治療 Vol.105 No.1
2023年1月号
困ったときの2の手,3の手今こそ知りたい漢方・鍼灸
困ったときの2の手,3の手今こそ知りたい漢方・鍼灸 20“23”年,何か新しいことを学びたい,と考えている方がおりましたら,漢方・鍼灸はいかがでしょうか? この特集では普段の診療がうまくいかないときの「2」の手,「3」の手として,漢方薬の使い分けやセルフケアとしても紹介できる経穴などを紹介しております.普段の診療とは違うフレームで考えれば,これまで想像していなかった打開策になる可能性があります.何とかしようという気概は患者さんも前向きにする力があるかもしれません.冒頭の特別座談会では,患者サイドからの意見も踏まえて,どうして漢方・鍼灸にハマるのかに迫ります.
てんかん診断虎の穴~ぶれないスタイルを身につける!
発作症状をくわしく説き起こし、その人が生まれてから今目の前に座るまでにどんな経過をたどってきたのか、そのストーリーを明らかにする。そしてそれができた段階で、てんかん発作や症候群の分類がほとんどできている。てんかん診断におけるこの「スタイル」を、朴貴瑛先生との対談形式で、詳細に、わかりやすく語られている。
てんかんの患者さんの多様な発作や背景に触れ、自分のスタイルを確立するに至った小出先生。「てんかん診断」について、お二人の対談を読み進めていくという形で、自分のてんかん診断のスタイルを作る一助となる一冊です。
てんかん専門医を目指す医師、神経内科医、他にもてんかん専門ではないが、てんかん患者を診るかもしれない開業医の先生など必携です。
糖尿病医のとうにょうびょう日記 ゆるゆる楽しい糖尿病ライフのための教科書に載ってない30のこと
大それた言い方のようですが、糖尿病は遺伝病といってもよい病気です。
そもそも、同じ食生活をしていても、糖尿病になる人と、ならない人がいるのはなぜでしょうか?
「糖尿病の自分よりも、もっと非健康的な生活をしているあの人は、なぜ糖尿病にならないんだろう...?」
答えは「遺伝子」です。言い換えれば、体質です。
たとえば2型糖尿病の場合は、もともと、「遺伝的に糖尿病になりやすい方」が、加齢、生活習慣が崩れたり肥満、運動不足、ストレス、たばこなどの環境因子を原因として発症します。1型糖尿病も、HLAなど20種類弱の遺伝子が発症に関与していると考えられています。
そのため、どんなに気をつけても糖尿病を発症することもあれば、糖尿病になりやすい体質でも、環境によっては発症しないことがあります。
ぼくは10歳の時に2型糖尿病と診断され、のちに遺伝子診断で実はMODY3(家族性若年糖尿病)であったことがわかった糖尿病患者であり、糖尿病の方を診療する糖尿病専門医でもあります。
日々診療の中、医師・患者目線から糖尿病のことについてお話します。書くことができればと、患者さんは勿論のこと、糖尿病の診療に関係する医療者にもお伝えできそうなことも書いてみました。よければこの本をご覧いただけますと嬉しいです。
≪アロスエルゴン 2-4≫
アロス エルゴン Vol.2 No.4 家族にも伝えたい食物アレルギーのスタートライン〜0歳からのエピソード
今,「アレルゲン回避」から食物アレルギーの治療は大きく転換している。それまで行われていた抗原回避による対策から,免疫を再訓練することで食物アレルギーとつきあう。
ようやく免疫システムへの理解が深まり,新たな選択肢を増やせる豊かな土壌が形成されてきた。
命にかかわる激しいアレルギー反応の原因になるナッツや小麦,卵,乳製品などの食物には,成長に伴う耐性の獲得を常に念頭に置きながら,必要最小限の除去を行う。
最先端の研究と,医師と患者の連携の積み重ねが未来を拓く礎となっている。
リハビリテーションの基礎英語 第3版
理学療法・作業療法などのリハビリテーションを学ぶ学生に特化した英語テキスト,待望の第3版。「リハビリテーションの基本語彙」「基本概念の英文での読解」「患者さんとの会話表現」という3章から構成されており,リハビリテーションにまつわる実践的な英語を総合的に学習することができる。
基礎からわかる!実践できる!
