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臨床麻酔科学書

森田 潔(監修)

出版社:中山書店

印刷版発行年月:2022/06

日本の麻酔科医が書いた日本の麻酔科医のための教科書。「麻酔科医たる者,これだけのことは知っておくべし」という内容を網羅しており,医学生や初期研修医,専攻医には「これ便利だなぁ。いいなぁ」と思ってもらえる1冊です。

医学書院 レジデントスターターキット Rev.3

出版社:医学書院

聖路加の内科研修がこの1冊に。研修医に求められることがわかる「内科レジデントマニュアル第10版」、救急に携わる若手医師・初期研修医に必携のマニュアル「救急レジデントマニュアル第6版」、感染症診療や治療薬選択の考え方を徹底的に追求し新たなバイブルとなった「レジデントのための感染症診療マニュアル第4版」。レジデント・若手医師に必携の3冊を収録し、特別価格16,200+税にて販売。 (参考:単品合計価格 20,400円+税)

消化器外科2026年5月号

腹部救急をめぐる最新の診断と治療戦略

出版社:へるす出版

印刷版発行年月:2026/05

腹部救急をめぐる最新の診断と治療戦略 急性腹症の診断から胆道感染症,膵炎,外傷の対処に加え,チーム医療・教育体制といった施設におけるソフトの構築など,最新のエビデンスと実践知を盛り込んだ。若手医師からベテラン医師まで、有益な学びとなるだろう。

手術 Vol.80 No.7

2026年6月号

肛門外科手術の基本と考え方

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2026/06

肛門外科手術の基本と考え方
肛門疾患は日常診療で頻繁に遭遇するcommon diseaseであるが,その診療を専門とする医師(日本大腸肛門病学会専門医IIb)は少ない。また,同疾患に対する手術は,小手術と呼称されるものが多いが,根治および術後の機能温存を前提とした繊細な手技が求められる。本特集では,消化器・一般外科医を主対象として,肛門外科手術にかかる「基本」と「考え方」を同領域のエキスパートが疾患・術式ごとに詳説する。

小児の鎮静・鎮痛ガイダンス

日本小児救急医学会 医療安全委員会ワーキンググループ(監修) 山本 英一(編集) 新田 雅彦(編集) 久我 修二(編集) 林 卓郎(編集) 平本 龍吾(編集)

出版社:中外医学社

印刷版発行年月:2024/01

小児救急現場ですぐに役立つ鎮痛・鎮静に関する小児救急医学会公式ガイダンス
鎮痛・鎮静の前の痛みの評価から,小児の特性にも配慮した安全な鎮痛・鎮静のための準備,モニタリング,実際の薬剤の使い方,処置中に注意すべきこと,処置後のケアまで1冊で必要な知識をすべて網羅できるガイダンス.

胃と腸 Vol.61 No.7

2026年 07月号

主題 感染性大腸炎と薬剤性大腸炎 近年の動向と診断・マネジメントのコツ

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2026/06

主題 感染性大腸炎と薬剤性大腸炎 近年の動向と診断・マネジメントのコツ 消化管の形態診断学を中心とした専門誌。毎月の特集では最新の知見を取り上げ、内科、外科、病理の連携により、治療につながる診断学の向上をめざす。症例報告も含め、消化管関連疾患の美麗なX線・内視鏡写真と病理写真を提示。希少疾患も最新の画像で深く学べる。年2回増大号を発行。 (ISSN 0536-2180)

月刊、増大号2冊を含む年12冊

画像診断 Vol.46 No.2(2026年2月号)

【特集】胸部画像診断 気になるあの所見 ―異常,それとも正常変異 / 偽病変?―

出版社:Gakken

印刷版発行年月:2026/01

【特集】胸部画像診断 気になるあの所見 ―異常,それとも正常変異 / 偽病変?― 胸部画像診断で遭遇しやすい、正常か病的かの“判断に迷う所見”について、その背景や押さえておくべきポイントを、部位別に症例ベースでわかりやすく解説。“気になる所見”と向き合う際の判断力をより高め、病的異常との鑑別精度の向上に役立つ!

