
≪整形外科Surgical Technique BOOKS12≫
大腿骨近位部骨折
【大腿骨近位部骨折の最新の手術手技書】日常診療でかかわる頻度の高い「大腿骨近位部骨折」について、外傷整形外科医と股関節外科医がそれぞれのサージカルテクニックを解説。骨接合,人工物置換の手技を豊富な写真・イラスト、web動画で確認できる。頚部骨折、転子部骨折に加えて、転子下骨折の手術についても取り上げた最新の手術テキスト。

肩関節の極意 痛み編
【"限界点”を"通過点”に変える秘伝 第1弾!】
肩関節治療のスペシャリスト千葉慎一の待望の単著が発売!
“極意“シリーズ第1弾のテーマは『痛み』。
肩関節痛の痛みを発生させる4つの部位にフォーカスを当てて、それぞれの評価と治療の極意を余すことなく公開する。
■POINT①:肩関節の痛みを発生させる『4つの関節』について徹底解説
肩関節の痛みの多くが、肩甲上腕関節、第2肩関節、結節間溝、肩鎖関節の4つの部位に集約されています。本書ではそれぞれの病態や、原因を特定するための評価・鑑別方法や治療方法を分かりやすく説明しています。
■POINT②:『神経由来の痛み』についても深堀り解説
実際の臨床では、 戦術のつの関節以外の問題で肩の痛みを訴える症例も存在します。こうした症例の共通点として多いのが、痛みが比較的広範囲に存在していることや、動作によっては痛みの部位が異なったりすることが挙げられます。こうした場合は、まず「神経由来の痛み」が関与を疑います。本書の最終章ではこの『神経由来の痛み』について、各病態の評価・鑑別方法や治療方法を分かりやすく説明しています。
■POINT③:書籍内のQRから実技映像が観れる
本書には著者による21本の解説動画を視聴できるQRコードが多数用意されています。文章ではイメージしづらいニュアンスを映像で視覚的に理解することができます。

炎症性腸疾患関連消化管腫瘍診療ガイドライン 2024年版
IBD患者数は増加の一途をたどり、長期罹患患者では消化管癌が合併することが知られている。本ガイドラインではUC(潰瘍性大腸炎)関連消化管腫瘍とCD(クローン病)関連消化管腫瘍のそれぞれの解説に加え、計28のCQを最新のエビデンスに基づいて設定した。
各施設からの貴重な切除標本や病理アトラスなどのカラー図も豊富に取り扱っており、まさに他の追随を許さないIBD関連消化管腫瘍診療に携わる医療者必携の一冊。

蛍光眼底造影ケーススタディ
エキスパートはFA・IA・OCTAをこう読み解く
眼循環の評価における基本的検査である蛍光眼底造影の読影ガイドブック。蛍光眼底造影読影のエキスパートたちが、豊富な症例を交え読影ポイントやコツを解説する。蛍光眼底造影の基本を身につけ、カラー眼底写真、OCT、OCTアンギオグラフィなど他の検査と組み合わせれば眼循環はここまで見える。これから蛍光眼底造影を学ぶ初学者だけでなく専門医にも必携の書。

GLP-1受容体作動薬 進化と深化
●新たに肥満症にも適応が広がったインクレチン薬「GLP-1受容体作動薬」について、「進化と深化」というコンセプトで,その特性と最新の臨床エビデンスを踏まえた適正使用と糖尿病合併症における使い方を中心に解説されています。
●経口GLP-1受容体作動薬セマグルチド,GIP/GLP-1受容体デュアルアゴニストのチルゼパチドの可能性とは?
⚫治療におけるポジショニング,エビデンスからの俯瞰,注射薬化経口薬か,など適正使用のための最新の視点を盛り込んだ待望の1冊です

小児急性中耳炎診療ガイドライン 2024年版
6年ぶりの改訂となる2024年版では、以下多くのアップデートがなされています。
肺炎球菌結合型ワクチン(PCV)のエビデンスの強化や、従来からの抗菌薬適正使用に基づいた一部抗菌薬の用量・選択候補薬の見直し、軽症・中等症・重症のアルゴリズムを合体した「アルゴリズムのまとめ」の追加、重症度判定などの参考用の鼓膜画像の更新など、本ガイドラインの「中耳炎診療の基本を伝える」使命に則った大改訂版となりました。

JASCCがん支持医療ガイドシリーズ
がん治療に伴う粘膜障害マネジメントの手引き 2020年版
がん治療に伴う粘膜炎については、エビデンスに基づいた予防法や治療法に乏しく、海外のガイドラインも日本国内では応用しづらい面があった。本手引きでは、MASCC/ISOOのガイドラインなどを参考に、日本の実臨床に役立つ、粘膜炎の予防・治療の指針をQ&A形式で解説。
発症機序、発症頻度、特徴・症状などについても解説し、口腔粘膜炎の写真も多数掲載した。がん支持医療として粘膜炎に対処する医療職に必携の一冊。

