
乳腺外科ナーシングプラクティス
乳腺外科では患者個々に合わせた対応を特に求められるため,知識や経験に裏付けされたケアが必要とされる.本書は,診療現場でのナースの動きを想像しやすいように,実際の診療の流れに沿って,看護のポイントや必須の知識を盛り込んだ.さらに現場医師とナースの共同執筆で,より実践的かつ確かな解説となっている.外来,手術,病棟の各場面において,ナースがどう考え如何に動くべきか,知識と経験値をサポートする看護実践書.

精神科リハビリテーションの流儀
援助者必携 デイリーケアのエッセンス
多職種協働現場で働く精神保健医療福祉分野の医療者を対象に,現場で起こる様々なエピソードから紡ぎ出された医療現場のエッセンスを平易な文章で分かりやすく解説する.施設のマニュアルやガイドラインからはこぼれ落ちるが,どこの現場でも起こり得る,精神科デイリーケアの大事なエッセンス”が満載された本当に役に立つ一冊.

診療ガイドラインに沿った
肝癌治療の要点と盲点
肝癌診療の現場では,「肝癌診療ガイドライン」が広く利用されているが,それだけでは解決できないケースにも遭遇する.例えば,治療アルゴリズムで推奨治療が複数記されている場合いずれを選ぶべきか? 腫瘍数・径,肝障害度というアルゴリズムの決定因子以外の条件はどの程度考慮すべきか? エビデンスが十分には確立していない治療は,どのように実践すべきか? 本書は,そのような実臨床における様々な疑問に明快に答える一冊.

≪眼科グラフィック2022年増刊≫
白内障手術
【サージャンの手技・思考を100%伝授!】
第一線で活躍するサージャンの白内障手術を徹底解説した眼科医必携の一冊。患者説明や追加検査、白内障手術の基本はもちろん最新のIOLやデバイス、難症例の手術、術中トラブル&リカバリーのポイントも押さえられる!

≪Emer-Log2022年秋季増刊≫
救急初療フィジカルアセスメント
【9つのクエスチョンでアセスメントを攻略!】
救急初療看護に携わるナースの必携書!二次救急施設“エマログメディカルセンター”を舞台に、「トリアージと蘇生」「検査の選択」「看護問題と看護実践」の3つのフェーズに沿って、アセスメントから場の調整・看護計画までをスイスイと学べる。フィジカルアセスメントの基本がわかる解説動画付き。

公衆衛生の緊急事態にまちの医療者が知っておきたいリスクコミュニケーション
リスクコミュニケーション=信頼+戦略+マネジメント
コロナの時代。公衆衛生の時代。そしてリスクコミュニケーションの時代。「正しさ」があふれ、何か一言口にすれば非難される恐怖がつきまとう。不安といら立ちが隠せない日々のなか、専門家はどのように振る舞えばよいのか──。リスクコミュニケーションは、そんな悩みに応えるひとつの方法です。迷える「まちの医療者」に向けて、医療リスクコミュニケーションの専門家が語るリスコミの真髄とその理論が1冊にまとまりました。

ジェネラリストと学ぶ 総合画像診断
臨床に生かす!画像の読み方・考え方
放射線科的な視点で内科疾患を捉え、臨床医と画像診断医をつなぐ本を目指す
画像診断は、病歴、身体所見、他の検査結果と合わせて総合的に考えていくことこそ重要である。ジェネラリストでありながら放射線診断専門医を持つ著者によりレクチャー形式でまとめられた書。パターン認識である画像診断は、一朝一夕には習得が難しい領域である。この壁に直面することが少なくない内科医、救急医、ジェネラリストを主たる読者対象に、少しずつでも自分で読影することで,自分自身の力で成長していけることを目指して。

放射線技術学シリーズ 放射線物理学
国家試験の新出題内容に対応した日本放射線技術学会監修の教科書
本書は、放射線の物理学的な側面について特に医療分野での利用を中心にまとめた。診療放射線技師養成機関での教科書、参考書使用を目的として編纂されている。
内容構成は、診療放射線技師国家試験出題基準のガイドライン項目は全項目を取り上げ、さらにその他の重要事項についてもまとめた。

