
手術 Vol.77 No.1
2023年1月号
肝移植手術を再考する
肝移植手術を再考する
本号の特集テーマは2017年9月号以来となる“肝移植”。今回の特集では,ドナーのグラフト採取術(開腹・腹腔鏡下)やレシピエントの血行再建・胆道再建のほか,日本およびアメリカにおける肝移植の現状と展望,肝移植における周術期管理と免疫抑制,ドナー選択のプロセス,脳死分割肝移植,悪性腫瘍に対する肝移植などのレビューが大幅に充実。肝移植医療の最先端がわかる学ぶところの多い特集となっている。

エキスパートナース Vol.39 No.2
2023年2月号
◆よく使うスケールの「落とし穴」と「正しい評価のしかた」
◆みんなはどうしてる?なかなか聞けないけど、ちょっと気になること調査
◆よく使うスケールの「落とし穴」と「正しい評価のしかた」
◆みんなはどうしてる?なかなか聞けないけど、ちょっと気になること調査

臨牀消化器内科 Vol.38 No.2
2023年2月号
膵癌の早期診断-診療ガイドラインの改訂を踏まえて
膵癌の早期診断-診療ガイドラインの改訂を踏まえて
膵癌の予後は依然として不良である.現在,膵癌の相対5 年生存率は10%前後と報告されている.地域医療圏では“膵癌と診断され5 年生存した患者”を経験している臨床医は少数であり,“膵癌は早期診断できないもの”とその壁の高さを嘆く声を耳にしてきた.

5W1Hでわかりやすく学べる
作業療法理論の教科書
作業療法理論の知識を整理し,臨床にどう活かすかをビジネスなどで用いられる5W1H[なぜ(WHY),どんな理論を(WHAT),誰が/誰に(WHO/WHOM),いつ(WHEN),どこで(WHERE),どのように(HOW)]を用いた構成で統一して解説。適応となりうる状況がイラストで表されているので,具体的なイメージとともに読み進められる。
Q&Aの章では,理論の実践での使用にあたって共通の悩みとしてあがりがちな内容をとりあげて解説。また,理論の実践にあたりどの理論を選択したらよいかが比較しやすい一覧表を付録としてもうけた。

Clinical Engineering Vol.34 No.1(2023年1月号)
臨床工学ジャーナル[クリニカルエンジニアリング]
【特集】入門バスキュラーアクセス管理
【特集】入門バスキュラーアクセス管理 タスク・シフト/シェアの推進に向けた臨床工学技士法の改定により、臨床工学技士がVA管理をおこなう重要性がさらに高まっている。本特集では、VA管理の基礎知識から、すぐ使える実践ノウハウまでたっぷり解説!

DPCの基礎知識 令和4年4月版
院内研修時に最適なDPC初心者向け入門書
DPCに関する基礎知識は、この一冊で完璧
本書は、DPC/PDPS(診断群分類に基づく1日あたり定額報酬算定制度)を理解するための入門書として企画された、「見やすさ」「わかりやすさ」を追求した解説書です。
図表を駆使してビジュアルにまとめ、初心者にも理解しやすい構成としていますので、院内研修や専門学校等でのご活用に最適です。
テーマごとにQ&Aを掲載していますので、医療機関や審査支払機関での実務にも使用できる内容となっています。

LiSA Vol.30 No.1 2023
2023年1月号
徹底分析シリーズ:この症例 全身麻酔は可能ですか? 麻酔のリスクをどう評価するか/症例カンファレンス:小児の気道異物摘出術/VOL.30に寄せて:こうしてLiSAは生まれた!/快人快説:神経経済学入門〜痛みの脳科学とは〜
徹底分析シリーズ:この症例 全身麻酔は可能ですか? 麻酔のリスクをどう評価するか/症例カンファレンス:小児の気道異物摘出術/VOL.30に寄せて:こうしてLiSAは生まれた!/快人快説:神経経済学入門〜痛みの脳科学とは〜

臨床栄養 142巻1号
ヘルス・フードテックの未来展望―栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる
ヘルス・フードテックの未来展望―栄養・食の課題解決に挑み健康社会をつくる
フードテックとは,Food(フード)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせてつくられた言葉で,世界的な食糧不足・飢餓問題に対応する持続可能な食糧供給の実現や,食品産業における生産性の向上,健康志向や環境志向といった個人の多様なニーズを満たす豊かな食生活の実現など,食にかかわるさまざまな課題を最先端の技術を活用して解消し,食の可能性を広げていくことが期待されています.近年,フードテック分野への関心が急速に高まる中,世界におけるフードテックへの投資額は年間2兆円を超えるともされ,環境負荷の高い食肉に代わるたんぱく質供給源の開発や,計画生産が可能な植物工場,フードロボットによる調理,ICTを活用したスマート農業,フードロスや食品廃棄の削減につながる配送・物流におけるICT活用など,多岐にわたる領域で実用化に向けた研究開発が行われています.
本特集では,フードテックのなかでも健康や疾患予防といったヘルスケアともかかわりの深いテーマを中心に,各分野の最新の取り組みについてトップランナーの先生方にご解説いただきました.最新テクノロジーが拓く栄養・食の未来に向けて,本特集が将来展望の一助となりますと幸いです.(特集にあたって)

