
病理と臨床 2022年9月号
次世代の人材育成に向けた病理医教育
次世代の人材育成に向けた病理医教育
特集テーマは「次世代の人材育成に向けた病理医教育」.日本専門医機構の専門医制度と病理医教育/日本病理学会 分子病理専門医の認定と育成に関して/病理医の生涯教育/病理医教育における病理解剖の重要性と課題/病理医教育における情報の利活用/病理医教育の実際 他を取り上げる.連載記事として,[マクロクイズ],[鑑別の森]食道上皮の反応性異型と扁平上皮内腫瘍,[若手病理医のためのキャリアパス講座]等を掲載.

Medical Practice 2022年9月号
心不全~心不全パンデミックをどう乗り越えるか?
心不全~心不全パンデミックをどう乗り越えるか?
特集テーマは「心不全~心不全パンデミックをどう乗り越えるか?」.記事として,[座談会]心不全診療における病診・病病連携のポイント,[総説]急性・慢性心不全診療ガイドラインをどう診療に活かすか,[セミナー],[トピックス]増加しているがん治療関連心機能障害(CTRCD)とは何か?,[この症例から何を学ぶか]著明なreverse remodelingを達成した拡張型心筋症の一例,[One Point Advice],[知っておきたいこと ア・ラ・カルト] 他を掲載.

臨床スポーツ医学 2022年9月号
ACL損傷・再建術~レビューとアップデート
ACL損傷・再建術~レビューとアップデート
「ACL損傷・再建術~レビューとアップデート」特集として,ACL損傷メカニズムと予防/運動動作からみたACL損傷予防/骨付き膝蓋腱によるACL再建術/ハムストリング腱による2束ACL再建術/前外側関節外補強術の適応と意義/ACL再建術における再生医療の応用/ACL再建膝に対する運動動作の評価/ACL再建術後再断裂の要因 などを取り上げる.連載は,【AI・IoTとスポーツ医学】【スポーツ現場に活かす運動機能評価とコンディション管理】.

心エコー 2022年9月号
なにそれ,どうする?教科書ではわからないギモンに迫る
なにそれ,どうする?教科書ではわからないギモンに迫る
特集は「なにそれ,どうする?教科書ではわからないギモンに迫る」.乾酪様僧帽弁輪石灰化ってなに?/安静時だけでは診断できない潜在性左室流出路狭窄/心筋架橋による心筋虚血/心室性と心房性僧帽弁逆流は二者択一か?/僧帽弁置換術後でも収縮性心膜炎の診断は可能か?/MINOCAとINOCAに心エコーでせまる などを取り上げる.連載はWeb動画連動企画「60歳代の男性に認めた完全房室ブロックと大動脈弁閉鎖不全の1例」他.

小児科診療指針エッセンス
小児科学会が専門医到達目標に定める疾患をすべて体系的に学べる! 小児科専門医を目指す人にも,すでに臨床で小児を診ている人にも知識の整理に最適な1冊.大阪大学小児科の専門医育成のノウハウを凝縮し,疾患の概要・定義から必要な検査,治療戦略や専門医の診療のコツまでわかりやすく伝授する,治療の基本方針の一歩先に進むための必読書.

絵でわかる漢方処方
漢方医学では,改善したい疾患や症状そのもののみならず,患者さんの状態・所見にあわせて適した方剤を選択してゆきます.しかし,初学者にとっては,この「適した患者像」を理解する段階で,壁を感じることが少なくありません.
そこで本書では,各方剤が著効する患者像を「イメージ」で捉えられるよう,イラストを用いて簡潔に解説しました.また,類似処方の使い分けのポイントも掲載.漢方薬を臨床で使いこなすための力になります!
★こんな方にオススメ!・漢方を臨床で使ってみたい方,漢方処方を学び始めた方・臨床で漢方を活用し始めたけれど,使い分けが捉えきれていない方・患者さんの「困った!」に応えたい,より適した処方場面のイメージを知りたい方

訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.24 No.10
2022年9月号
第1特集 がんの終末期に発症するむくみ
第1特集 がんの終末期に発症するむくみ
コロナ禍の影響もあり、近年は最期まで自宅で過ごしたいと願うがん患者が増えています。終末期のがん患者に発症する合併症の1つに「むくみ」があります。むくみが出ると痛みやしびれを伴い起居動作や歩行、更衣などが自分でできなくなり、本人はつらく苦しい気持ちを抱えるようになります。
むくみは、がんの進行によるものもあれば、全身的な要因によるもの、さらにはそれらが複合しているものもあります。終末期のむくみの特徴としては、四肢とともに体幹部にも発症する場合があること、皮膚の発赤や硬化、疼痛・しびれが出現することなどが挙げられ、また、スキントラブルを起こしやすい状態にあります。がんの終末期に発症するむくみは、むくみの基本的な治療法とされる複合的治療(スキンケア・リンパドレナージ・運動療法・圧迫療法・日常生活指導)を行っても改善されず、むしろそれにより全身状態が悪化してしまうことがあります。そこで看護師は、それらを理解した上で、的確にアセスメントし、症状を緩和させるケアを実施する必要があります。
本特集では、終末期がんのむくみの原因と特徴を示した上で、アセスメントのポイント・留意点および、苦痛緩和を目的としたリンパドレナージの方法や圧迫療法について解説し、支援の実際を紹介します。
第2特集 ストーマケアの適切な装具の選び方
ストーマ保有者が年々増加する中、平均在院日数の短縮化等により、ストーマのセルフケアが未確立な状態で退院する高齢者は少なくありません。また、セルフケアを習得しても、加齢による手指可動域の制限や視力の低下、ストーマ・皮膚形状の変化等により、徐々にセルフケアが困難になるケースも見受けられます。しかし、できる限り自立してケアを行うことは、本人の自尊心を守る上でも重要であり、看護師にはそのための支援が求められます。
本特集では、ストーマのセルフケアへの支援において大切な視点・課題・留意点等を解説した上で、支援の実際を紹介。さらに、手指巧緻性や視力の低下、皮膚の菲薄化、ストーマの変形などの困り事に対応する装具の選び方を解説します。

改訂版 看護場面の再構成
学生や看護師が自身の体験した看護場面を振り返り、内省を深める技法「看護場面の再構成」を通して、患者との人間関係やコミュニケーションを学ぶための実践書。患者とのやり取りの間で「何を感じ、何を考えたか」をプロセスレコードに記録することで言語化し、“自分らしさ”を生かしたケアの力を身につける。初版から20年以上も愛読されてきたロングセラーの改訂版。

Dr.のほしい画像が撮れる!
オーダーの解釈と撮影・撮像技術 脳・頭頸部・脊椎・脊髄
診療放射線技師が知っておくべき60以上の脳・頭頸部・脊椎・脊髄の疾患について,どのような画像を撮影・撮像するべきか,その画像を撮影・撮像する際の医師の指示とその意味はどのようなものか,その画像は実際にどうやって撮影・撮像するかといった知識を身につけるための書籍。
「STEP 1 病気を知る・画像を知る」で,疾患の概要とその疾患の代表的な画像,画像所見を解説。「STEP 2 医師の指示と撮影・撮像技術」では,医師から診療放射線技師にその疾患の撮影・撮像についてどのような指示があるかを示し,その指示の意味と,画像の撮影・撮像技術を解説する。囲み記事「用語解説」も充実。

全身DWIBSドライブスルー
豊富なアトラスを大満足のボリュームで収載した、今までになかった全身MRIの“わかりやすい”導入書。臨床ですぐに役立つ!まさにドライブスルーに寄ったときのように、本書の第一章を数十ページ読めば、たちどころにあなたの空腹感が満たされます!
第二章は豊富なアトラス、第三章は技術的事項がまとめられ、臨床医・技師の方々が利用しやすいように工夫してまとめられています。

jmedmook 81 微生物の特徴と適切な抗菌薬がわかる!微生物×薬剤 クロスリファレンス
微生物から対応薬剤を、また薬剤から対象微生物を引けるクロスリファレンス対応。
感染症診療に携わるすべての医師におすすめの一冊です!
細菌、抗酸菌、真菌など、様々な原因微生物による臓器横断的な疾患である感染症。その診療の基本である原因微生物と対応する治療薬について整理し、最新の知見でアップデート。
非専門の先生方が、「目の前の患者さんをどうすればよいか」を、迅速かつ正確につかむことができるよう専門家が解説しています。

運動器の体外衝撃波治療マニュアル
運動器・整形外科領域の新しい治療法:体外衝撃波治療の本邦初の教科書!
・運動器における体外衝撃波治療の適応、照射方法、治療成績をわかりやすく解説しました。
・本邦初の「運動器の体外衝撃波治療」のテキスト。日常診療での活用はもちろんのこと、日本運動器SHOCK WAVE研究会(JOSST)認定制度のテキストにもご使用いただけます。
・医師のみでなく、理学療法士、作業療法士、アスレチックトレーナー、柔道整復師、鍼灸師など幅広くセラピストの方々に手に取っていただきたい1冊です。