アレルギー疾患・非アレルギー疾患を見極める鑑別診断
診療現場で、アレルギー疾患と非アレルギー疾患が鑑別できるようになるための専門書。間違えやすい非アレルギー疾患の症例をあげ、検査項目、診断のポイント、治療を解説。

当直でよく診る骨折・脱臼・捻挫
研修医☆万里小路尚子の当直サバイバル日誌
救急・当直でよく出会う整形外傷について、初期治療の要点をわかりやすく解説。

ER・ICUの適正輸液[Web動画付]
輸液負荷は無意潜行に蓄積されやすく,“fluid creep(忍び寄る輸液)”として警鐘が鳴らされている。欧州で輸液監視システム構築と運用の取り組みが始まっている流れを受け,国内での「輸液の適正使用」(Fluid Stewardship)の実現に向けて,具体的な輸液適正化モデルを示す一書である。輸液療法の動向,一般的な基礎理論と急性期生理学・体液組成・感染や栄養管理,輸液反応性を適切に評価するためのパラメータの解釈,個別の疾患・病態における輸液削減のポイントを網羅する。特に最終章では症例ベースで輸液量の振り返り,in outを可視化したうえでさらなる適正化の可能性と模索の具体策を示す。

研修医のための外科の周術期管理ズバリおまかせ!
初期研修医のための周術期管理解説書の決定版!治療方針決定の考え方や合併症対策などの必須事項が身につき,患者の治療段階に応じて,今何をすべきかが見えてくる1冊!

腎と透析98巻5月増大号
CKD-MBD―進歩と革新【増大号】
CKD-MBD―進歩と革新【増大号】

原因から考える!運動器理学療法の“ギモン”80
「脊椎」「肩関節」「股関節」「膝関節」「足部・足関節」において,理学療法士が臨床で遭遇することの多い80の障害を取り上げている.それぞれの障害を引き起こす原因を細分化して考え,適切な理学療法評価に基づいて障害の原因を特定することで,原因に応じた,より効果的なアプローチの実践を1つにつき見開きで解説している.できる限り難解な説明は割愛し,写真をふんだんに掲載して理解しやすくなる構成となっている.

門脈圧亢進症の診療ガイド2022
非代償性肝硬変の主要な死因の一つである門脈圧亢進症.本疾患をよく理解し,対応することは全ての肝臓専門医に求められる重要事項である.本書は,肝硬変などによる門脈圧亢進症の治療に肝臓専門医が対峙する際の“より具体的な治療適応の指針”を示すことを目的としている.「肝硬変診療ガイドライン」や「門脈圧亢進症取扱い規約」,「門脈圧亢進症診療マニュアル」では記載しきれなかった診療上の重要事項が満載の実践的1冊.

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 Vol.95 No.5
2023年 04月号(増刊号)
豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル
豊富な処方例でポイント解説! 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処方マニュアル 目のつけ処が一味違う耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門誌。「こんなときどうする!?」などの臨床的なコツの紹介から、最新の疾患概念を解説した本格特集まで、硬軟とり混ぜた多彩な企画をお届けする。特集2本立ての号も。「Review Article」欄では研究の最前線の話題をわかりやすく解説。読み応えのある原著論文も多数掲載。 (ISSN 0914-3491)
月刊、増刊号を含む年13冊

医学生・若手医師のための 誰も教えてくれなかったおカネの話 第2版
初版発売から5年,今改訂では医師を取り巻く大きな変化を踏まえ加筆し,また,新NISAや医師の年金などの項目を新たに執筆しました.医師が知っておきたいお金の話(医師の年収、子どもの学費,患者からの謝礼金,節税,副業,論文執筆の残業代,ふるさと納税など)を,勤務医であり,15年以上の個人投資家でもあるスーパードクターが,医師として知っておくべきおカネの話を書き綴りますわかりやすく解説します.