Medical Technology 51巻1号
心エコー図検査アップデート―ガイドライン+α
心エコー図検査アップデート―ガイドライン+α
現在,心エコー図検査の計測はほとんどの施設において,米国心エコー図学会(ASE)や,欧州心血管イメージング協会(EACVI),日本循環器学会,日本心エコー図学会などのガイドラインをもとに行っているものと思われます.このようにガイドラインに沿って計測することで標準化を図る一方で,検査の現場においては,効率化も考慮する必要があります.
そこで本特集では,まず1章で心機能評価の現状をご紹介いただいた後,続く2章でエキスパートの先生方が実臨床でガイドラインをどのようにとらえ,心機能評価項目を活用しているのかをご解説いただきます.そして最後の3章では,計測の実際とあわせレポートもご紹介いただきます.ぜひご一読下さい. (編集部)

J. of Clinical Rehabilitation 32巻1号
リハビリテーションカンファレンス:実践例を通じて
リハビリテーションカンファレンス:実践例を通じて
リハビリテーション診療では,多くの職種がかかわりチームを形成して治療にあたる.リハビリテーション科医師は,その中で舵取り役として,チームが最大の力を発揮できるようにマネージメントをする.そのためにカンファレンスは重要な役割を果たす.
リハビリテーション専門職種が参加するカンファレンスの種類は,他科との合同カンファレンス,病棟全体のカンファレンス,新入院カンファレンス,各患者のチームカンファレンス等臨床のカンファレンス,さらには教育や研究,管理のためのカンファレンス等,実に多種多様である.カンファレンスの目的,構成メンバー,進め方,課題等は各施設で試行錯誤して実践している状況であり,他の施設がどのような取り組みをしているかは見えにくい.今回,第一線で活躍されている執筆陣にそれぞれの病院において実践されているカンファレンスの内容や取り組みについてご紹介いただき,読者の日常臨床の一助としていただくことを目的として,本特集を企画した.
本特集の内容からは各施設において,内容の充実したカンファレンスを行うために実にさまざまな取り組みがなされていることがわかる.人員構成や時間割等のシステムレベル,ICT等の活用等のテクニカルレベル,マニュアルや動画ツール等の教育システム等,その工夫は多岐にわたる.また,カンファレンスのあり方が画一的ではないということも改めてうかがい知ることができる.
本特集が,各施設におけるカンファレンスを振り返るきっかけとなり,よりよいカンファレンス実践による業務の改善につながれば幸いである.(編集委員会)

≪「看護管理」実践Guide≫
看護管理者のための医療経営学 第3版
働き方改革と医療機関の健康経営
本書は、看護管理者のために、医療制度と経営理論の基礎知識をわかりやすく解説するものです。さらに、ケーススタディの解説を通して、具体的な病院経営戦略の立て方・組織マネジメントに関するヒントを示します。
第3版では、近年の医療制度改革の動向、特に医療従事者の働き方改革や看護業務の効率化、医療機関における健康経営といった事項を中心に、大幅な加筆がなされています。
自学自習を助ける「試験問題」「参考資料・文献解題」「Glossary(基本用語集)」も収載した充実の一冊です。

≪シリーズ【看護の知】≫
「わざ」を伝える
臨床の場では、学校で教えられた「看護技術」とは異なる、現場で培われた巧みな「わざ」が存在する。しかしそれは、組織の正式な伝達の場(カンファレンスなど)では、あえて伝えるほどのことではないとみなされている。では、そのような「わざ」はどのような場で、どのように他者に伝わっていくのだろうか。本書は知性と感性あふれた病棟のエスノグラフィーである。日常の中に埋め込まれた看護の知の発見と、その伝達方法を追うユニークな探究が始まる!

≪シリーズ【看護の知】≫
「いつもと違う」と感じ、思わず行う行為は実践の知なのか
看護師ならば誰もが、患者の様子になんとなく「いつもと違う」と感じ、それと同時に、状況を詳細に精査し判断するまでもなく、最善を目指して思わず行動したことがあるだろう。その行為には「その看護師固有の知が埋め込まれている」と考えた著者は、実践の「知」をめぐる探究を始め、確信を得た──看護の知はEBNだけではない。日々の実践の中に、自分でも気づかないようなたくさんの小さな知が集積しているのだと。

≪シリーズ【看護の知】≫
いかにして患者の「気持ちいい」は生まれるのか
患者の「気持ちいい」体験は明確に説明することができないもので、それゆえ看護師はその体験を漠然と了解し、これまで患者の視点で探求されてきませんでした。ケアの場における患者の「気持ちいい」体験を、患者の語りを通して本人の視点でとらえ直すことで、病いを生きている患者にとって、「気持ちいい」とはどのような意味をもつものかの理解を深め、今後の「気持ちいい」ケアのあり方を考えます。