相談事例から考える研究倫理コンサルテーション
わが国の研究倫理の第一級専門家チームによる,真に役立つ研究倫理ワークブックの決定版!
●医学系研究に携わる者の多くが,いつかどこかで必ず遭遇する研究倫理上の問題を含む,役立つ相談事例を20ケース収録.
●相談事例を元に「研究倫理のプロの視点と思考の流れ」を追想することで,研究倫理の基礎力である「思考力」が身につく画期的な書.
●各種の研究計画案について,読者自らが倫理的課題を発見し,自らで問題を「考え」,分析し,自らで妥当な解決策を見いだせるよう強力にサポート.
●自己学習用テキストとして使う場合も,また演習指導用テキストとして使う場合のいずれにも最適な書.
●研究倫理コンサルタントを目指す方々はもちろん,研究倫理審査の任にあたる倫理審査委員会委員や事務局スタッフ,あるいは,実際に医学系研究を立案・実施されている研究者や医療従事者,医学系研究者を将来目指す学生の方々にも,必須の一冊.

乳癌診療state of the art 科学に基づく最新診療
第一線の執筆陣がまとめた乳癌診療の必携書!
●各項目冒頭にKey Sentenceを設け,素速く的確に要点を把握できるよう編集.
●乳癌の最新の診断法やリスク評価法などに関する情報やトピックスを網羅.
●術前・術後と各ステージに応じた最適な治療法やフォローアップについて,その治療成績と共に解説.
●欧米の学会やガイドラインの最新エッセンスもわかりやすく解説.
●最近話題の遺伝性乳癌やトリプルネガティブ乳癌,アドバンスケアプランニングについても記載.
●化学療法では国内未承認薬の臨床試験の成績についても解説.

歯科国試パーフェクトマスター 口腔インプラント学 第2版
歯科医師国家試験合格にグッと近づくパーフェクトマスターシリーズ
出題基準改定(令和5年)に対応した改訂版,登場
内容紹介
歯科医師国家試験対策のために愛用されてきた『歯科国試パーフェクトマスター』シリーズが,国試の出題基準改定(令和5年)に対応して新しくなりました.最新の出題基準に対応した本書を活用して大切なポイントをしっかり抑え,歯科医師への道に進みましょう!
・直近の試験問題を精査して対策が記載されているので,各科目の大まかな出題傾向がつかめます!
・図や写真を多く用いているので,わかりやすく,覚えやすい!
・国試対策のほか,CBT対策や定期試験,各科目の授業の予習 ・復習にも活用できます!

精神科臨床 Legato Vol.8 No.2
2022年8月号
座談会 双極性障害ガイドラインの全面改訂について
座談会 双極性障害ガイドラインの全面改訂について
統合失調症や気分障害を中心に精神科領域全体を広く取り上げ,そのときのトレンドに沿った話題や読者が診療において役立つ情報を提供し,精神科臨床の向上に貢献することを目指したものである。

感染制御と予防衛生 Vol.6 No.1
2022年10月号
座談会 新型コロナウイルス感染症をめぐる最近の話題
座談会 新型コロナウイルス感染症をめぐる最近の話題
食中毒を引き起こす原因微生物の制御に関する最新知見や情報を取り上げ、食品の安全確保を広くはかることをことを目的した学術専門雑誌。食品安全に影響を与える微生物をはじめ、下痢症の基本知識からその治療と予防法まで、当該分野の専門家が詳しく解説する。総説を含め、すべての原稿が査読を通して掲載された質の高い専門雑誌。

インフルエンザ〜その他の呼吸器感染症 Vol.23 No.3
2022年9月号
座談会 新型コロナウイルス感染症の治療薬
座談会 新型コロナウイルス感染症の治療薬
「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

内科医のための
認知症のBPSD(行動・心理症状)への向精神薬の使い方
認知症の患者には,もの忘れ,注意障害といった中核症状に加えて,人によっては,拒絶,不穏,興奮,暴言,暴力,徘徊,性的逸脱行動などの行動症状と,不安,焦燥,抑うつ,幻覚,妄想,誤認などの心理症状がみられる.本書では,こうした多彩な行動・心理症状(BPSD)について,認知症を診察する機会のある医師向けにエビデンスやガイドラインの推奨を示しながら,使用されることの多い向精神薬について情報を整理・紹介した.