ECPR:そのコツとなぜ?
自施設で応用できる!臨床に即したすぐに役立つ実践書
ECPRの適応や実施方法に関し世界的に統一されたガイドラインが存在しない現状において「自施設のやり方は正しい?」「もっとよい方法は?」と疑問を抱いている医療者へ、ECPRのエキスパートらが「自施設のやり方」「自施設のプロトコル」「うまくいくコツ」「なぜそうするのか」を紹介。理解を容易にするために、適切に図・表・イラストを取り入れ概念を見える化。救急医、集中治療医、循環器内科医をはじめ、臨床工学技士や看護師など、ECPRに携わるすべての人に役立つ。

medicina Vol.62 No.4
2025年 04月号(増刊号)
特集 総合力で対応する Emergency/Intensive Care Medicine 内科医ができる初期治療:応援が来るまでにデキること
特集 総合力で対応する Emergency/Intensive Care Medicine 内科医ができる初期治療:応援が来るまでにデキること 内科診療に不可欠な情報をわかりやすくお届けする総合臨床誌。通常号では内科領域のさまざまなテーマを特集形式で取り上げるとともに、連載では注目のトピックスを掘り下げる。また、領域横断的なテーマの増刊号、増大号も発行。知識のアップデートと、技術のブラッシュアップに! (ISSN 0025-7699)
月刊、増刊号と増大号を含む年13冊

がん治療のための緩和ケアハンドブック
症例・処方例・IC例で身につく!鎮痛薬の使い方から心のケアまで
「くり返す痛み,適切な処方は?」「言いづらいこと,どう切り出す?」薬の使い方に加え,つらさを癒す声かけやICの具体例が満載!ポケットに入れて持ち運べるオピオイド等力価換算表付き!

ケースで学び病態を理解する 頭部外傷の診かた
頭部外傷に出合うことのある救急専門医・脳外科専門医・研修医らに捧げる一冊! 頭部外傷治療をどうとらえ、どう対応すればよいのか、実際にあった症例をあげながら、解説しました。頭部外傷への苦手意識を本書で克服しませんか?
「頭部外傷の病態は、複雑であり不安定である」というフレーズがある。これは急性期の損傷脳が相対的虚血状態にあり、興奮性神経伝達物質やフリーラジカル、炎症性サイトカインなどの放出や、細胞内カルシウムの増加などが誘導され二次性脳損傷が生じることから謳われるようになった。また、経時的に変化するため、先読みの対応も求められる。そのような頭部外傷の治療は煩雑なうえに予後が悪いため、これまで治療に関わった先生方の中には、治療意義を感じられないという方もいらっしゃるのではないだろうか。
頭部外傷の形態は時代と共に変化し、以前は脳神経外科診療の多くを占めていた重症頭部外傷は減少し、軽症・中等症頭部外傷の割合が増加している。これは高齢者の転倒、スポーツやレクリエーション活動における頭部外傷が主となっている。これらは時に日常生活に支障をきたす高次脳機能障害が後遺し、復職が妨げられ、結果的に社会的孤立者を生み出す。
近年、治療ガイドラインなどマニュアル本が溢れ、ある症候に対して無為に対応することが増えている。実臨床において単純作業的な治療では、逆に病態悪化へ移行することがあり得る。これは前述のような病態を理解していないことが原因である。
頭部外傷の治療は頭蓋内圧管理をすることではなく、病態を踏まえた脳循環代謝の安定化が目標である。と同時に二次性脳損傷の予防も重要である。つまり我々は多くの因子が関与した原因と病態を正確に理解し、未然に二次性脳損傷を防ぐ治療戦略を練る必要がある。
このテキストはまさに現役世代のエキスパートの先生方が、実に複雑な頭部外傷の病態をわかりやすく説いている。この解説を読めば私と同様に“頭部外傷の治療は面白い!!”と興味を持ち、治療ガイドラインやマニュアル本の真意が理解できるのではないだろうか?
サイエンスに基づいた教育を得てこそ応用が可能である。応用力を要する頭部外傷治療の質の向上に、少しでも貢献できれば本望である。
頭部外傷と聞くと、重篤な状態を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、重症頭部外傷だけでなく、軽症から中等症まで様々です。実際、救急外来では軽症・中等症頭部外傷に頻繁に遭遇するでしょう。その患者さんも近年では、小児から高齢者まで年齢層が幅広くなってきています。後遺症をのこすことなく回復させられるか、できないなら何がベストかなども頭部外傷診療の重要なポイントです。何を最優先にしてみるべきか、頭部CTは必要か、頭部MRIも撮ったほうがいいのか、日々の診療での悩みは尽きません。
本書では初期対応から長期的な対応も含め、第一線で活躍している著者たちが経験した症例をもとに、丁寧に、そして徹底的に解説します。
本書は、人工呼吸管理に苦手意識をもっている医師や医療従事者向けに、日本呼吸ケア教育研究会が行っている好評な人工呼吸管理のワークショップを書籍化しました。人工呼吸管理を基礎からしっかりと体系的に伝えた内容で、また、そのワークショップで伝えている内容もWEB動画で学べるようにしました。本書を読み、WEB動画をあわせて見ると、独学で、人工呼吸管理がしっかり学べる1冊になっています。