≪シリーズ【看護の知】≫
亡くなった子どもと「共に在る」家族
子どもを亡くした女性と家族を医療者はどのように支援できるのか。
死産や新生児死亡を経験した女性に対して、医療者は積極的にその体験について聞くことをためらいがちです。しかし女性の本当の想いを知らずして、必要な支援を提供することはできません。女性の語りを通して、センシティブな話題ゆえにこれまで浮き彫りにされてこなかった世界を知ることで、喪失を体験した女性にかかわる上で求められる有用な示唆を得ることができるでしょう。4人の女性の体験をフッサールの現象学を用いて解釈・考察した博士論文を、研究者だけでなく、臨床現場の方にも読んでいただけるよう、読み物として再構成しました。

できる薬剤師はバイタルサインをどうみるか
超高齢社会の到来,医師の働き方改革などの影響を受け,継続的な患者フォローや薬効の評価など,チーム医療における薬剤師の役割は転換期を迎えている.この新たな役割を果たすためには,バイタルサインを測定し,患者状態をアセスメントする能力が欠かせない.では,薬局薬剤師が患者のバイタルサインを測るとき,一体どこをみて,何を考えればいいのだろうか.本書は,薬局薬剤師のあり方に一石を投じた『薬剤師のためのバイタルサイン』(2010年)の改訂新版として登場.これからバイタルサインにふれる読者に向け,測定手技から薬学的視点でのアセスメントを解説し,令和の時代に求められる新たな薬剤師の姿を伝える一冊.

医学のあゆみ284巻2号
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見――感染経路,病態,予防,治療
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見――感染経路,病態,予防,治療
企画:西條政幸(札幌市保健福祉局保健所医療政策担当部長,国立感染症研究所名誉所員)
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が日本ではじめて確認されたのが2012年12月,正式に公表したのは2013年1月のことである.
・日本国内外のSFTSの疫学,マダニに咬まれて感染する事例以外に,ネコやイヌもSFTSVに感染するとSFTS様症状を呈し,かつその感染ペットから飼い主や獣医師などが感染することがある.
・病態・病理と抗ウイルス薬(ファビピラビル)による抗ウイルス療法や開発されたワクチンの有効性,SFTSVの自然界における存在様式が解明されつつある.

改訂5版 看護研究サポートブック
【計画書がうまくいけば看護研究はほぼ完成!】苦手意識をもつ人も少なくない看護研究。本書は、オリジナルワークシートを用いることで、そうした人も自然と看護研究のプロセスを踏みながら、看護計画計画書が作れるよう構成されている。また、看護研究の具体例も豊富に掲載し、書き方などがイメージできるよう工夫されている。

月刊/保険診療 2022年12月号
特集 “SWOT分析”で経営を見直す!
特集 “SWOT分析”で経営を見直す!
Part1 SWOT分析とは何か/小松大介
Part2 【鼎談】SWOT分析で医療経営をどう見直すか/河野秀一,北原一憲,立花雅男
Part3 SWOT分析による経営改善事例
1 SWOT分析による経営戦略事例/網代祐介
2 薬剤部門におけるSWOT分析による業務実績への効果/金田昌之
3 経営戦略策定と効果的なSWOT分析/柴田雄一
特集Ⅱ 最新時事NEWS総まとめ
視点 サイバー攻撃にどう備えるか/深津博
連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
年間総目次
めーるBOX
■エッセイ・評論
TREND /塩田祥大,田中大地
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
NEWS縦断「第8次医療計画と在宅医療」/武藤正樹
BSCを最大活用する12メソッド/髙橋淑郎
組織をつくる6枚の設計図~人を育て,続く組織をつくる~/原麻衣子
■医事・法制度・経営管理
病院&クリニック経営100問100答「会議を効果的に行うには」/小松大介
かがやく!事務部門/公立森町病院
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【虫垂炎】虫垂炎に対する治療の考え方/畑啓昭,武田匤弘
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・坂井田晃
レセプト点検の“名探偵”/野中義哲
点数算定実践講座/圓山研介(協力:小前貴志)
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/長面川さより
休載:日本の元気な病院&クリニック,医療事務Openフォーラム,こうして医療機関を変えてきた,医療事務View

医学・生物学研究者のための
Powerful Vocabulary 2[パワフル・ボキャブラリー]
さらに深く英語で表現するための形容詞・副詞活用講座
“Powerful Vocabulary (動詞編)”の続編である本書では,形容詞と副詞を扱っている。
文章に彩りを与える“形容詞・副詞”は,正しく使えば英語論文を読みやすく魅力的なものとする。また,的確な形容詞・副詞は論文の骨子を強固なものとし,意味を限定して誤解を招きにくくする。豊富な例文と語源を掲載した“形容詞・副詞”の決定版である。巻末には「接頭辞・接尾辞」を網羅した付録つき。