限られた時間での対応にもう悩まない!緊急PCIマニュアル

伊苅 裕二(編著)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2022/07

限られた時間内で患者救命が求められる「緊急PCI」について,施行のための準備から,待機的PCIとは異なる患者評価や適応判断・治療のポイント、合併症の注意点までをコンパクトにまとめた実践マニュアル.病変・病態別の緊急PCIの実践を学べるケーススタディでは,使用デバイスや治療戦略はもちろんのこと,考えられる最悪のシナリオとその回避法の解説も充実させた.夜間の当直時や休診日など,一人で術者となる可能性もある若手医師に心強い一冊.

改訂2版 こどもの心臓病と手術

立石 実(著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2020/08

【先天性心疾患のこどもと家族をサポート】
こどもに「心臓手術が必要」と言われた家族の不安を少しでも和らげ、病気について理解できるように、心臓の働きなど基本的な話、疾患・手術・入院から退院までの流れなどを、かわいいイラストを中心に解説。術後、大人になるまでの注意点も新しく加わった改訂版。

medicina Vol.62 No.10

2025年 09月号

特集 続・臨床に役立つ解剖・生理学

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2025/09

特集 続・臨床に役立つ解剖・生理学 内科診療に不可欠な情報をわかりやすくお届けする総合臨床誌。通常号では内科領域のさまざまなテーマを特集形式で取り上げるとともに、連載では注目のトピックスを掘り下げる。また、領域横断的なテーマの増刊号、増大号も発行。知識のアップデートと、技術のブラッシュアップに! (ISSN 0025-7699)

月刊、増刊号と増大号を含む年13冊

ペリネイタルケア2026年7月号

2026年7月号

特集:産婦人科診療ガイドライン産科編2026 改訂ポイントはやわかり!

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2026/07

特集:産婦人科診療ガイドライン産科編2026 改訂ポイントはやわかり! 周産期医療の安全・安心をリードする専門誌

全ての妊娠・出産・育児の安全と安心のために、周産期医療スタッフにはより幅広い知識と高度な技術、母子・家族に寄り添ったケアが求められています。
『ペリネイタルケア』では、充実した読み応えある特集・連載と、読者の皆さまに最新の知識と臨床技術を身に付けていただけるコンテンツをお届けします。

≪産婦人科手術スーパーレッスン≫

改訂2版 腹式単純子宮全摘出術

田畑 務(著)

出版社:メディカ出版

印刷版発行年月:2025/06

【専攻医指導の手術動画から要点を学ぶ!】2015年刊行の『広汎子宮全摘術につながる腹式単純子宮全摘術』に開腹を加えた待望の改訂版。広汎子宮全摘術を意識した拡大子宮全摘の手術手順を、手術器具の持ち方など詳細にこだわって、高画質の写真と動画で解説。

JOHNS42巻6号(26年6月号)

私の伝えたい頭頸部の手術手技

出版社:東京医学社

印刷版発行年月:2026/06

私の伝えたい頭頸部の手術手技

脳神経外科レジデントマニュアル

若林 俊彦(監)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/05

定評あるレジデントマニュアルシリーズ、待望の脳神経外科版。脳神経外科診療の現場においてレジデントレベルで必要とされる全般的事項を、実践的かつコンパクトにまとめた。実際の診療手順や処方例、患者管理、救急対応など具体的な記載にあふれ、本書を開けばすぐに知りたいことを確認できる。脳神経外科研修医はもちろん、脳神経外科疾患に携わる機会のあるすべての医師にお勧めしたい、ポケットサイズの頼りになる1冊。

≪スタンダード骨折手術治療≫

スタンダード骨折手術治療 上肢

渡部 欣忍(編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2022/04

インプラント(プレート,スクリュー,髄内釘など),アプローチ法(前方,後方など),骨折の状態(関節内骨折,関節外骨折,単純骨折,粉砕骨折)など,現在日本で起こりうるすべての骨折に対応できる内容を網羅した手術治療の決定版。複雑な解剖に対応できるよう,豊富なイラストでわかりやすく解説。