改題改訂 要点とコツがひと目でわかる めまい診療マニュアル
好評『jmedmook14 このめまい、コワい?コワくない?』が書籍化!
◆全体的な内容のバージョンアップに加え、「米国における臨床研修教育」「感染症とめまい」の2項目が新たに追加されました。COVID-19を含む感染症とめまいの関係性および対処法にもふれています。
◆ジェネラリストとしてどこまで対応できるか、どのタイミングでコンサルトすべきかをコンパクトにまとめ、この1冊でめまい診療の重要点がしっかり理解できます。
◆臨床現場で本当の意味で役立つ、実践的な知識が盛りだくさんの1冊です。

偽者論
私たちは健康だけど“病んでいる”
「人にどう思われるか」を感じ取るセンサーが過敏で、苦痛なまでに空気を読みすぎて人に合わせてしまう、そんな自分を偽者の仮面で隠していた。その仮面を他人から暴かれる恐怖に怯えながら。
表面上はうまくやっているけれど「自分は本物ではなく、偽者である」という虚無感に悩まされている現代人のパーソナリティに迫る。自身も「偽者」の当事者である著者が、そのパーソナリティの構造について解き明かしていく。
東京・新宿を舞台に『マッチングアプリ』『パパ活』『推し』『人間関係リセット』などの現代の文化や現象と照らし合わせながら、ときにユーモラスに、ときに専門学的に叙述されていく学術エンターテイメント。まったく新しい読書体験を。

ジェネラリストのための 向精神薬の使い方
★内科医の先生方が向精神薬の薬理作用をきちんと理解し、根拠を持って処方できるよう解説しました。
★向精神薬を作用機序で分類し、「なぜこの薬剤が使われるのか」を掘り下げて説明しています。
“作用機序から考える”向精神薬の使い分け
【現在の薬剤治療においては、うつ病に抗精神病薬を用いる、慢性疼痛に抗うつ薬を用いる、といったように、診断横断的な使い方が目立ちます。「統合失調症ではないのに抗精神病薬を使う」「うつ病ではないのに抗うつ薬を使う」ということにイマイチ納得できない先生方もいるのではないでしょうか。この疑問に答えるには、向精神薬を作用機序により分類し直して理解する必要があります。そうすることで、向精神薬の選択に合理性をより持たせることが可能になると考えています】(まえがきより)

チャイルドヘルス Vol.25 No.9
2022年9月号
【特集】発達障害につづく二次障害~子どもの“困った”をやわらげる~
【特集】発達障害につづく二次障害~子どもの“困った”をやわらげる~ 発達障害の子どもが抱えている日常の様々な困りごと.その対応や予防策を解説します!

塩とメダカとくすりのうごき。
水槽図でイメージする薬物動態の本
お薬を塩とメダカに,からだを水槽図に置き換えて,専門家とともにまとめた薬物動態の超入門書!からだの中の「くすりのうごき」を,文字による解説と数式だけでは理解できなかったという経験,そして,病院薬剤師として培ったさまざまな臨床経験,大学教授として薬学教育に携わった経験,それら著者自身の経験から導き出した薬物動態の考え方を「苦手さん」目線で解説した.

薬剤師、在宅へ行く。
在宅医療のニーズが高まるなか,薬剤師による薬学管理もチーム医療において求められています.しかし,在宅医療を始めることに不安や悩みをもっている薬剤師は少なくありません.本書は,患者宅への訪問から薬剤管理,患者サポート,看取りへの備えなど,在宅医療だからこそ起こるさまざまな課題に対し,どのように患者と向き合い解決できるのか,現場の薬剤師が経験してきた45の事例をまじえて解説しました.また,医療保険制度や介護保険制度、居宅療養管理指導の基礎知識についてもわかりやすく解説しています.「在宅デビューしたけど不安・・・」のお守りになる1冊です!

医学のあゆみ282巻10号
第1土曜特集
AIホスピタルの社会実装
AIホスピタルの社会実装
企画:中村祐輔(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所理事長)
・医療は医学領域のみならず,薬学,工学,ゲノム解析技術の進歩に伴って高度化,複雑化,多様化してきた.
・高度な医療技術を現場に還元しつつ,現場の負担を軽減するためには,AIやデジタルを駆使したイノベーションの創出とそれを活用するためのインフラ整備が不可欠である.
・医療のデジタル化,AI化が医療現場での働き方改革,質の高い医療の維持,そして人間的で共感的な医療の提供に役立つであろう.

精神看護 Vol.25 No.5
2022年 09月発行
特集 表現の中で安全に壊れること 回復に殺されないために
特集 表現の中で安全に壊れること 回復に殺されないために 「地域」へ向けて、本格的な変革期に入る精神科領域。大きな時代の流れも見据えつつ、自分の仕事も楽しんでいきましょう。この雑誌にはワクワク情報がいっぱいです。 (ISSN 1343-2761)隔月刊(奇数月),年6冊