
Fever
発熱について我々が語るべき幾つかの事柄
発熱は日々最も普遍的にみられる症状である。しかし発熱診療はときに困難で、ときに重大な判断を伴う。そのようなときでも「発熱診療の本質」を誤らなければ、目の前の発熱患者にすべきことは、かすかにほの見えてくるはずである。本書は各専門領域で発熱診療に奮闘する著者たちが、現場での文脈に沿って発熱原因の探求について語る叙述である。そしてすべての医師に捧げる、難攻不落の発熱に真正面から取り組むための指針である。

直伝!TEE
バーチャル手術室で経食道心エコーをマスター
「私,失敗しないので」を裏打ちさせる「道理」を学んでTEEを余すところなく活用しよう! どこにいても,1人でも,この本さえあれば名医のマンツーマン指導を受けられる! 初級・中級・上級レベル別に手術や臨床場面における会話形式で経食心エコーの技を解説.想定外のことが多く応用力が求められる臨床現場で「perfection=合併症ゼロ」を実現.常にベストな術中管理をするために役立つ新時代の必読書.

心エコー 2024年9月号
ストレインを学び直す
ストレインを学び直す 特集はストレインを学び直す」.ストレイン法の基本と正常値─加齢に伴う変化と性差まで/左室収縮能評価法としてのストレイン/左室ストレインとがん治療関連心筋障害/左室ストレインと心筋虚血/右室機能とストレイン/ストレインレートの出番はあるのか?/apical sparingに迫る/小児循環器領域におけるストレイン法の活用 を取り上げる.連載として症例問題[Web動画連動企画]声帯麻痺の原因は?,[COLUMN]Something new, Something specialを掲載.

みんなの心療内科
心療内科は内科です
「精神科としばしば混同されていますが,心療内科は内科の一分野です」(本文より)と著者が言うように心療内科は心身症などの社内心理的背景が関わる心身症を扱う診療科である.本書は,そのような心療内科の意義や目的,具体的なスキルなどを著者の豊富な経験をもとに初学者にもわかりやすく解説.生活習慣病をはじめとする幅広い疾患への対応能力やコミュニケーションスキルの向上など,日々の診療現場で必ず役に立つ知識が満載の書.

アトラス きずのきれいな治し方 改訂第二版―外傷、褥瘡、足の壊疽からレーザー治療まで―
アトラス形式はそのままに、顔のきず、褥瘡、瘢痕拘縮など内容をボリュームアップして大改訂!「きず」を診る全ての医師、看護師の方々に手にとっていただきたい1冊です。

臨牀透析 Vol.41 No.8 増刊号
2025年8月増刊号
定期検査&結果の評価と対応
定期検査&結果の評価と対応
透析患者の日々の診療では,さまざまな検査が実施されている.本書では,透析医療に精通した方々に,理想の検査とその頻度はどのようにあるべきか,そしてその評価のノウハウも記載いただいた.また,冒頭に執筆者の方々から頂いた検査スケジュールに関するアンケート結果を集計して掲載した.

ケースで学ぶ抗菌薬選択の考え方
耐性と抗菌メカニズムの理解で深掘りする
悩める感染症医の思考過程から、適切な抗菌薬選択の考え方を学ぼう!
抗菌薬適正使用に必要な、抗菌と耐性のメカニズムの本格的な解説が魅力。症例編では、なかなか効果が発揮されない抗菌薬治療を見直し、菌の同定、耐性の状況などを探っていく過程から、適切な処方選択・変更の考え方を学ぶことができます。

手外科手術ノートpart3:外傷以外の主要疾患治療編
・手外科手術ノートシリーズ「part3:外傷以外の主要疾患治療編」では,外傷を除いた特に遭遇頻度の高い15の疾患を取り上げました。
・各疾患に精通したエキスパートが,現在行っている治療法を丁寧に紹介。豊富な画像やイラストで解剖・手技に関する理解を深めながら,有力な治療法を習得し,選択肢を増やすことができます。
・part1・2と同様,手技をシーンで切り分けたコンパクトな動画も多く掲載。達人の技と工夫を動画で追体験し,何度でも見直しながら自分のペースで習得できます。
・本書でしか学ぶことのできない,エキスパート独自のアプローチが満載の1冊。手外科を学びたいと考えるすべての医師におすすめします。

