
≪栄養科学イラストレイテッド≫
臨床栄養学 基礎編 第3版
豊富な図表で,臨床栄養学が体系的にしっかり学べる!栄養ケアの概要と流れをすっきり整理し,基礎固めに最適なテキスト.経腸栄養剤一覧表など,現場に出てからも役立つ付録も充実.管理栄養士国家試験対応!

ていねいな保健統計学 第2版
看護師・保健師国試対応!難しい数式なしで基本的な考え方をていねいに解説しているから,平均も標準偏差も検定もこれで納得!はじめの一冊に最適です.第2版では統計データを更新.国試過去問入りの練習問題付き.

胃外科のすべて
胃は癌による死亡数が消化器癌の中では1位の臓器であり,早期胃癌に対するEMR・ESDや腹腔鏡下手術,また腫瘍マーカーなどの診断・治療技術の進歩が目覚ましい領域である。本書では胃外科の手術手技や解剖・生理機能などに加え,新しい知見として,消化管ホルモン(グレリン,GLPなど)の発見や,胃癌とピロリ菌との関連,新規抗癌剤,内視鏡・腹腔鏡の発達など,診断・治療技術が進歩した現状を解説している。
若手消化器外科医が胃の手術の術者・助手を務めるために必要な知識・手術手技の修得,ならびに術後障害について理解を深め,患者のQOLの向上を目指すことを目的として,胃外科・術後障害研究会所属のエキスパートの医師らによって解説された消化器外科医必携の教科書である。

正しく効果的に伝える
医師のための英文Eメールの書き方
かつて手紙でやり取りされていた「論文投稿・査読」「学会事務局・出版社への照会」「海外留学の問い合わせ」などの情報交換は,現在はEメールがその中心をなしている。医学界においてもグローバル化の波は大きく,英語でEメールを書く技術はもはや現代を生きる医師の必須能力といっても過言ではない。
本書はさまざまなシチュエーションにおける英文Eメールの実例を,和訳・解説とともに豊富に掲載している。英文Eメールの基本から応用までを網羅した,すべての医師必携の1冊である。

明快解説
医師のための法律と訴訟
医療と法律には密接な関係がある。それにもかかわらず医師は,大学医学部において医療に関する法律や医療訴訟について学ぶ機会が少ない。昨今の医師は常に医療訴訟の恐怖にさらされているといっても過言ではないが,日常診療に忙しい医師は法律については素人であり,いざというときの備えがないままということが多い。
本書は医師であり弁護士でもある著者がわかりやすく解説した,医療訴訟についてのテキストブックであり,医師が医療訴訟に対峙しなくてはならないときでも慌てないようにするための一冊となっている。

ガイドラインには載っていない
消化管がんPractical Treatment
抗がん剤治療において,ガイドライン通りの治療では対処できない場合が往々にしてみられる。本書は合併症・基礎疾患をもつ患者,臨床試験がほとんど実施されていない対照群など,エビデンスの乏しい大腸がん,胃がん,食道がん,GIST患者に対する治療について,一般病院での治療の疑問に対してがん薬物療法医がどう対処し,治療するかを詳しく解説している。
各項目は「point」のほか,相対する考え方がある場合に両論を併記し「pros」「cons」のアイコンでわかりやすく論点を整理。化学療法に手術療法や放射線療法を加えた集学的治療を掲載し,化学療法だけではない治療全般にも対応する。

知って得する100事例
患者さんトラブル 予防・解決Q&A
医師が直面するトラブルは「医療行為」に関するものだけではない。モンスターペイシェントへの対応,医療費の未収金,患者からのさまざまな質問など,解決すべきトラブルは多岐に渡る。本書は,いざ起こったときにお手本とするマニュアルがなく,しかも頻回に起こりうるトラブルを集め,その予防法・解決法を伝授する書籍である。
「ERで死亡した患者さんの身元が不明」「医療ミスの発生」「患者さんが輸血を拒否している」などのトラブルは,若手・ベテラン,開業医・勤務医を問わず襲ってくる。これらのトラブルは正しく対処しなければならないのはもちろん,解決に至るまでのスピードが大事であることはいうまでもない。最悪の場合,訴訟に発展することさえ考えられる。
本書は実際に起こった100例のトラブルを,Q&A方式で見やすく示している。また,解説も充実しており,じっくり読み込んで深い知識を得ることもできる。
厄介なトラブルが発生したときに必ず役立つ,医師必携の1冊である。