造影検査学[Web動画付]
診療放射線技師が扱うすべての造影検査について検査目的・検査概要・検査手順・撮影手順・ 症例画像を解説。モダリティごとに検査の概要や流れ,撮影の手順,代表的な症例画像を掲載し,検査の流れを視覚的に理解できるようカラーCGや図で解説し,さらに動的な検査画像は動画を配信。
押さえておくべき造影検査のポイントの記載に加えて「静脈路確保・穿刺」など,厚労省が進めるタスク・シフトに伴う診療放射線技師の業務変化にも対応した造影検査学テキストの新定番。
≪作業療法学 ゴールド・マスター・テキスト≫
身体障害作業療法学[Web動画付] 第3版
作業療法学専門分野の講義用テキスト・シリーズが5年ぶりの改訂。第3版では,これからの学生に役立つ内容を意識し,能動学習の手助けとなる課題の提示,新しい実習形式である「作業療法参加型臨床実習」への対策となるような解説を追加し,また国家試験対策を充実させ,さらに巻末付録として症例集も追加した。
本巻では,対象となる疾患の基礎から実践的な治療アプローチまで解説。脳血管障害や脊髄損傷などの各疾患から終末期医療まで,臨床を念頭に置いた構成立てとしている。養成校での座学,臨床実習はもちろん,作業療法士として医療現場でいかに活躍の場を広げ,信頼を得られるかというところまで踏み込み解説した,欲張りな講義用テキスト。
改訂にあたっては,チーム医療として運動療法や生活習慣の改善など多岐にわたって作業療法士がかかわるようになった「糖尿病」「腎臓病」の項目を設け,また新カリキュラムの「喀痰吸引」についても新たに解説を追加。
チャイルドヘルス Vol.26 No.1
2023年1月号
【特集】今こそ再考“子どもの感染症対策”
【特集】今こそ再考“子どもの感染症対策” COVID-19が流行し,約3年が経ちました.
様々な感染対策がなされてきたいま,少し立ち止まり,改めてめざすべき感染対策について考えてみませんか?
整形外科 Vol.74 No.1
2023年1月号
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。
泌尿器外科 Vol.35特別号
Vol.35特別号
特集:泌尿器科診療に役立つ周辺手技と処置
特集:泌尿器科診療に役立つ周辺手技と処置
Evidence Update 2023
最新の薬物治療のエビデンスを付加的に利用する
情報は減ることなく,毎年積み重なっていきます.この新しく追加された情報から重要なものを厳選し,整理し,わかりやすくまとめ,現場で役立てていただくことをコンセプトとして,2012年に"Evidence Update"シリーズが登場しました.これまで月刊誌『薬局』の毎年1月恒例の特集企画でしたが,2022年版からは新刊書籍にバージョンアップしてお届けしています.2023年版では,ご要望の多かった小児,高齢者,妊婦・授乳婦の項も追加しました.各領域のエキスパートが厳選して執筆した"Evidence Update" 本年も多くのみなさまにお役立ていただければ幸いです.