エキスパートナース Vol.41 No.8
2025年7月号
◆もし身近で災害が起こったらどう動く? 災害発生時に看護師としてできること
◆看護に必要な知識の総復習Part2
◆もし身近で災害が起こったらどう動く? 災害発生時に看護師としてできること
◆看護に必要な知識の総復習Part2

抗HIV/エイズ薬の考え方、使い方、そして飲み方 ver. 3
ゼロエイズと「新時代」のために
ゼロエイズ実現のためのマイルストーン
HIV/エイズの診療は治療薬の進歩を背景に標準化され,予後も劇的に改善されました.それに伴い患者の高齢化の問題も浮上していますが,その先に新規感染者ゼロの「ゼロエイズ」を目指す未来も視野に入りつつあります.本書では旧版の内容をアップデートし,「元気なHIV患者」に接する機会があるかもしれないプライマリ・ケア医,ナース,薬剤師,そして当事者である患者さんにとって必要な情報をリーダブルにまとめました.

消化器ダヴィンチ手術のすべて 改訂第2版
『消化器ダヴィンチ手術のすべて』の改訂第2版!
消化器外科領域において初の、ロボット支援手術に関する手術書!
ロボット支援手術の歴史と現状、また消化管手術、肝胆膵手術と麻酔を含めた術前・術中管理まで加えた各論で構成された本書は、外科医のみならず、関連専門職種の方々にとっても必読の書として推薦できます。

≪非腫瘍性疾患病理アトラス≫
骨関節
病理総論的な本態とその病態プロセスの理解なくして,病理診断は行えない―.非腫瘍性骨関節疾患の組織形態を読み解くためには,病態の時間経過を踏まえ,類推,検証していくプロセスが必須となる.本書では長年,骨関節の病理診断に携わってきた著者が,目の前にある標本の組織形態をいかに読み解くか,その診断思考プロセスを惜しげもなく披瀝する.『非腫瘍性骨関節疾患の病理』(2003年)をベースに,200枚以上の精選写真を追加.

産婦人科の実際 Vol.73 No.4
2024年4月号
世界の潮流についていこう! 婦人科がん診療2024
世界の潮流についていこう! 婦人科がん診療2024
臨床に役立つ知識や技術をわかりやすく丁寧に紹介する産婦人科医のための専門誌です。面白くてためになる,産婦人科の“実際”をお届けします。婦人科腫瘍分野では近年,免疫チェックポイント阻害薬や抗体複合体薬を中心に活発に臨床試験が行われるようになり,世界的にその診療が大きく変わろうとしています。今回は,国内未承認薬や海外で取り入れられている最新の診療について整理,解説いただきました。世界の潮流に取り残されないよう,日本国内での臨床応用に向けて,最新情報のアップデートを試みる特集です。

≪画像診断の勘ドコロ≫
新 腹部画像診断の勘ドコロ
「ますます増加する画像診断の需要を,限られた時間でこなしていくためには,必要なことが簡潔に記載された教科書が必須である」というコンセプトから生まれた「これだけおさえれば大丈夫」シリーズ(通称「勘ドコロ」シリーズ)。
初版を2006年に刊行し,日々の診断で必要な押さえるべき事項,なおかつ技術的なことがわかりやすく簡潔に解説されている点で稀有であり,多岐にわたり多くの先生方に好評を博した人気シリーズが,時代に即した技術的最新知見をふまえ,臨床では心臓,頭頸部,脊髄などを新たに加え,より実用的に充実した内容で新たに刊行。

異常陰影を見逃さない・的確に表現するための
胸部単純X線写真読影トレーニング
胸部X線読影の初学者や一般内科医を対象に,異常所見を“見逃さず,的確に表現する”ための胸部X線読影・スクリーニングの要点についてやさしく解説.①異常陰影を的確に表現するための基本,②“見逃し”を防ぐための読影手順と要点,③難易度順に読影のトレーニングができる実症例の3部構成で,“異常所見を見逃さないための読影ポイント”や“鑑別に導く考え方”を簡潔に学ぶことができ,明日からの診療に自信がもてる一冊.