産婦人科の実際 Vol.73 No.11

2024年11月臨時増刊号

「フローチャートでわかる婦人科外来診療パーフェクトブック」

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2024/11

「フローチャートでわかる婦人科外来診療パーフェクトブック」
とにかく多忙な産婦人科医のみなさん,お待たせいたしました!
待望の「タイパ抜群」な臨床マニュアルが出来上がりましたよー!!

婦人科外来における診察・検査・診断・治療の流れを,可能な限り図やフローチャート形式で見やすく整理し,直感的に使用できる,まさに“タイパ抜群”な臨床マニュアルが完成いたしました! これから経験を積んでゆく産婦人科専攻医にとって,この一冊を手元に置くことで安心して外来診療に臨むことができると確信します。また,専門医がサブスペシャルティ領域以外の診療を行う際にももちろん役立ちます。女性の多種多様な主訴に対応できるだけの知識,診療スキルがすぐに,そして確実に身につく,婦人科外来マニュアルの決定版です。

≪シリーズGノート≫

骨粗鬆症の薬の使いかたと治療の続けかた

患者さんに寄り添う、治療開始の判断から薬の選びかた・使いかた・注意すべき合併症、食事・運動療法まで

小川 純人(編)

出版社:羊土社

印刷版発行年月:2023/10

かかりつけ医の強みを生かして,患者さんに合わせた骨粗鬆症の診断・予防・治療を行うための必読書!高齢者の転倒・骨折を予防するための治療薬,食事療法,運動療法を網羅!

実験医学増刊 Vol.44 No.12

【特集】口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか

出版社:羊土社

印刷版発行年月:2026/07

【特集】口腔細菌叢はいかにして全身疾患へ繋がるか
口腔細菌叢の乱れが,がんや心血管疾患,代謝性疾患,神経変性疾患といった全身の疾患を誘発し悪化させるメカニズムとは? 歯周病菌の血行性移行,腸内への口腔細菌の流入,免疫環境の変容などの基礎研究の最新知見から,疫学・臨床のエビデンスまでを網羅的に詳解し,疾患制御へのヒントを提示する,すべての医師・歯科医師必携の決定版.

visual core pharma

薬物治療学 改訂15版

吉尾 隆(他編)

出版社:南山堂

印刷版発行年月:2026/03

薬物治療学のスタンダードな教科書の改訂版!病態と主な治療薬の作用点をカラーイラストで示し,標準的な薬物治療を理解するために必要な臨床医学・薬学の基礎知識を解説.さらに第110回を含む過去の薬剤師国家試験の出題内容を反映し,改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムにも対応.薬学生や薬剤師に大いに役立つ一冊.

見逃してはいけない小児救急

鉄原 健一(編著)

出版社:金芳堂

印刷版発行年月:2022/06

小児救急は軽症の頻度が圧倒的に高いため、緊急度の高い疾患への配慮を忘れやすく、診断エラーに繋がりやすい状況があります。本書では、小児救急でよくある診断エラーやピットフォールを共有し、症例の振り返りを通してポイントや解決法を紹介しています。

本書の対象は、小児の救急外来での診断・判断に関わる方です。経験を積み知識が増えれば、診断エラーがなくなるわけではありません。初学者からベテランまで、それぞれ違った視点で、学びがあるのではないかと考えています。また、救急外来で働く看護師、診療放射線技師、臨床検査技師など、直接、診断・判断をしなくても、チームとして診断エラーを減らすために、本書の内容は役立つと思います。

患者さんを通して学びながら、本書が読者の皆さんのそれぞれに合った診断の仕方、鑑別疾患の肉づけをするためのきっかけづくりになれば幸いです。

推薦文

~すべてのシーンの小児診療に彩りを加える良書~

著者の鉄原先生とは10年来の付き合いになる。彼の様々な長所をあげていくと与えられた字数が足りなくなるので、私の一押しポイントに絞ると、学ぶことが好き、教育が好き、Mr.Childrenが好き、そして、君が好き。である。