Q&Aでスッキリわかる IBD診療
潰瘍性大腸炎,クローン病からなる炎症性腸疾患(IBD)はわが国で患者数が増加しており,消化器科医だけでなく一般内科医も診療する機会が多い。そのため本疾患についての診療の知識が必要となるが,臨床現場と教育環境では様々なギャップが生じており,適切な診療を行えない医師が増えている。
そこで本書では,IBD診療に携わるすべての医師を対象に,外来時から入院時までIBD患者に迷わず対応できるようQ&A形式でやさしく,わかりやすく解説。臨床現場の疑問を約250のQuestionとして取り上げ,Answerは簡潔にまとめられている。さらにその根拠については,適宜,図表を用いて詳しく解説している。
一目で理解できる紙面構成なので,診療で迷った際,まるで隣に指導医がいて,的確なアドバイスを貰っているような指導医的ハンドブックとなっている。専門医だけでなく本疾患の診療に携わるすべての医師に必読の一冊である。

≪プラクティス耳鼻咽喉科の臨床 2≫
耳鼻咽喉科 外来処置・外来手術 最新マニュアル
耳鼻咽喉科領域の最新の外来処置,手術について解説.耳編,鼻編,口腔・咽喉頭・頸部編の3つの領域に分け,それぞれの編で従来から行われている重要な項目のup dateとともに最近導入された項目を追加.日帰り手術・処置が中心であるが,ショートステイ手術まで含めており、プライマリ・ケアだけでなく病院診療にも十分役立つ新バイブル.インフォームド・コンセントの例を示すとともに,付録として「頭頸部画像所見ポイント」をまとめた.

循環器内科医のための非心臓手術必須知識
現在,循環器内科に受診する患者の高齢化が進み,他疾患と合併して受診するケースが増えている。しかし,解剖学や非心臓手術の基礎的な知識が欠如している循環器内科医が多く,さまざまなトラブルが発生している。
まず第1に,虚血性心疾患を合併している患者の非心臓手術を行う際に,他科から手術が適応かどうかをコンサルトされた場合に答えられないケースである。手術を担当する医師,麻酔科医師は手術中のトラブルを回避するため,少しでも疑いがある場合は循環器内科医にコンサルトを依頼するが,これに答え,正確に診断を下すためには,前述した通り,解剖学と外科手術の知識が不可欠となる。「非心臓手術の術前循環器診療」に対するガイドラインが日本循環器学会より発表されているが,これをもとにコンサルトを行うためにも,まずは基礎的な知識を押さえなければならない。また,先輩医師がいない夜間に緊急手術を行う際にこのような状況に陥り,なにかあった場合に,その若手医師の責任になってしまうケースも出ている。
第2に,高齢である虚血性心疾患を合併している患者が他科で手術を受け,手術後,循環器内科へ移ってきても,術式がわからず,どのように術後のケアを行っていいのかわからないというケースである。今後,さらに手術適応年齢が高齢化することを予測しても,まずは基礎的な外科手術の知識を循環器内科医も身につけることが必須であろう。
そこで本書では,循環器内科医がこれだけは知っておきたいと思われる非心臓手術を厳選し,シェーマや画像を用いて解説している。