チャイルドヘルス Vol.25 No.11
2022年11月号
【特集】頭痛を訴える子どもに向き合う
【特集】頭痛を訴える子どもに向き合う 「頭が痛い」,その背景には様々な要因があります.
訴えの多い症状のひとつでありながら奥深い頭痛について,改めて理解を深めてみませんか?

日本腎不全看護学会誌 Vol.24 No.2
2022年10月発行
第24回日本腎不全看護学会・学術集会 大会長講演】
慢性性と緩和ケアを考える─腎臓病と生きる人とともに(中村光江)
第24回日本腎不全看護学会・学術集会 大会長講演】
慢性性と緩和ケアを考える─腎臓病と生きる人とともに(中村光江) 一般社団法人日本腎不全看護学会編集・刊行の学会誌。本号では資料1本、第25回日本腎不全看護学会学術集会・総会と第7 回アジア腎不全看護シンポジウム合同開催の案内、最新の投稿規定(令和4年3月22日改定)等を掲載。

薬局 Vol.73 No.12
2022年11月号
治療継続のための プロブレムがみえる!みつかる!糖尿病
治療継続のための プロブレムがみえる!みつかる!糖尿病 令和4年度の調剤報酬改定で「薬剤服用歴管理指導料」に代わり「服薬管理指導料」が設定され,薬剤師にも、患者が治療を継続していくためのよりいっそうのフォローアップなどが期待されています。本特集では糖尿病に焦点をあて、薬物治療に影響する要因、プロブレム(治療継続を妨げる要因)を発見する方法、行動変容の促進・維持を支援する力を磨く方法などをまとめました。薬剤師が、糖尿病をもつ人への継続的な心身の支援をするためのスキルアップにつながる一冊です。

医学のあゆみ283巻6号
第1土曜特集
行動嗜癖――ギャンブル障害・ゲーム障害等の実態と対策
行動嗜癖――ギャンブル障害・ゲーム障害等の実態と対策
企画:樋口 進(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター)
・2022年1月に発効した「国際疾病分類第11回改訂版」(ICD-11)の“依存/嗜癖”のセクションにギャンブル行動症(gambling disorder)とゲーム行動症(gaming disorder)が正式に収載された.
・ICD-10では,ギャンブル行動症は病的賭博という名前で,習慣および衝動の障害に分類されている.一方,ゲーム行動症は今回はじめて疾病と認定され,収載されるに至った.
・本特集では,いまだに馴染みの薄い行動嗜癖にターゲットを当てて,わが国を代表する専門家に最新の知見をまとめていただく.行動嗜癖に関する読者の理解を深め,今後の臨床や研究におおいに役立つと期待される.

睡眠障害 知る診る治す
この数年で,各科横断的な睡眠外来や睡眠センターがある医療機関が増えてきている。睡眠障害は各科ごとの問題ではなく,横割りで診療することに大きな意義がある。また一般のかかりつけ医において,不眠や過眠,睡眠呼吸障害を訴える患者を診療することも少なくない。睡眠障害の検査は専門機関で行い,毎月の治療(フォローアップ)はかかりつけ医で,という病診連携も増えつつあり,今後も増えることが予想される。
本書では,睡眠の専門医ではないが睡眠医療を自分の診療の1つとして身につけたい医師,睡眠に関心をもつ若い医師に対して,不眠症,睡眠呼吸障害を中心とした睡眠障害全般についてわかりやすく解説。どの科の医師も知って損のない,睡眠障害診療がよくわかる一冊である。