実際、シミュレーショントレーニングでみせる愛情あふれるファシリテーションは素晴らしい。私のファシリテーションの半分はテツハラでできている。あなたも一度は彼のコースを経験すべきと思う。

これは、そんな鉄原先生の編集によるすべての小児医療従事者が読むべき本である。他書にはみられない特徴的な強みは2つある。1つは編集方針、もう1つは広い読者対象である。

まず、1つ目は、違う視点を許容する編集方針である。「あなた」が経験した喉頭蓋炎と、「わたし」が経験した喉頭蓋炎のプレゼンテーションは違うはずである。同じ疾患を記述しても、著者によって強調するところが変わる。それを通して、より多面的全面的に疾患の理解が進む。そのように仕掛けられている。編者の「君が好き」が読者だけでなくすべての著者に向けられている。

2つ目は、誰が読んでも学びがあることである。本書は、失敗症例を振り返って、みずから改善点をみつけるという、診断エラー学の入門書として有用である。それだけではなく、初期研修医や学生は、総論部分でABCDEから始まる小児救急医療の基本を守ることが学べる。症例検討が中心の中盤では、総合診療医であっても初診では診断しきれないような困難症例が並び、後半は、ベテラン小児医が苦手な外傷・熱中症などの外因性疾患のシンプルな指針が示されている。小児救急医療を学ぶという「終わりなき旅」を最初から最後までガイドするのが本書である。

色んな異論があっていい、医学の深海にともにゆこう。そんなてっちゃんの励ましの言葉が頭にひびく。てっちゃんの出世作を予約して読もう! どう読むのかは、君の好きなようにして!

2022年5月
こだま小児科
児玉和彦

推薦文

子どもの「困った」に本気で向き合いたい君へのギフト

小児科医になった理由を若手の先生との面談で聞くと、子どもと家族に「何か貢献したい」が動機の方が圧倒的に多いです。「見逃してはいけない小児救急」(以下、本書)には「何かしたい」にとてもシンプルに答えてくれる参考書です。すなわち子どもの不調(困った)と病気の関連に気づくセンスとそれに対応できるスキルのノウハウが詰まっています。本書の通読をお勧めします。

ところが、小児科医はそこで終わってはいけません。子どもの不調(困った)の原因に病気が隠れている可能性があること、そして病気に気づければ、その不調(困った)が改善できること、だから、勇気を持って医療にアクセスしてもらうことが実は大事なのです。ですので、小児科医はそのための行動をし続ける必要性があります。何かの病気かもしれない、でもこんなことで受診をして良いのだろうか? 何しに来たと思われないかと、非医療者の方は心配されています。なんかおかしいな、普段と違うなと思ったら、安心のために受診できるようなハードとソフトの両面で小児救急医療の充実が必要です。もし読者の方の地域でそのような準備がなければ、鉄原先生やお近くの本書の執筆者に連絡し、講演や教育回診やカンファレンスなどしてもらってください。「病気じゃない、軽くて良かった」と安心してもらい笑顔で帰宅してもらうことに喜びを見出し、何か引っかかることがあれば、専門医療への引き継ぎや入院適応の決定を日々高精度で行い、子どもたちと家族のハッピーを実現しましょう。

困っている子どもたちと家族に優しく対応し、システマティックに診療し、子どもたちのライフ(命・人生)を繋いでいく、それが小児救急医療です。本書ではその小児救急医マインドの一端に触れることができます。本書が小児医療を担う若手小児科医や小児医療関係者へのギフトである所以です。ギフトですがご購入はご自身で 笑。

2022年5月
兵庫県立こども病院感染症内科
笠井正志

序文

『見逃してはいけない小児救急』に、ようこそいらっしゃいました。あえて「見逃したくて」診療をしている人はいないと思います。しかし、忙しかったり、疲れたり、落ち込んだり……、いろいろな事情があって無意識的に「軽く考えてしまったり・・・・・」「考えられなくなってしまったりして『見逃しに至る』」ことがあると思います。読者の皆さんの中に、夜、自分が救急外来で診た患者さんが、翌日、違う診断で入院していることを、上級医にそっと耳打ちされたことはありませんか? 後で振り返ってみたら、「なんであの時、そんなことしたんだろう?」とか「運が悪かっただけだと信じたい」とか、思ったことはありませんか?