ガイドラインには載っていない
肝胆膵がんPractical Treatment
肝胆膵がんの治療においては,ガイドライン通りでは対処できない場面に遭遇し,どう治療すべきか迷うことが少なくない。本書では,ガイドラインだけでは対応できないさまざまな臨床上の疑問に対し,エキスパートはどのように考え,どう治療しているかを解説。合併症がある場合の考え方や,どちらの治療・レジメンを選ぶべきか迷うときの考え方,リスクとベネフィットを考慮した副作用対策・減量の考え方など,エビデンスが少ない部分についてもできるだけ具体的に詳しく解説している。
治療について有用な点・限界がある点を両論併記(pros and cons)し,治療方針を決定するうえで専門医が重視しているポイントがわかるようになっている。新規レジメン・薬剤にも対応。

実践! 症例から学ぶ甲状腺疾患診療Q&A
隈病院創立90周年記念出版
若手医師が疑問に思うことについて,実際の症例から画像やデータをふんだんに用いた解説で臨床の様々なシチュエーションに対応できる力が身につく! 甲状腺をみる際に必要な疾患をすべて網羅! 専門病院が誇るエキスパートの技と考えかたを伝授した明日の診療に役立つ内容.

治療 Vol.104 No.11
2022年11月号
プライマリ・ケア医が知っておきたいOTC薬・健康食品のこと
プライマリ・ケア医が知っておきたいOTC薬・健康食品のこと 知らないでは済まされない?プライマリ・ケア診療の現場でも,患者から市販の薬(OTC薬)を使ってもよいかなど聞かれることがあると思います.患者に適切に対応することで,セルフメディケーションの意識を高め,生活習慣改善につながることもあります.そのため,OTC薬や健康食品の正しい知識を知り,診療に活かしていくことが望まれています.本特集では,必要な知識や使用上の注意点など,OTC薬・健康食品ならではの利点や,医療用医薬品をOTC薬・健康食品に置き換えていくためのコツなどを解説いたします.

NAFLD/NASHの拾い上げができていますか? やさしくわかる脂肪肝の診かた
専門医じゃなくてもできる.
エキスパートが教える,日常診療に潜む「NAFLD」や「NASH」の拾い上げかた
近年、NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)など、いわゆる脂肪肝を有する患者数が増えてきており、国民病となっています.また,それらが肝硬変や肝癌に移行してしまうことがあり,最も重要な病因になるとも予測されています.
かかりつけ医など,生活習慣病を診る医療者であれば日常的に脂肪肝患者に出会っているはずですが,それらを的確に診断し,拾い上げられている割合はそれほど多くはありません.実際、肥満者の半分以上がNAFLD患者であり,炎症してNASHに移行する前段階です.しかし,多くの症例は問題なく、肥満症と同じ感覚で,かかりつけ医による対応は十分可能です。その中でも、ごく一部の重症例を拾い上げて専門医に紹介することが,早期発見.治療へとつながるキーポイントです.
本書では,NAFLD/NASHに精通した2名のエキスパートがこうした視点に基づく概要やコツを中心にまとめ解説しています.病態メカニズムの理解を基軸として,疾患概念,疫学,診断,治療,予後,最新の知見などNAFLD/NASH全体を網羅し,示唆に富む症例を多数呈示.また,NAFLD/NASH診断のため知っておくべき他の慢性肝疾患に関しても補足しています.
序文☑
今般,「NAFLD/NASHの拾い上げができていますか? やさしくわかる脂肪肝の診かた」を出版する運びとなりました.
本書は,NAFLD/NASHに精通した2名のエキスパートによる執筆です.その結果,統一された構成となり,病態メカニズムの理解を基軸として,疾患概念,疫学,診断,治療,予後,最新の知見などNAFLD/NASH全体を網羅し,示唆に富む症例を多数呈示しました。また,NAFLD/NASH診断のため知っておくべき他の慢性肝疾患に関しても補足しました.図表を多用し視覚的に理解できる成書となったと確信しております.
21世紀に入り,世界は飽食の時代となり運動不足も加わり肥満は急増しました.肥満は,生活習慣病,心血管イベント,発癌リスク因子ですが,さらに新型コロナウイルス重症化リスク因子であることも明らかとなりました.肥満は万病の元との認識を持つことが大切で,その克服は人類の大きな課題です.
肥満を主な病因とする脂肪肝NAFLD/NASHは,わが国では成人の30~40%が罹患する国民病となりました.今後,肝硬変や肝癌の最も重要な病因となると予測されています.しかし,NAFLD/NASHで肝硬変に進行する症例の頻度は高くありません.そこで,肝硬変の前段階のNASH線維化進行例や肝硬変例の拾い上げが必要となります.本書が日夜医療に邁進されている医療従事者の方々に役立ち,ひいては国民健康増進に繋がることを期待しています.
最後になりましたが,本書の刊行にあたり御尽力いただいた,金芳堂のスタッフの方々に心より感謝いたします.
2022年9月
橋本悦子

