき,学習の基本となるリベラルアーツとしても役立つ一冊.
●改訂版では,各種データを最新にアップデート. 医師の働き方改革を中心とした新しい法律についての記述を追加するなど,全編にわたり内容を更新.

新臨床栄養学 第5版 栄養ケアマネジメント
栄養ケアマネジメントにウエイトを置いた好評テキスト第5版!
●医療ニーズを実践する管理栄養士の育成を目指すテキストが,より学びやすくバージョンアップ!
●症候と疾患への処置など治療レベルに応答する,今日的な栄養ケアマネジメントのスキルの習得を目的とした内容.
●本書の主軸となる「第V章 治療となる栄養ケア」は,疾患の概要,病因,疫学,症状,診断基準,治療,栄養生理,栄養食事療法とし,栄養ケアマネジメントの実践のステップで解説.

臨床整形外科 Vol.58 No.3
2023年 03月号
特集 二次骨折予防に向けた治療管理
特集 二次骨折予防に向けた治療管理 整形外科医の臨床の質を高める情報を発信。一流の査読陣による厳正な審査を経た原著論文「論述」「臨床経験」「症例報告」などを収載。「特集」では話題のテーマを多面的に解説する。好評連載も。2020年から増大号がスタート! 運動器診療でいま知りたいことにフォーカスし、困った時の1冊、を目指します。 (ISSN 0557-0433)
月刊、増大号を含む年12冊

看護研究 Vol.56 No.1
2023年 02月号
特集 RCTのその先へ──現実世界に応える介入研究デザインの探求 Dr. Ivo Abraham特別講演を中心に
特集 RCTのその先へ──現実世界に応える介入研究デザインの探求 Dr. Ivo Abraham特別講演を中心に 研究の充実がますます欠かせない時代。看護とは? 研究とは? という原点を見つめながら、変わらない知を再発見し、変わりゆく知を先取りしながら、すべての研究者に必要な情報をお届けします。誌面を通して、看護学の知と未来をともに築きたいと考えています。 (ISSN 0022-8370)
隔月刊(偶数月)、年6冊

病院 Vol.82 No.3
2023年 03月号
特集 これからの重症度,医療・看護必要度
特集 これからの重症度,医療・看護必要度 「よい病院はどうあるべきかを研究する」をコンセプトに掲げ、病院運営の指針を提供する。特集では、病院を取り巻く制度改正や社会情勢の読み解き方、変革に対応するための組織づくりなど、病院の今後の姿について考える視点と先駆的な事例を紹介する。 (ISSN 0385-2377)
将来予測では,入院医療ニーズは増加・多様化する一方で,支え手の減少が見込まれており,今後は限られた医療資源の中で,医療の質を確保しながら,より効率的な提供体制を整える必要がある.現在,急性期病棟における適切な人員配置を行うためのツールとして,重症度,医療・看護必要度が用いられている.また,看護必要度を急性期以外の病棟や介護施設における状態像の評価や看護資源必要量の推計に使うための研究も行われている.そこで本特集では,これからの重症度,医療・看護必要度の活用方法について,関係者に論考していただく.
[企画・松田 晋哉]

BRAIN and NERVE Vol.75 No.3
2023年 03月号
特集 慢性疼痛
特集 慢性疼痛 脳・神経を基礎と臨床から追究する、MEDLINE 収載雑誌。『脳と神経』 『神経研究の進歩』 の統合誌として2007年に発刊。時宜をとらえたテーマを深く掘り下げる「特集」、新しい動向をキャッチアップする「総説」を中心に日々更新される神経学、神経科学の知見をわかりやすく紹介する。投稿論文も英語、日本語の両方で募集中。掲載論文はPubMedで検索が可能。 (ISSN 1881-6096)
月刊、増大号1冊を含む年12冊