Medical Practice 2025年8月号
関節リウマチ~ガイドラインとその先のリウマチ診療
関節リウマチ~ガイドラインとその先のリウマチ診療 特集テーマは「関節リウマチ~ガイドラインとその先のリウマチ診療」.記事として,[座談会]実地診療における関節リウマチの診断と治療,[総説]関節リウマチ診療ガイドラインJCR2024,[セミナー]関節エコーを活用した関節リウマチ診療,[トピックス]関節リウマチに対する精密医療,[治療]関節リウマチ治療のfirst line 等.連載では,[One Point Advice] [今月の話題][知っておきたいこと ア・ラ・カルト]他を掲載.

麻酔科で使う薬の疑問58
研修医,若手麻酔科医が麻酔を学び,用いる上でつきあたる薬の疑問を集めたQ&A形式のガイドブック.「揮発性吸入麻酔薬はどうして効くか?」「プロポフォールが持続投与で使われる理由は?」といった作用機序にまつわる質問から,「揮発性麻酔薬と静脈麻酔薬はどのように使い分けるか?」「高齢者での薬物使用の注意点は?」といった臨床上の問いに至るまで幅広く解説した.各項目の末尾には「まとめ」としてポイントを要約.

診療放射線技師 イエロー・ノート 臨床編 5th edition
「学生さんが各自の学習に合わせて「+α」の知識を書き込み,独自の講義ノートを作成できる」という基本コンセプトで,日々の学習を積み重ねながら自ずと国家試験に十分対応できる知識が身に付く書籍。本書『イエロー・ノート]は診療放射線技師(RT)養成校の学生が共通して学ぶ「臨床分野」を網羅し,各項目ごとに平易にかつポイントのみを記述し,図表を多用している。
改訂にあたっては,①新カリキュラムおよび令和7年版国家試験出題基準に準拠し,②タスク・シフト/シェア関連項目を反映(主に医療安全管理学の項目の新設),③旧出題基準の内容で新基準からは削除された項目を削除。
講義用のサブテキストから,学内試験,国試まで対応するRT養成校学生必携の一冊として,『ブルー・ノート』とセットで活用できる,国試対策の強い味方!

核をつかむ!病理学特講SEMINAR&ATLAS
「病理」と聞いただけで敬遠したくなる苦手感をもった読者のためのサブテキスト.4 人の登場人物の会話を通して病態と疾患が見えてくる病理学総論,箇条書きで要点をまとめた病理学各論あわせて 800 点近い病理アトラスからなる,これまでにない特徴をもった病理学書である.総論ではあえて病理写真を掲載せず,症例ベースのセミナー形式の解説で組織の変化が起こした病態を学べるようになっており,続いて各論とアトラスを読むことで,病態と病理所見の紐づけができるようになる.加えて,総論では各章末に重要語句と応用的な内容をまとめたページを設け,各論の一部には初期研修まで通用する疾患も含めているので,読者の学年・講義の進捗に応じて長く活用することができる.

画像診断 Vol.45 No.1(2025年1月号)
【特集】ビギナーのための胸部画像診断 ―Q&Aアプローチ― 2025
【特集】ビギナーのための胸部画像診断 ―Q&Aアプローチ― 2025 大好評特集「ビギナーのための胸部画像診断」が10年ぶりに登場!COVID-19をはじめとする新たな疾患や特発生肺線維症・過敏性肺炎などのガイドライン改訂にも対応し、呼吸器画像診断のエッセンスが網羅された必携の特集。