胸部外科 Vol.76 No.1
2023年1月号
1948年創刊。常に最近の話題を満載した、わが国で最も長い歴史と伝統を持つ専門誌。心、肺、食道3領域の外科を含む商業医学雑誌として好評を得ている。複数の編集委員(主幹)による厳正な査読を経た投稿論文を主体とした構成。巻頭の「胸部外科の指針」は、投稿原稿の中から話題性、あるいは問題性のある論文を選定し、2人の討論者による誌上討論を行っている。胸部外科医にとって必須の特集テーマを年4回設定。また、「まい・てくにっく」、「1枚のシェーマ」、読み物として「胸部外科医の散歩道」を連載。
小児科 Vol.63 No.13
2022年12月臨時増刊号
近未来の小児科のあり方・これからの展望
近未来の小児科のあり方・これからの展望
小児医療の潮流を読み、小児科がこれから進むべき道筋について考えるのが本号のテーマ。「地域医療」「予防医学」「先端医学・難病対策」「新生児医療」「救急医療・集中医療」「子どもの心と社会」「小児医学教育と専門医制度」の7つの章に分けて、それぞれの領域の専門家の方々に展望を述べていただきました。近未来の小児科医は子どもたちのために何ができるのか、読者の皆様と一緒に考えてみたいと思います。
臨床雑誌外科 Vol.85 No.1
2023年1月号
消化管癌機能温存手術のすべて
消化管癌機能温存手術のすべて 1937年創刊。外科領域の月刊誌では、いちばん長い歴史と伝統を誇る。毎号特集形式で、外科領域全般にかかわるup to dateなテーマを選び最先端の情報を充実した執筆陣により分かりやすい内容で提供。一般外科医にとって必要な知識をテーマした連載が3~4篇、また投稿論文も多数掲載し、充実した誌面を構成。
月刊ナーシング Vol.42 No.12(2022年10月増刊号)
【特集】持参薬確認,処方変更で見逃さない! 薬と薬のキケンな関係
【特集】持参薬確認,処方変更で見逃さない! 薬と薬のキケンな関係 臨床現場でのさまざまな疑問や困ったことに、根拠と実践的な視点を織り込みながら、よりよい方法を示す看護総合雑誌。いま知りたい臨床の課題、これから看護で重要になるトピック、治療の根拠がわかる医学知識まで、臨床現場で使える基本・ワザ・コツを網羅。
胸部外科 Vol.75 No.13
2022年12月号
1948年創刊。常に最近の話題を満載した、わが国で最も長い歴史と伝統を持つ専門誌。心、肺、食道3領域の外科を含む商業医学雑誌として好評を得ている。複数の編集委員(主幹)による厳正な査読を経た投稿論文を主体とした構成。巻頭の「胸部外科の指針」は、投稿原稿の中から話題性、あるいは問題性のある論文を選定し、2人の討論者による誌上討論を行っている。胸部外科医にとって必須の特集テーマを年4回設定。また、「まい・てくにっく」、「1枚のシェーマ」、読み物として「胸部外科医の散歩道」を連載。
整形外科 Vol.73 No.13
2022年12月号
1950年創刊。整形外科領域でいちばんの伝統と読者を持つ専門誌。読者と常に対話しながら企画・編集していくという編集方針のもと、年間約180篇にのぼる論文を掲載。その内容は、オリジナル論文、教育研修講座、基礎領域の知識、肩の凝らない読み物、学会関連記事まで幅広く、整形外科医の日常に密着したさまざまな情報が、これ1冊で得られる。
臨床雑誌内科 Vol.130 No.6
2022年12月号
どうする!? 突然の感染症対応―外来患者も入院患者も
どうする!? 突然の感染症対応―外来患者も入院患者も 1958年創刊。日常診療に直結したテーマを、毎号"特集"として掲載。特集の内容は、実地医家にすぐに役立つように構成。座談会では、特集で話題になっているものを取り上げ、かつわかりやすく解説。
名市大ロボット消化器外科手術のすべて[Web動画付]
幅広くロボット支援手術を導入している名古屋市立大学消化器外科の経験をもとに食道癌・胃癌・直腸癌・肝癌・膵癌・ヘルニアなどの主要な消化器疾患に対するロボット支援手術に関する導入やセッティング,術式の流れやさまざまな工夫,助手のコツなどについて紹介.ロボット消化器外科手術を行うすべての医師にとって必携の1冊.
Dr.平岩 動画で直伝 子どもの発達障害 外来診療の工夫
発達障害が認知されるようになり,外来で子どもを診ている医師なら誰でも気になる子に遭遇するようになった.発達障害の第一人者 平岩幹男先生が,かかりつけ医に向けて,こだわり,忘れ物,けんか,偏食,学習障害,不登校など,困りごとを少しでも軽くする対応策を伝える.専門家として親子と一緒に悩んだ経験から得た,外来での言葉かけ,保護者への助言,福祉の利用は即実践できる.QRコードから,各テーマの内容を深掘りしたYouTube動画に簡単にリンク.