総合診療 Vol.33 No.3
2023年 03月号
特集 自信がもてるようになる! エビデンスに基づく「糖尿病診療」大全 新薬からトピックスまで
特集 自信がもてるようになる! エビデンスに基づく「糖尿病診療」大全 新薬からトピックスまで ①独自の切り口が好評の「特集」と、②第一線の執筆者による幅広いテーマの「連載」、そして③お得な年間定期購読(医学生・初期研修医割引あり)が魅力! 実症例に基づく症候からのアプローチを中心に、診断から治療まで、ジェネラルな日常診療に真に役立つ知識とスキルを選りすぐる。「総合診療専門医」関連企画も。 (ISSN 2188-8051)

医学のあゆみ284巻10号
神経眼科の最前線
神経眼科の最前線
企画:石川 均(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科視覚機能療法学専攻視能矯正学研究室)
・抗アクアポリン4抗体と抗ミエリンオリゴデンドロサイト糖タンパク抗体の発見と光干渉断層法の進歩によって,多発性硬化症による視神経炎は診断法,治療法ともに大きく変化した.
・両眼性複視を訴える症例の多くは,眼窩内と眼球周囲に存在する結合組織であるプリーの異常が原因となっていることが判明し,“sagging eye syndrome”として注目されている.
・本特集ではこのように神経眼科の最前線フォーカスを当て,各分野のエキスパートの先生方にまとめていただく.

医動物学 第8版
感染症を引き起こす・媒介する動物について分類・形態から疫学・臨床までを,重要度にあわせて1~2ページでコンパクトに解説.豊富な写真・イラスト・表が掲載された,“見る教科書”巻末の練習問題を一新し,国家試験への対策にも対応!

≪オペナーシング2021年春季増刊≫
内視鏡外科手術バイブル
【マストな知識がわかる!使える!ポイント集】内視鏡外科手術の介助に必須の基本知識から、各科の術式別キーポイント、ロボット手術にまつわる最新情報まで、これさえあれば安心の保存版。術者は何を考え、ナースはどう介助すべきかがわかる、手術室看護師のための実践書!

消化器外科2023年3月号
転移性肝癌を極める
転移性肝癌を極める 転移性肝癌の原発巣は多岐にわたる。
本特集では、大腸癌肝転移に対するURやBRの定義、治療戦略、肝切除、conversion surgery、薬物療法や、神経内分泌腫瘍肝転移の治療方針などについて、各領域のエキスパートの先生方に、若手外科医を対象として写真やシェーマを用いながらわかりやすく解説していただいた。

プチナース Vol.32 No.4
2023年4月号
◆解剖生理(呼吸・循環・腎臓)
◆解剖生理勉強法
◆学生生活攻略マップ
◆解剖生理(呼吸・循環・腎臓)
◆解剖生理勉強法
◆学生生活攻略マップ

整形・災害外科 Vol.66 No.3
2023年3月号
骨粗鬆症と運動器疾患
骨粗鬆症と運動器疾患
骨粗鬆症は骨強度の低下をきたし骨折リスクが高まる疾患であるが,近年様々な運動器疾患と骨粗鬆症が関係することが明らかになり,注目されている。本特集では骨系統疾患,関節リウマチ,変形性関節症,サルコペニア・フレイル,スポーツ障害,股関節疾患,後縦靭帯骨化症,脊髄損傷と骨粗鬆症との関係について,それぞれの分野の第一人者が解説した。

精神科 作業療法士の仕事
「社会に生きる手助け」という役割
病院、そして地域で長く作業療法士として精神疾患患者と接してきた著者が、具体的な経験を紹介しつつ臨床の効果的な進め方を解説。
自分の仕事の全てを次の世代の作業療法士たちに伝えるために執筆した、即戦力として活用できる実践的な内容のガイドブックです。

カルロ・ペルフェッティ 対話は続く
私たちの臨床はどう変わったのか
カルロ・ペルフェッティへの追悼のために、ペルフェッティと自分の臨床との関わりを内省しながら編まれた、臨床家によるエッセイ集。
一人一人が仕事の中で、自分にしか感じ取れない、考え得ない、生き得ない経験を通して、ペルフェッティとの対話を続けていきます。