CLINICAL NEUROSCIENCE Vol.40 No.11
2022年11月号
【メインテーマ】脊椎・脊髄障害update
【メインテーマ】脊椎・脊髄障害update 脊椎・脊髄障害は複雑で多彩な症状を示し,多くの症候の報告があります.この特集ではそうした脊椎・脊髄障害による症状・神経徴候をまとめ分類・整理し,脊椎・脊髄臨床の診断と治療の一助となるように工夫しています.前号特集「脊椎・脊髄外科の最先端」と対をなすものであり,2つの特集によって,脊椎・脊髄の解剖・機能・障害の病態生理・診察法,検査,内科的治療・外科的治療のすべてが網羅できる内容となっています.

クリニック院長を知ることは最高のスタッフ教育術!
院長先生のトリセツ
クリニックのリーダーはもちろん院長先生ですが,理想のクリニックを創り上げるためにはクリニックに関わる全スタッフの力が必要です.本書は「院長先生」という存在の分析を通して院長ならではの価値観や悩みの一端をスタッフが共有し,院長とスタッフが相互理解のもとでより良い職場づくりができるようになることを目指します.スタッフのみならず、院長ご自身にも読んで頂きたい一冊です.

借金なし・コンサルなし・多店舗展開
女医の非常識なクリニック経営
コンサルなし,借金なし,開業初日から週3日外来,30代で2院目開業,合理的なミニマム経営,プライベート重視……常識に囚われない発想でそれら全てを実現してきた人気女医の経営ノウハウを詰め込みました.女性医師はもちろんのこと,多店舗展開したい開業医,女性医師や女性スタッフを採用したい男性医師,ずっと勤務医でいたい医師にも多くの共感や気づきがきっと得られる一冊です.

月刊ナーシング Vol.42 No.3(2022年3月号)
【特集】苦手克服!血液ガス分析道場(後編)
【特集】苦手克服!血液ガス分析道場(後編) 「臨床実践に強くなれるプロの看護総合情報誌」として、斬新で実践に役立つテーマを特集し、多忙な業務で見失いがちな看護ケアや技術などの最新情報をビジュアル豊富な誌面で深く掘り下げタイムリーにご紹介。

月刊ナーシング Vol.42 No.2(2022年2月号)
【特集】苦手克服!血液ガス分析道場(前編)
【特集】苦手克服!血液ガス分析道場(前編) 「臨床実践に強くなれるプロの看護総合情報誌」として、斬新で実践に役立つテーマを特集し、多忙な業務で見失いがちな看護ケアや技術などの最新情報をビジュアル豊富な誌面で深く掘り下げタイムリーにご紹介。

月刊ナーシング Vol.42 No.1(2022年1月号)
【特集】経腸栄養チューブの管理とリスクマネジメント
【特集】経腸栄養チューブの管理とリスクマネジメント 「臨床実践に強くなれるプロの看護総合情報誌」として、斬新で実践に役立つテーマを特集し、多忙な業務で見失いがちな看護ケアや技術などの最新情報をビジュアル豊富な誌面で深く掘り下げタイムリーにご紹介。