例えば、胸痛が主訴で胸膜炎と思っていたら肺塞栓だったこと、また、パニックで暴れていたので精神科にコンサルトしたが辺縁系脳炎だったこと、転落して受診し全身診察して帰宅してもらったが、再来時の診察で大腿骨骨折と判明したこと。いずれも僕が診させていただいた患者さんです。診断エラーは、患者さん、ご家族、そして、診断に関わったすべての人たちに、ダメージを与えてしまいます。しかし人は、エラーをする生き物です。

では、どうすれば診断エラーを減らすことができるのでしょうか。「診断エラーをしないこと」と「正確な診断をすること」は表裏です。ゆえに、本書の第1章の総論では、まず「小児の救急外来での臨床推論」から始まります。小児の救急外来の初診で、正確な診断・・をつけることは不可能なことが多いです。診断名を無理やりつけるのではなく、最善の判断・・をすることが大事です。次に、「小児救急での診断エラー」に続きます。そして、診断エラーを減らし最善の判断を行う方法の1つとして「ABCDEの診かたのコツ」を紹介します。これはPALS(Pediatric Advanced Life Support)で学ぶ重症小児に対するアプローチですが、すべての患者さんに対して応用して使えます。緊急度を評価する際に活用してみてください。最後に、すべての小児に潜んでいる虐待について考えていきます。

第2章の各論では、まず「あるある」のピットフォール症例や悩ましい症例を紹介します。次に、振り返りをもとに、どのようにアプローチすれば、エラーを避け、より良い判断ができるかを記載しています。診断エラーの症例であっても、決して珍しい症例ではなく、よくあるピットフォールですので、明日出会う患者さんかもしれません。また、鑑別疾患の表をつけています。優先順位をつけて鑑別を挙げるために有用だと考えます。

各論を読んでいただく際、診断名を当てるのではなく、診断の過程・・を一緒に考えていただければと思います。また各論では、直観的思考でエラーが起こり、分析的思考で振り返るという形式にしていますが、ここで示した診断過程や鑑別疾患は、唯一の正解ではありません。限られた時間で行う診療の中で短い時間で診断(判断)できる直観的思考は多くの場合有用です。患者さんを通して学びながら、本書が読者の皆さんのそれぞれに合った診断の仕方、鑑別疾患の肉づけをするためのきっかけづくりになれば幸いです。

本書の対象は、小児の救急外来での診断・判断に関わる方です。診断エラーのところで詳しく述べますが、経験を積み知識が増えれば、診断エラーがなくなるわけではありません。初学者からベテランまで、それぞれ違った視点で、学びがあるのではないかと考えています。また、救急外来で働く看護師、診療放射線技師、臨床検査技師など、直接、診断・判断をしなくても、チームとして診断エラーを減らすために、本書の内容は役立つと思います。

執筆いただいた先生方は、臨床が何より大好きで、教育にも情熱的で、脂が乗りに乗った僕の尊敬する小児救急医たちです。読者の皆さんが、現場で悩み、暗闇の中にいるように感じた時に、本書で光を射すことができれば幸いです。最後に、温かく僕の背中を押してくださる金芳堂編集部の西堀智子さん、河原生典さん、全国のたくさんの仲間たち、そして、学びと元気を与えてくださる患者さんたちに、最大級の感謝を。

本書が「こどもたちと家族のHAPPY」につながることを願って

令和4年5月
鉄原健一

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